JP2607826Y2 - Rear bumper device for trucks, etc. - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 【０００１】 【産業上の利用分野】本考案は、ダンプ、トラック等の
大型車輛において、後方からの追突による自動車等の突
入を防止するリアバンパを備えたリアバンパ装置に関す
るものである。 【０００２】 【従来の技術】大型車輛においては、後方からの追突に
よる自動車等の突入防止を図るために、後部シャーシに
設けたバンパステーにリアバンパを取付けた構造のリア
バンパ装置を設置することが義務付けられている。この
ようなリアバンパ装置においては、リアバンパの取付け
位置を固定してしまうと、荷台の傾動時に、荷台とリア
バンパとが干渉を生じるおそれがあるため、後部シャー
シにバンパステーを回動可能に枢支して、荷台の傾動時
に、リアバンパを下方退避位置へと退避させる構造が採
用されている（例えば、特開昭５２−６２８３９号参
照）。 【０００３】ところで近年、リアバンパの取付け位置が
従前に比べて後方で、かつ低位置になるように、リアバ
ンパの取付け基準が改定された。この結果、悪路走行時
にリアバンパが地面と干渉したり、あるいは荷台への荷
物の上げ降ろし時に、リアバンパの位置が低すぎて作業
の邪魔になるという不具合が生じてきた。そこで本出願
人は、このような不具合を解消すべく、以下のような提
案を行っている。まず第１には、特開平６−１７１４４
４号である。これは、一対のバンパステーを用いてリン
ク機構を構成して、リアバンパを走行位置と、上方退避
位置との間で移動可能とし、走行位置にリアバンパを固
定するための固定用のピンを抜き差し可能に設けたリア
バンパ装置で、バンパステーの回動及びピンの抜き差し
を動力を用いて行うものである。これは、バンパステー
にピンを差し込めばバンパステーが走行位置に固定さ
れ、逆にピンを抜けばリアバンパを移動させて邪魔にな
らない上方退避位置へ退避させるというものである。 【０００４】また、特開平６−２１１０９３号では、バ
ンパステーの固定にピンを用いることによる機構の複雑
さ、及び取扱いの煩雑さを改善するため、三角形状とし
た複数のバンパステーに支持されたリアバンパから成る
リアバンパ装置とし、ピンをなくしたバンパステーだけ
によるリンク機構で上記と同様な機能を達成している。
前記三角形状のバンパステーは、これに連結したロック
アームを荷台等に係止することで簡単に固定することが
できる。 【０００５】さらに、バンパステーを固定する目的がリ
アバンパを所定位置へ配置することであることに鑑み、
特開平６−３０５３８０号では、回動可能に軸支したリ
アバンパの回動範囲内にストッパを設けたリアバンパ装
置を提案し、これにより機構の簡素化を図っている。 【０００６】ところでアスファルトフィニッシャに対し
て、アスファルトを搬送、供給する作業においては、上
記リアバンパを上方退避位置に位置させたままで、ダン
プ等の荷台を傾動させる必要があるが、上記各出願に係
るリアバンパ装置においては、傾動する荷台とリアバン
パとが干渉してしまうので、荷台を傾動させる度毎にリ
アバンパを回動して下方の走行位置へと移動させる手間
が必要となり不便であるとの欠点がある。そこで、実開
平７−１９０１８号では、リアバンパを支持するバンパ
ステーを分割して屈曲可能とし、このバンパステーに屈
曲後の復帰手段を設けたのである。これにより、リアバ
ンパが上方待避位置にあっても、リアバンパと傾斜する
荷台とが干渉することがなくなったのである。 【０００７】 【考案が解決しようとする課題】上記のリアバンパ装置
のうち、最後に示した実開平７−１９０１８号のリアバ
ンパ装置は、確かに機能的には優れているのであるが、
バンパステーを屈曲可能として復帰手段を設けたため
に、これまで簡素化を図ってきたリアバンパ装置の構造
が再び複雑になってしまうという問題があった。また、
バンパステーが屈曲可能であるために、リアバンパが本
来有する基本的な後方からの追突による衝撃を緩和する
機能が、十分に得られない状況も考えられるために、こ
の点についての改良も必要となった。 【０００８】この考案は上記した従来の欠点を解決する
ためになされたものであって、その目的は、リアバンパ
を走行位置と上方退避位置との間で回動可能としながら
も、追突による自動車等の突入を防止する機能を確実に
発揮でき、しかもその構造が簡素でその取扱いを容易に
行うことができるリアバンパ装置を提供することにあ
る。また、リアバンパが上方退避位置に位置する場合で
あっても、傾動する荷台がリアバンパと干渉するのを防
止できるリアバンパ装置を提供することもこの考案の目
的である。 【０００９】 【課題を解決するための手段】そこで請求項１のリアバ
ンパ装置においては、車輛のシャーシ後部に回動可能に
枢支したバンパステー１にリアバンパ２を取付けて成る
リアバンパ装置において、上記バンパステー１を上方に
回動させて上記リアバンパ２を荷台３に近接した上方退
避位置へと移動させる回動手段を設け、さらに上記回動
手段は、エアシリンダ４から成ると共に、当該エアシリ
ンダ４は、上記リアバンパ２が上方退避位置に位置する
状態において荷台３が傾動した場合に、荷台３の傾動に
よって上記バンパステー１が下方へと押されて回動する
