JP2605423Y2 - マグネットポンプ - Google Patents

マグネットポンプ

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JP2605423Y2
JP2605423Y2 JP1993062899U JP6289993U JP2605423Y2 JP 2605423 Y2 JP2605423 Y2 JP 2605423Y2 JP 1993062899 U JP1993062899 U JP 1993062899U JP 6289993 U JP6289993 U JP 6289993U JP 2605423 Y2 JP2605423 Y2 JP 2605423Y2
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利数 青野
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三和ハイドロテック株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、磁気吸引力を利用して
インペラを駆動軸に対して無接触状態で回転させてポン
プ作用を行わせる、キャンドマグネットカップリング方
式のマグネットポンプに関する。
【0002】
【従来の技術】この種マグネットポンプは、ポンプケー
シングに固定された有底筒状のキャンの外側に、駆動軸
と一体化して内周側に駆動マグネットを有する保持筒が
配置すると共に、前記キャンの内側に、インペラと一体
化して外周側に従動マグネットを有するスリーブが配置
し、前記駆動マグネットと従動マグネットとの磁気吸引
力により、駆動軸の回転に伴って前記インペラが回転し
てポンプ作用を行うように構成されており、駆動軸側の
空間とインペラ側の空間とが上記キャンで隔離され、液
の漏洩がないため、腐食性、毒性、引火性、放射性等の
ある液体用として適している。
【0003】しかるに、この種マグネットポンプでは、
インペラの軸受部に潤滑油を使用できないことから当該
軸受部で摩擦発熱を生じると共に、前記駆動マグネット
と従動マグネットとの間に介在するキャンが渦電流によ
る抵抗で発熱し、この熱によりマグネットが減磁し、イ
ンペラの回転追従性が悪化して空転現象を生じたり、適
用液の種類によっては硬化、気化、ゲル化、組成変化等
の熱変質を生じるという難点がある。
【0004】そこで、従来の一般的なマグネットポンプ
では、作業液の一部を、インペラのスリーブとキャンと
の間隙、該スリーブとインペラの支軸との間隙、あるい
は該支軸内部を通して循環させ、この液により前記軸受
部の潤滑及び冷却とキャンの冷却を行う構造が採用され
ている(例えば、特開昭58−13349号、同58−
138294号、同61−164098号、実開昭61
−122393号等)。また、上記のキャンを二重壁構
造として、この二重壁の内部に冷却媒体を流通させて冷
却するようにした構成も提案されている(特開昭63−
140887号、同63−140888号)。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の吐出液の一部を還流させる一般的な構造のポンプで
は、駆動マグネットと従動マグネットとの間に介在する
キャンの冷却効果が不充分であり、特に熱変質を生じ易
い液を送り対象とする場合はその還流分が変質して却っ
て問題になるという欠点があった。また、前記提案のキ
ャンの二重壁とした内部に冷却媒体を流通させる構成の
ポンプでは、冷却効果は大きいが、ポンプ構造の複雑化
で製作コストが非常に高く付く上、該二重壁により駆動
軸側の駆動マグネットとインペラ側の従動マグネットと
の対向距離が大きくなり、それだけ相互の磁力作用が弱
まるから、安定した作動性を得るには強力なマグネット
が必要となり、材料コストの上昇を招くという難点があ
った。
【0006】本考案は、上述の状況に鑑み、キャンドマ
グネットカップリング方式のマグネットポンプとして、
駆動マグネットと従動マグネットとの間に介在するキャ
ンの冷却効果に優れ、マグネットの熱減磁による作動不
良を完全に防止できると共に、送り対象が熱変質を生じ
易い液であってもその変質を確実に回避でき、駆動マグ
ネットと従動マグネットとの対向距離を小さく設定して
強い磁力作用を発揮させることが可能であり、しかも構
造的に簡素で安価に製作可能なものを提供することを目
的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案の請求項1は、ポンプケーシング1に固定さ
れた有底筒状のキャン2の外側に、駆動軸3と一体化し
て内周側に駆動マグネット4を有する保持筒5が配置す
ると共に、前記キャン2の内側に、インペラ6と一体化
して外周側に従動マグネット7を有するスリーブ8が配
