JP3346093B2 - 分類処理装置 - Google Patents

分類処理装置

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JP3346093B2 JP10918795A JP10918795A JP3346093B2 JP 3346093 B2 JP3346093 B2 JP 3346093B2 JP 10918795 A JP10918795 A JP 10918795A JP 10918795 A JP10918795 A JP 10918795A JP 3346093 B2 JP3346093 B2 JP 3346093B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、伝票等の複数種類の物
品をその種類別に区分けする分類別処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば電気,ガス,電話等の複数種類の
伝票を多量に扱う業務において、それぞれの伝票をその
種類別に区分けして、該当する分類ボックスに収納する
場合、従来は、机の回りを取り囲む棚の形で分類ボック
スを配置し、机上に設けられた入力端末より操作者が分
類コードを入力すると、その分類入力に従って該当ボッ
クス上部(又は横)にランプが点灯し、操作者はこれを
目印に手で伝票をこのボックスに入れるようになってい
た。
【0003】また、この自動化を図ったものとして、分
類入力に従って該当ボックスまで伝票が搬送され、ボッ
クス内に収容されるものも知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
分類ボックスは、手作業により仕分けをすることを前提
としたものであり、操作者の手の届く範囲に多数の仕分
け棚を配置する関係上、机の回りを取り囲む形で、高さ
も操作者の目線より高く、大変目障りなものであった。
即ち、最近のオフィス環境にそぐわないものであった。
また、分類の際、ランプ表示によりその位置を明示する
構成となっているが、操作者の視野に入りきらず、点灯
ランプを探すために操作者は首を回す必要があり、場合
によっては、入れ間違いも発生していた。さらに、車椅
子等身障者の場合、手の届く範囲が限られ、分類数が限
られるという問題点もあった。
【0005】これらの問題点を解決するものとして、伝
票搬送機構を持った自動分類装置が用いられているが、
多種多用なサイズ及び紙厚が混在した伝票を分類するこ
とになるので、搬送路で用紙詰まりが発生し易く、また
この用紙詰まりをなるべく少なくする対策等で非常に高
価なものとなっている。
【0006】本発明の課題は、伝票等の複数種類の物品
をその種類別に区分けすることを、容易且つ正確に、ま
た安価に行えるようにすることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、各種
物品の分類処理制御を行う分類処理装置であって、当該
装置本体は、その本体上部に所定の厚みを持った収容部
が形成されると共に、その収容部の上面は上面パネルが
形成されるデスク形状をなし、上記上面パネル面の一部
には開口部が形成されると共に、その開口部位置にはそ
の開口部の開閉を行う開閉シャッタが設けられており、
当該装置本体の上部に形成される上記収容部内には、各
種物品を分類別に収納する分類収納スペースを複数有す
る分類収納部がその収容部内において移動制御可能に取
り付けられ、物品の分類の指定によりその指定分類に対
応する分類収納スペースを特定して、その分類収納スペ
ースが当該装置本体の上面パネルの一部に形成された上
記開口部の位置に移動するよう、当該装置本体の上記収
容部内において上記分類収納部を移動制御し、上記分類
収納スペースが上記開口部の位置に移動して停止した状
態において、その開口部に設けられた上記開閉シャッタ
を開閉制御する、ようにしたことを特徴とする。
【0008】
【0009】
【0010】
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
【実施例】以下、本発明の一実施例を、図1の(A)乃
至図5の(B)を参照して説明する。なお、以下の説明
においては、分類すべき物品が伝票の場合を例にして説
明する。
【0016】図1の(A)は一実施例の分類処理装置の
外観図である。
【0017】本実施例の分類処理装置10は、机形状を
なし、その天板(デスク面)12上に、伝票14の分類
を入力するための分類入力端末16、入力された分類を
表示するための分類表示部18、伝票14を立てて投入
するための伝票投入口20、当該装置10の状態を報知
するための緑ランプ22及び赤ランプ24が配されてい
