JP2608103B2 - 回転ヘッド型記録装置 - Google Patents

回転ヘッド型記録装置

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えばヘリカルスキャン型のデジタルVTR
(ビデオテープレコーダ)に好適の回転ヘッド型記録装
置に関する。
〔従来の技術〕
従来、この種のディジタル記録装置において、広帯域
映像進号の記録を実現するために、磁気テープと回転ヘ
ッドの相対速度を可能な限り大きくし、回転ドラムに設
けられたヘッド数も複数としている。その相対速度を大
きくするにはドラム径を大きくする方法があるが、一般
には装置全体のコンパクト化のためにドラム径を小さく
し、そのドラムの回転数を高くして、複数ヘッドによる
セグメント記録を採用する傾向にある。
第13図は従来のデジタルVTRに用いられた回転ヘッド
の配置構成例を示す。
本図に示すように、ドラム1の周面に回転ヘッド2の
A〜Hを45゜間隔で配置し、ドラム1の周面に磁気テー
プ3を斜に巻付られた状態で走行するようにしているの
で、磁気テープ3には第14図に示すような斜めのトラッ
クが順次形成される。
〔発明が解決しようとする課題〕
第13図に示す従来のヘッド配置構成で、同一のテープ
に対してより長い時間の映像信号を記録再生する、所謂
長時間モードに対応する方法としては次のものが考えら
れる。
テープ送り速度を遅くする。
標準モードに対して、長時間モードにおけるテープ送
り速度を半速とした場合の記録トラックパターンを第15
図に示す。第14図は標準モードの場合であるので、第14
図と比較するとチャンネル当りの記録トラック幅は標準
の記録トラック幅Tpに対して1/2となり、その結果ヘッ
ド出力の低下を招き、かつトラックのリニアリティのず
れによる影響が大きくなってしまい互換上不利であると
いう欠点があった。
記録チャンネル数を切替る。
例えば、標準モードの4チャンネル記録に対して、テ
ープ送り速度を半速とし、かつ分割するチャンネル数を
1/2にへらして、2チャンネル記録とする。
しかしながら、上記従来例では記録するヘッドの選択
で、トラックピッチの連続性を求めると、隣接するトラ
ックのアジマスが同じくなってしまう。一方、隣接する
チャンネルが逆アジマスになるように記録ヘッドを選択
すると、第16図に示すようにトラックピッチの不連続が
発生するという欠点があった。
そこで、この発明の目的は、上述の欠点を除去し、長
時間記録モードにおいて、記録チャンネル数の削減を行
ない、標準及び長時間記録モードとも同じ記録トラック
幅で、なおかつ隣接チャンネルが逆アジマスとなり、さ
らに各チャンネルのトラックピッチの連続性を保つこと
のできる回転ヘッド型記録装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
かかる目的を達成するために、本発明は回転軸方向に
非可動の回転ヘッドと、変移手段により回転軸方向に可
動の回転ヘッドとを有し、ディジタル信号を記録媒体上
に記録するための回転ヘッド部と、記録モードの切換に
応じて、変移手段へ供給する制御信号を制御することに
より可動の回転ヘッドの回転軸方向の位置を変更するヘ
ッド位置変更手段と、記録モードの切換に応じて、回転
ヘッド部による記録チャンネル数を変更する記録チャン
ネル数変更手段と、記録モードの切換に応じて、記録媒
体の送り速度を変更する送り速度変更手段とを具備した
ことを特徴とする。
〔作 用〕
本発明は、上記構成により、ディジタル信号を複数の
回転ヘッドにより記録媒体上に記録するようにした記録
装置において、テープ送り速度が遅い記録モード時に一
部の回転ヘッドにのみ記録信号を供給するとともに、回
転軸方向に非可動の回転ヘッドと、制御信号の供給によ
り回転軸方向に変移するように変移手段を介して保持さ
れた回転ヘッドを有するヘッド構成で、変移手段により
可動の回転ヘッドの回転軸方向の位置制御を行なうよう
にしたので、記録トラックパターン上ではテープ速度の
速い記録モードと同じ記録トラック幅を確保し、かつ記
録トラックピッチの連続性を保たせることが可能とな
る。そのため、本発明によれば各記録モードで記録され
た信号の再生専用に個別のヘッドを搭載する必要がな
く、ヘッド数の削減および回路系の簡略化をすることが
できる。
〔実施例〕
以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明す
る。
第1図(A)は本発明の一実施例の回転ヘッドの配置
構成を示す。
本図に示すように、回転ドラム1の周面に、A〜Hの
