JP2606920B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2606920B2
JP2606920B2 JP1104658A JP10465889A JP2606920B2 JP 2606920 B2 JP2606920 B2 JP 2606920B2 JP 1104658 A JP1104658 A JP 1104658A JP 10465889 A JP10465889 A JP 10465889A JP 2606920 B2 JP2606920 B2 JP 2606920B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はレーザビームプリンタや電子写真複写機の如
く電子写真方式を用いた画像形成装置に関するもので、
特にプロセスカートリッジ内の現像剤の有無の検出手段
に関するものである。
(従来の技術) 電子写真方式を採用した画像形成装置では、その使用
が長時間に及ぶと、像担持体の交換、現像剤(トナー)
の補給、その他関連機器の清掃、交換調整等のメンテナ
ンス作業が必要となってくる。そこで像担持体及びこの
関連機器である現像器、クリーニング器等をプロセスカ
ートリッジとして一体化し、該プロセスカートリッジを
装置本体に対してそっくり取替えることができるように
して、前記メンテナンス作業の容易化が図られている。
さて、プロセスカートリッジの取替え要因には種々の
ものが考えられるが、現像器中のトナーを使い尽した場
合がその要因の1つとして考えられる。現像器中には像
担持体の1回転当りの現像剤使用量と、像担持体の繰り
返し使用寿命回数とから求められたトナーが予め充填さ
れているが、現像器の長時間の使用により、該現像器中
にトナーが未だ残っているかどうかを検出し、プロセス
カートリッジの取替タイミングを決定するために、一般
に装置本体側にトナー検出手段が設けられている。
かかる検出手段の1例を第7図により説明すれば、10
0は装置本体の支持部200に着脱自在に配設されるプロセ
スカートリッジであり、該プロセスカートリッジ100の
カートリッジ容器100a内には像担持体である感光ドラ
ム、現像器等が一体的に収納されている。現像器はトナ
ーを感光ドラムの方へ移動させる現像部と、ホッパー内
にトナーを貯蔵し、撹拌機を介してトナーを現像部に供
給するトナー貯蔵部等とから構成されている。そしてト
ナー貯蔵部を含むプロセスカートリッジ100中には透明
体等で構成される光通路100bが上下に貫通して形成さ
れ、該光通路100bに対向する装置本体の支持部200には
発光部111、受光部112とをプロセスカートリッジ100を
挟み込む如く取付けたトナーの検出手段110が配設され
ている。
そしてトナー貯蔵部内のトナーが無くなり、トナー検
出手段110の発光部111より発せられた光を受光部112が
検知するかどうかでトナーの有無が検出される。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら以上の如きトナー検出手段110において
は、例えば発光部112はプロセスカートリッジ100の着脱
の障害とならないようプロセスカートリッジ100の上面
より所定距離を離して配設されている。
従って発光部111と受光部112間の検出距離Lが必要以
上に長くなり、発光部111には高出力高指向角のセンサ
ーを、受光部112には高感度のセンサーをそれぞれ使用
する必要が生じ、コストアップの原因となっていた。ま
た検出距離Lが長ければ長いほど、検出精度が低下して
不利となると共に、発、受光部111,112も装置本体の支
持部200に高精度に取付ける必要が生じるため、取付け
後の調整が必要となったり、装置本体側の構成が複雑に
なったりして、このこともコストアップの原因となって
いた。
また以上の如きトナー検出手段110においては発光部1
11が装置本体内に露出して取付けられているため、乱反
射光が侵入しやすく誤検出の虞れもある。また該誤検出
を防ぐために、ある特定の波長の光だけを発光、検知す
