JP2607371Y2 - 装飾付メッセージカード - Google Patents
装飾付メッセージカードInfo
- Publication number
- JP2607371Y2 JP2607371Y2 JP1992053149U JP5314992U JP2607371Y2 JP 2607371 Y2 JP2607371 Y2 JP 2607371Y2 JP 1992053149 U JP1992053149 U JP 1992053149U JP 5314992 U JP5314992 U JP 5314992U JP 2607371 Y2 JP2607371 Y2 JP 2607371Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- front sheet
- dried pressed
- back sheet
- take
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Credit Cards Or The Like (AREA)
- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、挨拶やメッセージを伝
えるとき等に使用する装飾付メッセージカードに関する
ものである。
えるとき等に使用する装飾付メッセージカードに関する
ものである。
【０００２】
【従来の技術】グリーティングカード、あるいはメッセ
ージカード、あるいはさらに電報やファクシミリを使用
した挨拶の送り届用台紙として各種の大きさや形状、材
質のものが使用されている。この場合、使用目的に応じ
て色彩や模様に工夫を施し、ときには印刷以外の装飾を
付けることも行なわれている。
ージカード、あるいはさらに電報やファクシミリを使用
した挨拶の送り届用台紙として各種の大きさや形状、材
質のものが使用されている。この場合、使用目的に応じ
て色彩や模様に工夫を施し、ときには印刷以外の装飾を
付けることも行なわれている。
【０００３】これらのものは、カードとしての歴史的な
面もあり、多くは薄い紙を使用しており、形式的には単
葉で精々折りたたみ型式である。従って、カードとして
そこに記入され、あるいは挾まれた紙にメッセージ等を
記入し、これを受取人に届けて、記入した挨拶やメッセ
ージを伝えればそれで目的を完了し、機能を果たすとし
ていた。勿論、伝えられた挨拶やメッセージが、受取人
にとって記念すべきものである場合に、受取人が、届け
られたカードをそのまま保存するということは行なわれ
ているが、この場合は、カードを積み重ねておくとか、
容器に入れて散逸を防止するとか、ピンで壁に留めると
か、額縁に入れて飾る等が行なわれている。最近にいた
り、保存、保管に便利なようにカードに工夫を施すこと
が行なわれるようになったが、カードとしての機能と、
保存保管機能とがバランスせず、単に、このような機能
が付加されているというに留まっている。
面もあり、多くは薄い紙を使用しており、形式的には単
葉で精々折りたたみ型式である。従って、カードとして
そこに記入され、あるいは挾まれた紙にメッセージ等を
記入し、これを受取人に届けて、記入した挨拶やメッセ
ージを伝えればそれで目的を完了し、機能を果たすとし
ていた。勿論、伝えられた挨拶やメッセージが、受取人
にとって記念すべきものである場合に、受取人が、届け
られたカードをそのまま保存するということは行なわれ
ているが、この場合は、カードを積み重ねておくとか、
容器に入れて散逸を防止するとか、ピンで壁に留めると
か、額縁に入れて飾る等が行なわれている。最近にいた
り、保存、保管に便利なようにカードに工夫を施すこと
が行なわれるようになったが、カードとしての機能と、
保存保管機能とがバランスせず、単に、このような機能
が付加されているというに留まっている。
【０００４】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、このような
実状に対し、メッセージカードとしての機能を持つこと
は勿論、これを保管し使用する機能を与え、かつ、保管
し使用する場合も充分バランスがとれた状態で機能し、
メッセージカードとして使用しない場合でも、装飾部分
を利用することができるようにした装飾付メッセージカ
ードを提供しようとするものである。
実状に対し、メッセージカードとしての機能を持つこと
は勿論、これを保管し使用する機能を与え、かつ、保管