8個の記録再生用磁気ヘッド(ヘッド)2がドラム中心
に対して45度の角度で等間隔に配置される。各ヘッドの
記録A〜Hの右側に付記した符号及びはヘッドアジ
マスの方向を示す。
4はこれらの回転ヘッドの中で、互いに180度離れた
2つの回転ヘッドDとHの高さ(回転軸方向の位
置)を変える圧電素子であり、制御電圧の印加により回
転軸方向にたわむように配置される。DとHの回転
ヘッドは、このような圧電素子4を介してドラム1上に
保持され、圧電素子4により長時間記録モードの際にヘ
ッドの高さが低くなる。
第1図(B)は第1図(A)の回転ヘッドと接続する
本発明の一実施例の回路構成を示す。
本図において、10は各フィールドのデジタル信号(デ
ジタル映像信号)を後述の記録モード信号に応じて、通
常記録モードでは8分割、長時間記録モードでは4分割
して出力する分割回路である。分割回路11から出力され
た信号は変調回路11、記録増幅器(アンプ)12を経て上
述の回転ヘッドA〜Hへ供給される。
13は通常記録モードと長時間記録モードのいずれか一
方を選択指定する記録モード指定スイッチであり、指定
されたモードを示す記録モード信号が分割回路10等へ供
給される。14は上述の圧電素子4を印加する制御電圧を
制御する圧電素子制御回路であり、入力する記録モード
信号が長時間記録モードを示す場合は圧電素子4を印加
してDとHの回転ヘッドの高さを通常モード時より
も低くする。また、15はテープ送りモータ16の速度を記
録モード信号に応じて制御するテープ送り速度制御回路
であり、入力する上述の記録モード信号が長時間記録モ
ードの場合はテープ送りモータ16の速度を通常記録モー
ド時の速度の1/2に減速する。
さらに、各ヘッド2のヘッド幅について説明すると、
A、Eのヘッドは記録トラック幅と同じヘッド幅で
あり、B、C、F、Gのヘッドは記録トラック
幅よりやや広めのヘッド幅を有する。また、D、H
のヘッドは制御電圧の印加によるテープ幅方向への変位
量誤差の最大値を△tとし、そのヘッド幅は記録トラッ
ク幅(Tp)+2△tとする。
次に、各モードにおけるそれぞれの記録動作について
説明する。
標準モード(標準時間記録モード) 標準モードでは全ヘッドを用いた1フィールド4チャ
ンネル記録を行なう。圧電素子制御回路14はD、H
のヘッドがY±tへシフトするように圧電素子4へ制御
電圧を供給する。この時の各ヘッドの相対高さを第2図
に示す。
以下、第3図〜第5図を用いて標準モード時の記録パ
ターンを説明する。
まず、Hのヘッドが磁気テープ3をトレースして記
録し、回転ヘッド取付角度に対してHヘッドと45度遅
れのAヘッドがHヘッドの記録トラックの下端を重
ね書きしながらトレースする(第3図参照)。
次に、Hヘッドに対して90度遅れのBヘッドがH
ヘッドの記録トラックの上端を重ね書きしながらトレ
ースする(第4図参照)。以上のようにしてC、D
、E、F、Gヘッドの順に順次記録を行なう。
D、Hヘッドの圧電素子4による変位量誤差を吸
収し、記録トラックパターン上でトラックピッチの連続
性を保つ。第5図にこのときの記録トラックパターンを
示す。
長時間記録モード 長時間記録モードにおいては、テープ送り速度制御回
路15によりテープ送り速度を標準速度の1/2とし、分割
回路10での信号分割の割合を変えてA、H、E、
Dヘッドで記録を行なう1フィールド2チャンネル記
録とする。また、圧電素子制御回路14はD、Hヘッ
ドがY2±△tだけシフトするように圧電素子4へ制御電
圧を供給する。この時の各ヘッドの相対高さを第6図に
示す。但し、Y2<Y1とする。
以下、第7図〜第9図を用いて長時間記録モード時の
記録パターンを説明する。
第7図に示す様に、まずHヘッドが磁気テープ3の
トレースして記録して行くが、次のAヘッドがHヘ
ッドの記録トラックの下端を重ね書きしながらトレース
する。次に、Dヘッドが2トラック先をトレースして
記録する。
次に、第8図に示すようにDヘッドに対して45度遅
れたEヘッドがHヘッド記録のトラック上端とD
ヘッドの記録トラック下端をトレースしながら重ね書き
を行なう。以上のようにして記録されたトラックパター
ンを第9図に示す。
以上述べたように、標準モードと長時間記録モードの
切替に応じて、 (I)テープ送り速度の変更(標準速に対して長時間モ
ードは1/2のテープ送り速度) (II)記録ヘッド数の変更(標準1フィールド4チャン
ネルに対し長時間モードでは1フィールド2チャンネ
ル) (III)モードに応じた圧電素子への制御電圧の切替に
よるヘッド高さ変更 を行なうことにより、第5図および第9図に示すよう
に、記録トラックパターン上で標準モード及び長時間記