る。この天板12の下には、伝票分類ボックス収納部2
6が設けられ、また、この天板12の一部は、図示矢印
A方向にスライド移動する伝票置台兼伝票取出テーブル
28として構成されている。
【0018】伝票分類ボックス収納部26内には、図1
の(B)及び(C)の透視図に示すように、円柱状で、
その径方向に仕切られた複数の分類収納スペース30A
を有する伝票分類ボックス30が収納されている。この
ように、伝票分類ボックス30を机の天板12下に置く
ことで、省スペース化と操作性を両立させている。
【0019】なお、上記分類入力端末16から入力され
る分類としては、この伝票分類ボックス30の分類収納
スペース30Aを選択するための分類収納スペース番号
(もしくは、分類収納スペース番号と関連付けられた分
類コード等)である。分類表示部18は、入力された分
類収納スペース番号(又は、分類コードや伝票種類名)
の他に、エラー発生時には、その説明を表示する。ま
た、上記伝票置台兼伝票取出テーブル28は、分類終了
後、分類された伝票14を伝票分類ボックス30から取
り出すための「ふた」である。
【0020】上記伝票分類ボックス30は、同様に伝票
分類ボックス収納部26内に収納されたモータ32によ
って図示矢印Bに示すように回転移動され、また、電磁
ブレーキ34によりブレーキがかけられるようになって
いる。
【0021】また、伝票分類ボックス30の側面には、
各分類収納スペース30A毎にユニークなバーコード3
6が付されており、伝票投入口20に対応する位置に設
けられたバーコードリーダ38によってこのバーコード
36を読み取ることで、伝票分類ボックス30の回転
中、伝票投入口20に対する各分類収納スペース30A
の位置を識別できる。そして、伝票分類ボックス30の
各分類収納スペース30A側面にさらに設けられた位置
決めマーク40を停止位置センサ42により検出し、上
記モータ32及び電磁ブレーキ34を制御して、上記分
類入力端末16から入力された分類収納スペース番号に
相当する分類収納スペース30Aを正確に伝票投入口2
0の位置に合わせて停止させるようになっている。
【0022】また、伝票投入口20と伝票分類ボックス
30との間には、投入口シャッタ44が設けられ、伝票
分類ボックス30の回転中、伝票投入口20を閉じ、誤
った分類収納スペース30Aへ伝票14が入ることを防
ぎ、また、手を入れた場合の危険を防止することができ
る。なお、特に図示はしていないが、このシャッタ44
近傍には遮断センサが設けられており、これにより伝票
14の通過が検出できるようになっている。そして、伝
票14が通過したとき時は上記緑ランプ22が点灯し投
入OKを報知し、シャッタ44閉鎖時又は伝票詰まり時
には赤ランプ24が点灯する。
【0023】図2は、このような分類処理装置10のブ
ロック構成図であり、この分類処理装置10は、メイン
CPU46と、制御CPU48との、2つのCPUを有
している。
【0024】メインCPU46は、上記分類入力端末1
6から入力される分類コードをキー制御インタフェース
(I/F)50を介して受け取り、これをメモリ52に
記憶されている伝票種テーブルを参照してを伝票分類ボ
ックス30の分類収納スペース30Aを特定するための
分類収納スペース番号に変換し、I/F制御部54を介
して制御CPU48に出力すると共に、表示制御I/F
56を介して上記分類表示部18に分類収納スペース番
号やエラーメッセージ等を表示する。また、外部I/F
58を介して、外部ホストコンピュータやプリンタ等に
接続される。
【0025】制御CPU48は、メインCPU46から
渡された分類収納スペース番号をメモリ60に記憶す
る。このメモリ60には、その他、各分類収納スペース
30Aのユニークなバーコードの内容や、制御プログラ
ム等が記憶されている。制御CPU48は、このメモリ
60に記憶された分類収納スペース番号、バーコードリ
ーダ制御部62から与えられる上記バーコードリーダ3
8の読み取り信号、停止位置センサ制御部64から与え
られる上記停止位置センサ42の検出信号、及び遮断セ
ンサ制御部66から与えられる遮断センサ68の検出信
号に基づいて、モータ制御部70及びブレーキ制御部7
2により上記モータ32及び電磁ブレーキ34を駆動制
御し、またランプ,シャッタ制御部74により上記緑ラ
ンプ22,赤ランプ24,及びシャッタ44を駆動制御
する。
【0026】なお、停止位置センサ42は、発光ダイオ
ード(LED)42Aとホトトランジスタ42Bより構
成され、位置決めマーク40は例えば反射板により構成
される。同様に、遮断センサ68も、LED68Aとホ
トトランジスタ68Bより構成される。ただしこの場合
は、それらの間を投入された伝票14が通過するよう
