JP2605949B2 - トラッキング制御装置 - Google Patents

トラッキング制御装置

Info

Publication number
JP2605949B2
JP2605949B2 JP28501190A JP28501190A JP2605949B2 JP 2605949 B2 JP2605949 B2 JP 2605949B2 JP 28501190 A JP28501190 A JP 28501190A JP 28501190 A JP28501190 A JP 28501190A JP 2605949 B2 JP2605949 B2 JP 2605949B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
tracking
level
error signal
detecting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP28501190A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04157628A (ja
Inventor
泰明 枝廣
克也 渡邊
充郎 守屋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP28501190A priority Critical patent/JP2605949B2/ja
Publication of JPH04157628A publication Critical patent/JPH04157628A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2605949B2 publication Critical patent/JP2605949B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)
  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、データファイル、画像ファイル等に用いら
れる光学式記録再生装置のトラッキング制御装置に関す
るものである。
従来の技術 以下従来のトラッキング制御装置の例について図面を
参照して説明する。第20図は従来の例に於けるトラッキ
ング制御装置のブロック図である。第20図に示すように
従来例の光学式記録再生装置においては、光ディスク1
には情報記録再生トラック2が形成されていて、レーザ
ダイオード41から出た光ビーム5はコリメータレンズ42
で平行光に変換され、ハーフミラー43を通り抜け対物レ
ンズ4を通ることにより微少な光スポット3に収束され
て光ディスク1に照射される。光ディスク1からの反射
光は対物レンズ4を通りハーフミラー43で一部反射して
直角に曲がりハーフミラー44で2つに分けられる。ハー
フミラー44を出た反射光はカップリングレンズ46を通り
抜けフォトディテクタ47と再生信号検出器20で電気的な
情報再生信号に変換される。ハーフミラー44を通り抜け
た光はハーフミラー45で2つに分けられハーフミラー45
で反射した一方の光はカップリングレンズ48を通りナイ
フウェッジ50で一部遮られ二分割フォトディテクタ49に
入射して差動増幅器51で電気的なフォーカス誤差信号が
検出される。レーザダイオード41、コリメータレンズ4
2、ハーフミラー43、ハーフミラー44、カップリングレ
ンズ46、フォトディテクタ47、ハーフミラー45、カップ
リングレンズ48、ナイフウェッジ50、二分割フォトディ
テクタ49、で光学ヘッド6が構成される。フォーカスサ
ーボ回路52でフォーカス誤差信号に位相補償などの処理
を施しフォーカス駆動信号を出力する。前記フォーカス
駆動信号に従いフォーカスアクチュエータ53で対物レン
ズ4を光ディスク1の媒体面と略垂直な方向に動かすこ
とにより光ビーム5の焦点を光ディスク1の記録媒体面
に合わせるフォーカス制御を行う。ハーフミラー45を通
り抜けた他方の光はカップリングレンズ7を通り抜け二
分割フォトディテクタ8に入射して差動増幅器9で電気
的なトラッキング誤差信号に変換される。トラッキング
サーボ回路10でトラッキング誤差信号に位相補償などの
処理を施しトラッキング駆動信号を出力する。トラッキ
ング駆動信号に基づいてトラッキングアクチュエータ11
で対物レンズ4を情報記録再生トラック2と略直角な方
向に動かして光スポット3を情報記録再生トラック2に
追従させるトラッキングサーボを行う。