録モードとも同じ記録トラック幅Tpとなり、また隣接す
るアジマスが逆アジマスとなり、なおかつトラックピッ
チの連続性を保つことができる。
なお上述の回転ヘッドの回転数をn倍としてセグメン
ト記録再生を行う場合においても、第1図(A)のヘッ
ド構成で、記録トラック幅(Tp)から各チャンネルのヘ
ッド高さを設定することにより、上述の実施例と同様に
標準モード及び長時間記録再生モードとも同じ記録トラ
ック幅を確保し、なおかつ隣接するトラックが逆アジマ
スとなり、かつトラックピッチの連続性を保たせること
が可能となる。
第10図は本発明の他の実施例におけるヘッド配置構成
を示す。本実施例は回転ヘッド取付角度を20度毎にした
ものである。また、この配置のときの標準モード時の各
ヘッド2の高さを第11図に示し、長時間記録再生モード
時の各ヘッド2の高さを第12図に示す。本実施例でも第
1図の実施例と同様にヘッド取付角度θと記録トラック
幅Tpとから求めた回転ヘッド2の相対高さと、圧電素子
4による高さ制御を行なう回転ヘッドの相対高さの設定
によって、任意のヘッド取付角度の選択が可能であり、
得られる効果は第1図の実施例と同様である。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、ディジタル信
号を複数の回転ヘッドにより記録媒体上に記録するよう
にした記録装置において、テープ送り速度が遅い記録モ
ード時に一部の回転ヘッドにのみ記録信号を供給すると
ともに、回転軸方向に非可動の回転ヘッドと、制御信号
の供給により回転軸方向に変移するように変移手段を介
して保持された回転ヘッドを有するヘッド構成で、変移
手段により可動の回転ヘッドの回転軸方向の位置制御を
行なうようにしたので、記録トラックパターン上ではテ
ープ速度の速い記録モードと同じ記録トラック幅を確保
し、かつ記録トラックピッチの連続性を保たせることが
可能となる。そのため、本発明によれば各記録モードで
記録された信号の再生専用に個別のヘッドを搭載する必
要がなく、ヘッド数の削減および回路系の簡略化をする
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(A)は本発明の一実施例の回転ヘッドの配置構
成を示す平面図、 第1図(B)は本発明の一実施例の回路系の構成を示す
ブロック図、 第2図は第1図(A)の標準モード時に用いられる各ヘ
ッドの相対高さを示す図、 第3図、第4図および第5図はそれぞれの標準モード時
における磁気テープ上の記録パターンを示す図、 第6図は第1図(A)の長時間記録モード時に用いられ
る各ヘッドの相対高さを示す図、 第7図、第8図および第9図はそれぞれその長時間記録
モード時における磁気テープ上の記録パターンを示す
図、 第10図は本発明の他の実施例の回転ヘッドの配置構成を
示す平面図、 第11図は第10図の回転ヘッドの標準モード時における相
対高さを示す図、 第12図は第10図の回転ヘッドの長時間記録モード時の相
対高さを示す図、 第13図は従来装置での回転ヘッドの配置構成例を示す平
面図、 第14図は第13図の回転ヘッドを用いた従来の標準モード
時における磁気テープ上の記録パターンを示す図、 第15図および第16図は第13図の回転ヘッドを用いた従来
の長時間記録モード時における磁気テープ上の記録パタ
ーンを示す図である。 1……回転ドラム、 2……ヘッド、 3……磁気テープ、 4……圧電素子、 10……分割回路、 11……変調回路、 12……記録増幅器、 13……記録モード指定スイッチ、 14……圧電素子制御回路、 15……テープ送り速度制御回路、 16……テープ送りモータ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転軸方向に非可動の回転ヘッドと、変移
    手段により回転軸方向に可動の回転ヘッドとを有し、デ
    ィジタル信号を記録媒体上に記録するための回転ヘッド
    部と、 記録モードの切換に応じて、前記変移手段へ供給する制
    御信号を制御することにより前記可動の回転ヘッドの回
    転軸方向の位置を変更するヘッド位置変更手段と、 前記記録モードの切換に応じて、前記回転ヘッド部によ
    る記録チャンネル数を変更する記録チャンネル数変更手
    段と、 前記記録モードの切換に応じて、前記記録媒体の送り速
    度を変更する送り速度変更手段と を具備したことを特徴とする回転ヘッド型記録装置。
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