JP2603346Y2 - 端子接続装置 - Google Patents

端子接続装置

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JP2603346Y2
JP2603346Y2 JP1993007339U JP733993U JP2603346Y2 JP 2603346 Y2 JP2603346 Y2 JP 2603346Y2 JP 1993007339 U JP1993007339 U JP 1993007339U JP 733993 U JP733993 U JP 733993U JP 2603346 Y2 JP2603346 Y2 JP 2603346Y2
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清実 丸山
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日本エー・エム・ピー株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は端子接続装置、特にエナ
メル線等の絶縁導線に端子を圧接接続する端子接続装置
に関する。
【0002】
【従来の技術及びその問題点】発電機、変圧器、プラン
ジャ、或いはクラッチ等にはエナメル線等の絶縁電線に
端子を直接圧接接線している(例えば特公昭63-11750号
公報参照)。この種の端子は電線を圧入するスロットを
有する2個のアームが一端で接続された略U字状のもの
が使用されている。例えば図6にこの一例を示す。図6
に於て、端子150 は機器のハウジング100 の端子収容凹
部102 内に各々仮挿入されている。端子150 をこの状態
にして上方から端子圧入工具200 (以下単に工具とい
う)で端子150 を押圧して導線140 に圧接接続する。
【0003】図7を参照してこの接続の状況を説明す
る。図7は図6のハウジング100 をVII-VII 線に沿って
切断した部分縦断面図である。図7(A)に於て、導線
140 はハウジング100 の内部に端子150 の挿入方向を横
断するように配置されているので工具200 の底面202 に
より端子150 が下方に押圧されるとスロット152 と電線
140 とが係合して電気的接続を行う。この際図7(B)
に示す如く、工具200 の底面202 と端子150 の上部154
との係合が外れ端子150 のアーム156 が外側へ変形して
しまうことがある。この変形により端子150 の挿入が十
分ではなく導線140 との電気的接続が不十分となる恐れ
がある。またアーム156 が外方へ拡開する為アーム156
間に挿入される相手方端子(図示せず)との接続が不良
となる可能性がある。導線140 の直径が太くなる程、ま
た接続すべき端子の数が多くなる程押圧時の抵抗が大き
くなるのでこの傾向は顕著なものとなる。
【0004】
【課題を解決する為の手段】本考案は以上の点に鑑みて
考案されたもので、導線が太くなっても或いは極数が増
えても端子を変形させずに確実な電気的接続を行うこと
のできる端子接続装置を提供することを目的とする。
【0005】本考案は、前記ハウジング上に置かれる導
体に前記端子を接続させるよう前記端子を前記ハウジン
グに向けて押圧する工具と、前記端子を位置決めするよ
う受容可能なガイド孔を具え前記工具による押圧の際に
前記ハウジングに対してばね付勢されて押し当てられる
ガイドブロックを具える端子接続装置において、前記工
具は前記ガイドブロックの前記ガイド孔内に常時配置さ
れてこれにより前記工具と前記ガイドブロックとが押圧
摺動方向にのみ相対移動可能とされ、前記工具の押圧端
は前記ガイド孔の内面と協働して前記端子の被押圧端に
対して相補形状を成し前記被押圧端近傍を包囲するよう
に受容できる空間を画定するよう構成されることを特徴
とする。
【0006】
【実施例】以下、本考案の端子接続装置(以下単に装置
という)の好適実施例について添付図を参照して詳細に
説明する。なお従来例として説明した部品と同じ部品に
ついては同一参照符号を用いる。
【0007】図1は本考案の装置1を示す斜視図であ
る。図中2は台座、4は本体を示す。台座2と本体4と
は金属により一体に形成されている。台座2には平坦部
12が設けられここにハウジング100 が載置される。本体
4の側面には手動のハンドル6が回動自在に取付けられ
ている。このハンドル6を操作してラック及びピニオン
式の駆動部(図示せず)を駆動することにより本体4に
設けられたポスト8を上下に摺動させる。ポスト8の先
端部には端子150 を押圧する為の押圧部10が設けられて
いる。
【0008】図2に押圧部10の分解斜視図を示す。押圧
部10はポスト8の下部に取付けられる略円筒状のクラン
プ14及びベースブロック16と、ベースブロック16に取付
けられる工具200 と、圧縮コイルばね18と、ガイドブロ
ッック22と、ピン24とを、有する。クランプ14及びベー
スブロック16には孔26、28が各々穿設されている。クラ
ンプ14及びベースブロック16はボルト30を孔26、28に挿
通してポスト8の底部に取付けられる。工具200 は先端
に突条204 と底面202 を有し軸線方向に長いブロック状
となっている。この工具200 は図6及び図7に示したも
のと同じものである。この工具200 は上部のU溝206 に
ボルト32を通してベースブロック16に固定される。圧縮
コイルばね20は工具200 に嵌挿され、次にガイドブロッ
ク22が工具200 に取付けられる。ガイドブロック22は枠
状の金属製ブロックである。ガイドブロック22の側面に
は挿入方向に延びる長穴34が形成されている。ガイドブ
ロック22はピン24を長穴34に挿入すると共に工具200 に
設けた貫通孔206 に挿通して反対側の長穴34から突出さ
せることにより工具200 に取付けられる。ピン24はスプ
リングピンが好適である。圧縮コイルばね20は、その下
端はガイドブロック22の上面36と当接し、他端はベース
ブロック16の下面38と当接してベースブロック16とガイ
ドブロック22との間に挟持されて保持される。ガイドブ
ロック22は圧縮コイルばね20により常に下方に付勢され
た状態となっている。
【0009】図3にガイドブロック22の形状の詳細を示
す。図3(A)はガイドブロック22の正面図であり工具
200 が挿入されるガイド孔38の下端にはテーパ40が形成
されている。図3(B)は図3の(A)ガイドブロック
22を上方から見た平面図である。ガイド孔38の長手方向
の対向する内面にはリブ42が形成され工具200 がガイド
孔38内を摺動する際、摩擦が少なくなるようにしてい
る。また工具200 にこのリブ42と相補形の溝を設けて工
具200 を案内するようにしてもよい。図3(C)は部分
縦断面図であり、テーパ40が明瞭に示されている。
【0010】図4に本考案の装置1を用いて機器のハウ
ジング100 に端子150 を取付ける状況を示す。ハウジン
グ100 の構成は図6及び図7に示したものと同じであ
る。従来例においては端子150 は端子収容凹部102 に手
操作により挿入されたが、本装置1に於てはガイドブロ
ック22に最初に装着される。この作業は手作業で行われ
る。図4はこの端子150 をガイドブロック22に装着した
状態を示す。端子150 はガイドブロック22のテーパ40に
より案内されて円滑に挿入されガイド孔38の内壁に弾発
的に接触して保持される。端子150 は全部が挿入されず
上部のみが挿入された状態となる。また端子150 につい
ては3個使用した場合について例示してある。
【0011】図5に本装置1を用いて端子150 を機器の
導線140 に接続する本装置1の押圧部10とハウジング10
0 の部分縦断面図を示す。図5(A)はガイドブロック
22に保持された端子150 がハウジング100 に圧入される
前の状態を示す。図5(B)は端子150 の圧入が開始さ
れると共にガイドブロック22の下面44がハウジング100
の上面104 に当接した状態を示す。この状態から工具20
0 がガイドブロック22に沿って圧入されると端子150 の
上端154 はガイドブロック22の内壁46に沿って案内され
下方へ移動する。この際アーム156 は内壁46により外方
への変形が阻止される。図5(C)は端子150 が完全に
挿入された状態を示す。(B)から(C)の工程の間、
図2に示すピン24は長穴34内を移動し、圧縮コイルばね
20はガイドブロック22とベースブロック16との内で圧縮
される。
【0012】以上本考案の好適実施例について説明した
が、本実施例に限定されるものではなく種々の変形、変
更が可能である。例えば多極用のガイドブロックに小極
数の端子を保持するようにしてもよい。
【0013】
【考案の効果】本考案の端子接続装置によれば、工具は
ガイドブロックのガイド孔内に常時配置されてこれによ
り工具とガイドブロックとが押圧摺動方向にのみ相対移
動可能とされ、工具の押圧端はガイド孔の内面と協働し
て端子の被押圧端に対して相補形状を成し被押圧端近傍
を包囲するように受容できる空間を画定するよう構成さ
れることを特徴とするので次の効果を奏する。
【0014】即ち工具とガイドブロックとが相互に位置
ずれすることがないので位置決めのために追加の手段又
は工程を必要とせず、ガイド孔に受容される端子に係る
多数回の押圧動作に対して安定した作用を保証でき、ま
た被押圧端の形状が比較的複雑な場合でも押圧時の端子
の変形防止を確実に保証できると共に、そのような比較
的複雑な形状も工具の押圧端及びガイド孔の内面を協働
させることで比較的容易によって実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の端子接続装置の斜視図である。
【図2】図1に示す端子接続装置の押圧部の分解斜視図
である。
【図3】(A)押圧部のガイドブロックの正面図であ
る。
【図3】(B)図3(A)のガイドブロックの平面図で
ある。
【図3】(C)図3(A)のガイドブロックの右側面の
部分縦断面図である。
【図4】本考案の端子接続装置の押圧部と端子が押圧さ
れるハウジングを示す斜視図である。
【図5】(A)図4の押圧部とハウジングの縦断面図で
あり、端子が押圧される前の状態を示す。
【図5】(B)端子が押圧され始めた状態を示す図5
(A)と同様の縦断面図である。
【図5】(C)端子が完全に接続された状態を示す図5
(A)と同様の縦断面図である。
【図6】従来例の端子接続前の状態を示す、図4と同様
の斜視図である。
【図7】(A)従来例の端子接続前の状態を示す図5
(A)と同様の縦断面図である。
【図7】(B)従来例の端子接続時の状態を示す、図5
(C)と同様の縦断面図である。
【符号の説明】
1 端子接続装置 22 ガイドブロック 38 ガイド孔 150 端子 200 工具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 4/24 H01R 9/16 102 H01R 43/00 - 43/01 H01R 43/20

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハウジング上に置かれる導体に端子を接続
    させるよう前記端子を前記ハウジングに向けて押圧する
    工具と、前記端子を位置決めするよう受容可能なガイド
    孔を具え前記工具による押圧の際に前記ハウジングに対
    してばね付勢されて押し当てられるガイドブロックを具
    える端子接続装置において、 前記工具は前記ガイドブロックの前記ガイド孔内に常時
    配置されてこれにより前記工具と前記ガイドブロックと
    が押圧摺動方向にのみ相対移動可能とされ、 前記工具の押圧端は前記ガイド孔の内面と協働して前記
    端子の被押圧端に対して相補形状を成し前記被押圧端近
    傍を包囲するように受容できる空間を画定するよう構成
    されることを特徴とする端子接続装置。
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