置し、前記駆動マグネット4と従動マグネット7との磁
気吸引力により駆動軸3の回転に伴って前記インペラ6
が回転するマグネットポンプにおいて、外部より供給さ
れる冷却液Cを前記保持筒5とキャン2との対向間隙9
に導入する冷却液導入路10と、該対向間隙9aを通過
した冷却液Cを外部へ排出する冷却液排出路11とを具
し、冷却液導入路10の液出口10aがキャン2の基
端側で保持筒5の先端に臨んで開口すると共に、冷却液
排出路11の液入口が保持筒5の基端側に設けた内外に
透通する透孔11aにて構成されたものである。
【0009】本考案の請求項2は、上記請求項1のマグ
ネットポンプにおいて、保持筒5の先端部外周面がポン
プケーシング1側と小間隙12をもって対向し、この先
端部外周面に、当該保持筒5の回転によって前記小間隙
12内の冷却液Cを冷却液導入路10の液出口側10a
へ戻す方向に誘導する螺旋溝13が設けられてなる構成
を採用したものである。
【0010】
【作用】本考案のマグネットポンプでは、冷却液導入路
10を通して駆動軸3側の保持筒5とキャン2との対向
間隙9aに冷却液Cを外部より導入し、冷却液排出路1
1から外部へ排出できるため、ポンプ作動時の駆動マグ
ネット4と従動マグネット7間の磁界回転に伴うキャン
2の抵抗発熱が熱交換により該冷却液Cに奪われて外部
へ排出され、もってキャン2は常に冷却状態に置かれて
マグネット4,7の熱減磁が防止される。また、キャン
2の円筒部2aは薄板状でよいから、駆動マグネット4
と従動マグネット7との対向距離を小さく設定できる。
なお、冷却液Cとしては、通常は水道水の如き水を使用
すればよいが、必要とあれば水以外のクーラントも使用
可能である。
【0011】冷却液導入路10の液出口10aをキャン
2の基端側で保持筒5の先端に臨んで開口させ、保持筒
5の基端側に設けた内外に透通する透孔11aにて冷却
液排出路11の液入口を構成してあるため、保持筒5の
回転による遠心力により、キャン2と保持筒5との対向
間隙9aを通過して熱交換した冷却液Cの冷却液排出路
11への排出が促進され、冷却効率が向上する。また、
この場合の保持筒5の先端部外周面をポンプケーシング
1側と小間隙12をもって対向させ、この先端部外周面
に、当該保持筒5の回転によって小間隙12内の冷却液
Cを冷却液導入路10の液出口側10aへ戻す方向に誘
導する螺旋溝13を設けることにより、冷却液導入路1
0の液出口10aから出た冷却液Cは、保持筒5の外側
へ漏れにくく対向間隙9aへの流入割合が高くなり、冷
却効率がより向上する。
【0012】
【実施例】図1〜図3は本考案の一実施例に係るマグネ
ットポンプを示す。このマグネットポンプにおけるケー
シング1は、液吸入口14a及び液送出口14bを備え
た前部ケーシング14と、この前部ケーシング14に前
端のフランジ部15aでボルト17a…を介して連結さ
れた円筒状の中間ケーシング15と、この中間ケーシン
グ15の後端のフランジ部15bにボルト17b…を介
して連結された円筒状の後部ケーシング16とから構成
されている。しかして、ケーシング1の内部は、前部及
び後部の仕切り板18a,18bにより、インペラ6が
配置した前部のポンプ室1aと、中間のマグネットカッ
プリング室1bと、後部のオイル室1cとに区割されて
いる。
【0013】また、前部仕切り板18aのマグネットカ
ップリング室1b側にリング状の取付板19が固着さ
れ、この取付板19の内周に前縁部外周を溶接固着した
有底筒状のキャン2により、マグネットカップリング室
1bが外側の駆動側空間20aと従動側空間20bとに
液密に分画されている。このキャン2は、薄板状の円筒
部2aの後端に端板部2bが溶接固着されてなり、端板
部2bの内側に形成されたボス部21の根元に、当該ボ
ス部21の内外を透通する通孔21a…が穿設されてい
る。
【0014】マグネットカップリング室1bの従動側空
間20bには、前端部にインペラナット6a及び係合キ
ー22aを介してインペラ6を取り付けた従動軸22が
前部仕切り板18aを貫通して突入配置すると共に、こ
の従動軸22に係合キー22bを介して相対回転不能に
嵌装されたスリーブ8がキャン2の円筒部2aとの間に
小間隙9bを保って配置している。なお、8aはスリー
ブ8の後部側で従動軸22に嵌装された環状スペーサで
ある。しかして、従動軸22は、前部仕切り板18aと
キャン2のボス部2に対してそれぞれ、共に炭化ケイ
素等よりなる内側のスリーブ23a及び外側のメタル2
3bを介して嵌合し、且つ前部のメタル23bとスリー
ブ8の端面との間、ならびに後部のメタル23bと環状
スペーサ8aとの間にそれぞれ、炭化ケイ素等よりなる
スラストリング23cを介在して、ケーシング1内で回
転自在に保持されている。
【0015】一方、マグネットカップリング室1bの駆
動側空間20には、オイル室1c及び後部仕切り板1
を貫通した駆動軸3の前端にボス部材3aを介して
固着された保持筒5が、キャン2の円筒部2aとの間に
小間隙9aを保って配置している。しかして、駆動軸3
はオイル室1cの前後両側でベアリング24,24を介
して後部ケーシング16に回転自在に保持され、また該
駆動軸3と後部仕切り板18bとの間、ならびに前後の
ベアリングカバー24a,24aとの間にはシールリン
グ25が介挿されている。3bは駆動軸3オイル室1c
より突出した後端に固着された駆動モータ接続用のカッ
プリングである。
【0016】中間ケーシング15の内面側の後部寄り位
置には平行な二条の内向きフランジ部26,26が突設
され、これらフランジ部26,26と保持筒5の外周面
との間で環状流路11bが形成され、この環状流路11
bに臨んで、中間ケーシング15の上下位置に冷却液排
出口11c,11cが設けられると共に、保持筒5にも
内外を連通する透孔11a…が穿設され、これら透孔1
1a…と環状流路11b及び冷却液排出口11c,11
cとで冷却液排出路11を構成している。なお、中間ケ
ーシング15の下部には、環状流路11bから外れた両
側にも液抜き口26a,26bが設けてある。
【0017】図2に示すように、駆動軸3の保持筒5の
内周には駆動マグネット4が埋設される一方、インペラ
6のスリーブ8の外周には従動マグネット7が埋設さ
れ、且つ各々の埋設表面は保護プレート27a,27b
にて覆われている。しかして、キャン2を保持する取付
板19の上部側には、外部から冷却液Cを導入するため
の半径方向に沿う冷却液導入路10が形成され、その液
出口10aが保持筒5の前端面に臨んで開口している。
また保持筒5の先端部外周面には螺旋溝13が刻設され
る一方、取付板19には該スリーブ10の先端部外周面
に対して小間隙12をもって対向するリング部材19a
が固着されており、螺旋溝13は保持筒5が回転した際
に小間隙12内の冷却液Cを液出口10a側へ誘導する
方向の螺旋をなしている。
【0018】環状流路11bの両側部を形成する内向き
フランジ部26,26の内周縁は、平行な3条の襞部2
6a,26b,26cよりラビリンス状をなしており、
図3に示すように、内側の襞部26b,26cには、フ
ランジ部26の下部において襞間に入った冷却液Cを排
出するための切欠部27が形成されている。
【0019】なお、前部仕切り板18aの上部側にはポ
ンプ室1a内の周縁上部とマグネットカップリング室1
bの従動側空間20とを連通する還流通路28が穿設
され、また従動軸22は中心に全長にわたる液通路29
を有している。しかして、該液通路29は、前端がポン
プ室1bにインペラ6の前方空間に連通すると共に、後
端が螺挿されたスリーブボルト30内を通してキャン2
のボス部21の内側空間に連通し、且つ側孔29aによ
ってポンプ室1bにインペラ6の後方空間にも連通して
いる。
【0020】上記構成のマグネットポンプにおいては、
駆動軸3の駆動によって保持筒5が回転した際、その駆
動マグネット4と従動マグネット7との磁気吸引力によ
ってスリーブ8が従動回転し、該スリーブ8と一体のイ
ンペラ6が回転し、遠心ポンプ作用によって送り対象の
作業液Lが液吸入口14aより吸入されて液送出口14
bより目的部位へ圧送される。しかして、この稼働中
に、適当なポンプの送圧や水道水圧を利用して外部より
冷却液導入路10に冷却液Cを導入すれば、この冷却液
Cは、液出口1aより保持筒5とキャン2との対向間隙
9aに入り、この対向間隙9aを通過する過程でキャン
2の円筒部2a及び保護プレート27aと熱交換し、保
持筒5の透孔11aより環状流路11bへ流入し、冷却
液排出口11c,11cより外部へ排出される。従っ
て、駆動マグネット4と従動マグネット7間の磁界回転
に伴うキャン2の抵抗発熱が冷却液Cにて効率よく外部
へ運び去られ、もって両マグネット4,7の熱減磁が回
避され、安定したポンプ作動が維持される。
【0021】特に上記実施例では、冷却液導入路10の
液出口1aより出た冷却液Cは、保持筒5の回転に伴う
螺旋溝13による誘導作用により、該保持筒5とリング
部材19aの間の小間隙12より該保持筒5の外側の駆
動側空間20aへ向かう流れが抑えられるため、殆ど全
量が保持筒5の内周とキャン2の外周面との対向間隙9
aに流入し、また冷却液排出路11の液入口が回転する
保持筒5に設けた透孔11a…にて構成されているた
め、これら透孔11a…内で遠心力が作用して冷却液C
の排出が促進され、もって高い冷却効率が得られる。更
に、環状流路11の両側部を構成する内向きフランジ
部26,26の保持筒5に近接した内周縁が液通過に対
して抵抗の大きいラビリンス状をなすため、該環状流路
11から保持筒5の外側の駆動側空間20aへの冷却
液Cの洩れが少なくなり、冷却液Cの排出がより促進さ
れることになる。
【0022】なお、上記実施例のマグネットポンプで
は、従来のマグネットポンプと同様に、稼働中に送り対
象の作業液Lの一部は、還流通路28よりマグネットカ
ップリング室1cの従動側空間20bに流入して満た
し、スリーブ8の外周面とキャン2の内周面との対向間
隙9bに流入し、該対向間隙9bを出てキャン2のボス
部21の通孔21a…より後端側から従動軸22内の液
通路29内に流入すると共に、インペラ6の背面側を通
って側孔29aからも従動軸22内の液通路29内に入
り込み、従動軸22の前端よりポンプ室1a内に戻るよ
うに循環する。
【0023】従って、従動軸22の両側の軸受部に作業
液Lによる潤滑作用が付与されると共に、これら軸受部
における摩擦発熱が循環する作業液Lとの熱交換により
奪われて系外へ運び去られ、従動軸22ひいてはインペ
ラ6の円滑な回転が維持されることになるが、既述のよ
うにキャン2の円筒部2aが専ら冷却液Cにて冷却され
るため、還流する作業液Lが対向間隙9bを通過する過
程で昇温することはなく、それだけ前記軸受部の冷却効
果が大きくなり、ポンプ作動性がより良好となる上、該
作業液Lが硬化、気化、ゲル化、組成変化等の熱変質を
生じ易いものであっても、このマグネットポンプを支障
なく使用できることになる。
【0024】本考案のマグネットポンプは、ケーシング
の構造、これに対するキャンの取付構造、駆動軸と保持
筒との連結構造、インペラの形状、該インペラとスリー
ブとの連結構造、作業液の循環路構成等、細部構成につ
いては実施例以外に種々設計変更可能である。例えば、
インペラとスリーブとを一体物又は直接連結したものと
し、ケーシング側に固定した軸体に該スリーブを回転自
在に嵌装する構造としてもよい。
【0025】
【考案の効果】請求項1の考案によれば、キャンドマグ
ネットカップリング方式のマグネットポンプとして、駆
動マグネットと従動マグネットとの間に介在するキャン
を効率よく冷却でき、もってマグネットの熱減磁による
作動不良を完全に防止し得ると共に、送り対象が熱変質
を生じ易い液であってもその変質を確実に回避でき、駆
動マグネットと従動マグネットとの対向距離を小さく設
定して強い磁力作用を発揮させることが可能であり、し
かも構造的に簡素で安価に製作可能なものが提供され
る。
【0026】また請求項1の考案によれば、上記のマグ
ネットポンプとして、特にキャンの冷却に用いる冷却液
の排出性がよく、より高い冷却効果を発揮できるものが
提供される。
【0027】請求項の考案によれば、上記のマグネッ
トポンプとして、特にキャンの冷却に用いる冷却液の不
必要部位への洩れが少なく、もって該冷却液の利用効率
が高く、冷却効率がより向上するものが提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の一実施例に係るマグネットポンプの
縦断側面図。
【図2】 同マグネットポンプの要部を拡大して示す半
縦断側面図。
【図3】 図1のIII −III 線における下半部の断面矢
視図。
【符号の説明】
1 ケーシング 2 キャン 3 駆動軸 4 駆動マグネット 5 保持筒 6 インペラ 7 従動マグネット 8 スリーブ 9a 対向間隙 10 冷却液導入路 10a 液出口 11 冷却液排出路 11a 透孔 12 小間隙 13 螺旋溝 C 冷却液 L 作業液

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポンプケーシングに固定された有底筒状
    のキャンの外側に、駆動軸と一体化して内周側に駆動マ
    グネットを有する保持筒が配置すると共に、前記キャン
    の内側に、インペラと一体化して外周側に従動マグネッ
    トを有するスリーブが配置し、前記駆動マグネットと従
    動マグネットとの磁気吸引力により駆動軸の回転に伴っ
    て前記インペラが回転するマグネットポンプにおいて、
    外部より供給される冷却液を前記保持筒とキャンとの対
    向間隙に導入する冷却液導入路と、該対向間隙を通過し
    た冷却液を外部へ排出する冷却液排出路とを具備し、冷
    却液導入路の液出口がキャンの基端側で保持筒の先端に
    臨んで開口すると共に、冷却液排出路の液入口が保持筒
    の基端側に設けた内外に透通する透孔にて構成されてな
    ことを特徴とするマグネットポンプ。
  2. 【請求項2】 保持筒の先端部外周面がポンプケーシン
    グ側と小間隙をもって対向し、この先端部外周面に、当
    該保持筒の回転によって前記小間隙内の冷却液を流入液
    導入路の液出口側へ戻す方向に誘導する螺旋溝が設けら
    れてなる請求項1記載のマグネットポンプ。
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