発明が解決しようとする課題 従来例のトラッキング制御装置にあっては、ファーフ
ィールド法によるトラッキング誤差信号検出を行ってい
るため、光ディスクが傾いたりまた対物レンズが移動し
て光ディスクからの反射光の光軸がずれるとトラッキン
グ誤差信号にはオフセットが発生して正しいトラッキン
グ位置が検出できないという課題があった。
本発明は、前記課題を解決するためのもので、トラッ
キング位置を確実かつ自動的に検出しうるトラッキング
制御装置を提供することを目的としている。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するために、本発明のトラッキング制
御装置においては、光学式記録媒体上に合焦された光ス
ポットと情報記録トラックとのずれであるトラッキング
誤差信号を検出する手段と、前記トラッキング誤差信号
の平均値を検出する手段と、前記トラッキング誤差信号
から前記トラッキング誤差信号の平均値を減算する第1
の減算手段と、第1の構成では光学式記録媒体上からの
光スポットの反射光の和信号を検出する手段と、前記反
射光の和信号の平均値を検出する手段と、前記反射光の
和信号から前記反射光の和信号の平均値を減算する第2
の減算手段と、第2の構成では光学式記録媒体に記録さ
れた情報信号の再生信号レベルを検出する手段と、前記
再生信号レベルの平均値を検出する手段と、前記再生信
号レベルから前記再生信号レベルの平均値を減算する第
3の減算手段とを備えさらに、前記第1の減算手段の出
力と前記第2あるいは第3の減算手段の出力の積を算出
する乗算手段と、前記乗算手段の出力を積分する積分手
段と、前記トラッキング誤差信号から前記積分手段の出
力を減算する第4の減算手段とを備えた構成を有してい
る。
作用 上記のように構成された光学式記録再生装置のトラッ
キング制御装置では、反射光量和あるいは再生信号の極
大点で乗算器出力が0になり、トラッキング誤差信号に
加えるオフセット値が0になるので反射光量和あるいは
再生信号が極大点になる位置にトラッキング位置が設定
される。情報トラックの中央では反射光量和は極点にま
た再生信号は最大になるため確実に情報トラックの中央
にトラッキング制御を行うことが出来る。
実施例 以下本発明の実施例のトラッキング制御装置について
図面を参照しつつ説明する。
第1図は本発明の第1の実施例に於けるトラッキング
制御装置のブロック図である。第1図において、1は光
ディスク、2は情報記録再生トラック、3は光スポッ
ト、4は対物レンズ、5は光ビーム、6は光学ヘッド、
7はカップリングレンズ、8は2分割フォトディテク
タ、9は差動増幅器、10はトラッキングサーボ回路、11
はトラッキングアクチュエータである。以上の要素は第
20図の従来例のものと同様のものである。12は2分割フ
ォトディテクタ8の2つの出力を加算する加算増幅器、
13と14は入力信号の所定の時間の平均値を求める平均値
検出器、15と16は差動増幅器、17は乗算器、18は積分
器、19は差動増幅器である。
以上の要素で構成された本発明の第1の実施例に於け
るトラッキング制御装置の動作について、第8図、第9
図、第10図、第11図、第12図、第13図、第14図を用いて
説明する。
第8図はトラック形状とトラッキング誤差信号と反射
光量の関係を示す信号波形図、第9図はトラッキング誤
差信号と反射光量の関係を示す信号波形図、第10図は第
9図の例とトラッキング誤差信号の極性が反転したとき
のトラッキング誤差信号お栄、反射光量の関係を示す信
号波形図、第11図はトラッキング位置がトラック中央か
らずれたときのトラッキング誤差信号と反射光量の関係
を示す信号波形図、第12図は第11図の例とトラッキング
誤差信号の極性が反転したときのトラッキング誤差信号
と反射光量の関係を示す信号波形図、第13図はトラッキ
ング位置がトラック中央から第11図の例と反対の方向に
ずれたときのトラッキング誤差信号と反射光量の関係を
示す信号波形図、第14図は第13図の例とトラッキング誤
差信号の極性が反転したときのトラッキング誤差信号と
反射光量の関係を示す信号波形図である。
まずトラック形状とトラッキング誤差信号と反射光量
和信号の関係を説明する。第8図に於いてディスクのラ
ンドの中心ではトラッキング誤差信号は略0、反射光量
和信号は最大になる。ディスクの溝中心ではトラッキン
グ誤差信号は略0、反射光量和信号は最小になる。
最初にランドに対してトラッキングを行う場合につい
て説明する。第9図と第10図に示されるようにランド中
心Aに対してサーボの残留誤差がCの幅でトラッキング
サーボが行われているときには、差動増幅器15の出力は
A点に対して点対称に、また差動増幅器16の出力はA点
に対して線対称になるため乗算器17の出力は0になる。
従って積分器18の出力は保持されトラッキング位置はト
ラック中心に保持される。
次に第11図と第12図に示されるようにトラッキング位
置が負方向にずれたときには、A点に対してサーボの残
留誤差がCの幅でトラッキングサーボが行われていると
きには乗算器17の出力は正になり積分器18の出力は正方
向に変化して差動増幅器19でトラッキング誤差信号から
正の方向に変化したオフセットが減算されてトラッキン
グ位置は正方向に移動いてトラック中心に近づく。
次に第13図と第14図に示されるようにトラッキング位
置が正方向にずれたときには、A点に対してサーボの残
留誤差がCの幅でトラッキングサーボが行われていると
きには乗算器17の出力は負になり積分器18の出力は負方
向に変化して差動増幅器19でトラッキング誤差信号から
負の方向に変化したオフセットが減算されてトラッキン
グ位置は負方向に移動してトラック中心に近づく。
次に溝に対してトラッキングを行う場合について説明
する。溝トラッキングの場合には差動増幅器19の代わり
に加算増幅器を用いる。第9図と第10図に示されるよう
に溝中心Bに対してサーボの残留誤差がCの幅でトラッ
キングサーボが行われているときには、差動増幅器15の
出力はB点に対して点対称に、また差動増幅器16の出力
はB点に対して線対称になるため乗算器17の出力は0に
なる。従って積分器18の出力は保持されトラッキング位
置はトラック中心に保持される。
次に第11図と第12図に示されるようにトラッキング位
置が負方向にずれたときには、B点に対してサーボの残
留誤差がCの幅でトラッキングサーボが行われていると
きには乗算器17の出力は負になり積分器18の出力は負方
向に変化して加算増幅器でトラッキング誤差信号の負の
方向に変化したオフセットが加算されてトラッキング位
置は正方向に移動してトラック中心に近づく。
次に第13図と第14図に示されるようにトラッキング位
置が正方向にずれたときには、B点に対してサーボの残
留誤差がCの幅でトラッキングサーボが行われていると
きには乗算器17の出力は正になり積分器18の出力は正方
向に変化して加算増幅器でトラッキング誤差信号に正の
方向に変化したオフセットが加算されてトラッキング位
置は負方向に移動してトラック中心に近づく。
以上の動作により検出されたトラッキング誤差信号の
極性によらず、正しいトラッキング位置に対してのトラ
ッキングサーボを行うことができる。
次に本発明の第2の実施例として、トラッキング中心
位置として反射光量和の最大になる点を用いる代わりに
情報信号が記録されている場合に情報再生信号の最大点
にトラッキング位置を合わせる方法について第2図を用
いて説明する。
第2図は本発明の第2の実施例に於けるトラッキング
制御装置のブロック図である。第2図に於いて、20は光
ディスクに記録された信号を読み出す再生信号検出器、
21は再生信号のエンベロープ検出器、22はエンベロープ
信号の平均値を検出する平均値検出器、23は差動増幅器
である。その他の要素は第1図に示すものと同様のもの
であり、第1図と同様の番号で示す。
以上の要素で構成された本発明の第2の実施例に於け
るトラッキング制御装置の動作について説明する。信号
再生時に於いては、再生信号検出器20で検出された光磁
気信号あるいは反射率変化で検出される相変化信号,凸
凹ピットの信号等が最大になる点がトラッキングサーボ
の最適な点である。従って再生信号が最大になる点に対
してトラッキングサーボを行うが、この時のエンベロー
プ検出器21の出力はランドトラッキングの場合の反射光
量和信号に対応する。従って第2の実施例のトラッキン
グ制御装置に於いては、第1の実施例のランド記録の場
合と同様の動作で再生信号が最大になるトラックの中央
に最適なトラッキングサーボが行われる。
次に本発明の第3の実施例として、トラッキング中心
位置として反射光量和の最大になる点を用いる方法と、
情報信号が記録されている場合に情報再生信号の最大点
にトラッキング位置を合わせる方法を切り替える方式に
ついて第3図を用いて説明する。
第3図は本発明の第3の実施例に於けるトラッキング
制御装置のブロック図である。第3図に於いて、25は光
ディスクからの再生信号の有無を検出しスイッチ24に切
り替え信号を与えるコントローラである。その他の要素