に、LED68Aとホトトランジスタ68Bの間に間隔
を持たせて配置されている。
【0027】なお、電源部76によって、各部に電源が
供給されている。
【0028】以下、このような構成における動作を、図
3及び図4に示す一連のフローチャートに従って説明す
る。
【0029】まず、メインCPU46は、キー制御I/
F50を介して分類入力端末16からの分類入力もしく
は終了入力を受け付ける(ステップS1)。そして、分
類入力端末16からキー入力があると、それが終了入力
であるかどうか判断し(ステップS2)、そうであれば
処理を終了するが、そうでなければ、つまり分類入力で
あれば、次に、分類入力端末16からの分類コードの入
力を受け付け(ステップS3)、さらに枚数(件数)の
入力を受け付ける(ステップS4)。これら分類コード
及び件数が入力されたならば、入力された分類コードに
対応する伝票種名を、メモリ52の不図示の伝票種テー
ブルから検索し(ステップS5)、表示制御I/F56
を介して分類表示部18に、それら分類コード、伝票種
名、及び件数を表示する(ステップS6)。
【0030】その後、分類入力端末16からの実行キー
入力を受け付け(ステップS7)、実行キーが入力され
たならば、次に、図5の(A)に示すように、分類コー
ドと件数と日付とを対応づけて、メモリ52の伝票履歴
メモリ52Aに記憶する(ステップS8)。そして、分
類コードを伝票分類ボックス30の分類収納スペース3
0Aを特定する分類収納スペース番号に変換し、それを
I/F制御部54を介して制御CPU48に転送する
(ステップS9)。
【0031】この分類収納スペース番号を受けた制御C
PU48は、それをメモリ60に記憶した後、モータ制
御部70によりモータ32をオンする(ステップS1
0)。これにより、伝票分類ボックス30が回転し(ス
テップS11)、各分類収納スペース30Aに付された
ユニークなバーコード36がバーコードリーダ38によ
って読み取られ、その内容がバーコードリーダ制御部6
2より入力される(ステップS12)。
【0032】そこで、制御CPU48は、入力されたバ
ーコード読み取り結果が、メモリ60に記憶した分類収
納スペース番号と等しいかどうか判断し(ステップS1
3)、等しくなければ上記ステップS11に戻って、次
の分類収納スペース30Aに付されたバーコード36の
読み取りを行う。
【0033】そして、メモリ60に記憶した分類収納ス
ペース番号と等しいバーコード36が読み取られると、
制御CPU48は、ブレーキ制御部72により電磁ブレ
ーキ34をオンし(ステップS14)、停止位置センサ
制御部64によって停止位置センサ42を駆動して、即
ち、LED42Aを発光させて位置決めマーク40から
の反射光のホトトランジスタ42Bでの検出を開始する
(ステップS15)。そして、この停止位置センサ42
の読み取り結果が停止位置となると、つまりホトトラン
ジスタ42Bで反射光を検出したならば(ステップS1
6)、モータ制御部70によりモータ32をオフし(ス
テップS17)、ランプ,シャッタ制御部74によっ
て、緑ランプ22を点灯すると共に(ステップS1
8)、投入口シャッタ44を開ける(ステップS1
9)。
【0034】その後、遮断センサ制御部66によって遮
断センサ68を駆動して、即ち、LED68Aを発光さ
せてホトトランジスタ68Bでの検出を開始する(ステ
ップS20)。そして、この遮断センサ68の読み取り
結果が伝票14の通過あり、つまり伝票14によりLE
D68Aからの光が遮られて一時的にホトトランジスタ
68Bの出力がロウとなり直ちにハイとなるような正常
な読み取り結果がえられたならば(ステップS21)、
制御CPU48は、ランプ,シャッタ制御部74によっ
て、赤ランプ24を点灯し(ステップS22)、投入口
シャッタ44を閉じて(ステップS23)、ブレーキ制
御部72により電磁ブレーキ34をオフする(ステップ
S24)。その後、I/F制御部54を介して、メイン
CPU46に完了通知を行う(ステップS25)。
【0035】メインCPU46は、この完了通知を受け
て、上記ステップS1の動作から上記の動作を繰り返
す。
【0036】一方、上記ステップS21において、遮断
センサ68の読み取り結果が伝票づまり、つまり伝票1
4によりLED68Aからの光が遮られ、ホトトランジ
スタ68Bの出力が所定時間以上ロウのままとなってい
る場合には、制御CPU48は、ランプ,シャッタ制御
部74によって、赤ランプ24を点灯した後(ステップ
S26)、I/F制御部54を介して、メインCPU4
6にエラー通知を行う(ステップS27)。
【0037】メインCPU46は、このエラー通知を受
けて、例えば表示制御部56を介して分類表示部18に