し使用する場合も充分バランスがとれた状態で機能し、
メッセージカードとして使用しない場合でも、装飾部分
を利用することができるようにした装飾付メッセージカ
ードを提供しようとするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本考案は、 １．表シートと裏シートとを備え、表シートには窓孔を
設け、さらに表シートの表側に乾燥押し花をプラスチッ
クフィルムを介して取付け、乾燥押し花の外側に透明な
プラスチックカバーを設けて、乾燥押し花の裏側の、表
シートとは別体のプラスチックフィルムと、表側のプラ
スチックカバーとによって、乾燥押し花が密封された状
態で表シートに取付けられるようにしており、また、表
シートの乾燥押し花を含む部分にミシン目を設けて取出
部を形成し、表シートと裏シートとを各々一つの側の接
合部で接合するとともに、裏シートには、前記接合部の
隣接辺の一方側に、表シートに対向する接合テープが設
けられていることを特徴とする装飾付メッセージカー
ド。 ２．透明なプラスチックカバーが、透明なプラスチック
フィルム、又は透明なプラスチックコーティングもしく
はその両者であることを特徴とする上記１の装飾付メッ
セージカード。 ３．取出部裏面に、保持部を設け、保持部が取出部シー
トを切り込んで設けたもの、又は取出部シートとは別体
で構成されたものもしくはその両者であることを特徴と
する上記１又は２の装飾付メッセージカード。 ４．裏シートに保持材を設け、保持材が裏シートを切り
込んで設けたもの、又は裏シートとは別体で構成された
ものもしくはその両者であることを特徴とする上記１な
いし３のいずれかの装飾付メッセージカード。とするこ
とによって目的を達成するものである。
設け、さらに表シートの表側に乾燥押し花をプラスチッ
クフィルムを介して取付け、乾燥押し花の外側に透明な
プラスチックカバーを設けて、乾燥押し花の裏側の、表
シートとは別体のプラスチックフィルムと、表側のプラ
スチックカバーとによって、乾燥押し花が密封された状
態で表シートに取付けられるようにしており、また、表
シートの乾燥押し花を含む部分にミシン目を設けて取出
部を形成し、表シートと裏シートとを各々一つの側の接
合部で接合するとともに、裏シートには、前記接合部の
隣接辺の一方側に、表シートに対向する接合テープが設
けられていることを特徴とする装飾付メッセージカー
ド。 ２．透明なプラスチックカバーが、透明なプラスチック
フィルム、又は透明なプラスチックコーティングもしく
はその両者であることを特徴とする上記１の装飾付メッ
セージカード。 ３．取出部裏面に、保持部を設け、保持部が取出部シー
トを切り込んで設けたもの、又は取出部シートとは別体
で構成されたものもしくはその両者であることを特徴と
する上記１又は２の装飾付メッセージカード。 ４．裏シートに保持材を設け、保持材が裏シートを切り
込んで設けたもの、又は裏シートとは別体で構成された
ものもしくはその両者であることを特徴とする上記１な
いし３のいずれかの装飾付メッセージカード。とするこ
とによって目的を達成するものである。
【０００６】以下図面を用いて詳細説明する。図１と図
２と図３とは本考案の一つの実施態様を示している。図
１は、本考案にかかる装飾付メッセージカードの斜視
図、図２は、裏シートの背面図、図３は取出部の背面図
である。図において、１は表シートである。２は表シー
ト１に設けられた窓孔、３は表シート１の表側に取り付
けられた乾燥押し花、４は乾燥押し花の表面に設けられ
たカバーである。５は乾燥押し花を含むように、切取り
用に設けられたミシン目である。１１は取出部で表シー
トのミシン目で囲まれた部分である。１２は取出部の裏
面に設けられた保持部を構成する支持部である。１３は
同じく保持部を構成するために取出部の裏側に設けられ
た支持テープである。６は裏シートである。７は裏シー
トに取付けられた接合テープである。８は裏シート６に
設けられた保持材を構成する吊下部、９は吊下部用の切
込である。表シート１と裏シート６とは、各々の一つの
側の接合部１０で接合されている。
２と図３とは本考案の一つの実施態様を示している。図
１は、本考案にかかる装飾付メッセージカードの斜視
図、図２は、裏シートの背面図、図３は取出部の背面図
である。図において、１は表シートである。２は表シー
ト１に設けられた窓孔、３は表シート１の表側に取り付
けられた乾燥押し花、４は乾燥押し花の表面に設けられ