る検出手段を用いたり、覆いを取付けること等も考えら
れるが、これ等も装置のコストアップにつながる。更に
装置本体内で飛散したトナーやゴミ等が発、受光部111,
112の外表面に付着して検出手段110によるプロセスカー
トリッジ100内のトナーの有無の検知が十分になされな
いといった不都合もあった。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的
とする処は、低コストで且つ高精度な現像剤の検知手段
を備えて、プロセスカートリッジ内の現像剤の有無を正
確に検知できる画像形成装置を提供するにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本発明は、装置本体と、装
置本体に着脱自在に配設され現像器を有するプロセスカ
ートリッジと、装置本体に取り付けられ現像器内の現像
剤の有無を光学的に検出するための光学素子と、を有す
る画像形成装置において、前記光学素子はプロセスカー
トリッジの着脱動作に応じてプロセスカートリジに押圧
される検出位置とプロセスカートリッジから離間した退
避位置とに移動可能に配設したことを特徴とする。
又、本発明は、装置本体と、装置本体に着脱自在に配
設され現像器を有するプロセスカートリッジと、装置本
体に取り付けられ現像器内の現像剤の有無を光学的に検
出するための光学素子と、装置本体に対して開閉可能な
開放部と、を有する画像形成装置において、前記装置本
体に取り付けられた光学素子を開放部の開閉動作に応じ
てプロセスカートリッジに押圧される検出位置とプロセ
スカートリッジから離間した退避位置とに移動可能に配
設したことを特徴とする。
(作用) 本発明によれば、現像器内の現像剤の有無を検出する
ための光学素子がプロセスカートリッジの着脱動作或は
開放部の開閉動作に連動して検出位置又は退避位置に移
動するため、プロセスカートリッジの着脱時或は開放部
の開閉時に光学素子を退避位置に移動させれば、プロセ
スカートリッジの着脱或は開放部の開閉を支障なく容易
に行うことができ、プロセスカートリッジが装置本体に
装着された状態或は開放部が閉じられた状態において光
学素子を検出位置に移動させれば、該光学素子を構成す
る発光素子と受光素子間の距離を最短に保って現像器内
の現像剤の有無を高精度に行うことができるとともに、
光学素子に複雑で高価なセンサーを用いる必要がないた
めに低コストを実現することができる。
(実施例) 以下に本発明の実施例をレーザビームプリンタを例に
とり添付図面に基づいて説明する。
先ず本発明の第1実施例を第1図乃至第5図により説
明する。
第1図は略(コ)の字形をした装置本体の取付部材2
中にプロセスカートリッジ10が着脱自在に取付けられて
いる状態を示しており、該プロセスカートリッジ10のカ
ートリッジ容器10a中には像担持体である感光ドラム1
1、一次帯電器12、現像器13、クリーニング器14とが一
体的に収納されている。
即ち一次帯電器12により一様帯電された感光ドラム11
上にレーザ光を介して画像光Lが照射されると、感光ド
ラム11上には静電潜像が形成される。該静電潜像は現像
器13中の現像剤(トナー)Tにより現像されて顕像化さ
れ、トナー像に変えられる。一方不図示のレジストロー
ラにより感光ドラム11の方へタイミングをとって給送さ
れた転写紙P上には、転写帯電器15を介して感光ドラム
11上の前記トナー像が転写され、その後該トナー像を担
持する転写紙Pは不図示の定着器に送られ、トナー像が
転写紙P上に定着されて、機外へ排出される。また転写
が終了した感光ドラム11は残留トナーがクリーニング器
14によりクリーニングされ、次の静電潜像を形成するた
めにスタンバイされる。
現像器13は現像スリーブ20を有し、感光ドラム11の方
へトナーTを供給する現像部13Aと、ホッパー21内にト
ナーTを貯蔵し、該トナーTを攪拌機22,22を介して現
像部13Aの方へ供給するトナー貯蔵部13Bとから構成され
ている。前記攪拌機22は斜状の翼22aを有し、第1図中
矢印方向に回転するため、トナー貯蔵部13B内のトナー
Tは該トナー貯蔵部13Bと現像部13Aとの間に設けられた
連通孔23を介して現像部13Aへ間欠的に送られ、現像ス
リーブ20を介して感光ドラム11の方へ供給され現像の用
に供される。
またプロセスカートリッジ10中には現像器13のトナー
貯蔵部13Bを経由して上下方向に光が通過可能な光通路1
0bが一直線状に形成され、該光通路10b中に検知光を照
射することにより現像器13のトナー貯蔵部13B中のトナ
ーTの有無を検知できるようになっている。即ちトナー
貯蔵部13Bのホッパー底壁21a及び容器蓋24には透明材で
構成される残検窓25、透明窓26が設けられ、且つトナー
貯蔵部13Bの上方に配設されるクリーニング器14には中
空円筒リブ14aが設けられて、これらがプロセスカート
リッジ10を貫通する光通路10bを形成している。また、
第1図及び第2図で示される如く、前記中空円筒リブ14
aのカートリッジ容器10aの本体からやや上方に突出する
上面と残検窓25の下面回りのカートリッジ容器10aの本
体からやや下方に突出する部分には、それぞれ光通路10
bと同軸状に凹座面19,19が形成されており、該凹座面1
9,19の第1図中右方のカートリッジ容器10aにはフェル
ト又はスポンジ等で構成される清掃部材32,33が取付け
られている。
さて前記中空円筒リブ14a端部の凹座面19にはトナー
検知手段27の受光部27bを内部に包含した支持部材29が
その凸座面を介して密着状態で配設されている。そして
この支持部材29は略L形の回動レバー34の上辺部34aに
バネ部材31を介して下向きに取付けられている。前記回
動レバー34はその角部がプロセスカートリッジ10の取付
部材2から延出されるアーム3に支軸35を介して枢支さ
れると共に、一端が該アーム3に連結される引張りバネ
部材36によって第1図中時計方向に弾圧付勢されてい
る。また回動レバー34の上辺部34aはプロセスカートリ
ッジ10の取付部材2上方を第1図中左方に延びその左端
部に前記支持部材29等が取り付けられていると共に、回
動レバー34の下辺部34bは取付部材2の画像光L用の横
孔2bを通ってプロセスカートリッジ10側に延びており、
前記引張りバネ部材36を介してその左端部でプロセスカ
ートリッジ10を押圧した状態となっている。
また前記残検窓25の下面回りの凹座面19にはトナー検
知手段27の発光部27aを内部に包含した支持部材28がそ
の凸座面を介して密着状態で配設されている。そしてこ
の支持部材28は取付部材2の下向き孔部2a内を通り、バ
ネ部材30を介して取付部材2に固定された板部材4に支
持されている。
尚、トナー検知手段27の発光部27aはランプや発光ダ
イオード等からなり、該発光部27aからの検知光が光電
セル等からなる受光部27bに十分届けば、現像器13のト
ナー貯蔵部13B中にはトナーTが無くなっているという
ことがわかることとなっている。
ここでトナー検知手段27による現像器13のトナー貯蔵
部13B内のトナーTの有無の検知過程を第3図を参照し
つつ説明する。尚トナー貯蔵部13Bの残検窓25や透明窓2
6の内面は攪拌機22の翼22aに取付けられたシート部材22
bによりクリーニングされている。
即ちトナー貯蔵部13B内にトナーTが十分ある場合
(第3図中使用初期)には、トナー検知手段27の発光部
27aよりの検知光は受光部27bに届かず、現像器13内には
十分なトナーTがあることが認識される。次にトナー像
部13B内のトナーTがほぼ使い尽された場合(第3図中
使用後期)には、攪拌機22の翼22aやシート部材22bが残
検窓25上を通過した瞬間のみ発光部27aからの検知光が
受光部27bでキャッチされ、該受光部27bでは光の照射時
間、光量レベルに応じて電圧が発生する。即ち、第3図
で示される如く受光部27bの出力電圧に鋭い山が生じる
ようになる。次にトナー貯蔵部13B内にトナーTが略完
全に無くなった場合(第3図中使用末期)には、発光部
27aからの検知光は略すべて受光部27bにキャッチされる
はずであるが、攪拌機22の翼22aやシート部材22bで一部
遮えぎられるため受光部27bの出力電圧は図示の如く波
形となる。
そして現像器13中のトナーTの有無を判断するには、
例えば所定の電圧レベルV1における出力時間t1を所定の
設定時間(あと数十枚程度の転写紙Pを現像できる程度
にトナーがある状態)と比較することにより、プロセス
カートリッジ10の交換タイミングが検知される。
次にプロセスカートリッジ10の装置本体の取付部材2
への装着及び取付部材2からの取り外しに対するトナー
検知手段27等の作用について説明する。
プロセスカートリッジ10が装置本体外にあるばあい、
トナー検知手段27の受光部27aを支持する回動レバー34
は引張りバネ部材36の弾圧力により第1図中2点鎖線で
示すような状態にある。即ち回動レバー34は支軸35を中
心に時計方向に回動し、その上辺部34aに支持される受
光部27a、取付部材29及びバネ部材31が上方に退避した
位置にあり、回動レバー34の下辺部34bの先端部は取付
部材2の横孔2bを介して取付部材2の内方に移動した状
態となっている。また発光部27bの取付部材28もバネ部
材30を介して取付部材2の下孔2aを通って上向きにやや
突出した状態となっている。
まず、プロセスカートリッジ10を第1図中右方に移動
して装置本体の取付部材2内に装着すると、プロセスカ
ートリッジ10の右面は回動レバー34の下辺部34bを引張
りバネ部材36の弾圧力に反して第1図中右方に押圧する
ため、回動レバー34の上辺部34a端に取付けられていた
受光部27aの支持部材29等は下方に移動し、該支持部材2
9がプロセスカートリッジ10の中空円筒リブ14a上端面の
凹座面19に当接すると共に、この支持部材29はバネ部材
31によりこの凹座面19に押圧され、受光部27bは検知位
置に位置決めされる。また発光部27aの支持部材28はプ
ロセスカートリッジ10の移動とともに残検窓25下面回り
の突部によりバネ部材30の弾圧力に反して下方に押下げ
られるが、プロセスカートリッジ10が取付部材2の所定
位置に取付けられると、残検窓25の下面回りの凹座面19
に当接すると共に、この支持部材28はバネ部材30により
この凹座面19に下方から押圧され、発光部27aは検知位
置に位置決めされる。尚、支持部材28と凹座面19間に多
少のずれがあっても、凹凸面の相互作用でこのずれは自
動的に修正される。
即ち、発光部27aの支持部材28及び発光部27bの支持部
材29とがプロセスカートリッジ10にその凹座面19,19を
介して正確に位置決めされるため、発光部27a、光通路1
0b、受光部27bとが同軸状態で高精度に検知位置に位置
決めされ、このトナー検知手段27によって正確にプロセ
スカートリジ10内のトナーの検知をすることができるこ
ととなる。
次にプロセスカートリッジ10を装置本体の取付部材2
から取り外す場合について説明する。この場合プロセス
カートリッジ10を第1図中左方に移動させると、回動レ
バー34の下辺部34bの先端部が引張りバネ部材36により
順次取付部材2内方に移動し、回動レバー34は支軸35を
中心に時計方向に回動する。このため受光部27bの支持
部材29はプロセスカートリッジ10の中空円筒リブ14aの
上端面に形成された凹座面19から離間した上方へ移動す
るが、この途中で、プロセスカートリッジ10の左方への
移動に伴い、クリーニング部材33が取付部材29内のトナ
ー検知手段27の受光部27b上面上を摺動してこの受光部2
7bをクリーニングする。また発光部27aの支持部材28も
プロセスカートリッジ10の左方への移動に伴い、下方に
押し下げられるが、この途中でクリーニング部材32が取
付部材28内のトナー検知手段27の発光部27a上面上を摺
動して外発光部27aをクリーニングする。
以上の説明で明らかな如く、トナー検知手段27の発光
部27a及び受光部27bをそれぞれ内包する支持部材28,29
が、プロセスカートリッジ10の装置本体に対する着脱に
際して移動できるようになっているため、プロセスカー
トリッジ10を装置本体に装着した場合、発、受光部27a,
27bを有する前記支持部材28,29をプロセスカートリッジ
10の凹座面19,19に密着させることができ、トナー検知
手段27をプロセスカートリッジ10の光通路10bに正確に
位置決めできると共に、トナー検知手段27の発、受光部
27a,27b間の距離を最短に保つことができる。従ってプ
ロセスカートリッジ10の現像器13内のトナーTの検知精
度を複雑かつ高価なトナー検知手段を用いずに十分に上
げることができる。
またこの場合、内部に発、受光部27a,27bをを有する
支持部材28,29がプロセスカートリッジ10の凹座面19,19
に密着しているため、トナー検知手段27の発光部27a、
発光部27bは外部に露出されることはなく、装置本体内
で飛散したトナーやゴミ等がトナー検知手段27発光部27
a、受光部27bを覆い、プロセスカートリッジ10内のトナ
ーTの検知が十分になされないといった不都合は生じな
い。更にトナー検知手段27の発光部27aに外部から乱反
射光が侵入し、誤検知を生じることもない。
またプロセスカートリッジ10を装置本体から取り外す
場合は発、受光部27a,27bを有する支持部材28,29をプロ
セスカートリッジ10から離間させることができ、プロセ
スカートリッジ10の取り外しが容易となると共に、該プ
ロセスカートリッジ10の移動にあたってトナー検知手段
27の発、受光部27a,27bをクリーニングできるというメ
リットもある。
次に本発明の第2実施例を第4図乃至第6図により説
明する。尚第1実施例に係るものと同一機能を有するも
のについては同一符号を付し、その説明を省略する。
本実施例と前記第1実施例との大きな違いは、第1実
施例においてはトナー検出手段27の発、受光部27a,27b
の移動をプロセスカートリッジ10の着脱に連動して行な
っていたが、本実施例においてはこれ等の移動が装置本
体1の前ドア1aの開閉に連動して行なわれる点である。
第4図はレーザビームプリンタの主として、前部側の
プロセスカートリッジ10回りの断面を示すもので、装置
本体1の略(コ)の字形の取付部材2内にプロセスカー
トリッジ10が装着されており、該プロセスカートリッジ
10の前部側の下方にはレジストローラ16及び転写紙P用
のガイド板18、上方には定着器17、側方には転写帯電器
15が配設されている。そして装置本体1の前ドア1aは、
下部を支点として上部が前、後方向に開閉可能となって
おり、プロセスカートリッジ10の交換やジャム処理等の
保守作業の用に供されている。尚、前ドア1aには定着器
17、転写帯電器15、レジストローラ16、ガイド板18等が
一体的に取付けられ、前ドア1aの開閉とともに移動する
ようになっている。
次にトナー検出手段27等の構成について説明すると、
プロセスカートリッジ10の光通路10bの両端部に設けら
れた中空円筒ルブ14a上面及び残検窓25下面回りの凹座
面19,19には、それぞれトナー検出手段27の発光部27a及
び受光部27bを包含する2つの支持部材40,41がそれぞれ
の凸座面を介して密着状態で配設されている。
即ち、発光部27aは取付部材2の取付孔2aを介してプ
ロセスカートリッジ10に対向しているが、この発光部27
aを支持する支持部材40は装置本体1側の支軸42に枢支
されており、且つ捩りバネ43により第1図中時計方向に
弾圧付勢されているため、この支持部材40に何ら力を作
用させなければ、図中2点鎖線で示される如く、発光部
27aは支持部材40とともに取付孔2a内から外方に退避す
るようになっている。この場合取付孔2a内の一端に取付
けられたクリーニング部材32より発光部27aはクリーニ
ングされることとなる。一方、支持部材40にはレバー44
が固定され、該レバー44がガイド板18に取付けられた押
圧部材45に係合しているため、前ドア1aが閉状態の場合
は、支持部材40は捩りバネ43の弾圧力に反して、図示の
実線位置、即ち凹座面19に位置決めされ、発光部27aは
検知位置に正確に位置決めされて、その機能を発揮でき
るようになっている。
また受光部27bはその支持部材41が装置本体1側から
突出する板部材5に支軸46を介して枢支されているが、
発光部27aと同様に支持部材41が捩りバネ47によって図
中反時計方向に弾圧付勢されているため、この支持部材
41に何ら力を作用させなければ、図中2点鎖線で示され
る如く、受光部27bは支持部材41とともに回動し、取付
部材2の上端部に取り付けられたクリーニング部材33に
接してクリーニングされることとなる。一方支持部材41
にはレバー48が固定され、該レバー48が定着器17に取付
けられた押圧部材49に係合しているため、前ドア1aが閉
状態の場合は支持部材41は捩りバネ47の弾圧力に反して
図示実線位置、即ち凹座面19に位置決めされ、受光部27
bは検知位置に正確に位置決めされてその機能を発揮で
きる状態となっている。
而して、前ドア1aが開けば発、受光部27a,27bのそれ
ぞれの支持部材40,41に取付けられたレバー44,48とガイ
ド部材18及び定着器17に取付けられた押圧部材45,49と
の係合が解除され、発、受光部27a,27bは支持部材40,41
とともに第4図中2点鎖線の位置に退避してクリーニン
グ部材32,33によりクリーニングされ、そしてプロセス
カートリッジ10は取付部材2に容易に着脱できることと
なる。また前ドア1aが閉じると支持部材40,41のレバー4
4,48とガイド部材18及び定着器17の押圧部材45,49が係
合するため、発、受光部27a,27bは支持部材40,41ととも
に回動して、光通路10bの検知位置に対して正しく位置
決めされ、その機能が発揮できるような状態となる。
以上の如く本実施例においても基本的には第1実施例
と同様な効果を得ることができるが、本実施例では特に
ジャム処理等のために開閉される機会が比較的多い前ド
ア1aの開閉に連動させて、トナー検出手段27の発、受光
部27a,27bを移動させクリーニングしているため、該
発、受光部27a,27bのクリーニングの機会が第1実施例
に係るものより多くなり、より大きいクリーニング効果
を期待できる。また発、受光部27a,27bを含む支持部材4
0,41が前ドア1aの開閉とともに完全に退避するため、プ
ロセスカートリッジ10の着脱にあたってこのトナー検知
手段27の発、受光部27a,27bを破損することもない。
以上の説明ではトナー検知手段27の発、受光部27a,27
bは支持部材40,40を介して回動可能に支持されていた
が、これに限る必要はなく、例えば発光部27bを第5図
及び第6図で示される如く、定着器17の押圧部材49の移
動に伴い上下に移動させ、該移動に伴い受光部27bをク
リーニング部材32aでクリーニングするようにしてもよ
い。
即ち、第5図で示される如く、受光部27bを包含支持
する支持部材50を装置本体1側の軸部材51に上下に摺動
自在に支持させ、且つ支持部材50と軸部材51間に圧縮バ
ネ52を介在させる。また支持部材50にはクリーニング部
材33を取付けたL形のシャッター53が支軸54を介して枢
支され、該シャッター53が捩りバネ55により第5図で示
される如く支持部材50に位置決めされ、クリーニング部
材33が受光部27bに当接した状態となっている。
而して、第6図で示される如く、前ドア1aの閉動作に
より定着器27の押圧部材49が支持部材50に係合し、支持
部材50を圧縮バネ52の弾圧力に反して下方に移動させプ
ロセスカートリッジ10の光通路10b上端部、即ち、中空
円筒リブ14aの上端部の凹座面19に密着させて、受光部2
7bをその機能が発揮できる検知位置に正確に位置決めす
る。この場合シャッター53の一端部53aがプロセスカー
トリッジ10の取付部材2端部に係合して、支軸54を中心
に反時計方向に回動するため、受光部27bはクリーニン
グ部材33に摺擦されクリーニングされることとなる。ま
た前ドア1aを開けると支持部材50と定着器17の押圧部材
49の係合は解除され、支持部材50やシャッター53は第5
図の位置に復帰し、受光部27bはプロセスカートリッジ1
0の光通路10bから離間して退避し、シャッター53上のク
リーニング部材33で覆われた状態となる。尚、以上は受
光部27bのみについて説明したが、発光部27aについてい
も同様のことができるのは勿論である。
以上の如き変更施例においても第2実施例と同様の効
果を得ることができるが、特に本実施例においては前ド
ア1aが開いてトナー検知手段27の発、受光部27a,27bに
ゴミ等が付着し易い状態の場合に、該発、受光部27a,27
bがシャッター53を介してクリーニング部材33で覆われ
ているため、発、受光部27a,27bの汚れをより防止でき
る。またこの場合、プロセスカートリッジ10の交換や他
の部分の保守等を行っても、トナー検知手段27の発、受
光部27a,27bはクリーニング部材32a等により保護されて
いるため、メンテナンス作業にあたり、発、受光部27a,
27bを破損することもない。
(発明の効果) 以上の説明で明らかなように、本発明によれば、現像
器内の現像剤の有無を検出するための光学素子がプロセ
スカートリッジの着脱動作或は開放部の開閉動作に連動
して検出位置又は退避位置に移動するため、プロセスカ
ートリッジの着脱時或は開放部の開閉時に光学素子を退
避位置に移動させれば、プロセスカートリッジの着脱或
は開放部の開閉を支障なく容易に行うことができ、プロ
セスカートリッジが装置本体に装着された状態或は開放
部が閉じられた状態において光学素子を検出位置に移動
させれば、該光学素子を構成する発光素子と受光素子間
の距離を最短に保って現像器内の現像剤の有無を高精度
に行うことができるとともに、光学素子に複雑で高価な
センサーを用いる必要がないために低コストを実現する
ことができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1実施例に係る画像形成装置のプロセスカー
トリッジ回りの断面図、第2図は発光部、受光部及び光
通路回りの詳細図、第3図はトナー検出手段による現像
剤の検出状態を示す図、第4図は第2実施例に係る画像
形成装置のプロセスカートリッジ回りの断面図、第5図
及び第6図は第2実施例の変更実施例を示す図、第7図
は従来技術を示す図である。 10……プロセスカートリッジ、13……現像器、27……ト
ナー検知手段(検知手段)、27a……発光部、27b……発
光部、T……現像剤。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−210479(JP,A) 特開 平1−321455(JP,A) 実開 昭63−109959(JP,U) 実開 昭63−144651(JP,U)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】装置本体と、装置本体に着脱自在に配設さ
    れ現像器を有するプロセスカートリッジと、装置本体に
    取り付けられ現像器内の現像剤の有無を光学的に検出す
    るための光学素子と、を有する画像形成装置において、 前記光学素子はプロセスカートリッジの着脱動作に応じ
    てプロセスカートリッジに押圧される検出位置とプロセ
    スカートリッジから離間した退避位置とに移動可能に配
    設されていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】装置本体と、装置本体に着脱自在に配設さ
    れ現像器を有するプロセスカートリッジと、装置本体に
    取り付けられ現像器内の現像剤の有無を光学的に検出す
    るための光学素子と、装置本体に対して開閉可能な開放
    部と、を有する画像形成装置において、 前記装置本体に取り付けられた光学素子は開放部の開閉
    動作に応じてプロセスカートリッジに押圧される検出位
    置とプロセスカートリッジから離間した退避位置とに移
    動可能に配設されていることを特徴とする画像形成装
    置。
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