JP2607006Y2 - カメラのズームファインダ装置 - Google Patents

カメラのズームファインダ装置

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JP2607006Y2
JP2607006Y2 JP1993000920U JP92093U JP2607006Y2 JP 2607006 Y2 JP2607006 Y2 JP 2607006Y2 JP 1993000920 U JP1993000920 U JP 1993000920U JP 92093 U JP92093 U JP 92093U JP 2607006 Y2 JP2607006 Y2 JP 2607006Y2
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    • G02B7/02Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses
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    • G02B7/10Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses with mechanism for focusing or varying magnification by relative axial movement of several lenses, e.g. of varifocal objective lens
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、カメラのズームファイ
ンダ装置に関し、特に、マクロモードに移行するとき、
ズームファインダ光学系とズーム撮影光学系の視差を補
正するズームファインダ装置に関する。
【0002】
【従来技術およびその問題点】レンズシャッタ式のカメ
ラにおいて、ズーミングによる通常撮影を行なう通常モ
ードの他にマクロ撮影を行なうマクロモードを備え、ス
イッチ操作等によってこれらの両モードを切換えるタイ
プのものに、マクロモードへの切換時、ズーム撮影光学
系とズームファインダ光学系間の視差(パララックス)
補正のため、視差補正用の光学部材をズームファインダ
光学系の光路内に進入させるものがある。
【0003】このような構造を備えたカメラにおいて、
従来は、例えばズーム撮影光学系の駆動に連動して正逆
方向に移動するカムプレートにカム溝を形成し、このカ
ム溝に光学部材用の操作部材を移動ガイドして、カムプ
レートの移動時に動作する該操作部材によって光学部材
を上記光路内に進退させていた。
【0004】このため、カム溝によって上記光路内に進
退させられる視差補正用の光学部材は、その切換え時の
動作が遅く、ファインダ接眼窓を覗く撮影者には、回動
する視差補正用光学部材がそのまま見えてしまい、場合
によってはそれが不快感を招いていた。また視差補正用
光学部材を、カムプレートによって作動される操作部材
を介して上記光路内に進退させる構造は、部品点数が多
く複雑にされており、従って、モード切換え時に撮影者
に不快感を与えることのない、構造がより簡単で、部品
点数を減少させて構造を簡略化させたズームファインダ
装置が望まれる。
【0005】
【考案の目的】本考案は、このような従来のズームファ
インダ装置に関する問題点に基づいて成されたものであ
り、モード切換え時に撮影者に不快感を与えることのな
い、構造がより簡単で、部品点数を減少させて構造を簡
略化させたズームファインダ装置を提供することを目的
としている。
【0006】
【考案の概要】本考案は、光軸を異にする撮影光学系と
ファインダ光学系を備え、ズーム撮影モードとマクロ撮
影モードを選択可能なカメラのファインダ装置におい
て、軸を中心とする回動動作によりファインダ光学系の
光路内に進退可能で、進入位置で撮影光学系との視差を
補正する、プリズム枠に支持された視差補正光学部材
と;この視差補正光学部材を、その軸を中心とする回動
位置に応じて、上記進入位置と退避位置のいずれか一方
に選択付勢するスナップアクションばね機構と;視差補
