JP2608776B2 - 自動塗装装置 - Google Patents

自動塗装装置

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JP2608776B2
JP2608776B2 JP1016870A JP1687089A JP2608776B2 JP 2608776 B2 JP2608776 B2 JP 2608776B2 JP 1016870 A JP1016870 A JP 1016870A JP 1687089 A JP1687089 A JP 1687089A JP 2608776 B2 JP2608776 B2 JP 2608776B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は塗料流の噴出パターンを空気流により制御す
るようにした塗装用スプレイガンに関する。
従来の技術及び発明が解決しようとする問題点 従来の塗装用スプレイガンは、塗料噴出口の左右両側
に1個ずつの空気噴出口を設けて塗料流を空気流により
両側から挟みつけるようにすることにより、塗料流を偏
平な扇形のパターンにして広い幅にわたつて均一に塗装
するようにしたものが一般的であるが、左右両側の空気
噴出口は共通の開閉弁を通して加圧空気供給源に接続さ
れていたため、噴出と停止を両側同時に制御し、また、
噴出量を制御する場合でも両側が同一量のままその大小
を制御し得るだけであり、このため、塗料流のパターン
は常に左右対称であつた。
そこで、角形等の奥行のある被塗装物をコンベアで搬
送しつつ塗装する場合には、正面を塗装するスプレイガ
ンの他に左右の側面を塗装するために予め斜め方向を向
けた2個のスプレイガンを設置する方法や、被塗装物を
90゜ずつ回転させながら塗装する方法が採用されていた
が、多数のスプレイガンを設置すると設備が大掛かりと
なり、また、被塗装物を回転させるには被塗装物の搬送
間隔が大きくなつて能率が低下する欠点があつた。な
お、スプレイガンの方向を上下左右に変更することがで
きるガンヘツドを用いれば1つのガンで多面を塗装可能
であるが、ガン重量が大きくなり設備費が高い欠点があ
り、また、ガン角度変更に時間を要し、スプレイタイミ
ングに合致せず、実用化されていない。
一方、静電塗装においては塗料の回り込みによつて側
面も塗装可能であるが、正面と同一の膜厚に塗装するこ
とは不可能である。
問題点を解決するための手段 本発明の第1の発明はこのような問題点を解決するた
めの手段として、塗料噴出口の周りに形成した複数個の
空気噴出口から噴出する空気流によつて塗料流の噴出パ
ターンを制御するようにするとともに複数個の空気噴出
口を各別の開閉弁を介して加圧空気供給源に接続した塗
装用スプレイガンと、一方向に搬送される被塗装物の形
状を検知する形状認識装置と、その形状認識装置の検知
結果に従つて塗装用スプレイガンの空気噴出口の開閉を
制御する制御装置とからなる構成とし、また、第2の発
明は、前記塗装用スプレイガンが被塗装物の搬送方向と
直角方向に往復運動するようになつている構成とした。
発明の作用及び効果 本発明は上記構成により、第1の発明は、被塗物の形
状の変化に対応して各開閉弁を別々に開閉することによ
つて、塗料流の噴出方向を任意にかつ迅速に偏向させる
ことができるから、例えば角形の被塗装物が右から左へ
搬送されて来る場合には、まず、スプレイガンの塗料流
の噴出方向を右側に偏向させることにより搬送方向の前
面を斜め方向から塗装し、次いで、噴出方向を真直にし
て正面を塗装し、最後に、左側へ偏向させて搬送方向後
面を斜め方向から塗装することができるのであつて、一
個のスプレイガンで、ガン自体の方向を変えることな
く、正面と左右の側面等を均一に塗装することができ、
また、第2の発明は、搬送方向と直角な方向に長い被塗
装物を均一に塗装できる効果がある。
実施例 以下、本発明をエアスプレイガンに適用した一実施例
を添付図面に基いて説明する。
図において、1はガン本体であつて、先端の中央部に
塗料供給路2が形成され、その先端に塗料ノズル3が螺
着されており、この塗料ノズル3は先端の塗料吐出口5
と内側の弁座4とを備え、ガン本体1を貫通して塗料供
給路2の中心に挿通された弁杆6の先端に形成された針
弁7が弁座4に接離可能に対応して開閉弁8が構成され
ており、ガン本体1の後端に螺着されたシリンダ9に摺
動自由に嵌入されたピストン10に弁杆6の後端が連結さ
れ、第1の加圧空気供給口11からシリンダ9内に加圧空
気が供給されるとピストン10が閉止用のスプリング12の
弾力に抗して弁杆6とともに後退して開閉弁8が開弁
し、塗料供給口13から低圧で圧送された塗料が塗料供給
路2を通つて先端の吐出口5から吐出するようになつて
いる。ガン本体1の先端にはノズルキヤツプ13がハブナ
ツト14により固定されており、このノズルキヤツプ13は
塗料ノズル3の周りに霧化用空気の供給路15を構成し、
第2の加圧空気供給口16から供給された加圧空気がこの
供給路15を通り、塗料噴出口5の周りに形成された4個
の霧化用空気噴出口25から噴出して吐出口5から吐出さ
れる塗料と混り合い、これを霧状にして噴出させるよう
になつている。
ノズルキヤツプ13の前面の外周部には、上下及び左右
に合計4個の角部17が90゜間隔で突成され、夫々の対応
面には塗料吐出口5の中心線の延長上の一点を斜め方向
から指向するパターン制御用の加圧空気噴出口18が形成
されており、これらの噴出口18はノズルキヤツプ13及び
ガン本体1に形成された空気供給路19を通して、ガン本