エラーメッセージ等を表示し、伝票投入口20と伝票分
類ボックス30の間に詰まった伝票14を取り除くこと
を操作者に促す。
【0038】また、図5の(B)は、メインCPU46
で実行される伝票履歴印刷動作のフローチャートであ
る。
【0039】即ち、分類入力端末16より伝票履歴印刷
が指示されると、図5の(A)に示すように、メモリ5
2の伝票履歴メモリ52Aから分類コード及び日付をキ
ーとして、件数をメモリ52の集計レコードメモリ52
B上に集計する(ステップS31)。そして、この集計
レコードメモリ52Bに記憶された集計レコードを分類
コード及び日付順にソートし(ステップS32)、結果
として得られたソート済集計レコードを、外部I/G5
8を介してプリンタに転送し、印字する(ステップS3
3)。
【0040】以上のように、本実施例では、伝票分類ボ
ックス30を移動して伝票14を仕分ける方式としたた
め、伝票14が搬送中にジャムを起こすことがなく、ま
た円形回転型のボックスとしたため、操作者が手を大き
く伸ばしたり、あちらこちら違うボックスに伝票を入れ
る必要がなくなり、1箇所の伝票投入口20に伝票14
を入れるだけで良く、操作性の向上と仕分けの間違いを
防止できるようになる。
【0041】また、自動分類器でありながら、機構が簡
単にできる。
【0042】なお、上記の構成では、円形の伝票分類ボ
ックス30を1段構成としたが、これを2段以上の構成
とすることもできる。この場合は、最下段のボックス以
外の各段のボックスにおいて、1つの分類収納スペース
の底を抜いておき、伝票投入口20から投入された伝票
14がこの底の抜かれた分類収納スペースを通過してよ
り下段のボックスに分類投入可能とする。また、各段の
分類収納スペースに投入された伝票14を取出すため
に、各段のボックスを引き出し式に、手前に移動できる
ように構成する。
【0043】また、上記の構成では、各分類収納スペー
ス30Aは互い固定されているが、各分類収納スペース
30Aをそれぞれ取り外し可能とすれば、各分類収納ス
ペース30Aを保管ファイルとして使用することができ
る。この場合、各分類収納スペース30Aに付したバー
コード36を全てユニークにしておくことで、分類処理
装置10は、この分類収納スペース30Aの組換えを自
動認識できる。
【0044】さらに、上記の構成では、伝票分類ボック
ス30を円柱状に構成したが、四角形の箱状の分類収納
スペースを縦横に配置した構成とし、これを水平方向に
移動させることで位置合わせをするようにしても良い。
【0045】また、上記円柱型の伝票分類ボックス30
を、天板12と水平に配する代わりに、垂直に配置して
も良い。この場合、伝票投入口を円周面に作り、下に向
いた時に、伝票が落ちないように、分類収納スペース毎
に観音開きのシャッタを設ける。そして、伝票投入時
に、同様に観音開きの投入口シャッタによりこの分類収
納スペースのシャッタを押し開く機構とする。また、バ
ーコード36及び位置決めマーク40は、側面(円柱の
底面)に付ける。
【0046】このように、伝票分類ボックスを縦型にす
ることにより、占有面積を少なくできる。
【0047】なお、このような縦型の伝票分類ボックス
を複数並べても良い。この場合は、それぞれに対応して
設けられた投入口シャッタを制御して、1つだけが開く
ようにし、開いている投入口をランプで示すようにする
ことで、誤投入を防止できる。
【0048】また、このような縦型の伝票分類ボックス
とした場合、各分類収納スペースの開口部が常に上を向
くような構造としても良い。即ち、観覧車のように、常
に上部が上を向いたまま回転するように構成する。
【0049】このような構成とすれば、各分類収納スペ
ースにシャッタを設ける必要がなくなる。
【0050】以上述べたように、従来の分類ボックス
が、伝票を移動して分類しようとしていたために各種の
不具合が発生していたことに着眼し、本発明では、伝票
分類ボックス(分類収納スペース)の方を移動して分類
することで、「手が届かない」、「自動搬送で用紙ジャ
ムが多い」、等の多くの問題点を根本的に解決できる。
【0051】また、伝票分類ボックスの移動方法とし
て、伝票分類ボックスを円柱状に形成し、それに放射状
の仕切りをした分類収納スペースを配置し、回転させる
方式を取ったため、機構が簡略化できる。
【0052】この場合、最下段以外の各段の1つの分類
収納スペースの底を抜くことで、複数の円柱型伝票分類
ボックスを重ねて配置することが可能となり、分類数を
増やすことができる。
【0053】また、分類収納スペースの識別方法とし
て、バーコードリーダと、例えばシールに印刷したバー
コードを使用するようにしているので、分類収納スペー
スの組換えや分類変更に対応可能となる。
【0054】この場合、分類収納スペースを取り外し可
能とし、伝票保管ボックスとしてそのまま使用可能であ
る。そして、その取り替えは、バーコードリーダで自動
認識できる。
【0055】また、縦型円柱状伝票分類ボックスとし、
分類収納スペースを観覧車型とすることで、分類物の天
地を変えずに分類できる。
【0056】さらに、伝票分類ボックスの停止位置の制
御に、停止位置センサ(実施例では、反射型LED/ホ
トトランジスタと反射板の組み合わせ)と、電磁ブレー
キを組み合わせて使用することで、高価な、高トルクタ
イミングモータの代わりに、安価な、ACモータを使用
して正確な位置決めを可能としている。
【0057】また、伝票投入口に、シャッタと遮断セン
サを設けることで、誤投入防止と危険防止を実現可能と
している。
【0058】
【発明の効果】本発明によれば、各種物品の分類制御を
行う分類処理装置の装置本体内に、各種物品を分類別に
収納する分類収納部をその装置本体内の収容部内におい
て移動制御可能に取り付けたので、この分類処理装置に
より各種物品の分類制御と収納とを共に行える。またそ
の装置本体の一部には上記分類収納部への開口部が形成
され、且つその開口部には開閉シャッタが設けられる
が、上記分類収納部内の1つの分類収納スペースが上記
開口部の位置に移動して停止した状態で上記開閉シャッ
タの開閉制御が行われるようにしたので、上記分類収納
部内の分類収納スペースへの物品の投入を装置本体の一
部に形成される開口部を介して行う際は、その分類収納
部が当該装置本体内で停止した状態で行えることにな
り、その開口部を介した物品の投入などを安全な状態で
行うことができる。
【0059】
【0060】
【0061】
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は実施例の外観を示す図であり、(B)
及び(C)はそれぞれ透視図である。
【図2】実施例のブロック構成図である。
【図3】実施例の動作を説明するためのフローチャート
の前半部分を示す図である。
【図4】実施例の動作を説明するためのフローチャート
の後半部分を示す図である。
【図5】(A)は伝票履歴メモリ及び集計レコードメモ
リの記憶構造を示す図であり、(B)は伝票履歴印刷動
作のフローチャートである。
【符号の説明】
10…分類処理装置、12…天板(デスク面)、14…
伝票、16…分類入力端末、18…分類表示部、20…
伝票投入口、22…緑ランプ、24…赤ランプ、26…
伝票分類ボックス収納部、28…伝票置台兼伝票取出テ
ーブル、30…伝票分類ボックス、30A…分類収納ス
ペース、32…モータ、34…電磁ブレーキ、36…バ
ーコード、38…バーコードリーダ、40…位置決めマ
ーク、42…停止位置センサ、42A…発光ダイオード
(LED)、42B…ホトトランジスタ、44…投入口
シャッタ、46…メインCPU、48…制御CPU、5
0…キー制御インタフェース(I/F)、52…メモ
リ、52A…伝票履歴メモリ、52B…集計レコードメ
モリ、54…I/F制御部、56…表示制御I/F、5
8…外部I/F、60…メモリ、62…バーコードリー
ダ制御部、64…停止位置センサ制御部、66…遮断セ
ンサ制御部、68…遮断センサ、68A…LED、68
B…ホトトランジスタ、70…モータ制御部、72…ブ
レーキ制御部、74…ランプ,シャッタ制御部、76…
電源部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各種物品の分類処理制御を行う分類処理
    装置であって、 当該装置本体は、その本体上部に所定の厚みを持った収
    納部が形成されると共に、その収納部の上面は上面パネ
    ルが形成されるデスク形状をなし、 上記上面パネル面の一部には開口部が形成されると共
    に、その開口部位置にはその開口部の開閉を行う開閉シ
    ャッタが設けられており、 当該装置本体の上部に形成される上記収納部内には、各
    種物品を分類別に収納する分類収納スペースを複数有す
    る分類収納部がその収納部内において移動制御可能に取
    り付けられ、 物品の分類の指定によりその指定分類に対応する分類収
    納スペースを特定して、その分類収納スペースが当該装
    置本体の上面パネルの一部に形成された上記開口部の位
    置に移動するよう、当該装置本体の上記収納部内におい
    て上記分類収納部を移動制御し、 上記分類収納スペースが上記開口部の位置に移動して停
    止した状態において、その開口部に設けられた上記開閉
    シャッタを開閉制御する、 ようにしたことを特徴とする分類処理装置。
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