たカバーである。５は乾燥押し花を含むように、切取り
用に設けられたミシン目である。１１は取出部で表シー
トのミシン目で囲まれた部分である。１２は取出部の裏
面に設けられた保持部を構成する支持部である。１３は
同じく保持部を構成するために取出部の裏側に設けられ
た支持テープである。６は裏シートである。７は裏シー
トに取付けられた接合テープである。８は裏シート６に
設けられた保持材を構成する吊下部、９は吊下部用の切
込である。表シート１と裏シート６とは、各々の一つの
側の接合部１０で接合されている。
【０００７】本考案においては、表シート１は紙、プラ
スチックシート等で構成される。裏シート６も紙、プラ
スチックシート等で構成され、表シート１と同じあるい
は異なった、材質あるいは厚さのものが使用される。表
シート１と裏シート６とは、側の方で接合部１０で一体
となっている。表シート１と裏シート６とが同じ材料で
構成される場合は、接合部１０は単なる折線であっても
よい。表シートと裏シートとが別の材料である場合、な
らびに、同じ材料を使用しても特別な接合状態が要求さ
れる場合は、接合部１０は多様な状態の中から選ばれた
ものとなる。単純なものは、表シートあるいは裏シート
の一方を折り曲げに、そこに接着剤を付けて接着する。
この場合は折り曲げられた側の材料と同じもので接合部
が形成される。表シートや裏シートに関係なく、接合部
を作り、これに表シートと裏シートとを別々に接合する
場合がある。この場合は、接合部はそれ自体としてメッ
セージカード全体を豪華なものにするのに便利である。
従って使用される材料は表シートや裏シートに関係なく
自由に選ばれる。接合して一体となったものは、立てか
けたとき、それ自体としてはほぼ平面を保つ程度の固さ
を持つように、材質および厚さが選択される。
スチックシート等で構成される。裏シート６も紙、プラ
スチックシート等で構成され、表シート１と同じあるい
は異なった、材質あるいは厚さのものが使用される。表
シート１と裏シート６とは、側の方で接合部１０で一体
となっている。表シート１と裏シート６とが同じ材料で
構成される場合は、接合部１０は単なる折線であっても
よい。表シートと裏シートとが別の材料である場合、な
らびに、同じ材料を使用しても特別な接合状態が要求さ
れる場合は、接合部１０は多様な状態の中から選ばれた
ものとなる。単純なものは、表シートあるいは裏シート
の一方を折り曲げに、そこに接着剤を付けて接着する。
この場合は折り曲げられた側の材料と同じもので接合部
が形成される。表シートや裏シートに関係なく、接合部
を作り、これに表シートと裏シートとを別々に接合する
場合がある。この場合は、接合部はそれ自体としてメッ
セージカード全体を豪華なものにするのに便利である。
従って使用される材料は表シートや裏シートに関係なく
自由に選ばれる。接合して一体となったものは、立てか
けたとき、それ自体としてはほぼ平面を保つ程度の固さ
を持つように、材質および厚さが選択される。
【０００８】表シート１には、窓孔２が設けられてい
る。窓孔２は表シート１と裏シート６との間に挾まれた
ものを、表シートを開けずに見る為のものである。表シ
ート１の表側には乾燥押し花３が設けられている。乾燥
押し花３はプラスチックフィルムを介して、表シート１
の表面に接着して設けられる。さらに乾燥押し花３の外
側にはプラスチックカバー４が設けられている。プラス
チックカバー４はプラスチックフィルムあるいはプラス
チックコーティングあるいはプラスチックフィルムとプ
ラスチックコーティングを併用して構成され、乾燥押し
花３の外側を被覆しており、乾燥押し花を保護するため
に設けられている。
る。窓孔２は表シート１と裏シート６との間に挾まれた
ものを、表シートを開けずに見る為のものである。表シ
ート１の表側には乾燥押し花３が設けられている。乾燥
押し花３はプラスチックフィルムを介して、表シート１
の表面に接着して設けられる。さらに乾燥押し花３の外
側にはプラスチックカバー４が設けられている。プラス
チックカバー４はプラスチックフィルムあるいはプラス
チックコーティングあるいはプラスチックフィルムとプ
ラスチックコーティングを併用して構成され、乾燥押し
花３の外側を被覆しており、乾燥押し花を保護するため
に設けられている。
【０００９】さらに、表シート１には、乾燥押し花３の
置かれた部分を含むように、切取り用のミシン目５が設
けられて、取出部１１を構成している。このミシン目５
を利用して、取出部１１を表シート１から取り離すこと
ができる。このとき、乾燥押し花３は表シート１の一部
ならびにカバー４と共に、一体として表シート１から取
り離される。取出部１１の裏側には保持部が設けられて
いる。保持部は、表シート１を利用して形成されても、
表シート１とは別のもの、例えば金属あるいは紙、プラ
スチックフィルム等適宜な材料を用いて形成しても良
い。保持部は取出部１１を表シート１から取り離したと
き、これを適宜なところへ保持させるものである。図３
には、保持部として２つのものを設けたものが示してあ
る。一つは、支持部１２で、取出部１１のシートに切り
込みを設けておき、使用にあたり、この部分を起して適
宜なものに支持させるものである。他の一つは、接着テ
ープを利用した支持テープ１３である。使用にあたって
は、支持テープの離型紙を離して、適宜のものに取出部
１１の全体を押しつければ、保持させることができる。
支持材は図示したものに限定されず金属鉤、紙製鉤、等
適宜のものが使用できる。
置かれた部分を含むように、切取り用のミシン目５が設
けられて、取出部１１を構成している。このミシン目５
を利用して、取出部１１を表シート１から取り離すこと
ができる。このとき、乾燥押し花３は表シート１の一部
ならびにカバー４と共に、一体として表シート１から取
り離される。取出部１１の裏側には保持部が設けられて
いる。保持部は、表シート１を利用して形成されても、
表シート１とは別のもの、例えば金属あるいは紙、プラ
スチックフィルム等適宜な材料を用いて形成しても良
い。保持部は取出部１１を表シート１から取り離したと
き、これを適宜なところへ保持させるものである。図３
には、保持部として２つのものを設けたものが示してあ
る。一つは、支持部１２で、取出部１１のシートに切り
込みを設けておき、使用にあたり、この部分を起して適
宜なものに支持させるものである。他の一つは、接着テ
ープを利用した支持テープ１３である。使用にあたって
は、支持テープの離型紙を離して、適宜のものに取出部
１１の全体を押しつければ、保持させることができる。
支持材は図示したものに限定されず金属鉤、紙製鉤、等
適宜のものが使用できる。
【００１０】裏シート６の表シート１の側に接合テープ
７が設けられている。これによって、接合シート７は表
シート１と裏シート６との間に位置することになる。裏
シート６には、保持材が設けられている。図３には保持
材として吊下部８が設けられている。図示したものは、
裏シート６を構成しているシートに、切込９を設けて吊
下部８を構成している。使用にあたっては、切込９を利
用して吊下部８を裏面シート６から起せば、吊下部の小
孔を用いて、カード全体を吊下げることができる。使用
しないときは、もとの状態に戻せば、再び裏側は平面と
なる。
７が設けられている。これによって、接合シート７は表
シート１と裏シート６との間に位置することになる。裏
シート６には、保持材が設けられている。図３には保持
材として吊下部８が設けられている。図示したものは、
裏シート６を構成しているシートに、切込９を設けて吊
下部８を構成している。使用にあたっては、切込９を利
用して吊下部８を裏面シート６から起せば、吊下部の小
孔を用いて、カード全体を吊下げることができる。使用
しないときは、もとの状態に戻せば、再び裏側は平面と
なる。
【００１１】保持材の具体的構造は、必ずしも図示した
ものに限定されない。従って、例えば、小さいフックを
裏シートに接着しておき、このフックを使用して吊下る
とか、鉤状になるような形のシートを用意し、この一端
を裏シートに貼付けておき、使用にあたり、鉤シートを
引き起こしてフックとして使用するとか、接着テープを
使用する等適宜のものが使用できる。
ものに限定されない。従って、例えば、小さいフックを
裏シートに接着しておき、このフックを使用して吊下る
とか、鉤状になるような形のシートを用意し、この一端
を裏シートに貼付けておき、使用にあたり、鉤シートを
引き起こしてフックとして使用するとか、接着テープを
使用する等適宜のものが使用できる。
【００１２】裏シート６と表シート１との間にはメッセ
ージシートを挾み込んだり、取り出したりする。挾み込
んだとき表面からは、表シート１の窓孔２を通してこれ
を見ることができる。窓孔２の大きさを適宜に選ぶこと
により、長文のメッセージを見せることや、差出人ある
いは受取人だけを見せることができる。一度受け取った
後は、この窓孔２を利用して受け取ったメッセージシー
トとは別のもの、例えば、写真を挾み込むこともでき
る。このとき、接合テープ７が裏シート６に、表シート
１に対向して設けられていることが意味を持つもので、
写真等を挾み込んだ後、接合テープ７の離型紙を剥がし
て、表シート１と裏シート６とを押しつければ両者は一
体となり、挾み込んだ写真等は脱落しにくくなる。従っ
て、カードを立てても吊下ても、挾み込んだ写真等は安
全に保持される。
ージシートを挾み込んだり、取り出したりする。挾み込
んだとき表面からは、表シート１の窓孔２を通してこれ
を見ることができる。窓孔２の大きさを適宜に選ぶこと
により、長文のメッセージを見せることや、差出人ある
いは受取人だけを見せることができる。一度受け取った
後は、この窓孔２を利用して受け取ったメッセージシー
トとは別のもの、例えば、写真を挾み込むこともでき
る。このとき、接合テープ７が裏シート６に、表シート
１に対向して設けられていることが意味を持つもので、
写真等を挾み込んだ後、接合テープ７の離型紙を剥がし
て、表シート１と裏シート６とを押しつければ両者は一
体となり、挾み込んだ写真等は脱落しにくくなる。従っ
て、カードを立てても吊下ても、挾み込んだ写真等は安
全に保持される。
【００１３】表シート１の表面に乾燥押し花３が設けら
れていることは、本案カードの装飾品的価値を顕著に挙
げるものである。乾燥押し花３は、表シート１に対し、
これとは別体のプラスチックフィルムを介して接着され
ている。乾燥押し花３の裏側からの空気や水蒸気の侵入
を防止するために、乾燥押し花を接着するにあたり、プ
ラスチックフィルムを介在させて接着する。
れていることは、本案カードの装飾品的価値を顕著に挙
げるものである。乾燥押し花３は、表シート１に対し、
これとは別体のプラスチックフィルムを介して接着され
ている。乾燥押し花３の裏側からの空気や水蒸気の侵入
を防止するために、乾燥押し花を接着するにあたり、プ
ラスチックフィルムを介在させて接着する。
【００１４】乾燥押し花の表面にはプラスチックカバー
４が設けられている。プラスチックカバー４は表面側か
ら乾燥押し花に対する空気や水蒸気の侵入を防ぐと共
に、表面側からの機械的損傷を防ぐことができる。乾燥
押し花の裏側の、表シート１とは別体のプラスチックフ
ィルムと、表側のプラスチックカバーとによって、乾燥
押し花はプラスチックにより密封された状態として表シ
ート１に解決されていることから、乾燥押し花に対する
空気や水蒸気の侵入が防止され、乾燥押し花は劣化する
ことなく長期にわたって装飾効果を発揮することにな
る。プラスチックカバー４はプラスチックフィルム、あ
るいは、プラスチックコーティング、あるいはその両者
といった何れの場合も透明なものである必要がある。
４が設けられている。プラスチックカバー４は表面側か
ら乾燥押し花に対する空気や水蒸気の侵入を防ぐと共
に、表面側からの機械的損傷を防ぐことができる。乾燥
押し花の裏側の、表シート１とは別体のプラスチックフ
ィルムと、表側のプラスチックカバーとによって、乾燥
押し花はプラスチックにより密封された状態として表シ
ート１に解決されていることから、乾燥押し花に対する
空気や水蒸気の侵入が防止され、乾燥押し花は劣化する
ことなく長期にわたって装飾効果を発揮することにな
る。プラスチックカバー４はプラスチックフィルム、あ
るいは、プラスチックコーティング、あるいはその両者
といった何れの場合も透明なものである必要がある。
【００１５】カードが、表側において窓孔２と乾燥押し
花３とを持っているので、窓孔２によって知ることので
きるメッセージ等は、乾燥押し花３によって増幅してそ
の趣旨を伝えることができる。特に、乾燥押し花が、表
裏からの空気や水蒸気の侵入を防ぐことができるように
取り付けられているので、乾燥押し花の美麗さは長期間
保持される。従って、増幅されたメッセージ効果は長期
間残ることになる。このことは、裏シート６に吊下部８
の如き保持材を設けたことと関連し、受け取ったカード
をそのまま、あるいは写真等を挟んで使用する場合に、
表面の美麗さは長期間保持されるので、長期間にわた
り、受け取った最初の印象を同じ状態で保持し、使用す
ることができる。
花３とを持っているので、窓孔２によって知ることので
きるメッセージ等は、乾燥押し花３によって増幅してそ
の趣旨を伝えることができる。特に、乾燥押し花が、表
裏からの空気や水蒸気の侵入を防ぐことができるように
取り付けられているので、乾燥押し花の美麗さは長期間
保持される。従って、増幅されたメッセージ効果は長期
間残ることになる。このことは、裏シート６に吊下部８
の如き保持材を設けたことと関連し、受け取ったカード
をそのまま、あるいは写真等を挟んで使用する場合に、
表面の美麗さは長期間保持されるので、長期間にわた
り、受け取った最初の印象を同じ状態で保持し、使用す
ることができる。
【００１６】表シート１の乾燥押し花３を含む部分に、
ミシン目を設けて取出部１１を形成しているので、カー
ドとして使用した後、さらに乾燥押し花だけを利用した
いとき、簡単に切離しできる。切り離したものは、表シ
ートとカバーと一体となった状態であるから、切離しに
よって、乾燥押し花がダメージを受けることはない。し
かも、切離した後、適宜のところへ取り付けるにあたっ
ては、取出部１１の裏面に設けた保持部を利用すること
により、簡単に着脱できるので取扱が簡単である。これ
らのことから、装飾品として乾燥押し花を利用するにあ
たり、表シートからの分離や、利用に際しての取付け、
取外しが容易なので、乾燥押し花を損傷する恐れがな
い。従って、優美な状態のまま、カードとは別に自由に
利用できる。
ミシン目を設けて取出部１１を形成しているので、カー
ドとして使用した後、さらに乾燥押し花だけを利用した
いとき、簡単に切離しできる。切り離したものは、表シ
ートとカバーと一体となった状態であるから、切離しに
よって、乾燥押し花がダメージを受けることはない。し
かも、切離した後、適宜のところへ取り付けるにあたっ
ては、取出部１１の裏面に設けた保持部を利用すること
により、簡単に着脱できるので取扱が簡単である。これ
らのことから、装飾品として乾燥押し花を利用するにあ
たり、表シートからの分離や、利用に際しての取付け、
取外しが容易なので、乾燥押し花を損傷する恐れがな
い。従って、優美な状態のまま、カードとは別に自由に
利用できる。
【００１７】従来、カードに乾燥押し花を配したものは
あるが、乾燥押し花が極めて短期間に変色し、花の存在
がかえって悪いイメージを呼び込んでいる。また、あま
り特徴のない印刷による装飾や、その他の装飾を持った
カードは沢山存在するが、これらは装飾効果が少ないの
で短期間に厭きてしまい、長期間使用するには適してい
ない。
あるが、乾燥押し花が極めて短期間に変色し、花の存在
がかえって悪いイメージを呼び込んでいる。また、あま
り特徴のない印刷による装飾や、その他の装飾を持った
カードは沢山存在するが、これらは装飾効果が少ないの
で短期間に厭きてしまい、長期間使用するには適してい
ない。
【００１８】本考案は、まず、カードそれ自体として極
めて美麗であり、カードを受け取ったとき、メッセージ
を効果的に増幅して受け取ることができる。次いで、受
け取ったカードをそのままの状態で、目に触れるように
しておきたい場合、簡単に吊下て使用できる。さらに、
目に触れるようにしておいた場合、乾燥押し花が長く美
麗さを保つので、受け取ったときの印象をそのまま長く
保つことができる。さらに、表シートの窓孔を利用し
て、別の装飾品として使用することもできる。このと
き、関連するもの、例えば、写真等を使用すれば、メッ
セージを受け取ったときの印象に関連して写真を見るこ
とができる。この場合も、乾燥押し花の美麗さが長期間
保存されることは意味がある。さらに加えて、単純な装
飾カードとして使用することが可能であり、また要求に
より、乾燥押し花のみを取りだして装飾品として使用す
ることが可能であり、何れの場合も、長期間美麗なもの
として使用できる。
めて美麗であり、カードを受け取ったとき、メッセージ
を効果的に増幅して受け取ることができる。次いで、受
け取ったカードをそのままの状態で、目に触れるように
しておきたい場合、簡単に吊下て使用できる。さらに、
目に触れるようにしておいた場合、乾燥押し花が長く美
麗さを保つので、受け取ったときの印象をそのまま長く
保つことができる。さらに、表シートの窓孔を利用し
て、別の装飾品として使用することもできる。このと
き、関連するもの、例えば、写真等を使用すれば、メッ
セージを受け取ったときの印象に関連して写真を見るこ
とができる。この場合も、乾燥押し花の美麗さが長期間
保存されることは意味がある。さらに加えて、単純な装
飾カードとして使用することが可能であり、また要求に
より、乾燥押し花のみを取りだして装飾品として使用す
ることが可能であり、何れの場合も、長期間美麗なもの
として使用できる。
【００１９】
【考案の効果】本考案は、上述の如く、簡単な構成であ
るに拘らず、全体として整合性のとれたものであり、各
種多様な使用目的に対応し、カード状態で又は乾燥押し
花の装飾品として、確実に目的を達することができるも
のである。しかも、これらの機能を長期間保持すること
ができるものであり、実用上優雅な感を使用者に与える
ことができ、工業的効果を挙げることができるものであ
る。
るに拘らず、全体として整合性のとれたものであり、各
種多様な使用目的に対応し、カード状態で又は乾燥押し
花の装飾品として、確実に目的を達することができるも
のである。しかも、これらの機能を長期間保持すること
ができるものであり、実用上優雅な感を使用者に与える
ことができ、工業的効果を挙げることができるものであ
る。
【図１】本考案の一つの実施態様における斜視図であ
る。
る。
【図２】裏シートの背面図である。
【図３】取出部の背面図である。
１ 表シート ２ 窓孔 ３ 乾燥押し花 ４ プラスチックカバー ５ ミシン目 ６ 裏シート ７ 接合テープ ８ 吊下部 ９ 切込 １０ 接合部 １１ 取出部 １２ 支持部 １３ 支持テープ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平４−41401（ＪＰ，Ａ) 実開 平４−54879（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭64−57076（ＪＰ，Ｕ) 実開 平２−3869（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭64−40679（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) B42D 15/02 A01N 3/00 B44C 5/06 G09B 23/38
Claims (4)
- 【請求項１】 表シートと裏シートとを備え、表シート
には窓孔を設け、さらに表シートの表側に乾燥押し花を
プラスチックフィルムを介して取付け、乾燥押し花の外
側に透明なプラスチックカバーを設けて、乾燥押し花の
裏側の、表シートとは別体のプラスチックフィルムと、
表側のプラスチックカバーとによって、乾燥押し花が密
封された状態で表シートに取付けられるようにしてお
り、また、表シートの乾燥押し花を含む部分にミシン目
を設けて取出部を形成し、表シートと裏シートとを各々
の一つの側の接合部で接合するとともに、裏シートに
は、前記接合部の隣接辺の一方側に、表シートに対向す
る接合テープが設けられていることを特徴とする装飾付
メッセージカード。 - 【請求項２】 透明なプラスチックカバーが、透明なプ
ラスチックフィルム、又は透明なプラスチックコーティ
ングもしくはその両者であることを特徴とする請求項１
の装飾付メッセージカード。 - 【請求項３】 取出部裏面に、保持部を設け、保持部が
取出部シートを切り込んで設けたもの、又は取出部シー
トとは別体で構成されたものもしくはその両者であるこ
とを特徴とする請求項１又は２の装飾付メッセージカー
ド。 - 【請求項４】 裏シートに保持材を設け、保持材が裏シ
ートを切り込んで設けたもの、又は裏シートとは別体で
構成されたものもしくはその両者であることを特徴とす
る請求項１ないし３のいずれかの装飾付メッセージカー
ド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992053149U JP2607371Y2 (ja) | 1992-07-07 | 1992-07-07 | 装飾付メッセージカード |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992053149U JP2607371Y2 (ja) | 1992-07-07 | 1992-07-07 | 装飾付メッセージカード |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH067966U JPH067966U (ja) | 1994-02-01 |
| JP2607371Y2 true JP2607371Y2 (ja) | 2001-07-09 |
Family
ID=12934780
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992053149U Expired - Fee Related JP2607371Y2 (ja) | 1992-07-07 | 1992-07-07 | 装飾付メッセージカード |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2607371Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003159899A (ja) * | 2001-11-29 | 2003-06-03 | Masako Yanagawa | 押花等の乾燥植物の装飾表示用カード |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6440679U (ja) * | 1987-09-04 | 1989-03-10 | ||
| JPH022621Y2 (ja) * | 1987-10-03 | 1990-01-22 | ||
| JPH023869U (ja) * | 1988-06-13 | 1990-01-11 | ||
| JPH0454879U (ja) * | 1990-09-14 | 1992-05-11 |
-
1992
- 1992-07-07 JP JP1992053149U patent/JP2607371Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH067966U (ja) | 1994-02-01 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6692806B2 (en) | Device for displaying photographs, certificates, compact discs and the like | |
| US5375351A (en) | Greeting card with magnetic picture frame | |
| US5893229A (en) | Device for framing pictures, certificates and the like | |
| US4332095A (en) | Picture holder | |
| US3341961A (en) | Picture frame | |
| WO1991008915A1 (en) | Photo display defining image | |
| US20020078612A1 (en) | Magnetic photo collage and display board | |
| JP2607371Y2 (ja) | 装飾付メッセージカード | |
| US7146756B2 (en) | Apparatus and method for displaying an item | |
| JP2607430Y2 (ja) | 飾付カード | |
| JP2607429Y2 (ja) | 装飾付メッセージカード | |
| JP2607127Y2 (ja) | 装飾付メッセージカード | |
| US3827170A (en) | Mosaic composite sheet composed of a new type of greeting cards | |
| US1549118A (en) | Frame or mounting for pictures and calendars | |
| US20070144050A1 (en) | Apparatus and method for displaying an item | |
| JPH0136625Y2 (ja) | ||
| JPH0738148Y2 (ja) | 写真郵送用封筒 | |
| US9408481B1 (en) | Graphic arts display kit and method | |
| JPH0738149Y2 (ja) | 写真郵送用封筒 | |
| JP2567644Y2 (ja) | 組み合わせ台紙 | |
| JPH067968U (ja) | 装飾品付メッセージカード | |
| AU740086B2 (en) | Display and storage device | |
| JPH0525912Y2 (ja) | ||
| JPH022622Y2 (ja) | ||
| JP3008685U (ja) | 収納部を備えたシート状部材および台紙 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |