JP2605976B2 - インクジェット記録装置 - Google Patents
インクジェット記録装置Info
- Publication number
- JP2605976B2 JP2605976B2 JP6179452A JP17945294A JP2605976B2 JP 2605976 B2 JP2605976 B2 JP 2605976B2 JP 6179452 A JP6179452 A JP 6179452A JP 17945294 A JP17945294 A JP 17945294A JP 2605976 B2 JP2605976 B2 JP 2605976B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink
- jet recording
- ink jet
- flow path
- reservoir chamber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はインクジェット記録装置
に関し、より詳しくは熱エネルギを利用してインク滴を
吐出する形式のインクジェット記録装置に関する。
に関し、より詳しくは熱エネルギを利用してインク滴を
吐出する形式のインクジェット記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】インクタンクと吐出口を結ぶ流路内に圧
電素子を配設し、これに信号電圧を印加して歪ませるこ
とにより流路内のインクを加圧し、その一部を吐出口よ
りインク滴として記録媒体上に吐出させるようにしたオ
ンデマンド型のインクジェット記録装置は、吐出口に至
るインクを加圧する手段として大きなスペ−スが必要な
可動の圧電素子を用いているため、印字品質を左右する
ノズルの高密度配設が行い得ないばかりでなく、これら
の圧電素子を記録ヘッド外に配設しなければならないた
め、装置の信頼性にかかわる不都合が生じかねないとい
った問題を有している。
電素子を配設し、これに信号電圧を印加して歪ませるこ
とにより流路内のインクを加圧し、その一部を吐出口よ
りインク滴として記録媒体上に吐出させるようにしたオ
ンデマンド型のインクジェット記録装置は、吐出口に至
るインクを加圧する手段として大きなスペ−スが必要な
可動の圧電素子を用いているため、印字品質を左右する
ノズルの高密度配設が行い得ないばかりでなく、これら
の圧電素子を記録ヘッド外に配設しなければならないた
め、装置の信頼性にかかわる不都合が生じかねないとい
った問題を有している。
【0003】
【課題が解決しようとする課題】本発明はこのような問
題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、
小型でしかもノズルの高密度化と装置の信頼性を図り得
る新たなインクジェット記録装置を提供することにあ
る。、
題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、
小型でしかもノズルの高密度化と装置の信頼性を図り得
る新たなインクジェット記録装置を提供することにあ
る。、
【0004】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明はこの
ような課題を達成するためのインクジェット記録装置と
して、インク溜室を有する共通の基体の内部に、インク
溜室に連通する複数のインク流路と、インク溜室からノ
ズルに到る各流路内のインクを独立に加熱気化させる加
熱体としての電気抵抗体と、電気抵抗体に記録情報に応
じて電圧を印加する共通電極と信号電極とを配設するよ
うにしたものである。
ような課題を達成するためのインクジェット記録装置と
して、インク溜室を有する共通の基体の内部に、インク
溜室に連通する複数のインク流路と、インク溜室からノ
ズルに到る各流路内のインクを独立に加熱気化させる加
熱体としての電気抵抗体と、電気抵抗体に記録情報に応
じて電圧を印加する共通電極と信号電極とを配設するよ
うにしたものである。
【0005】
【実施例】そこで以下に図示した実施例について説明す
る。図1は本発明の一実施例を示したもので、記録ヘッ
ドを構成する基体1の内部には、インク供給口2に連通
する共通のインク溜室3が基体1の長手方向に形成され
ていて、ここには、基体1の一側にオリフィス4として
開口する多数のインク流路5…が連通するように、かつ
インク溜室3に対して垂直な向きに設けられている。
る。図1は本発明の一実施例を示したもので、記録ヘッ
ドを構成する基体1の内部には、インク供給口2に連通
する共通のインク溜室3が基体1の長手方向に形成され
ていて、ここには、基体1の一側にオリフィス4として
開口する多数のインク流路5…が連通するように、かつ
インク溜室3に対して垂直な向きに設けられている。
【0006】6は、インク流路5の開口端から吐出させ
るべきインク滴の量に相当する距離を隔てたその後方内
面に設けたインク加圧手段としての発熱体で電気抵抗体
としてのこれらの発熱体6…は、基体1の側方へ伸びる
共通電極7を介して単一のリ−ド線8に接続する一方、
各インク流路5…に沿って基体1の他側へ伸びる個々の
信号電極9…を介して対応するリード線10…のそれぞ
れに接続し、記録情報に応じた電圧が選択的に印加する
ように構成されている。
るべきインク滴の量に相当する距離を隔てたその後方内
面に設けたインク加圧手段としての発熱体で電気抵抗体
としてのこれらの発熱体6…は、基体1の側方へ伸びる
共通電極7を介して単一のリ−ド線8に接続する一方、
各インク流路5…に沿って基体1の他側へ伸びる個々の
信号電極9…を介して対応するリード線10…のそれぞ
れに接続し、記録情報に応じた電圧が選択的に印加する
ように構成されている。
【0007】このように構成されたインクジェット記録
装置は、信号電極9を介して記録情報に応じた電圧が発
熱体6に選択的に印加されると、抵抗体よりなる発熱体
6はその近傍のインクを加熱し気化膨張させて、その際
の圧力をその前方でメニスカスを形成して安定的に保持
されているインクに作用させ、これをインク滴として図
示しない記録媒体上に吐出させて、そこに一画素分のド
ットを形成する。
装置は、信号電極9を介して記録情報に応じた電圧が発
熱体6に選択的に印加されると、抵抗体よりなる発熱体
6はその近傍のインクを加熱し気化膨張させて、その際
の圧力をその前方でメニスカスを形成して安定的に保持
されているインクに作用させ、これをインク滴として図
示しない記録媒体上に吐出させて、そこに一画素分のド
ットを形成する。
【0008】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、イン
ク溜室を有する共通の基体の内部に、インク溜室と連通
する複数のインク流路と、流路内のインクを加熱気化さ
せる電気抵抗体と、記録情報に応じてこれらの電気抵抗
体に電圧を選択的に印加する信号電極と共通電極とを設
けたので、何らの機械的な可動部材を必要とすることな
くインク滴の吐出を可能とするオンデマンド型のインク
ジェット記録装置を1つの部材として構成することがで
きるとともに、インク吐出機構全体を一体化したことに
より、多数の部品を組付けるといった繁雑な作業を不要
にして装置を安価に構成することができるばかりでな
く、外部部品との接触によって生じる電極等の損傷を抑
えて装置の信頼性を著しく高めることができ、さらに
は、印字品質を左右するインク流路の高密度化をも実現
することができる。
ク溜室を有する共通の基体の内部に、インク溜室と連通
する複数のインク流路と、流路内のインクを加熱気化さ
せる電気抵抗体と、記録情報に応じてこれらの電気抵抗
体に電圧を選択的に印加する信号電極と共通電極とを設
けたので、何らの機械的な可動部材を必要とすることな
くインク滴の吐出を可能とするオンデマンド型のインク
ジェット記録装置を1つの部材として構成することがで
きるとともに、インク吐出機構全体を一体化したことに
より、多数の部品を組付けるといった繁雑な作業を不要
にして装置を安価に構成することができるばかりでな
く、外部部品との接触によって生じる電極等の損傷を抑
えて装置の信頼性を著しく高めることができ、さらに
は、印字品質を左右するインク流路の高密度化をも実現
することができる。
【図1】本発明の一実施例をなす装置の断面図である。
1 基体 3 インク溜室 5 インク流路 6 発熱体 7 共通電極 8 リード線 9 信号電極 10 リード線
Claims (2)
- 【請求項1】 インク溜室を有する共通の基体の内部
に、該インク溜室に連通する複数のインク流路と、該イ
ンク溜室からノズルに到る上記各流路内のインクを独立
に加熱気化させる加熱体としての電気抵抗体と、該電気
抵抗体に記録情報に応じて電圧を印加する共通電極と信
号電極とを配設したことを特徴とするインクジェット記
録装置。 - 【請求項2】 上記インク溜室に、上記インク流路を垂
直な向きに連通させたことを特徴とする特許請求の範囲
第1項記載のインクジェット記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6179452A JP2605976B2 (ja) | 1994-07-07 | 1994-07-07 | インクジェット記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6179452A JP2605976B2 (ja) | 1994-07-07 | 1994-07-07 | インクジェット記録装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3356024A Division JPH0725165B2 (ja) | 1991-12-20 | 1991-12-20 | インクジェット記録装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0747675A JPH0747675A (ja) | 1995-02-21 |
JP2605976B2 true JP2605976B2 (ja) | 1997-04-30 |
Family
ID=16066112
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6179452A Expired - Lifetime JP2605976B2 (ja) | 1994-07-07 | 1994-07-07 | インクジェット記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2605976B2 (ja) |
Family Cites Families (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3790703A (en) * | 1970-06-17 | 1974-02-05 | A Carley | Method and apparatus for thermal viscosity modulating a fluid stream |
JPS5032951A (ja) * | 1973-07-20 | 1975-03-29 | ||
JPS5118133U (ja) * | 1974-07-26 | 1976-02-09 | ||
JPS5156236A (ja) * | 1974-11-11 | 1976-05-17 | Sharp Kk | |
JPS5171145A (ja) * | 1974-12-17 | 1976-06-19 | Gen Corp | Netsuinjihetsudo |
JPS5183536A (ja) * | 1975-01-18 | 1976-07-22 | Gen Corp | |
JPS51103440A (ja) * | 1975-03-10 | 1976-09-13 | Oki Electric Ind Co Ltd | |
SE7603784L (sv) * | 1975-09-29 | 1977-03-30 | Siemens Ag | Anordning for kontaktering av elektriska komponenter for ingjutning i arbetsstycken |
DE2700010A1 (de) * | 1976-01-15 | 1977-07-21 | Xerox Corp | Geraet zur erzeugung von abtrennbaren fluessigkeitstroepfchen und antriebselemente dafuer |
JPS5459139A (en) * | 1977-10-19 | 1979-05-12 | Canon Inc | Recording head |
JPS5527282A (en) * | 1978-08-18 | 1980-02-27 | Canon Inc | Liquid injection recording method and its device |
JPS54161935A (en) * | 1978-06-12 | 1979-12-22 | Seiko Epson Corp | Ink jet printer |
JPS6110064A (ja) * | 1984-06-26 | 1986-01-17 | 株式会社トーキン | 圧電磁器組成物 |
JPH0674864B2 (ja) * | 1988-08-05 | 1994-09-21 | 未来工業株式会社 | 継手収納ボックスに対する継手の固定構造 |
JP3167839B2 (ja) * | 1993-07-09 | 2001-05-21 | 富士写真フイルム株式会社 | 熱消色型感熱記録材料及び画像形成方法 |
-
1994
- 1994-07-07 JP JP6179452A patent/JP2605976B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0747675A (ja) | 1995-02-21 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19960604 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19961210 |