JP2607428Y2 - 油圧緩衝器 - Google Patents

油圧緩衝器

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JP2607428Y2
JP2607428Y2 JP1993063635U JP6363593U JP2607428Y2 JP 2607428 Y2 JP2607428 Y2 JP 2607428Y2 JP 1993063635 U JP1993063635 U JP 1993063635U JP 6363593 U JP6363593 U JP 6363593U JP 2607428 Y2 JP2607428 Y2 JP 2607428Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、車両に搭載される油
圧緩衝器に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は、例えば、実公昭61−6123
9号公報に示された従来の油圧緩衝器を示す要部の断面
図であり、この図7において、1は、シリンダ2内をピ
ストン上室Aおよびピストン下室Bに隔成するピストン
で、ピストンロッド8端に取り付けられている。
【0003】3,12は、ピストン1の圧側ポート4を
塞ぐ2枚のリーフバルブである。
【0004】また、5は、リーフバルブ3を閉じ方向に
付勢するリーフスプリング、6は、ピストン1の伸側ポ
ート7を塞ぐリーフバルブ、9は、ピストンロッド8端
に取り付けられたスプリングシート部材で、このスプリ
ングシート部材9のシート10上に設置したスプリング
11によって、上記リーフバルブ6がリング状のばね受
け12を介して上記伸側ポート7側に押し付けられてい
る。
【0005】図8は、上記リーフバルブ3の平面図であ
り、これの上記伸側ポート7に対応する部位には複数の
ポート孔3aが設けられている。
【0006】また、図9は、もう一方のリーフバルブ1
2の平面図であり、これの上記ポート孔3aに対応する
部位には円弧状の複数の長孔12aが設けられ、さらに
外周には上記圧側ポート4に通じる複数のスリット12
bが形成されている。
【0007】次に動作について説明すると、まず、ピス
トンロッド8の伸行程時には、このピストンロッド8は
矢印X方向へ移行するため、ピストン上室Aの作動油
は、低速時においては、リーフバルブ12のスリット1
2bおよび圧側ポート4を介してピストン下室Bへ解放
される。
【0008】また、速度が更に上昇した場合には、上記
の流れに加えて、ピストン上室Aの作動油が、リーフバ
ルブ3のポート孔3a,リーフバルブ12の長孔12a
をそれぞれ介し、リーフバルブ6およびこれが接触する
ピストン1のシート面1a間を通過して、ピストン下室
Bへと流れる。
【0009】一方、ピストンロッド8の圧行程時には、
ピストン下室Bの作動油が圧側ポート4およびリーフバ
ルブ12のスリット12bを介してピストン上室Aに流
れる。
【0010】ところで、上記のピストンロッド8の伸行
程においては、作動油がピストン上室Aからピストン下
室Bに流れるときに、キャビテーションの発生によって
スウィッシュ音を発生する。
【0011】そこで、上記キャビテーション防止のため
に、レイノルズ数Reを小さく抑えることが知られてい
る。
【0012】なお、レイノルズ数Reは、Re=C・d
i/ν で表され、Cは、管内平均速度で、diは、管
内直径で、νは、動粘性係数である。
【0013】通常、リーフバルブ12のスリット12b
を分散することにより、同一スリット面積であっても、
管内直径diが小さくなることによって、レイノルズ数
Reも小さくなり、スウィッシュ音を抑えることが確か
められている。
【0014】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、ピスト
ンロッド8の伸圧行程の速度が大きくなり、実用速度域
に達すると、上記管内直径diの縮小化には限界が生
じ、結局、レイノルズ数Reを下げることができず、従
って、コストアップを覚悟したり、乗心地を犠牲にして
ガス封入構造としたり、防音構造としなければならない
などの問題点があった。
【0015】この考案は上記のような従来の問題点に着
目してなされたものであり、実用速度域でのレイノルズ
数の低減を図り、キャビテーションによるスウィッシュ
音の発生を防止できるとともに、流量の少ない小径ピス
トンロッドの圧行程時に適用できる油圧緩衝器を提供す
ることを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本考案の手段は、シリンダに上方の上室と下方のリ
ザーバ室とを区画するベースバルブケースを設け、ベー
スバルブケースには上室とリザーバ室とを連通する伸側
ポートと圧側ポートとを設け、伸側ポートの出口端には
ノンリタンバルブが開閉自在に設けられ、圧側ポートの
出口端にはリーフバルブが開閉自在に設けられている油
圧緩衝器に於て、ベースバルブケースの下方に容室を設
け、同じくベースバルブケースの下方に上記容室とリザ
ーバ室とを開閉するチェックバルブを上記リーフバルブ
に対して直列に設け、当該チェックバルブには上記容室
とリザーバ室とを連通する複数のポート孔を設けている
ことを特徴とするものである。
【0017】
【作用】この考案における油圧緩衝器は、ピストン速度
が大きい実用速度域でのピストンロッドの圧行程時にお
いて、上室の作動油を圧側ポートおよびリーフバルブを
通じて容室へ案内し、さらにこの容室からチェックバル
ブのポート孔を介してアウターシェル内に通じるリザー
バ室へ解放させる。
【0018】かかる作動油の流れは上記チェックバルブ
および上記ポート孔の絞り作用によって、圧力がベース
バルブ上室→容室→リザーバ室へと2段階で降下し、特
に、上記ポート孔の分散による管内直径の小径化により
レイノルズ数Reを下げるように機能する。
【0019】これによりキャビテーションによるスウィ
ッシュ音の発生を防止し、流量の少ない小径のピストン
ロッドを持った油圧緩衝器の圧行程にも適用可能にす
る。
【0020】
【実施例】以下、この考案の一実施例を図について説明
する。この実施例に係る油圧緩衝器は、図に示すよう
に、シリンダ22に上方の上室38と下方のリザーバ室
29とを区画するベースバルブケース23を設け、ベー
スバルブケース23には上室38とリザーバ室29とを
連通する伸側ポート27と圧側ポート25とを設け、伸
側ポート27の出口端にはノンリタンバルブ26が開閉
自在に設けられ、圧側ポート25の出口端にはリーフバ
ルブ24が開閉自在に設けられているものである。更に
ベースバルブケース23の下方に容室30を設け、同じ
くベースバルブケース23の下方に上記容室30とリザ
ーバ室29とを開閉するチェックバルブ28を上記リー
フバルブ24に対して直列に設け、当該チェックバルブ
には上記容室30とリザーバ室29とを連通する複数の
ポート孔31を設けている。以下更に詳しく述べる。図
1は、この考案におけるベースバルブ付近を拡大して示
し、同図において、21は、アウターシェル、22は、
アウターシェル21の内側に設けられたシリンダ、23
は、シリンダ22の下端に設けられたバルブボディを構
成するベースバルブケースである。
【0021】また、24は、このベースバルブケース2
3に設けられた圧側ポート25の下端を塞ぐ圧側減衰力
発生用のリーフバルブ、26は、ベースバルブケース2
3に設けられた伸側ポート27を塞ぐチェックバルブと
してのノンリタンバルブ、28は、ベースバルブケース
23の下端部を塞いで、上記アウターシェル21内部に
通じるリザーバ室29および容室30を隔成するチェッ
クバルブで、これには、図2に示すように、多数の小孔
31が穿設されている。
【0022】さらに、32は、ベースバルブケース23
の取付軸33の下端に取り付けられた断面がリング状の
バルブ保持プレートで、これには、上記容室30および
リザーバ室29に通じる。図3に示すような複数の長い
ポート孔34が設けられ、外周縁の突端は上記チェック
バルブ28のシート面となっている。
【0023】なお、35は、チェックバルブ28の外周
部を下方に付勢するコイルスプリングである。
【0024】また、36は、ノンリタンバルブ26を伸
側ポート27側へ付勢するコイルスプリング、37は、
リザーバ29とアウターシェル21の内側のリザーバ室
たるアウターシェル室39とを連通するポート、38
は、ベースバルブ上方の上室である。
【0025】次に動作について説明するが、ここでは、
スウィッシュ音の発生上問題となるピストン速度が大き
い実用速度の場合について述べる。
【0026】まず、ピストンロッド(図示しない)の圧
行程時には、上室38の作動油が、圧側ポート25とリ
ーフバルブ24およびこれを支持するベースバルブケー
ス23上のシート面23a間を通って上記容室30内に
解放される。
【0027】さらに、この容室30内に解放された作動
油はチェックバルブ28のポート孔31およびバルブ保
持プレート32のポート孔34を連通し、リザーバ室2
9へ解放される。
【0028】このため、上記圧行程時における作動油の
圧力は、上記リーフバルブ24およびチェックバルブ2
8のポート孔31の2つの絞り作用によって、上室38
→容室30→リザーバ室29の2段階に漸次降下し、従
って、作動油の流出の速度低下と上記ポート孔31の分
散配置による管内直径の縮小化を実現できる。
【0029】この結果、上記レイノルズ数を小さくする
ことができ、キャビテーションの発生を抑えるととも
に、スウィッシュ音の発生を防止できる。
【0030】一方、上記ピストンロッドの伸行程時(ピ
ストン速度が大きい実用速度域での)には、リザーバ室
29内の作動油は、バルブ保持プレート32のポート孔
34を通じて、チェックバルブ28を押し開いて容室3
0に移動し、さらに、伸側ポート27およびこれを塞ぐ
ノンリタンバルブ26を押し開いて上室38へ抜ける。
【0031】なお、ここで、容室30およびリザーバ室
29の差圧は、コイルスプリング35のセット荷重とば
ね定数により決定されており、リザーバ室29の作動油
はその差圧を超えてチェックバルブ28を押し開いて、
上記のように上室38に至る。
【0032】また、圧行程から伸行程への変換直後の上
室38の内圧は、チェックバルブ28とノンリタンバル