は第1図及び第2図に示すものと同様のものであり、第
1図及び第2図と同様の番号で示す。
以上の要素で構成された本発明の第3の実施例に於け
るトラッキング制御装置の動作について第15図を用いて
説明する。第15図はコントローラ25の動作を示すフロー
チャートである。コントローラ25でディスクからの再生
信号が検出されたときには、スイッチ24に指示を出して
接点を差動増幅器23の側に切り替え、再生信号の最大点
に対してトラッキングを行う。再生信号が検出されない
ときにはコントローラ25でスイッチ24に指示を与えて接
点を差動増幅器16の側に切り替え光ディスクからの反射
光量和の最大点に対してトラッキングを行う。これによ
り再生信号の有無に関わらず最適なトラッキング位置に
対してトラッキングサーボを行うことができる。
なお部分的に光磁気信号のように反射率の変化しない
信号と反射率の変化する凸凹ピットの信号のように複数
の方式の信号が記録されている光ディスクについては、
第16図のフローチャートに示されるように、反射率の変
化する信号を再生する場合はコントローラ25で指示を出
してスイッチ24を差動増幅器23側に切り替えて、反射率
の変化しない信号についてはスイッチ24を差動増幅器16
側に切り替えてトラッキングサーボを行ってもよい。
次にトラッキング誤差信号のレベルと反射光量和信号
のレベルを測定して、これらを所定の値に設定する方式
を付加した本発明の第4の実施例について第4図を用い
て説明する。
第4図は本発明の第4の実施例に於けるトラッキング
制御装置のブロック図である。第4図に於いて28は差動
増幅器9及び加算増幅器12の出力のレベルを検出して可
変増幅器26と可変増幅器27に指示を与えるコントローラ
である。可変増幅器26及び可変増幅器27はコントローラ
28の指示により、増幅率を変化させるものである。その
他の構成要素は第1図のものと同様のものであり同様の
番号で示す。
以上の要素で構成された本発明の第4の実施例に於け
るトラッキング制御装置について第17図を用いてその動
作を説明する。第17図は本発明の第4の実施例に於ける
コントローラ28の動作を示すフローチャートである。デ
ィスクの偏心のある状態で、あるいは光スポットをトラ
ッキング方向に移動させた状態でコントローラ28でまず
最初に加算増幅器12の出力を読み込み反射光量和信号レ
ベルを検出する。前記の反射光量和信号を所定のレベル
に設定するため可変増幅器27の増幅レベルを計算して増
幅レベル値を可変増幅器27に与える。次に作動増幅器9
の出力を読み込みトラッキング誤差信号のレベルを検出
する。前記のトラッキング誤差信号を所定のレベルに設
定するためで可変増幅器26の増幅レベルを計算して増幅
レベル値を可変増幅器26に与える。以上の動作により乗
算器17の出力レベルはトラッキング誤差信号と反射光量
和信号のレベルによらずに一定にすることができる。
第5図は可変増幅器を乗算器と積分器の間に挿入した
例における本発明の第5の実施例に於けるトラッキング
制御装置のブロック図である。第5図に於いて30はコン
トローラで差動増幅器9及び加算増幅器12の出力のレベ
ルを検出して可変増幅器29に指示を与える。可変増幅器
29はコントローラ30の指示により、増幅率を変化させる
ものである。その他の構成要素は第4図のものと同様の
ものであり同様の番号で示す。
以上の要素で構成されたトラッキング制御装置の動作
について第18図を用いて説明する。第18図は本発明の第
5の実施例に於けるトラッキング制御装置のコントロー
ラ30の動作を示すフローチャートである。ディスクの偏
心のある状態で、あるいは光スポットをトラッキング方
向に移動させた状態でコントローラ30で作動増幅器9及
び加算増幅器12の出力を読み込みトラッキング誤差信号
のレベルと反射光量和信号レベルを検出する。前記のト
ラッキング誤差信号及び前記の反射光量和信号を所定の
レベルに設定するため、コントローラで可変増幅器29の
増幅レベルを計算してその値を可変増幅器29に与える。
以上の動作により乗算器17の出力レベルはトラッキング
誤差信号と反射光量和信号のレベルによらずに一定にす
ることができる。
なお記録・消去時のレーザパワーの変動を検出して、
前記第4、第5の実施例と同様の動作で可変増幅器の増
幅率を変化させて、トラッキング位置の補正レベルを一
定にする事もできる。
なお前記の例ではトラッキング誤差信号と反射光量和
信号のレベルを一定にする方法について説明したが、再
生信号レベルを一定にする方法についても同様の方法で
行うことができる。
次に本発明の第6の実施例として、アドレス信号など
が記録されたID部の誤差を除去する方式について第6図
と第19図を用いて説明する。
第6図は本発明の第6の実施例に於けるトラッキング
制御装置のブロック図である。第6図に於いて、31は光
ディスクからの再生信号からID部の有無を検出し平均値
検出器13と平均値検出器14に平均値計算の指示を与え、
積分器18に積分計算の指示を与えるコントローラであ
る。その他の要素は第3図に示すものと同様のものであ
り、第3図と同様の番号で示す。
以上の要素で構成された本発明の第6の実施例に於け
るトラッキング制御装置の動作について第19図を用いて
説明する。第19図はコントローラ31及び平均値検出器13
と平均値検出器14と積分器18の動作を示すフローチャー
トである。コントローラ31でディスクからのID部の再生
信号が検出されたときには、平均値検出器13と平均値検
出器14に指示を与え平均値計算処理を中断し、かつ積分
器18に指示を与え積分処理を中断してID部が検出される
前の値を保持する。
以上の動作によりID部によるトラッキング誤差信号及
び反射光量和信号の乱れに影響されない安定なトラッキ
ングサーボを行うことができる。
次に本発明の第7の実施例として、トラッキングサー
ボループに所定の信号を加えトラッキング位置を検出す
る方法について第7図を用いて説明する。
第7図は本発明の第7の実施例に於けるトラッキング
制御装置のブロック図である。第7図に於いて、33はト
ラッキングサーボループに加える信号を発生する信号発
生器、32は信号発生器33の出力をトラッキングサーボル
ープに加える加算増幅器である。その他の要素は第1図
に示すものと同様のものであり、第1図と同様の番号で
示す。
以上の要素で構成された本発明の第7の実施例に於け
るトラッキング制御装置の動作について説明する。信号
発生器33で正弦波信号または方形波信号等の信号を発生
して加算増幅器32でトラッキングサーボループに加え
る。第9図においてランドトラッキングの場合Aの位置
を中心にCのトラッキング誤差の幅でトラッキングサー
ボを行っているところに、前記トラッキングサーボルー
プに加えられた信号によってサーボ位置はCの幅よりも
大きく変化する。これによりトラッキング誤差信号と反
射光量和信号は大きく変化してトラッキング位置が精度
良く検出できる。
なお平均値検出器13と14をアナログ回路で構成する場
合にはハイカットフィルタで構成しても良い。
なおディジタル回路で構成する場合にはハイカットフ
ィルタをディジタル回路で構成しても良い。また所定の
時間だけ信号を記憶しておいてこれより平均値を求める
処理を行って平均値を算出しても良い。
なおディジタル回路としてディジタルシグナルプロセ
ッサ(以下DSPと呼ぶ)あるいはマイクロプロセッサを
用いても良い。
なお本発明はアナログ、ディジタルの回路実現手段に
よって限定されるものではない。
発明の効果 本発明は、以上説明したように構成されているのでト
ラッキングサーボループにオフセットが生じた場合にも
自動的にオフセットの補正を行い正しいトラッキング位
置へのトラッキングサーボを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例に於けるトラッキング制
御装置のブロック図、第2図は本発明の第2の実施例に
於けるトラッキング制御装置のブロック図、第3図は本
発明の第3の実施例に於けるトラッキング制御装置のブ
ロック図、第4図は本発明の第4の実施例に於けるトラ
ッキング制御装置のブロック図、第5図は本発明の第5
の実施例に於けるトラッキング制御装置のブロック図、
第6図は本発明の第6の実施例に於けるトラッキング制
御装置のブロック図、第7図は本発明の第7の実施例に
於けるトラッキング制御装置のブロック図、第8図はト
ラック形状とトラッキング誤差信号と反射光量の関係を
示す信号波形図、第9図はトラッキング誤差信号と反射
光量の関係を示す信号波形図、第10図は第9図の例とト
ラッキング誤差信号の極性が反転したときのトラッキン
グ誤差信号と反射光量の関係を示す信号波形図、第11図
はトラッキング位置がトラック中央からずれたときのト
ラッキング誤差信号と反射光量の関係を示す信号波形
図、第12図は第11図の例とトラッキング誤差信号の極性
が反転したときのトラッキング誤差信号と反射光量の関
係を示す信号波形図、第13図はトラッキング位置がトラ
ック中央から第11図の例と反対の方向にずれたときのト