ことを許容するように設けられて いることを特徴として
いる。このように、請求項１のリアバンパ装置によれ
ば、バンパステーを屈曲構造とはしていないために、後
方からの衝突による自動車等の突入を防止する能力を十
分に維持し、かつ必要に応じてリアバンパを上方へ待避
させる機能も持っているので、およそ要求されるリアバ
ンパの能力をすべて兼備できるようになり、極めて性能
がよいリアバンパ装置を、簡単な構造で、かつ安価に提
供できる。また、リアバンパが上方退避位置に位置する
場合であっても、傾動する荷台がリアバンパと干渉する
のを防止できる。 【００１０】 【実施例】以下、図を参照しながら、本考案の実施例に
ついて説明する。図１は第１実施例の構造を表した側面
図、図２は傾動可能な荷台が傾動した状態を表した同側
面図である。第１実施例は、このＬ字形のバンパステー
１の曲折部から突設した補助ステー１１に、空気圧で作
動するシリンダ４（エアシリンダ）の下端を軸着し、シ
ャーシ７に軸着した補助アーム５に前記シリンダ４の上
端を軸着したリアバンパ装置である。バンパステー１
は、ストッパ１２により下方への回動量を制限されてい
る。 【００１１】シリンダ４は、図１に見られるように、補
助ステー１１と補助アーム５とそれぞれと形成する角度
が狭角になるように連結してあり、傾動可能な荷台３底
部に取付けたゴム製の押圧片３１が補助アーム５を上方
より押圧することで、上方への移動を抑制されている。
走行時、リアバンパ２を降ろした走行位置（図１中二点
鎖線）では、シリンダ４は縮んでいる。しかし、悪路を
走行するとか、荷台から荷物を上げ降ろしする作業を行
う際に、リアバンパ２がこの位置にあると邪魔になるの
で、実線の位置へ持ち上げられる。この時、シリンダ４
が伸びることでバンパステー１が上方の上方退避位置に
向けて回動するのである。また、アスファルトフィニッ
シャに対して、アスファルトを搬送、供給する作業にお
いては、上記リアバンパを上方退避位置に位置させたま
まで、ダンプ等の荷台を傾動させる必要がある。以下、
その際の動作について説明する。 【００１２】図１の実線の状態（上方退避位置）から荷
台３が傾斜すると、図２に示すように、荷台３底部とリ
アバンパ２とが干渉し、荷台３底部がリアバンパ２を押
すことでバンパステー１は走行時の位置へ向かって回動
をする。リアバンパ２上面には、荷台３との接触時の衝
撃を緩和するためのローラ２１が取付けてある。この
時、これまでシリンダ４の上端を抑制していた押圧片３
１は、荷台３の傾動と共に補助アーム５から離れ、シリ
ンダ４はバンパステー１の回動にあわせて図中上方へ移
動する。（図２中二点鎖線から実線へ） 【００１３】次に、図２の実線の状態から荷台３が再び
水平に復帰すると、荷台３底部の押圧片３１が補助アー
ム５を上方より押圧して、シリンダ４は図中下方へ移動
する（図２中実線から二点鎖線へ）。こうして、リアバ
ンパ２を通常の上方待避位置へ戻した後、シリンダ４を
縮めることによりリアバンパ２だけが下方へ向けて回動
し、走行位置へと復帰するのである。（図１中実線から
二点鎖線へ）なお、この第１実施例に限らず、本考案の
リアバンパ装置を構成する場合は、図３に見られるよう
に、リアバンパ２に対して取付けた２本のバンパステー
１へシリンダ４の動力が等分して伝達できるように配置
すると、各部の負荷も分散して、作動が安定するので好
ましい。 【００１４】上記第１実施例は、車輛のシャーシ後部に
対して軸支したバンパステー１にリアバンパ２を取付け
てなるリアバンパ装置において、シリンダ４の一端をバ
ンパステー１に軸着し、もう一端をシャーシへ回動自在
に取付けた補助アーム５に軸着し、傾動可能な荷台３が
水平時には補助アーム５を荷台３底面で固定し、前記荷
台３が傾動すると補助アーム５を解放してなるリアバン
パ装置である。 【００１５】上記第１実施例のように、バンパステー１
に軸着したシリンダ４の一端を、シャーシへ回動自在に
取付けた補助アーム５に軸着した場合、荷台３がこの補
助アーム５を押さえて水平時には固定しているが、荷台
３が傾動すると補助アーム５は解放され、位置変動可能
になる。シリンダ４は、補助アーム５が固定されている
状態でバンパステー１を回動させるために伸長又は短縮
するが、この時シリンダ４は固定された補助アーム５と
の軸着部を軸とし、伸縮に伴う若干の位置補正のために
回動するだけである。よって、リアバンパ２は上方の待
避した位置で固定される。 【００１６】荷台３が傾動し始めると補助アーム５が解
放され、シリンダ４は補助アーム５のシャーシとの軸着
部を軸としての回動が可能、つまり位置変動が可能とな
り、リアバンパ２自体も待避した位置で回動可能な状態
に維持されるだけになる。この時、傾動した荷台３がリ
アバンパ２と干渉すると、リアバンパ２は下方へ回動
し、シリンダ４は上方へ持ち上げられることになる。荷
台３が再び水平状態に復帰すると、補助アーム５が荷台
３に押されてシリンダ４と共に最初の位置にまで押し下
げられ、リアバンパ２も待避した位置に再び固定され
る。この状態からシリンダ４を短縮又は伸長してリアバ
ンパ２を下方の定位置へ復帰させる。 【００１７】図４は、第２実施例の構造を表した側面図
である。第２実施例は、Ｌ字形のバンパステー１の曲折
部から突設した補助ステー１１にシリンンダ４の下端を
軸着し、荷台３を傾動させるテンションリンク６に設け