体1の外周に90゜間隔で装着された4個の電磁開閉弁20
に各別に接続され、これらの電磁開閉弁20はソレノイド
21の励磁によりプランジヤ22が閉止用のスプリング23の
弾力に抗して後退すると開弁し、第3の加圧空気供給口
24から供給された加圧空気が空気供給路19を通つてパタ
ーン制御用の加圧空気噴出口18から噴出するようになつ
ており、各電磁開閉弁20は各別に作動して対応する噴出
口18からの加圧空気の噴出と停止を各別に制御するよう
になつていて、霧化用空気噴出口25から噴出する加圧空
気に混つて霧化されて噴出する塗料流に向つて噴出口18
から加圧空気を吹き付けることにより、塗料流の噴出方
向をその噴出口18と反対方向に偏向させるようになつて
いる。ここで、1つの実験例を挙げると、パターン制御
用空気圧を3.0kgf/cm2として電磁開閉弁20を各個別に開
いたところ塗料流の偏向角は22゜であり、この場合にも
塗料の微粒化は十分に行なわれ、しかも、偏向方向の切
換えが極めて迅速に行なわれて、実用化し得ることが確
認された。なお、電磁開閉弁20はガン本体1と別体にし
てもよい。
次に、本実施例のスプレイガンの使用例について説明
すると、まず、第4図に示すように、このスプレイガン
aを図示しないレシプロケータに取付けて上下動するよ
うにしておき、多数の発光素子26と受光素子27を対設し
た形状認識装置28が制御装置29に入力され、演算処理さ
れた出力がスプレイガンaの各電磁弁20に入力されるよ
うになつていて、被塗装物の角部、平面部、上下部等を
形状認識装置28により検知し、検知位置からガン位置ま
での距離は走行コンベアのパルス信号等によつて計算
し、被塗装物の適宜位置にガンが合致したとき左右、上
下の偏向スプレイと標準スプレイが実施されかつその切
換えが自動的に行なわれるものであつて、例えば角形の
被塗装物bの搬送方向前面がスプレイガンaの前方に接
近したとき、塗料の噴出が開始すると同時に、上下左右
合計4個のパターン制御用の加圧空気噴出口18のうち左
側の噴出口18に連なる電磁開閉弁20のみが開弁し、他の
3個の電磁開閉弁20が閉弁していると、同図の(I)に
示すように塗料流cは左側の噴出口18から噴出する加圧
空気によつて右側へ偏向し、被塗装物bの搬送方向前面
に塗料が斜めに前方から吹き付けられて塗装が施され、
次いで、同図の(II)に示すように被塗装物bの正面が
スプレイガンaの前方に来ると全ての電磁開閉弁20が閉
弁して塗料流cは円形のパターンで吹き付けられ、さら
に、同図の(III)に示すように、被塗装物bの搬送方
向後端がスプレイガンaの前方に達すると右側の噴出口
18に連なる電磁開閉弁のみが開弁してその噴出口18から
噴出する加圧空気によつて塗料流cは左側へ偏向して被
塗装物bの搬送方向後面に吹き付けられ、また、スプレ
イガンaの上下方向のストロークの上端においては上側
の噴出口18に連なる電磁開閉弁20のみが開弁して塗料流
cが下向きに偏向することにより被塗装物bの上面に吹
き付けられ、ストロークの下端においては逆に上向きに
偏向して下面に吹き付けられるようになつている。
次に、第5図に示すようにハンガdにより吊り下げら
れて紙面と垂直な方向へ搬送される被塗装物eの大きな
凹凸面に対し、図示しないレシプロケータに取付けられ
た1個のスプレイガンaが上下動しつつ塗料を噴射して
塗装を施す場合には、スプレイガンaが下方へ動くとき
に上側のパターン制御用の加圧空気噴出口18のみから加
圧空気を噴出させて塗料流cを下向きに偏向させ、上方
へ動くときは下側の噴出口18から加圧空気を噴出させて
塗料流cを上向きに偏向させることにより、被塗装物e
の凹凸の側面に斜め上方または下方から塗料が吹き付け
られて頂面や底面と略同一の膜厚で塗装が施される。
本発明は静電塗装用スプレイガン及びエアレススプレ
イガンにも適用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のスプレイガンの断面図、第
2図はその正面図、第3図は第1図A−A線断面図、第
4図は本発明のスプレイガンの使用方法の一例を示す平
面図、第5図は他の使用例を示す側面図である。 1:ガン本体、2:塗料供給路、3:塗料ノズル、5:塗料吐出
口、6:弁杆、7:針弁、8:開閉弁、9:シリンダ、10:ピス
トン、13:ノズルキヤツプ、15:霧化用加圧空気供給路、
18:パターン制御用加圧空気噴出口、19:パターン制御用
加圧空気供給路、20:電磁開閉弁、25:霧化用加圧空気供
給路

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】塗料噴出口の周りに形成した複数個の空気
    噴出口から噴出する空気流によつて塗料流の噴出パター
    ンを制御するようにするとともに前記複数個の空気噴出
    口を各別の開閉弁を介して加圧空気供給源に接続した塗
    装用スプレイガンと、一方向に搬送される被塗装物の形
    状を検知する形状認識装置と、該形状認識装置の検知結
    果に従つて前記塗装用スプレイガンの前記空気噴出口の
    開閉を制御する制御装置とからなる自動塗装装置
  2. 【請求項2】前記塗装用スプレイガンが被塗装物の搬送
    方向と直角方向に往復運動するようになつていることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載の自動塗装装置
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