ラッキング誤差信号と反射光量の関係を示す信号波形
図、第14図は第13図の例とトラッキング誤差信号の極性
が反転したときのトラッキング誤差信号と反射光量の関
係を示す信号波形図、第15図はコントローラ25の動作を
示す第1のフローチャート、第16図はコントローラ25の
動作を示す第2のフローチャート、第17図はコントロー
ラ28の動作を示すフローチャート、第18図はコントロー
ラ30の動作を示すフローチャート、第19図はコントロー
ラ31の動作を示すフローチャート、第20図は従来例のト
ラッキング制御装置のブロック図である。 9……作動増幅器、12……加算増幅器、13……平均値検
出器、14平均値検出器、15……差動増幅器、16……差動
増幅器、17……乗算器、18……積分器、19……差動増幅
器、10……トラッキングサーボ回路、20……再生信号検
出器、21……エンベロープ検出器、22……平均値検出
器、23……差動増幅器、24……スイッチ、25……コント
ローラ、26……可変増幅器、27……可変増幅器、28……
コントローラ、29……可変増幅器、30……コントロー
ラ、31……コントローラ、32……加算増幅器、33……信
号発生器。

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光学式記録媒体上に合焦された光スポット
    と情報記録トラックとのずれであるトラッキング誤差信
    号を検出する手段と、前記トラッキング誤差信号の平均
    値を検出する手段と、前記トラッキング誤差信号から前
    記トラッキング誤差信号の平均値を減算する第1の減算
    手段と、光学式記録媒体上からの光スポットの反射光の
    和信号を検出する手段と、前記反射光の和信号の平均値
    を検出する手段と、前記反射光の和信号から前記反射光
    の和信号の平均値を減算する第2の減算手段と、前記第
    1の減算手段の出力と前記第2の減算手段の出力の積を
    算出する乗算手段と、前記乗算手段の出力を積分する積
    分手段と、前記トラッキング誤差信号から前記積分手段
    の出力を減算する第3の減算手段を備え、前記第3の減
    算手段の出力に基づいてトラッキングサーボを行うこと
    を特徴とするトラッキング制御装置。
  2. 【請求項2】トラッキング誤差信号のレベルを変化させ
    る第1の可変増幅手段と、反射光量和レベルを変化させ
    る第2の可変増幅手段と、前記トラッキング誤差信号の
    レベルと前記反射光量和レベルを検出して可変増幅手段
    に指示を与える制御手段を備え、トラッキングサーボの
    動作に先だって、前記制御手段で前記トラッキング誤差
    信号と前記反射光量和レベルを検出して前記第1の可変
    増幅手段と前記第2の可変増幅手段に指示を与え前記ト
    ラッキング誤差信号と前記反射光量和を所定のレベルに
    調整することを特徴とする請求項(1)記載のトラッキ
    ング制御装置。
  3. 【請求項3】光学式記録媒体上に合焦された光スポット
    と情報記録トラックとのずれであるトラッキング誤差信
    号を検出する手段と、前記トラッキング誤差信号の平均
    値を検出する手段と、前記トラッキング誤差信号から前
    記トラッキング誤差信号の平均値を減算する第1の減算
    手段と、光学式記録媒体に記録された情報信号の再生信
    号レベルを検出する手段と、前記再生信号レベルの平均
    値を検出する手段と、前記再生信号レベルから前記再生
    信号レベルの平均値を減算する第2の減算手段と、前記
    第1の減算手段の出力と前記第2の減算手段の出力の積
    を算出する乗算手段と、前記乗算手段の出力を積分する
    積分手段と、前記トラッキング誤差信号から前記積分手
    段の出力を減算する第3の減算手段を備え、前記第3の
    減算手段の出力に基づいてトラッキングサーボを行うこ
    とを特徴とするトラッキング制御装置。
  4. 【請求項4】トラッキング誤差信号のレベルを変化させ
    る第1の可変増幅手段と、再生信号レベルを変化させる
    第2の可変増幅手段と、前記トラッキング誤差信号のレ
    ベルと前記再生信号レベルを検出して可変増幅手段に指
    示を与える制御手段を備え、トラッキングサーボの動作
    に先だって、前記制御手段で前記トラッキング誤差信号
    と前記再生信号レベルを検出して前記第1の可変増幅手
    段と前記第2の可変増幅手段に指示を与え前記トラッキ