た延長部６１に軸着した連結リンク６２と前記シリンダ
４の上端とを、屈折部でシャーシ７に軸着しているＬ字
形の中間アーム６３の両端へそれぞれ軸着してなるリア
バンパ装置である。バンパステー１は、第１実施例同様
のストッパ１２により下方への回動量を制限されてい
る。 【００１８】テンションリンク６は、荷台３が水平にあ
るときは図４中右方向に回動した位置、荷台３とはほぼ
平行状態（図４中二点鎖線）にある。シリンダ４の上端
は、このテンションリンク６に運動を規制されており、
第１実施例同様に、シリンダ４が伸縮すると、バンパス
テー１の回動、すなわちリアバンパ２の上げ下げを行う
ことができる。リアバンパ２は、シリンダ４を伸ばすこ
とにより上方の待避位置へと回避させる。この状態を、
図４中２点鎖線で示す。 【００１９】前記状態から、荷台３を傾動させるために
テンションリンク６が図４中左方向へ回動し始めると、
連結リンク６２が中間アーム６３を右回りに回動させ、
シリンダ４はこの中間アーム６３に持ち上げられるよう
に上方へと移動する。シリンダ４が上方へ移動すること
により、バンパステー１が下方へ向けて回動し、結果と
してリアバンパ２が下方へと降ろされる。この状態を、
図４中実線で示す。 【００２０】この第２実施例は、荷台３とリアバンパ２
との干渉の有無を問わず、荷台３の傾動に連動させてリ
アバンパ２を予め下方へ降ろすようになっている。ま
た、逆にいえば荷台３を水平に戻すと、自動的にこの運
動に追随してリアバンパ２は回避し始めるので、使い勝
手がよい。ただし、リアバンパ２上面には万一のために
第１実施例同様のローラ２１を設けている。荷台３の傾
動とシリンダ４の移動とを連動させる構造はほかにも考
えられ、例えば、荷台３とシリンダ４とを運動アーム６
４で連結する第３実施例のようなリアバンパ装置（図
５、側面図）や、荷台３とシリンダ４とを直接連結する
第４実施例のようなリアバンパ装置（図６、側面図）な
どがある。 【００２１】上記第２実施例は、車輛のシャーシ後部に
対して軸支したバンパステー１にリアバンパ２を取付け
てなるリアバンパ装置において、シリンダ４の一端をバ
ンパステー１に軸着し、もう一端を傾動する荷台３に連
結し、該荷台３が水平時にはシリンダ４を位置固定し、
前記荷台３が傾動するとシリンダ４を位置変動してなる
リアバンパ装置である。 【００２２】この第２実施例のように、バンパステー１
に軸着したシリンダ４の一端を、傾動する荷台３へ連結
した場合、荷台３が水平時には、シリンダ４はバンパス
テー１を回動させるために伸長又は短縮することによる
若干の位置補正のために回動するだけである。リアバン
パ２は上方の待避した位置で固定される。 【００２３】荷台３が傾動し始めるとシリンダ４は運動
して位置変動し始める。この時の位置変動の方向や変動
量はシリンダ４と荷台３との連結手段にもよるが、荷台
３の傾動に従ってリアバンパ２を下方へと回動させる方
向になるようにしておく。前述と異なる点は、荷台３と
リアバンパ２とが実際に干渉するしないに係らず、荷台
３の傾動に合わせてリアバンパ２を下方へ回動させる点
にある。 【００２４】荷台３が再び水平状態に復帰すると、今度
は先の手順と逆向きにシリンダ４とテンションリンク６
とが連動して、リアバンパ２も待避した位置に再び固定
される。この状態からシリンダ４を短縮又は伸長してリ
アバンパ２を下方の定位置へ復帰させる。 【００２５】このほか、例えば、第１実施例のストッパ
の代わりに、ノックピン１５で直接バンパステー１を固
定可能にした第５実施例（図７）も、同様に機能させる
ことができる。また、荷台とバンパステーとの干渉が大
きいときには、第１実施例のストッパを回転カムロック
１３とした第６実施例（図８）、ノックピン１４とした
第７実施例（図９、ノックピン１４はバンパステー１に
隠れた穴に挿入してストッパの代わりをする、各図はそ
れぞれの実施例の側面図）のようにすれば、荷台３の回
動量が大きいときに回転カムロックを回動させる、又は
ノックピン１４をはずすことにより、バンパステー１が
逃げる回動量を増やすことができて便利である。 【００２６】上記各実施例のリアバンパ装置は、シリン
ダ４により回動し、シャーシへ近接させて待避させたリ
アバンパ２が、傾動する荷台３と干渉しないように、荷
台３の傾動開始を契機として、シリンダ４を位置変動可
能にする、又は荷台３の傾動に連動させて位置変動させ
るようにしている。つまり、シリンダ４が位置変動する
ことで、シリンダ４を軸着しているリアバンパ２も位置
変動可能になる、または位置変動することにより、荷台
３とリアバンパ２との干渉を回避するのである。 【００２７】 【考案の効果】請求項１のリアバンパ装置によれば、後
方からの衝突による自動車等の突入を防止する能力を十
分に維持し、かつ必要に応じてリアバンパを上方へ待避
させる機能も持っているので、およそ要求されるリアバ
ンパの能力をすべて兼備できるようになり、極めて性能
がよいリアバンパ装置を、簡単な構造で、かつ安価に提
供できるようになる。また、必要に応じて上方へ待避さ
せたリアバンパと傾動する荷台との干渉が避けられるよ