正光学部材を支持した上記プリズム枠に、該視差補正光
学部材の回動中心軸回りに位置させて設けた一対の係合
爪部と;この一対の係合爪部と係脱可能な切換爪部を有
し、正逆に往復駆動されるカムプレートと;を備え、こ
の切換爪部と一対の係合爪部は、視差補正光学部材が上
記進入位置と退避位置にあるとき常時一方の係合爪部が
切換爪部の移動軌跡上に位置し、カムプレートの往復動
作による切換爪部と一対の係合爪部のいずれか一方との
係合により、視差補正光学部材をスナップアクションば
ね機構を介して進入位置と退避位置との間で移動させる
ことを特徴としている。
【0007】
【実施例】以下図示実施例に基づいて本考案を説明す
る。図10は、本考案を適用したカメラ10の背面側か
ら視た斜視図である。このカメラ10は、所謂レンズシ
ャッタ式カメラであり、ズーム撮影光学系(図示せず)
およびズームファインダ光学系(図2参照)を備え、カ
メラ本体9の左右にフィルム室7とフィルム巻取室8を
備え、該フィルム室7とフィルム巻取室8の間に、開口
枠部5に挟まれた撮影開口11を備えている。カメラ本
体9の後壁16の一側に、フィルム押え板42を備えた
裏蓋14が開閉可能に設けられ、後壁16の上部中央
に、ファインダ接眼窓17が設けられている。
【0008】カメラ10に搭載される実像式のズームフ
ァインダ装置12は、ズーム撮影光学系とは別に構成し
た上記ズームファインダ光学系を有し、図1に示される
ように、ファインダ用枠体13およびカムプレート15
を有している。なお、図2は撮影レンズ収納移行区間に
ある状態のズームファインダ装置12を示す平面断面
図、図3はマクロ移行区間にある状態の同ファインダ装
置12を示す平面断面図、図4はマクロ域にある状態の
同ファインダ装置12を示す平面断面図である。
【0009】ファインダ用枠体13は、平面視において
略L字状を呈するように形成されており、図2に示され
るように、物体側から順に、第一レンズ群(対物レン
ズ)L1、第二レンズ群L2、第三レンズ群L3、第四
レンズ群L4、プリズム(図示せず)、および第五レン
ズ群(接眼レンズ)L5(図10)を備えている。第
三、第四および第五レンズ群L3、L4、L5はいずれ
も固定レンズ群であり、該第三、第五レンズ群L3、L
5は正のパワーを有し、第四レンズ群L4は負のパワー
を有する。また第一および第二レンズ群L1、L2は
互いに所定の関係で接離してズーミングを行なう可動の
変倍レンズ群とされ、それぞれ負のパワーおよび正のパ
ワーを有する。第一、第二レンズ群L1、L2を備えた
光路と、第三、第四レンズ群L3、L4を備えた光路と
は互いに略90°屈曲させて構成され、両光路の間に所定
角度で設けた反射板33により、第一、第二レンズ群L
1、L2を通過した光束は、第三、第四および第五レン
ズ群L3、L4、L5に入射するように曲げられる。
【0010】第一レンズ群L1は、案内環27に固定し
た第一レンズ移動枠34に支持されて、光軸Oの前後方
向に移動可能とされている。この案内環27は、ファイ
ンダ用枠体13の前部一側の前後方向に延設した案内バ
ー26によって移動ガイドされている。また案内環27
には、その一端部をファインダ用枠体13の前部13c
に係止させた引張りスプリング23の他端部が係止され
ており、これにより第一レンズ群L1は、光軸Oの前方
側に向けて常時付勢されている。第一レンズ移動枠34
は、ファインダ用枠体13の下方に突出させた、カムプ
レート15によって移動ガイドされるべきカムピン86
を有している。
【0011】第二レンズ群L2は、案内環31に固定し
た第二レンズ移動枠32に支持されて、光軸Oの前後方
向に移動可能とされている。この案内環31は、ファイ
ンダ用枠体13の前部他側の前後方向に延設した案内バ
ー30によって移動ガイドされている。また第二レンズ
移動枠32は、ファインダ用枠体13の下方(図2の紙
面奥方向)向けて突出させた、カムプレート15によ
って移動ガイドされるべきカムピン85を有している。
【0012】案内バー26の光軸後方に、ファインダ
枠体13側に支持した回動支軸35により回動可能に
支持されたプリズム枠36が設けられている。このプリ
ズム枠36は、図5に示されるように、視差(パララッ
クス)補正用の視差補正プリズム40を支持するもの
で、この視差補正プリズム40を、ズームファインダ光
学系の光路内に進入する補正位置と、この光路から退避
する退避位置とに回動 せることができる。
【0013】ファインダ用枠体13の下部壁13aに
は、プリズム枠36(視差補正プリズム40)の回動軌
跡と対応させた扇状の案内溝18が形成されている。下
部壁13aにおいて、案内溝18を挟んだ上記回動支軸
35と対向する側には、ばね掛け凸部38が植設されて
いる。プリズム枠36は、この案内溝18から下方(図
7、図8の紙面奥方向)に向けて突出させたばね掛け突
起39及び一対の係合爪部36b、36cを有してい
る。該一対の係合爪部36b、36cは、回動支軸35
を中心に略90゜位置をずらして設けられている。プリズ
ム枠36が図3に示す退避位置に位置するとき、係合爪
部36cは図7の矢印H方向に移動する切換爪部29と
係合して同方向に押圧されるべく、切換爪部29の移動
軌跡上に位置される。プリズム枠36が図4に示す補正
位置に位置するとき、係合爪部36bは図8の矢印G方
向に移動する切換爪部29と係合して同方向に押圧され
るべく、切換爪部29の移動軌跡上に位置される。この
ばね掛け凸部38と、案内溝18内をプリズム枠36と
ともに回動移動する上記ばね掛け突起39の間に、トー
ションスプリング37の一端部と他端部がそれぞれに係
止されている。これにより、プリズム枠36(視差補正
プリズム40)上記補正位置または退避位置に向けて
回動させるとき、思案点を越えた該プリズム枠36を同
回動方向へ瞬時に回動させるスナップアクション機構
構成されている。
【0014】カムプレート15には、このカムプレート
15とともに正逆方向に移動してプリズム枠36(視差
補正プリズム40)に上記思案点方向の回動力を与える
上記切換爪部29が一体に形成されている。またプリズ
ム枠36は、上記退避位置に位置するときにファインダ
光学系の光路の絞りを構成するように(図2、図3参
照)、その位置が決定されている。これにより、係合爪
部36cは、マクロモードの選択時、カムプレート15
がマクロ域に移行する方向(図3の矢印H方向)に移動
するとき、同方向に移動する切換爪部29に係合されて
同方向に押圧され(図7参照)、プリズム枠36を思案
点に向けて同図の反時計回りに回動させる。また係合爪
部36bは、カムプレート15がマクロ域からズーム撮
影域に移行する方向(図4の矢印G方向)に移動すると
き、切換爪部29に係合されて同方向に押圧され(図8
参照)、プリズム枠36を思案点に向けて同図の時計回
りに回動させる。
【0015】図9に、ファインダ用枠体13を取り外し
たカムプレート15の単体形状を示す。該カムプレート
15は、同図矢印I方向の接眼側に向いた一側に、カメ
ラ本体9に設けられズーム撮影光学系に連動して回転す
るピニオン82と噛み合うべきラック20を有してい
る。カムプレート15はさらに、このラック20と平行
に形成した移動ガイド溝24を有し、この移動ガイド溝
24に、ファインダ用枠体13の底部に所定間隔で固定
される移動ガイドピン83、84が移動自在に嵌合され
ている。従って、カムプレート15は、移動ガイドピン
83、84と移動ガイド溝24の嵌合関係によって、こ
の移動ガイド溝24の有効長の範囲で、カメラ10の左
右方向に移動可能にガイドされる。
【0016】カムプレート15はさらに、第二レンズ移
動枠32に植設したカムピン85を嵌合すべきカム溝2
1、およびカム開口22を有している。このカム開口2
2は、案内環27により対物側に移動付勢される第一レ
ンズ群L1のカムピン86を案内する、カム溝22bお
よびカム部22c、22dを有し、さらに、プリズム枠
36の係合爪部36b、36cと係合すべき切換爪部2
9、および回動移動する係合爪部36bを収容する収容
部22aを有している。
【0017】カム開口22とカム溝21にはそれぞれ、
第一レンズ移動枠34(第一レンズ群L1)と第二レン
ズ移動枠32(第二レンズ群L2)を移動させまたはそ
の位置に保持するための撮影レンズ収納移行区間d3、
ズーム区間d1、およびマクロ移行区間d2が設けられ
ている。カム溝21は、第一レンズ移動枠34(第一レ
ンズ群L1)と第二レンズ移動枠32(第二レンズ群L
2)を移動させ又はその位置に保持するための撮影レン
ズ収納移行区間d3、ズーム区間d1、及びマクロ移行
区間d2を有している。
【0018】撮影レンズ収納移行区間d3は、ズーム撮
影系の最短焦点距離を維持する区間であり、傾斜がな
い。ズーム区間d1は、カム溝21とカム部22cに傾
斜が与えられ、変倍レンズ群である第一、第二レンズ群
L1、L2光軸方向に移動させ、その倍率をズーム撮
影系の倍率に応じて変化させる。マクロ移行区間d
撮影レンズ収納移行区間d3と同様に傾斜がなく、
このマクロ移行区間d2において、第一、第二レンズ群
L1、L2をテレ端に位置させた状態から、係合爪部3
6cを切換爪部29によって係合押圧し、プリズム用枠
体36を図3の反時計方向に回動させて、図4の状態と
することができる。カムプレート15が有するラック2
0、カム溝21、カム開口22、移動ガイド溝24、及
びカム開口22内に形成した切換爪部29等は、プレス
加工等によって該カムプレート15に一体的に成形され
ている。
【0019】以上の構成を有する本ズームファインダ装
置は、図2に示されるように、ズーム撮影光学系の駆動
に連動してカムピン85、86がそれぞれ撮影レンズ収
納移行区間d3に移動されて、ズームファインダ光学系
がワイド端状態とされているとき、第一および第二レン
ズ群L1、L2は互いに最も離れた位置とされている。
この状態において、プリズム枠36は回動支軸35を中
心に回動して、上記退避位置に待機している。
【0020】この状態から、ズーム撮影光学系がズーム
領域に移行すると、これに連動して回転するピニオン8
とラック20の関係により、カムプレート15が図2
矢印H方向に移動される。すると、ズーム区間d1に
おいて、カムピン85はカム溝21に案内されて対物側
(同図矢印J方向)に移動し、かつカムピン86はカム
部22cに案内されて、接眼側(同図矢印I方向)に
移動した後対物側(同図矢印J方向)に移動する(図
3)。変倍レンズ群である第一、第二レンズ群L1、L
2が、このように光軸O方向に所定の関係で移動するこ
とにより、ズームファインダ光学系は、ズーム撮影光学
系の倍率に応じて変倍される。
【0021】そしてマクロ移行区間d2への移行時、カ
ムプレート15が図3の矢印H方向へさらに移動する
と、第一、第二レンズ群L1、L2が同図のテレ端域に
位置する状態において、カムプレート15の切換爪部2
9がプリズム枠36の係合爪部36cに係合し(図7)
これを同矢印H方向に押圧する。このため、プリズム枠
36はスナップアクション機構により、思案点を越え
たとき図3の反時計回りに瞬時に回動し、視差補正プリ
ズム40を図4に示す補正位置に移動させ、その位置に
安定させる。またマクロ移行区間d2からズーム区間d
1へ移行する際、カムプレート15が図4の矢印G方向
へ移動すると、カムプレート15の切換爪部29がプリ
ズム枠36の係合爪部36bに係合し(図8)これを
矢印G方向に押圧する。このため、プリズム枠36
スナップアクション機構により、思案点を越えたと
き図4の時計回りに瞬時に回動し、視差補正プリズム4
0を図3に示す退避位置に移動させ、その位置に安定さ
せる。
【0022】したがって、本実施例によると、視差補正
プリズム40を、スナップアクション機構によって補正
位置と退避位置とに切換えることができるから、視差補
正用の光学部材をカム溝によって案内して切換えていた
従来に比して、切換え動作を素早く行なうことができ
る。従って、ファインダ接眼窓を覗く撮影者に不快感を
与える不都合をなくすることができる。また視差補正プ
リズム40を、カムプレート15に形成した切換爪部2
9によって直接的に作動させることができるから、操作
部材を介して視差補正プリズム40を進退させていた従
来に比して、構造を簡略化させて部品点数を減少させる
ことができる。
【0023】
【考案の効果】以上のように本考案のカメラのズームフ
ァインダ装置によれば、視差補正光学部材を、スナップ
アクション機構によって補正位置と退避位置とに素早く
切換えることができるから、ファインダ接眼窓を覗く撮
影者に不快感を与える等の不具合をなくすことができ
る。また視差補正光学部材を保持したプリズム枠に、該
視差補正光学部材の回動中心軸回りに位置させて一対の
係合爪部が備えられていて、カムプレートに形成した切
換爪部は、この一対の係合爪部を介して視差補正部材
(プリズム枠)を直接的に作動させるから、操作部材を
介して視差補正光学部材を進退させていた従来に比し
て、部品点数を減少させ、構造を簡略化させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案を適用したズームファインダ装置の外観
を示す斜視図である。
【図2】同ズームファインダ装置のズームファインダ光
学系が撮影レンズ収納移行区間にある状態を示す平面断
面図である。
【図3】同光学系がマクロ移行区間にある状態を示す平
面断面図である。
【図4】同光学系がマクロ域にある状態を示す平面断面
図である。
【図5】図3のズームファインダ光学系を同図の矢印D
方向に視た図である。
【図6】図4のズームファインダ光学系を同図の矢印E
方向に視た図である。
【図7】ズームファインダ光学系の光路から退避させた
視差補正プリズムと切換爪部の位置関係を拡大して示す
図である。
【図8】ズームファインダ光学系の光路に進入させた視
差補正プリズムと切換爪部の位置関係を拡大して示す図
である。
【図9】カムプレートの単体形状を示す平面図である。
【図10】本考案を適用したカメラを背面側から視た斜
視図である。
【符号の説明】
9 カメラ本体 10 カメラ 12 ズームファインダ装置 13 ファインダ用枠体 15 カムプレート 17 ファインダ接眼窓 18 案内溝 20 ラック 21 22b カム溝 22 カム開口 22a 収容部 22c 22d カム部 23 引張りスプリング 24 移動ガイド溝 26 30 案内バー 27 31 案内環 29 切換爪部 32 第二レンズ移動枠 33 反射板 34 第一レンズ移動枠 35 回動支軸 36 プリズム枠 36b 36c 係合爪部 37 トーションスプリング 38 ばね掛け凸部 39 ばね掛け部 40 視差補正プリズム(視差補正用の光学部材) 45 視野枠 82 ピニオン 83 84 移動ガイドピン 85 86 カムピン d1 ズーム区間 d2 マクロ移行区間 d3 撮影レンズ収納移行区間 L1 第一レンズ群 L2 第二レンズ群 L3 第三レンズ群 L4 第四レンズ群 L5 第五レンズ群 O 光軸

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光軸を異にする撮影光学系とファインダ
    光学系を備え、ズーム撮影モードとマクロ撮影モードを
    選択可能なカメラのファインダ装置において、 軸を中心とする回動動作によりファインダ光学系の光路
    内に進退可能で、進入位置で撮影光学系との視差を補正
    する、プリズム枠に支持された視差補正光学部材と; この視差補正光学部材を、その軸を中心とする回動位置
    に応じて、上記進入位置と退避位置のいずれか一方に選
    択付勢するスナップアクションばね機構と; 視差補正光学部材を支持した上記プリズム枠に、該視差
    補正光学部材の回動中心軸回りに位置させて設けた一対
    の係合爪部と;この一対の係合爪部と係脱可能な 切換爪部を有し、正逆
    に往復駆動されるカムプレートと; を備え、 この切換爪部と上記一対の係合爪部は、視差補正光学部
    材が上記進入位置と待退避位置にあるとき常時一方の係
    合爪部が切換爪部の移動軌跡上に位置し、カムプレート
    の往復動作による切換爪部と一対の係合爪部のいずれか
    一方との係合により、視差補正光学部材をスナップアク
    ションばね機構を介して上記進入位置と退避位置との間
    で移動させることを特徴とするカメラのズームファイン
    ダ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のズームファインダ装置に
    おいて、上記視差補正用光学部材は、上記退避位置に位
    置されたとき、上記ズームファインダ光学系の光路の絞
    りを構成するカメラのズームファインダ装置。
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