    ング誤差信号と前記再生信号を所定のレベルに調整する
    ことを特徴とする請求項(3)記載のトラッキング制御
    装置。
  5. 【請求項5】光学式記録媒体上に合焦された光スポット
    と情報記録トラックとのずれであるトラッキング誤差信
    号を検出する手段と、前記トラッキング誤差信号の平均
    値を検出する手段と、前記トラッキング誤差信号から前
    記トラッキング誤差信号の平均値を減算する第1の減算
    手段と、光学式記録媒体上からの光スポットの反射光の
    和信号を検出する手段と、前記反射光の和信号の平均値
    を検出する手段と、前記反射光の和信号から前記反射光
    の和信号の平均値を減算する第2の減算手段と、光学式
    記録媒体に記録された情報信号の再生信号レベルを検出
    する手段と、前記再生信号レベルの平均値を検出する手
    段と、前記再生信号レベルから前記再生信号レベルの平
    均値を減算する第3の減算手段と、前記第2の減算手段
    と前記第3の減算手段の出力の一方を選択して出力する
    スイッチ手段と、前記第1の減算手段の出力と前記スイ
    ッチ手段の出力の積を算出する乗算手段と、前記乗算手
    段の出力を積分する積分手段と、前記トラッキング誤差
    信号から前記積分手段の出力を減算する第4の減算手段
    と、前記再生信号を検出し前記スイッチ手段にスイッチ
    選択の指示を与えるスイッチ選択手段を備え、前記スイ
    ッチ選択手段で光学式記録媒体上からの再生信号を検出
    すると前記スイッチを切り替えて前記第3の減算手段を
    選択し、再生信号が無いときには前記スイッチを切り替
    えて前記第2の減算手段を選択してトラッキングサーボ
    を行うことを特徴とするトラッキング制御装置。
  6. 【請求項6】再生信号は反射率の変化で記録された情報
    信号より検出したものであることを特徴とする請求項
    (5)記載のトラッキング制御装置。
  7. 【請求項7】トラッキング誤差信号のレベルを変化させ
    る第1の可変増幅手段と、反射光量和レベルを変化させ
    る第2の可変増幅手段と、前記再生信号レベルを変化さ
    せる第3の可変増幅手段と、前記トラッキング誤差信号
    のレベルと前記反射光量和レベルと前記再生信号レベル
    を検出して可変増幅手段に指示を与える制御手段を備
    え、トラッキングサーボの動作に先だって、前記制御手
    段で前記トラッキング誤差信号と前記反射光量和レベル
    と前記再生信号レベルを検出して前記第1の可変増幅手
    段と前記第2の可変増幅手段と第3の可変増幅手段に指
    示を与え、前記トラッキング誤差信号と前記反射光量和
    と前記再生信号を所定のレベルに調整することを特徴と
    する請求項(5)または請求項(6)に記載のトラッキ
    ング制御装置。
  8. 【請求項8】光学式記録媒体上に予めアドレス信号等を
    凸凹状態等で記録してあるID部を検出する手段と、ID部
    検出手段の出力を入力として前記トラッキング誤差信号
    の平均値を検出する手段と前記反射光の和信号の平均値
    を検出する手段または前記再生信号レベルの平均値を検
    出する手段とに平均値を求める処理の開始と停止の指示
    を与えるとともに、前記積分手段に積分処理の開始と停
    止の指示を与える指示手段とを備え、前記指示手段の指
    示よりID領域では、前記トラッキング誤差信号の平均値
    を検出する手段と前記反射光の和信号の平均値を検出す
    る手段または前記再生信号レベルの平均値を求める手段
    による平均値を求める処理と前記積分手段による積分処
    理とを停止し、かつ前記ID領域の直前の値を前記積分手
    段が保持することを特徴とする請求項(5)または請求
    項(6)のいずれかに記載のトラッキング制御装置。
  9. 【請求項9】所定の信号を発生する信号発生手段を備
    え、トラッキングサーボループに前記信号発生器の出力
    を加えた状態でトラッキングサーボを行うことを特徴と
    した請求項(1)、請求項(3)、請求項(5)または
    請求項(6)のいずれかに記載のトラッキング制御装
    置。