うになる。 Description: BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention relates to a rear bumper device provided with a rear bumper for preventing a car or the like from colliding from behind in a large vehicle such as a dump truck or a truck. It is. 2. Description of the Related Art In a large vehicle, it is required to install a rear bumper device having a structure in which a rear bumper is attached to a bumper stay provided on a rear chassis in order to prevent a car or the like from being rushed by a rear-end collision. ing. In such a rear bumper device, if the mounting position of the rear bumper is fixed, there is a possibility that the loading platform and the rear bumper may interfere with each other when the loading platform is tilted. In addition, a structure is employed in which the rear bumper is retracted to the lower retracted position when the carrier is tilted (for example, see Japanese Patent Application Laid-Open No. 52-62839). [0003] In recent years, the mounting standard of the rear bumper has been revised so that the mounting position of the rear bumper is rearward and lower than before. As a result, a problem has arisen that the rear bumper interferes with the ground when traveling on a rough road, or that the position of the rear bumper is too low and hinders the work when loading / unloading the luggage to / from the loading platform. Therefore, the present applicant has made the following proposal in order to solve such a problem. First, JP-A-6-17144
No. 4. This means that a link mechanism is configured using a pair of bumper stays, enabling the rear bumper to be movable between a traveling position and an upper retreat position, and a pin for fixing the rear bumper to the traveling position being removable. The provided rear bumper device uses power to rotate the bumper stay and insert / remove the pin. This means that if a pin is inserted into the bumper stay, the bumper stay is fixed at the traveling position, and if the pin is pulled out, the rear bumper is moved and retracted to an upper evacuation position which does not interfere. In Japanese Patent Application Laid-Open No. Hei 6-211093, in order to reduce the complexity of the mechanism and the complexity of handling by using pins to fix the bumper stay, a rear bumper supported by a plurality of triangular bumper stays is used. The same function as described above is achieved by a link mechanism using only a bumper stay without pins.
The triangular bumper stay can be easily fixed by locking a lock arm connected thereto to a carrier or the like. In view of the fact that the purpose of fixing the bumper stay is to arrange the rear bumper at a predetermined position,
Japanese Patent Application Laid-Open No. 6-305380 proposes a rear bumper device in which a stopper is provided in a rotation range of a rear bumper that is rotatably supported, thereby simplifying the mechanism. In the operation of transporting and supplying asphalt to the asphalt finisher, it is necessary to tilt the bed such as a dump truck while keeping the rear bumper at the upper evacuation position. In the device, since the tilting loading platform and the rear bumper interfere with each other, it is necessary to turn the rear bumper to the lower traveling position every time the loading platform is tilted, which is inconvenient. . Therefore, in Japanese Utility Model Laid-Open No. 7-19018, the bumper stay supporting the rear bumper is divided and bendable, and the bumper stay is provided with a return means after bending. As a result, even when the rear bumper is at the upper retreat position, the rear bumper does not interfere with the inclined platform. [0007] Of the above rear bumper devices, the rear bumper device of Japanese Utility Model Laid-Open No. Hei 7-19018, which is shown last, is certainly excellent in function.
Since the return means is provided so that the bumper stay can be bent, there has been a problem that the structure of the rear bumper device which has been simplified until now becomes complicated again. Also,
Because the bumper stays are bendable, the rear bumper's inherent ability to mitigate the impact of rear-end collisions may not be sufficient, so improvements to this point were needed. . The present invention has been made in order to solve the above-mentioned conventional drawbacks, and an object of the invention is to make it possible to rotate a rear bumper between a traveling position and an upward retreat position, and to use a vehicle or the like by a rear-end collision. It is an object of the present invention to provide a rear bumper device that can surely exhibit a function of preventing the intrusion of the rear bumper, and has a simple structure and easy handling. It is another object of the present invention to provide a rear bumper device that can prevent the tilting carrier from interfering with the rear bumper even when the rear bumper is located at the upper evacuation position. According to the present invention, there is provided a rear bumper device comprising a rear bumper mounted on a bumper stay rotatably supported at a rear portion of a chassis of a vehicle. the is rotated upward is provided a rotation means for moving upward retracted position proximate the rear bumper 2 to the bed 3, further said pivoting
The means comprises an air cylinder 4 and the air cylinder
The rear bumper 2 is located at the upper retreat position.
When the carrier 3 is tilted in the state, the carrier 3 is tilted.
Therefore, the bumper stay 1 is pushed downward to rotate.
It is provided so that it can be performed. As described above, according to the rear bumper device of the first aspect, since the bumper stay does not have a bent structure, the ability to prevent entry of an automobile or the like due to a collision from behind is sufficiently maintained, and if necessary. Since the rear bumper also has a function of retracting the rear bumper upward, it can have almost all of the required performance of the rear bumper, and can provide a very high-performance rear bumper device with a simple structure and at low cost. Also, the rear bumper is located at the upper evacuation position
Even if the tilting carrier interferes with the rear bumper
Can be prevented. An embodiment of the present invention will be described below with reference to the drawings. FIG. 1 is a side view showing the structure of the first embodiment, and FIG. 2 is a side view showing a state where the tiltable carrier is tilted. In the first embodiment, a lower end of a pneumatically operated cylinder 4 (air cylinder) is pivotally mounted on an auxiliary stay 11 protruding from a bent portion of the L-shaped bumper stay 1, and an auxiliary arm 5 is pivotally mounted on a chassis 7. Is a rear bumper device in which the upper end of the cylinder 4 is axially mounted. Bumper Stay 1
The amount of downward rotation is restricted by the stopper 12. As shown in FIG. 1, the cylinder 4 is connected to the auxiliary stay 11 and the auxiliary arm 5 so that an angle formed with each of the auxiliary stay 11 and the auxiliary arm 5 becomes narrow, and a rubber attached to the bottom of the tiltable carrier 3 is provided. The upward movement is suppressed by pressing the auxiliary arm 5 from above by the pressing piece 31 made of steel.
During traveling, the cylinder 4 is contracted at a traveling position where the rear bumper 2 is lowered (indicated by a two-dot chain line in FIG. 1). However, when traveling on a rough road or performing an operation of lifting and lowering the luggage from the luggage carrier, the rear bumper 2 is obstructed if the rear bumper 2 is at this position. At this time, cylinder 4
Extends, the bumper stay 1 rotates toward the upper retreat position. Further, in the operation of transporting and supplying asphalt to the asphalt finisher, it is necessary to tilt a loading bed such as a dump truck while the rear bumper is located at the upper evacuation position. Less than,
The operation at that time will be described. When the carrier 3 is tilted from the state shown by the solid line in FIG. 1 (upward retreat position), as shown in FIG. 2, the bottom of the carrier 3 and the rear bumper 2 interfere with each other. 1 rotates toward the position at the time of traveling. A roller 21 is mounted on the upper surface of the rear bumper 2 to reduce an impact at the time of contact with the carrier 3. At this time, the pressing piece 3 that has suppressed the upper end of the cylinder 4 until now
1 moves away from the auxiliary arm 5 with the tilting of the carrier 3, and the cylinder 4 moves upward in the figure in accordance with the rotation of the bumper stay 1. (From the two-dot chain line to the solid line in FIG. 2) Next, when the bed 3 returns to the horizontal state again from the state of the solid line in FIG. 2, the pushing piece 31 at the bottom of the bed 3 pushes the auxiliary arm 5 from above. The cylinder 4 moves downward in the figure (from the solid line to the two-dot chain line in FIG. 2). After the rear bumper 2 is returned to the normal upper retreat position, only the rear bumper 2 rotates downward by retracting the cylinder 4 and returns to the running position. (From a solid line to a two-dot chain line in FIG. 1) In addition to the first embodiment, when the rear bumper device of the present invention is configured, as shown in FIG. It is preferable to dispose the power of the cylinder 4 equally so that the power of the cylinder 4 can be transmitted to the bumper stay 1 because the load of each part is dispersed and the operation is stabilized. The first embodiment is a rear bumper device in which a rear bumper 2 is attached to a bumper stay 1 which is pivotally supported on a rear portion of a chassis of a vehicle. One end of a cylinder 4 is mounted on the bumper stay 1 and the other end is connected to the chassis. A rear bumper device which is pivotally mounted on an auxiliary arm 5 which is rotatably mounted and which fixes the auxiliary arm 5 on the bottom surface of the loading platform 3 when the tiltable loading platform 3 is horizontal, and releases the auxiliary arm 5 when the loading platform 3 tilts. is there. As in the first embodiment, the bumper stay 1
When one end of the cylinder 4 is pivotally mounted on an auxiliary arm 5 rotatably mounted on the chassis, the loading platform 3 holds down the auxiliary arm 5 and is fixed in the horizontal position, but when the loading platform 3 tilts, The auxiliary arm 5 is released, and the position can be changed. The cylinder 4 is extended or shortened in order to rotate the bumper stay 1 in a state where the auxiliary arm 5 is fixed. At this time, the cylinder 4 is pivoted about a shaft attachment portion with the fixed auxiliary arm 5 to expand and contract. It only rotates for the accompanying slight position correction. Therefore, the rear bumper 2 is fixed at the upper retracted position. When the carrier 3 starts to tilt, the auxiliary arm 5 is released, and the cylinder 4 can rotate around an axis attachment portion of the auxiliary arm 5 to the chassis, that is, the position can be changed, and the rear bumper 2 itself can be moved. Only the rotatable state is maintained at the retracted position. At this time, if the tilted carrier 3 interferes with the rear bumper 2, the rear bumper 2 rotates downward, and the cylinder 4 is lifted upward. When the carrier 3 returns to the horizontal state again, the auxiliary arm 5 is pushed by the carrier 3 and pushed down to the initial position together with the cylinder 4, and the rear bumper 2 is again fixed at the retracted position. From this state, the cylinder 4 is shortened or extended to return the rear bumper 2 to a lower home position. FIG. 4 is a side view showing the structure of the second embodiment. In the second embodiment, the lower end of the cylinder 4 is pivotally mounted on an auxiliary stay 11 protruding from the bent portion of the L-shaped bumper stay 1, and the extension is pivotally mounted on an extension 61 provided on a tension link 6 for tilting the carrier 3. This is a rear bumper device in which a link 62 and an upper end of the cylinder 4 are axially attached to both ends of an L-shaped intermediate arm 63 which is axially attached to the chassis 7 at a bending portion. The amount of downward rotation of the bumper stay 1 is limited by the stopper 12 similar to the first embodiment. The tension link 6 is rotated rightward in FIG. 4 when the carrier 3 is horizontal, and is substantially parallel to the carrier 3 (two-dot chain line in FIG. 4). The movement of the upper end of the cylinder 4 is restricted by the tension link 6,
As in the first embodiment, when the cylinder 4 expands and contracts, the rotation of the bumper stay 1, that is, the raising and lowering of the rear bumper 2 can be performed. The rear bumper 2 is caused to extend to the upper retreat position by extending the cylinder 4. This state,
This is indicated by the two-dot chain line in FIG. When the tension link 6 starts rotating leftward in FIG. 4 to tilt the carrier 3 from the above state,
The connecting link 62 rotates the intermediate arm 63 clockwise,
The cylinder 4 moves upward so as to be lifted by the intermediate arm 63. When the cylinder 4 moves upward, the bumper stay 1 rotates downward, and as a result, the rear bumper 2 is lowered. This state,
This is indicated by a solid line in FIG. In the second embodiment, the loading platform 3 and the rear bumper 2
Irrespective of the presence or absence of interference, the rear bumper 2 is lowered in advance in conjunction with the tilting of the carrier 3. Conversely, when the loading platform 3 is returned to a horizontal position, the rear bumper 2 automatically starts following the movement and avoids the movement, so that the usability is good. However, a roller 21 similar to that of the first embodiment is provided on the upper surface of the rear bumper 2 just in case. Other structures for interlocking the tilting of the carrier 3 and the movement of the cylinder 4 are conceivable. For example, the carrier 3 and the cylinder 4
A rear bumper device (FIG. 5, side view) such as the third embodiment connected by the fourth embodiment, and a rear bumper device (FIG. 6, side view) such as the fourth embodiment that directly connects the carrier 3 and the cylinder 4 are provided. is there. The second embodiment is a rear bumper device in which a rear bumper 2 is mounted on a bumper stay 1 which is pivotally supported with respect to a rear portion of a vehicle chassis. One end of a cylinder 4 is pivotally mounted on the bumper stay 1 and the other end is tilted. When the loading platform 3 is horizontal, the cylinder 4 is fixed in position when the loading platform 3 is horizontal,
This is a rear bumper device in which the position of the cylinder 4 changes when the carrier 3 tilts. As in the second embodiment, the bumper stay 1
When one end of the cylinder 4 is connected to the tilting loading platform 3 when the loading platform 3 is horizontal, the cylinder 4 extends and contracts to rotate the bumper stay 1 for slight position correction by rotating or extending. It just moves. The rear bumper 2 is fixed at the upper retracted position. When the bed 3 starts to tilt, the cylinder 4 starts to move and change its position. The direction and amount of the position change at this time depend on the connecting means between the cylinder 4 and the bed 3, but the direction is such that the rear bumper 2 is turned downward according to the tilt of the bed 3. The difference from the above is that the rear bumper 2 is rotated downward in accordance with the tilt of the carrier 3 regardless of whether the carrier 3 and the rear bumper 2 actually interfere with each other. When the carrier 3 returns to the horizontal state again, the cylinder 4 and the tension link 6 are turned in the opposite direction to the previous procedure.
In conjunction with this, the rear bumper 2 is also fixed to the retracted position. From this state, the cylinder 4 is shortened or extended to return the rear bumper 2 to the lower home position. In addition, for example, instead of the stopper of the first embodiment, the fifth embodiment (FIG. 7) in which the bumper stay 1 can be directly fixed by the knock pin 15 can also function similarly. When the interference between the carrier and the bump stay is large, the sixth embodiment (FIG. 8) in which the stopper of the first embodiment is the rotary cam lock 13 and the seventh embodiment in which the knock pin 14 is used (FIG. 9, the knock pin 14 is the bump stay 1). The stopper is inserted by inserting it into a hole hidden in the table. Each figure is a side view of each embodiment). By removing, the amount of rotation that the bumper stay 1 escapes can be increased, which is convenient. The rear bumper device of each of the above embodiments is triggered by the start of the tilting of the loading platform 3 so that the rear bumper 2 rotated by the cylinder 4 and retracted in proximity to the chassis does not interfere with the tilting loading platform 3. The position of the cylinder 4 can be changed, or the position of the cylinder 4 can be changed in conjunction with the tilt of the carrier 3. That is, when the position of the cylinder 4 fluctuates, the position of the rear bumper 2 on which the cylinder 4 is axially mounted can also be fluctuated, or the position fluctuates, thereby avoiding interference between the loading platform 3 and the rear bumper 2. According to the first aspect of the present invention, the rear bumper has a function of sufficiently maintaining the ability to prevent an automobile or the like from entering due to a collision from the rear, and has the function of retracting the rear bumper upward as necessary. As a result, it is possible to provide almost all the required performance of the rear bumper, and to provide a rear bumper device with extremely good performance with a simple structure and at low cost. Also, evacuate upwards if necessary.
The interference between the rear bumper and the tilting loading platform can be avoided.
Swell.

【図面の簡単な説明】 【図１】第１実施例の構造を表した側面図である。 【図２】同実施例の荷台が傾動した状態を表した同側面
図である。 【図３】リアバンパ装置の配置を表す参考の平面図であ
る。 【図４】第２実施例の荷台が傾動した状態を表した側面
図である。 【図５】第３実施例の荷台が傾動した状態を表した側面
図である。 【図６】第４実施例の荷台が傾動した状態を表した側面
図である。 【図７】第５実施例の荷台が傾動した状態を表した側面
図である。 【図８】第６実施例の荷台が傾動した状態を表した側面
図である。 【図９】第７実施例の荷台が傾動した状態を表した側面
図である。 【符号の説明】 １ バンパステー ２ リアバンパ ３ 荷台 ４ シリンダ ５ 補助アームBRIEF DESCRIPTION OF THE DRAWINGS FIG. 1 is a side view showing a structure of a first embodiment. FIG. 2 is a side view showing a state where the bed of the embodiment is tilted. FIG. 3 is a reference plan view showing an arrangement of a rear bumper device. FIG. 4 is a side view showing a state in which the bed of the second embodiment is tilted. FIG. 5 is a side view showing a state in which the bed of the third embodiment is tilted. FIG. 6 is a side view showing a state in which the bed of the fourth embodiment is tilted. FIG. 7 is a side view showing a state in which the bed of the fifth embodiment is tilted. FIG. 8 is a side view showing a state in which the bed of the sixth embodiment is tilted. FIG. 9 is a side view showing a state in which the bed of the seventh embodiment is tilted. [Description of Signs] 1 bumper stay 2 rear bumper 3 carrier 4 cylinder 5 auxiliary arm

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭52−62839（ＪＰ，Ａ) 実開 平４−24850（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.⁷，ＤＢ名) B60R 19/38 B60R 19/24 B60R 19/56 ──────────────────────────────────────────────────続 き Continuation of the front page (56) References JP-A-52-62839 (JP, A) JP-A-4-24850 (JP, U) (58) Fields investigated (Int. Cl. ⁷ , DB name) B60R 19/38 B60R 19/24 B60R 19/56

Claims (1)

(57)【実用新案登録請求の範囲】 【請求項１】 車輛のシャーシ後部に回動可能に枢支し
たバンパステー（１）にリアバンパ（２）を取付けて成
るリアバンパ装置において、上記バンパステー（１）を
上方に回動させて上記リアバンパ（２）を荷台（３）に
近接した上方退避位置へと移動させる回動手段を設け、
さらに上記回動手段は、エアシリンダ（４）から成ると
共に、当該エアシリンダ（４）は、上記リアバンパ
（２）が上方退避位置に位置する状態において荷台
（３）が傾動した場合に、荷台（３）の傾動によって上
記バンパステー（１）が下方へと押されて回動すること
を許容するように設けられていることを特徴とするリア
バンパ装置。(1) In a rear bumper device, a rear bumper (2) is attached to a bumper stay (1) rotatably supported at the rear of a chassis of a vehicle. Turning means for turning the rear bumper (2) upward to a retreat position close to the loading platform (3), and
Further, the turning means comprises an air cylinder (4).
In both cases, the air cylinder (4) is connected to the rear bumper.
(2) When the carrier is in the upper retreat position
When (3) is tilted, the bed (3) is tilted up.
The bumper stay (1) is pushed downward and pivoted
The rear bumper device is provided so as to allow the following .