ブ26のオープン圧の制御によって決まる。
【0033】従って、上室38の内圧が急激に変化し、
ピストンロッドの振動が増幅されて、ショックアブソー
バの異音として、乗員に不快感を与える不具合が生じる
が、チェックバルブ28とノンリタンバルブ26のオー
プン圧の図4に示すような、上記の2段階制御により、
これらの不具合を解消することが可能になる。
【0034】図5は、この考案の他の実施例を示すが、
この実施例が図1に示す実施例と異なるところは、ベー
スバルブケース23の下端に、両端の重なりが変化する
筒状のチェックバルブ41を取り付けたものである。
【0035】このチェックバルブ41は、図6に示すよ
うに、多数のポート孔42を有するばねシートを両端が
重なるように筒状に巻き付けて作ったものからなり、こ
のチェックバルブ41内は上記ポート孔42を介してリ
ザーバ室としてのアウターシェル室39に通じる容室4
3となっている。
【0036】かかる構成になる緩衝器では、実用速度域
における圧行程時には、ベースバルブ上室38内の作動
油が、圧側ポート25,リーフバルブ24と上記シート
面との間を介して一旦容室43内に入り、さらに、チェ
ックバルブ41のポート孔42を介してアウターシェル
室39に導かれて、上記実施例と同じく2段の圧力降下
を得るように動作し、スウィッシュ音の発生を防止す
る。
【0037】一方、伸行程時には、アウターシェル室3
9の作動油が、チェックバルブ41を容室43内圧力と
の差圧により、図6に点線で示すように縮径させる。
【0038】このため、その作動油はそのチェックバル
ブ41の外周およびベースバルブケース23との接合部
にできた間隙を通って容室43内に流れ、さらに伸側ポ
ート27およびノンリタンバルブ26を介してベースバ
ルブケース上室38へ流れることになる。
【0039】
【考案の効果】以上のように、この考案によれば、ベー
スバルブケース下方にリザーバ室および容室を隔成し、
圧行程時には圧側ポートから上記容室を介して流れる作
動油を自身の複数のポート孔を通して上記リザーバ室へ
送出するチェックバルブを設けたので圧行程時において
作動油が解放される内圧変動を段階的に小さくして、更
にポート孔からの作動油の流れがスムースであると共に
流れ速度を緩和でき、しかもレイノルズ数Reを小さく
出来て、キャビテーションによるスウィッシュ音の発生
を有効に防止できるという実用上の効果が得られる。更
に圧行程から伸行程へと急激に転じてもチェックバルブ
が直ちに追従して開くからキャビテーションの発生を効
果的に抑制することができる。
【0040】また、圧行程の流量の少ない、つまりピス
トンロッドの断面積の小さいショックアブソーバへの適
用も可能となるほか、上記チェックバルブのポート孔に
より作動油の流れの整流化を期待できるという効果が得
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例による油圧緩衝器の要部を
示す断面図である。
【図2】図1におけるチェックバルブを示す平面図であ
る。
【図3】図1におけるバルブ保持プレートを示す平面図
である。
【図4】図1におけるベースバルブ上室の内圧の時間変
化を示す説明図である。
【図5】この考案の他の実施例による油圧緩衝器の要部
を示す断面図である。
【図6】図5におけるチェックバルブの平面図である。
【図7】従来の油圧緩衝器の要部を示す断面図である。
【図8】図7におけるリーフバルブを示す平面図であ
る。
【図9】図7における他のリーフバルブを示す平面図で
ある。
【符号の説明】
21 アウターシェル 22 シリンダ 23 ベースバルブケース 24 リーフバルブ 25 圧側ポート 26 ノンリタンバルブ 27 伸側ポート 28,41 チェックバルブ 29 リザーバ室 30,43 容室 31,42 ポート孔 38 上室 39 アウターシェル室

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダに上方の上室と下方のリザーバ
    室とを区画するベースバルブケースを設け、ベースバル
    ブケースには上室とリザーバ室とを連通する伸側ポート
    と圧側ポートとを設け、伸側ポートの出口端にはノンリ
    タンバルブが開閉自在に設けられ、圧側ポートの出口端
    にはリーフバルブが開閉自在に設けられている油圧緩衝
    器に於て、ベースバルブケースの下方に容室を設け、同
    じくベースバルブケースの下方に上記容室とリザーバ室
    とを開閉するチェックバルブを上記リーフバルブに対し
    て直列に設け、当該チェックバルブには上記容室とリザ
    ーバ室とを連通する複数のポート孔を設けていることを
    特徴とする油圧緩衝器。
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WO2023228511A1 (ja) * 2022-05-27 2023-11-30 日立Astemo株式会社 緩衝器および減衰バルブ装置

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