JP28501190A 1990-10-22 1990-10-22 トラッキング制御装置 Expired - Fee Related JP2605949B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28501190A JP2605949B2 (ja) 1990-10-22 1990-10-22 トラッキング制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28501190A JP2605949B2 (ja) 1990-10-22 1990-10-22 トラッキング制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04157628A JPH04157628A (ja) 1992-05-29
JP2605949B2 true JP2605949B2 (ja) 1997-04-30

Family

ID=17685997

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28501190A Expired - Fee Related JP2605949B2 (ja) 1990-10-22 1990-10-22 トラッキング制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2605949B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04157628A (ja) 1992-05-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0626972Y2 (ja) 光学式ピツクアツプ装置
US4661942A (en) Control apparatus for information storage and retrieval system
US5808991A (en) Optical information recording and reproducing apparatus and method which enable recording and verifying at the same time
JPH04313820A (ja) 光スポット位置検出装置
JPS59157854A (ja) 光学式デイスク・プレ−ヤ−の制御装置
JPH0760527B2 (ja) 光学式ピックアップ装置
JP2605949B2 (ja) トラッキング制御装置
US6992953B2 (en) Tracking servo apparatus of optical information recording and reproducing apparatus
JPH09138962A (ja) 光ディスク装置
JP2628298B2 (ja) 光学ヘッド
JP2003248942A (ja) 光ディスク装置
JP2650466B2 (ja) 光ヘッド制御装置
JPS598144A (ja) 光学的情報読取装置
JPH08335323A (ja) 光学的情報記録再生装置
JPH0528525A (ja) 光デイスク装置のトラツク位置ずれ信号生成装置およびトラツキング制御装置
KR100218515B1 (ko) 광재생장치의 광검출신호 보정장치
JP2628972B2 (ja) 光記録装置
JPH077519B2 (ja) トラツキングエラ−信号生成装置
JPS59186139A (ja) 照射ビ−ムの制御方法およびビ−ム検出器
JPH04307429A (ja) フォーカス制御装置
JP2664386B2 (ja) 光学的情報記録再生装置
JPH0580051B2 (ja)
JP2644251B2 (ja) マルチビーム光ピックアップにおける確認再生方法
JPH081704B2 (ja) 光ピックアップの変位修正サーボ装置
JPH087284A (ja) 光ピックアップ装置およびその制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 11

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080213

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 12

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090213

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees