JP2605572Y2 - パレット取扱装置 - Google Patents

パレット取扱装置

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JP2605572Y2
JP2605572Y2 JP1993009567U JP956793U JP2605572Y2 JP 2605572 Y2 JP2605572 Y2 JP 2605572Y2 JP 1993009567 U JP1993009567 U JP 1993009567U JP 956793 U JP956793 U JP 956793U JP 2605572 Y2 JP2605572 Y2 JP 2605572Y2
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武志 堀之内
宗敬 井上
義貴 中野
信良 萩原
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Seibu Electric and Machinery Co Ltd
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Seibu Electric and Machinery Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、保管棚に収納されてい
るパレット上にセットされた未加工のワークを工作機械
に供給し、加工済のワークを工作機械から取り出すパレ
ット取扱装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】パレット取扱装置に関する従来の技術と
しては、実開昭61−9230号公報に記載のもの等が
知られている。
【0003】上記公報に記載されている従来の技術につ
いて説明すると、実開昭61−9230号公報には、複
数台の工作機械にそれぞれ付設された自動ワーク交換装
置と、これら工作機械に沿って敷設された軌道上を走行
する搬送台車との間で、ワークが載置されたパレットの
受け渡しを行うためのワークパレット受け渡し装置が記
載されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の技術は以下のような課題を有していた。
【0005】即ち、実開昭61−9230号公報に記載
されているワークパレット受け渡し装置は、搬送台車
(走行体)に旋回テーブル(旋回台)は備えられている
が、走行体にワーク受渡し装置が備えられていないた
め、加工済みのワークの取り出しと未加工のワークの供
給とを連続的に行うには、それぞれの工作機械に自動ワ
ーク交換装置を付設しなければならない。
【0006】従って、本考案の目的は、走行体とそれぞ
れの工作機械との間に自動ワーク交換装置を設置するこ
となく加工済みのワークの取り出しと未加工のワークの
供給とを連続的に行うことのできるパレット取扱装置を
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案は、パレット上に
セットされたワークを収納する複数列に配設された保管
棚と、該保管棚に沿って移動する走行体と、該走行体に
搭載され上記ワークを受渡しするワーク受渡し装置と、
該ワーク受渡し装置に対峙して配設された工作機械とを
備え、上記ワーク受渡し装置が旋回台と複数個のワーク
を搭載し得るパレット受け台と1つのフォーク装置とを
備え、該フォーク装置が上記パレット受け台に沿って両
方向に移動して、1つのフォーク装置によって複数個の
ワークが上記パレット受け台に搭載されるようになして
あることを特徴とするパレット取扱装置を提供すること
によって上記の目的を達成したものである。
【0008】尚、1つのフォーク装置によって2個のワ
ークがパレット受け台に搭載されることが好ましい。
【0009】
【作用】本考案のパレット取扱装置は、走行体とそれぞ
れの工作機械との間に自動ワーク交換装置を設置するこ
となく加工済みのワークの取り出しと未加工のワークの
供給とを連続的に行うことができる。
【0010】
【実施例】以下、本考案のパレット取扱装置の実施例に
ついて説明する。
【0011】図1は本考案のパレット取扱装置の一実施
例を示す平面図、図2は図1に示すパレット取扱装置の
側面図である。
【0012】これらの図面において、(1)はパレット
上にセットされたワーク(W)を収納する複数列複数段
に配設された保管棚、(2)は保管棚(1)に沿って移
動する走行体、(3)は走行体(2)に搭載されワーク
(W)を受渡しするワーク受渡し装置、(4)はワーク
受渡し装置(3)に対峙して配設された工作機械であ
り、ワーク受渡し装置(3)が複数個のワーク(W)を
搭載し得る昇降台(31)と旋回台(32)とを備えて
いる。而して、ワーク受渡し装置(3)によって保管棚
(1)に収納されている未加工のワーク(W)を工作機
械(4)に供給し、加工済のワーク(W)を工作機械
(4)から取り出すようになしてある。
【0013】上記実施例における各部について説明する
と、保管棚(1)は、パレット上にセットされたワーク
(W)を収納する収納間口(11)を直線状に12列、
上下方向に3段(全部で36個)備えている。
【0014】また、走行体(2)は、保管棚(1)に沿
って敷設されたレール(21)、レール(21)上を走
行する走行台車(22)等で構成されている。
【0015】また、ワーク受渡し装置(3)は、昇降台
(31)を旋回するための旋回台(32)、旋回台(3
2)上に立設された1対(2本)の(昇降用)ポスト
(33)等を備えており、昇降台(31)には2個のワ
ーク(W)を搭載し得るパレット受け台(311)とフ
ォーク装置(312)とが備えられており、フォーク装
置(312)はパレット受け台(311)に沿って両方
向に移動できるようになっている。
【0016】また、工作機械(4)はマシニングセンタ
であり、走行体(2)の走行路を挟んで保管棚(1)と
対峙するように2台配設されている。
【0017】また、(5)は電動ターンテーブル方式の
段取りステーションである。
【0018】また、(6)は工作機械(4)に付設され
た中間ローラベースである。
【0019】次に、上述のパレット取扱装置を用いたワ
ーク(W)の受渡し動作について説明する。
【0020】段取りステーション(5)のパレット受け
台においてパレット上にセットされた未加工のワーク
(W)は、走行体(2)の走行と昇降台(31)の昇降
とにより段取りステーション(5)と対峙する位置に移
動したワーク受渡し装置(3)のフォーク装置(31
2)によってパレット受け台(311)に搭載される。
パレット受け台(311)に搭載された未加工のワーク
(W)は、走行台(2)の走行と昇降台(31)の昇降
と旋回台(32)の旋回またはフォーク装置(312)
の移動とによって、ワーク(W)が収納されてない収納
間口(11)に対峙する位置に移動され、フォーク装置
(312)によって収納間口(11)のパレット受け台
に収納される。更に別のワーク(W)の段取り作業をす
る場合には、空パレットが収納されている収納間口(1
1)から段取りステーション(5)のパレット受け台に
空パレットを取り出して未加工のワーク(W)をセット
し、パレット上にセットされた未加工のワーク(W)
は、同様にして収納間口(11)のパレット受け台に収
納される。
【0021】而して、手作業による段取りが完了し、無
人運転される場合には、先ず、ワーク受渡し装置(3)
のパレット受け台(311)が、走行台(2)の走行と
昇降台(31)の昇降とによって、未加工のワーク
(W)が収納されている保管棚(1)の所定の収納間口
(11)に対峙する位置に移動され、収納間口(11)
に収納されている未加工のワーク(W)がワーク受渡し
装置(3)のフォーク装置(312)によってパレット
受け台(311)に搭載される。パレット受け台(31
1)に搭載された未加工のワーク(W)は、走行体
(2)の走行と昇降台(31)の昇降と旋回台(32)
の旋回とによって所定の工作機械(4)に付設された中
間ローラベース(6)に対峙する位置に移動され、フォ
ーク装置(312)によって中間ローラベース(6)に
移載され、工作機械(4)に供給される。
【0022】最初の未加工のワーク(W)がワーク受渡
し装置(3)のパレット受け台(311)から一方の工
作機械(4)に供給されると、一方の工作機械(4)が
ワーク(W)の加工を開始すると共に、ワーク受渡し装
置(3)のパレット受け台(311)が、走行体(2)
の走行と昇降台(31)の昇降と旋回台(32)の旋回
とによって、他方の工作機械(4)に供給されるべき未
加工のワーク(W)が収納されている保管棚(1)の収
納間口(11)に対峙する位置に移動され、未加工のワ
ーク(W)が同様にして他方の工作機械(4)に供給さ
れる。
【0023】それぞれの工作機械(4)に最初の未加工
のワーク(W)が供給されると、ワーク受渡し装置
(3)のパレット受け台(311)が、走行体(2)の
走行と昇降台(31)の昇降と旋回台(32)の旋回と
によって、先にワーク(W)の加工が終了する工作機械
(4)に次に供給されるべき未加工のワーク(W)が収
納されている保管棚(1)の収納間口(11)に対峙す
る位置に移動され、収納間口(11)に収納されている
未加工のワーク(W)がワーク受渡し装置(3)のフォ
ーク装置(312)によってパレット受け台(311)
に搭載される。未加工のワーク(W)がパレット受け台
(311)に搭載されると、パレット受け台(311)
の何も搭載されてない側が、走行体(2)の走行と昇降
台(31)の昇降とによって先にワーク(W)の加工が
終了する工作機械(4)に対峙する位置に移動され、最
初に工作機械(4)に供給されたワーク(W)の加工が
完了するのを待機する。最初のワーク(W)の加工が完
了すると、加工済のワーク(W)は、フォーク装置(3
12)によって、ワーク受渡し装置(3)の何も搭載さ
れてない側のパレット受け台(311)に搭載される。
加工済のワーク(W)がパレット受け台(311)に搭
載されると、旋回台(32)が180°旋回して、パレ
ット受け台(311)に搭載されている未加工のワーク
(W)が工作機械(4)に付設された中間ローラベース
(6)に対峙する位置に移動されて工作機械(4)に供
給される。
【0024】ワーク受渡し装置(3)のパレット受け台
(311)に搭載された加工済のワーク(W)は、走行
体(2)の走行と昇降台(31)の昇降と旋回台(3
2)の旋回とによって、ワーク(W)が収納されてない
保管棚(1)の収納間口(11)に対峙する位置に移動
され、フォーク装置(312)によって収納間口(1
1)のパレット受け台に収納される。更に工作機械
(4)によって加工されるべき未加工のワーク(W)が
あるときには、ワーク受渡し装置(3)のパレット受け
台(311)が工作機械(4)に供給されるべき未加工
のワーク(W)が収納されている保管棚(1)の収納間
口(11)に対峙する位置に移動され、収納間口(1
1)に収納されている未加工のワーク(W)がワーク受
渡し装置(3)のフォーク装置(312)によってパレ
ット受け台(311)に搭載され、同様にして、ワーク
(W)の受渡しが繰り返される。
【0025】また、保管棚(1)の収納間口(11)の
パレット受け台に収納された加工済のワーク(W)は、
ワーク受渡し装置(3)のフォーク装置(312)によ
ってパレット受け台(311)に搭載され、走行体
(2)の走行と昇降台(31)の昇降と旋回台(32)
の旋回とによって段取りステーション(5)のパレット
受け台に対峙する位置に移動され、フォーク装置(31
2)によって段取りステーション(5)のパレット受け
台に取り出される。取り出された加工済のワーク(W)
は手作業によってパレットから取り外される。
【0026】
【0027】
【0028】以上、本考案のパレット取扱装置の実施例
について説明したが、これらに制限されるものではな
い。例えば、複数個の異なった種類のマシニングセンタ
を備えていてもよい。
【0029】また、マシニングセンタに代えて、ワーク
(W)を横方向から出入りさせることのできるNCフラ
イス盤等の工作機械に対してワーク(W)を供給するよ
うにしてもよい。
【0030】また、走行体(2)の両側に保管棚(1)
を配設してもよい。
【0031】また、走行体(2)を上下それぞれ1本の
レールで支持されるモノレール式としてもよい。
【0032】
【考案の効果】本考案のパレット取扱装置は、上述の如
く、走行体とそれぞれの工作機械との間に自動ワーク交
換装置を設置することなく加工済みのワークの取り出し
と未加工のワークの供給とを連続的に行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のパレット取扱装置の一実施例を示す平
面図である。
【図2】図1に示すパレット取扱装置の側面図である。
【符号の説明】
1 保管棚 2 走行体 3 ワーク受渡し装置 4 工作機械 31 昇降台 32 旋回台 W ワーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 萩原 信良 福岡県粕屋郡古賀町駅東三丁目3番1号 西部電機株式会社内 (56)参考文献 特開 昭59−19650(JP,A) 特開 昭51−70580(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B23Q 7/00 - 9/00

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パレット上にセットされたワークを収納
    する複数列に配設された保管棚と、該保管棚に沿って移
    動する走行体と、該走行体に搭載され上記ワークを受渡
    しするワーク受渡し装置と、該ワーク受渡し装置に対峙
    して配設された工作機械とを備え、上記ワーク受渡し装
    置が旋回台と複数個のワークを搭載し得るパレット受け
    台と1つのフォーク装置とを備え、該フォーク装置が上
    記パレット受け台に沿って両方向に移動して、1つのフ
    ォーク装置によって複数個のワークが上記パレット受け
    台に搭載されるようになしてあることを特徴とするパレ
    ット取扱装置。
  2. 【請求項2】 1つのフォーク装置によって2個のワー
    クがパレット受け台に搭載される請求項1記載のパレッ
    ト取扱装置。
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