JP2603024B2 - レーダ装置 - Google Patents

レーダ装置

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JP2603024B2
JP2603024B2 JP4077629A JP7762992A JP2603024B2 JP 2603024 B2 JP2603024 B2 JP 2603024B2 JP 4077629 A JP4077629 A JP 4077629A JP 7762992 A JP7762992 A JP 7762992A JP 2603024 B2 JP2603024 B2 JP 2603024B2
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敏晴 伊藤
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、移動目標表示装置の
機能を失うことなく、送信周波数の高速変更を可能とす
るレーダ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、レーダ装置は、図13に
示すように、アンテナ部1、送信部2、受信部3及び移
動目標表示装置4で構成される。
【0003】まず、送信部2において、第2局部発振器
21で生成された第2ローカル信号(周波数f0 )はミ
キサ22で第1局部発振器23で生成された第1ローカ
ル信号(周波数fx )と混合されて周波数変換され、さ
らに周波数フィルタ24により不要な周波数成分が除去
されて、送信RF信号となる。この送信RF信号はパル
ス変調器25でパルス化された後、高出力増幅器26で
増幅され、アンテナ部1に送られる。
【0004】アンテナ部1において、送信部2からの送
信RF信号は送受切換器11を介して送受信アンテナ1
2に送られ、送信波として放射される。送信波が様々な
固定または移動物標により反射されると、その反射波は
送受信アンテナ12で受信され、受信RF信号として送
受切換器11を介して受信部3に送られる。
【0005】受信部3において、アンテナ部1からの受
信RF信号は低雑音増幅器31で増幅された後、ミキサ
32で第1局部発振器23で生成された送信系とコヒー
レントな第1ローカル信号(周波数fx )と混合され、
中間周波数に変換されて受信IF信号となる。この受信
IF信号は中間周波増幅器33で増幅された後、第2局
部発振器21で生成された送信系とコヒーレントな第2
ローカル信号を基準に位相検波される。この位相検波信
号はA/D(アナログ/デジタル)変換器35でデジタ
ル信号に変換され、移動目標表示装置4に送られる。
【0006】移動目標表示装置4では、受信部3からの
デジタル信号を入力し、時間的に位相変化している信号
成分をデジタル信号処理によって抽出する。この成分は
移動目標によるドップラ周波数成分であり、この装置4
では、さらに他のレーダ情報と合わせて、移動する物標
の位置が適宜表示するようになっている。
【0007】このように、従来のレーダ装置では、移動
物標によって変化を受けた周波数偏移成分を送信周波数
を基準にして送信パルス毎に抽出している。すなわち、
移動物標を検出するには、移動目標表示装置4により送
信周波数を基準にドップラ周波数を検出するため、送信
信号の周波数は一定である。
【0008】しかしながら、送信信号が一定周波数で
は、レーダ電波の探知が容易であり、特に電子戦下にあ
っては簡単に電波妨害されてしまうことになる。このた
め、電波妨害等に対応して、送信周波数を高速変更でき
るようにすることが強く望まれている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように、従
来のレーダ装置では、電波妨害等に対応して送信周波数
を変更すると、移動物標に対応するドップラ周波数を検
出できなくなり、移動物標を検出表示できなくなるとい
う問題があった。
【0010】この発明は上記の課題を解決するためにな
されたもので、移動物標の検出機能を失うことなく、送
信周波数を高速変更できるレーダ装置を提供することを
目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
にこの発明に係るレーダ装置は、それぞれコヒーレント
な正弦波であり、互いに異なる周波数の第1、第2のロ
ーカル信号を発生し、いずれか一方のローカル信号の周
波数を固定とし、他方のローカル信号の周波数を送信繰
返し周期の単位で変更するローカル信号生成手段と、こ
の手段で生成された第1、第2のローカル信号を組み合
わせて互いに異なる周波数の第1、第2の送信信号を形
成する2周波形成手段と、この手段で形成された第1、
第2の送信信号を一定周期で同時にまたは時分割にして
繰返し送信し、その反射信号を受信する送受信手段と、
この手段で得られた受信信号を第1、第2の送信信号に
対応する2つの周波数成分に分離し、タイミングを一致
させて両信号の周波数差を検出する周波数差検出手段
と、この手段の出力信号を前記周波数固定のローカル信
号に基づいて位相検波することで、前記周波数固定のロ
ーカル信号に起因する移動物標により偏移された周波数
成分を検出する偏移成分検出手段と、この手段の検出出
力に基づいて移動物標を表示する表示手段とを具備して
構成される。
【0012】
【作用】上記構成によるレーダ装置では、いずれか一方
の周波数が固定され、他方の周波数が送信繰返し周期の
単位で変更される第1、第2のローカル信号を生成し、
第1、第2のローカル信号を組み合わせて互いに異なる
周波数の第1、第2の送信信号を形成し、を一定周期で
同時にまたは時分割にして繰返し送信するようにし、そ
の反射信号を受信して第1、第2の送信信号に対応する
2つの周波数成分に分離し、タイミングを一致させて両
信号の周波数差を検出し、周波数固定のローカル信号に
基づいて位相検波することで、前記周波数固定のローカ
ル信号に起因する移動物標により偏移された周波数成分
を検出し、この検出出力に基づいて移動物標を表示する
ようにしている。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明の一実施例を
詳細に説明する。尚、各図において、図13と同一の部
分及び互いに同一の部分には同一符号を付して示し、そ
れぞれ異なる部分を中心に説明する。
【0014】図1はこの発明に係るレーダ装置の基本構
成を示すもので、送信部2において、第1、第2局部発
振器23,21で生成された第1、第2ローカル信号
(周波数fx ,f0 )は2周波形成器27に供給され
る。
【0015】この2周波形成器27は、具体的には図2
に示すように構成され、入力した第1、第2ローカル信
号をミキサ271で混合した後、電力分配器272で2
系統に分配する。各系統にはそれぞれ周波数フィルタ2
731,2732を設け、各フィルタ2731,273
2でそれぞれ和成分送信信号(周波数fx +f0 )と差
成分送信信号(周波数fx −f0 )を生成する。そし
て、各系統の信号を電力合成器274で合成することに
より送信RF信号を生成出力する。
【0016】上記2周波形成器27で生成された送信R
F信号は、パルス変調器25に供給されてパルス化され
た後、高出力増幅器26で増幅され、アンテナ部1に送
られる。
【0017】アンテナ部1において、送信部2からの送
信RF信号は送受切換器11を介して送受信アンテナ1
2に送られ、送信波として放射される。送信波が様々な
固定または移動物標により反射されると、その反射波は
送受信アンテナ12で受信され、受信RF信号として送
受切換器11を介して受信部3に送られる。受信部3に
おいて、アンテナ部1からの受信RF信号は低雑音増幅
器31で増幅された後、2信号周波数変換器36に供給
される。
【0018】この2信号周波数変換器36は、具体的に
は図3に示すように構成され、入力した受信RF信号を
電力分配器361で2系統に分配する。各系統にはそれ
ぞれ周波数フィルタ3621,3622を設け、各フィ
ルタ3621,3622でそれぞれfx +f0 の周波数
成分(以下、和成分受信信号と称する)とfx −f0の
周波数成分(以下、差成分受信信号と称する)を抽出す
る。
【0019】そして、抽出した和成分及び差成分の受信
信号をミキサ363で混合することにより周波数変換を
行った後、周波数フィルタ364で不要な周波数成分を
除去する(以下、この出力信号を受信IF信号と称す
る)。この受信IF信号の周波数は和成分受信信号と差
成分受信信号の周波数差となる。
【0020】一方、第2局部発振器21で生成された送
信系とコヒーレントな第2ローカル信号f0 を逓倍器3
65で2倍に逓倍し、その出力信号により受信IF信号
を位相検波器366で位相検波する(以下、この出力信
号をビデオ信号と称する)。
【0021】このビデオ信号はA/D変換器35により
デジタル信号に変換されて移動目標表示装置4に供給さ
れる。この移動目標表示装置4では、受信部3からのデ
ジタル信号を入力し、時間的に位相変化している信号成
分をデジタル信号処理によって抽出する。この成分は移
動目標によるドップラ周波数成分であり、この装置4で
は、さらに他のレーダ情報と合わせて移動する物標の位
置が適宜表示する。
【0022】尚、上記第1局部発振器23は、具体的に
は図4に示すように構成される。すなわち、この発振器
23は複数個(ここではm個とする)のローカル信号発
生回路2311〜231mを備え、各回路2311〜2
31mで互いに異なる周波数の信号を発生させ、信号切
換器232を外部制御信号に応じて適宜切換制御して、
任意の周波数信号を選択出力することにより、第1ロー
カル信号を任意に周波数変更可能となされている。。上
記構成において、以下、その動作を説明する。
【0023】まず、送信系では、2周波形成器27によ
り、第1、第2ローカル信号から和成分送信信号及び差
成分送信信号が生成され、合成された後、パルス変調器
22でパルス変調されて送信RF信号が生成される。こ
の送信RF信号は (1)〜 (3)式により表すことができ
る。 Tx(t) = A(t)・{ exp(j2πf1・t) + exp (j2πf2・t)} …(1) f1 = fx - f0 …(2) f2 = fx + f0 …(3) 但し、 Tx(t) ;送信信号、 A(t) ;パルス変調関数、 f1 ;差成分送信信号の周波数、 f2 ;和成分送信信号の周波数、 fx ;第1ローカル信号の周波数、 f0 ;第2ローカル信号の周波数、 である。
【0024】この送信RF信号はアンテナ12から空中
に放射され、固定または移動する物標により反射され
て、アンテナ12で受信される。この受信RF信号は
(4)〜 (9)式のように示される。ここで、 (4)〜 (9)式
では、アンテナ12の設置点から距離Rだけ離れた目標
が速度vで移動する場合について示す。 Rx(t) = Rx(t) - + Rx(t)+ …(4) Rx(t)- = A(t-ta) ・Pa・exp j2π{f1(t-ta) + f1a ・t} …(5) Rx(t)+ = A(t-ta) ・Pa・exp j2π{f2(t-ta) + f2a ・t} …(6) f1a = (2v/c)・f1 …(7) f2a = (2v/c)・f2 …(8) ta = (2R/c) …(9) 但し、 Rx(t) ;受信信号、 Rx(t)- ;差成分受信RF信号、 Rx(t)+ ;和成分受信RF信号、 Pa ;反射信号の受信強度、 f1a ;周波数f1 におけるドップラ周波数 f2a ;周波数f2 におけるドップラ周波数 ta ;信号遅延時間、 c ;光速、 である。
【0025】ここで、f1aとf2aは、 f1a = (2v/c)・(fx - f0) = fxa - f0a …(10) f2a = (2v/c)・(fx + f0) = fxa + f0a …(11) と置き換えられる。但し、 fxa ;周波数fx におけるドップラ周波数、 f0a ;周波数f0 におけるドップラ周波数、 である。
【0026】受信系では、2信号周波数変換器36によ
り、受信RF信号を2信号に周波数分離し、各信号を混
合する。この信号を第2ローカル信号の倍周波数の信号
で周波数変換してビデオ信号を抽出する。このビデオ信
号は(12)式のように示される。 S(t) = {Rx(t)- } *・ Rx(t)- ・exp(-4πf0・t) = [A(t-ta)・Pa・ exp{j(2πf0a ・t - 2πf0・ta )}]2 …(12) 但し、 S(t) ;2信号周波数変換器出力信号、 * ;共役複素数 である。
【0027】(12)式から、2信号周波数変換器36の出
力信号S(t) は第1ローカル信号の周波数fx に依存し
ないことがわかる。これにより、移動する物標がfx そ
のものに及ぼす周波数偏移効果が除去される。したがっ
て、第1ローカル信号に依存しない移動目標による周波
数偏移成分が得られることから、電波妨害に対応して第
1局部発振器23の発振周波数を送信パルス毎に変更し
たとしても、移動目標表示装置4を正確に機能させるこ
とができる。ところで、上記実施例の2信号周波数変換
器36は、図5に示すように構成することもできる。
【0028】図5において、まず、入力した受信RF信
号を電力分配器367で2系統に分配する。各系統には
それぞれ周波数フィルタ3681,3682を設け、各
フィルタ3681,3682でそれぞれfx +f0 の周
波数成分(和成分受信信号)とfx −f0 の周波数成分
(差成分受信信号)を抽出する。
【0029】そして、抽出した和成分及び差成分の受信
信号をそれぞれミキサ3691,3692に入力し、第
1局部発振器23で生成された送信系とコヒーレントな
第1ローカル信号fx と混合することによりIF信号に
周波数変換する。さらに、周波数フィルタ36101,
36102で不要な周波数成分を除去し、その2信号を
ミキサ3611で混合して周波数フィルタ3612で不
要な周波数成分を除去する。これによって、和成分受信
信号と差成分受信信号の周波数を、すなわちビデオ信号
を抽出することができる。
【0030】尚、上記実施例では、受信系において、異
なる2つの周波数成分に分離する際、アナログ信号処理
によって行う場合の構成を示したが、例えば、先に周波
数変換を行った後、A/D変換器によりデジタル化し、
デジタル信号処理によって、2周波数成分分離し、一方
を共役複素数変換し乗算するという、デジタル信号処理
によっても実現できる。
【0031】また、2周波形成器27及び2信号周波数
変換器36の構成を一部変更し、送信する2周波とし
て、第1局部発振器23と第2局部発振器21の出力信
号を用いて形成できる組み合わせ(例えば周波数fx と
周波数fx + f0 の組み合わせ)から、どのような組み
合わせを選択しても実現可能であることは勿論である。
【0032】さらに、第2局部発振器21を図4の第1
局部発振器23と全く同様に構成し(図示せず)、図3
の2信号周波数変換器36の逓倍器365に固定周波数
の第1ローカル信号を入力するようにしてもよい。この
場合、2信号周波数変換器36により、受信RF信号を
周波数分離し、その2信号を混合した後、第1ローカル
信号の倍の周波数信号で周波数変換することにより、第
2ローカル信号に依存しない移動目標による周波数偏移
成分が得られる。
【0033】このとき、(12)式は(13)式で置き換えられ
る。 S(t) = {Rx(t)- } ・ Rx(t)+ ・exp(-2πfx・t) = [A(t-ta)・Pa・ exp{2πfxa ・t - 2πfx・ta}]2 …(13)
【0034】(13)式から、2信号周波数変換器36の出
力信号S(t) は、第2ローカル信号の周波数f0 に依存
しないことがわかる。これにより、移動する物標がf0
そのものに及ぼす周波数偏移効果が除去される。したが
って、電波妨害に対応して第2局部発振器21の発振周
波数を送信パルス毎に変更したとしても、移動目標表示
装置4を正確に機能させることができる。
【0035】ところで、上記実施例では、2つの周波数
信号(fx +f0 ,x −f0 )を合成して同時に送信す
るようにしたが、繰り返し周期内で時分割出力するよう
にしても、実施可能である。この場合、2周波形成器2
7、2信号周波数変換器36をそれぞれ図6、図7に示
すように構成すればよい。
【0036】まず、図6に示す2周波形成器27は、図
2の場合と同じく、入力した第1、第2ローカル信号を
ミキサ271で混合した後、電力分配器272で2系統
に分配する。各系統にはそれぞれ周波数フィルタ273
1,3732を設け、各フィルタ2731,3732で
それぞれ和成分送信信号(周波数fx +f0 )と差成分
送信信号(周波数fx −f0 )を生成する。ここでは各
系統の信号を信号切換器275で順次切換導出する。こ
れにより、送信繰り返し周期内でfx +f0 とfx −f
0 の2つの周波数信号を時分割した2周波送信RF信号
が得られる。
【0037】ここで、第1局部発振器23はその発振周
波数が一定の周期で切り換えられる。一例として、第1
局部発振器23の発振周波数を時分割出力毎にfx1,f
x2に順次切り換えた場合の送信RF信号を図8に示す。
【0038】また、図7の2信号周波数変換器36は、
図3の場合と同じく、入力した受信RF信号を電力分配
器361で2系統に分配する。各系統にはそれぞれ周波
数フィルタ3621,3622を設け、各フィルタ36
21,3622でそれぞれfx +f0 の周波数成分(和
成分受信信号)とfx −f0 の周波数成分(差成分受信
信号)を抽出する。
【0039】そして、ここではフィルタ3621抽出し
た和成分を遅延素子3613で差成分と同一タイミング
となるように遅延し、遅延した和成分受信信号を差成分
の受信信号と共にミキサ363に送り、混合して周波数
変換する。このミキサ363の出力は、図3の場合と全
く同様であり、以下は図3の場合と同じく、周波数フィ
ルタ364でミキサ出力から不要な周波数成分を除去し
て、受信IF信号(和成分受信信号と差成分受信信号の
周波数差)を得る。
【0040】一方、第2局部発振器21で生成された送
信系とコヒーレントな第2ローカル信号f0 を逓倍器3
65で2倍に逓倍し、その出力信号により受信IF信号
を位相検波器366で位相検波する。これによって、図
3と同様のビデオ信号を得ることができる。
【0041】上記2周波時分割送信方式においては、前
記 (1)式を(14)式に置き換えて説明できる。 Tx(t) = A(t)・{ exp(j2πf1・t) +A(t-ι) ・exp(j2πf2・t)} …(14) 但し、ιは2周波の送信時間差である。この時間差成分
ιは、受信系において、2信号周波数変換器36の遅延
素子3621で時間調整される。
【0042】よって、 (2)〜(12)式はそのままこの実施
例においても適用でき、第1または第2ローカル信号に
依存しない移動目標による周波数偏移成分が得られるこ
とから、電波妨害に対応して第1または第2局部発振器
23,21の発振周波数を送信パルス毎に変更したとし
ても、移動目標表示装置4を正確に機能させることがで
きる。また、図5に対応して、2信号周波数変換器36
を図9に示すように構成することもできる。
【0043】図9において、まず、図5の場合と同じ
く、入力した受信RF信号を電力分配器367で2系統
に分配する。各系統にはそれぞれ周波数フィルタ368
1,3682を設け、各フィルタ3681,3682で
それぞれfx +f0 の周波数成分(和成分受信信号)と
fx −f0 の周波数成分(差成分受信信号)を抽出す
る。ここで、和成分受信信号について、遅延素子361
5で2周波時間差ιだけ遅延して、差成分受信信号と同
一タイミングになるように調整する。
【0044】以下、図5と同様に抽出した和成分及び差
成分の受信信号をそれぞれミキサ3691,3692に
入力し、第1局部発振器23で生成された送信系とコヒ
ーレントな第1ローカル信号fx と混合することにより
IF信号に周波数変換する。さらに、周波数フィルタ3
6101,36102で不要な周波数成分を除去し、そ
の2信号をミキサ3611で混合して周波数フィルタ3
612で不要な周波数成分を除去する。これによって、
図5と全く同様に、和成分受信信号と差成分受信信号の
周波数差、すなわちビデオ信号を抽出することができ
る。
【0045】尚、上記実施例でも、受信系において、異
なる2つの周波数成分に分離・演算処理をデジタル信号
処理によって実現できる。また、送信する2周波とし
て、第1局部発振器23と第2局部発振器21の出力信
号を用いて形成できる組み合わせから、どのような組み
合わせを選択しても実現可能である。
【0046】さらに、第2局部発振器21の発振周波数
を変更可能とし、図3の2信号周波数変換器36の逓倍
器365に固定周波数の第1ローカル信号fx を入力す
るようにして、第2ローカル信号f0 に依存しない移動
目標による周波数偏移成分が得られるように構成しても
よい。このとき、(12)式は(13)式で置き換えられること
は前述した通りであり、電波妨害に対応して第2局部発
振器21の発振周波数を送信パルス毎に変更した場合で
も、移動目標表示装置4を正確に機能させることができ
る。
【0047】ところで、上記実施例において、2つの周
波数信号を用いると、分離した2周波数信号の間で干渉
が生じるため、この干渉波成分が移動目標表示装置4の
処理に悪影響を及ぼし、その精度を低下させる。そこ
で、この干渉波成分を不要信号として、ビデオ信号から
除去するための機能が必要となる。
【0048】図10はその不要信号抑圧機能を付加した
場合の構成を示すもので、図1と比較して明らかなよう
に、ここでは送信部2に変調信号発生器28、ローカル
信号変調器29が追加され、受信部3に不要信号抑圧器
37が追加される。
【0049】まず、送信部2において、第1局部発振器
23で発生された第1ローカル信号はローカル信号変調
器29に供給され、変調信号発生器28で発生された変
調信号(例えば正弦波)により変調(例えば位相変調)
されて、前記2周波形成器27に送られる。
【0050】また、受信部3において、A/D変換器3
5から出力されるデジタルビデオ信号は不要信号抑圧器
37に供給される。この不要信号抑圧器37は一種のト
ランスバーサルフィルタであり、具体的には図11に示
すように構成される。
【0051】すなわち、この不要信号抑圧器37は、A
/D変換器35でデジタル化された位相検波信号を、順
次、遅延素子3711〜371n−1に通し、送信パル
ス幅より短い時間内で遅延する。そして、各遅延素子3
711〜371n−1の出力を乗算器3721〜372
nに送り、ウェイトW1〜Wnを乗じて加算器373で
加え合わせる。つまり、入力された位相検波信号と送信
パルス幅より短い時間内でデータサンプリングを行い、
遅延時間を与えウェイトを乗じた後、これらを加え合わ
せることにより平均処理を行う。その出力は移動目標表
示装置4に送られる。上記構成において、まず、前述し
た2周波同時送信方式の場合の不要信号抑圧動作を説明
する。
【0052】送信系において、ローカル信号変調器29
が位相変調を行うものとし、その変調関数をφ(t) とす
ると、送信RF信号は(15)〜(17)式のように表される。 Tx(t) = A(t)・[exp{j(2π(f1 ・t + φ(t))} + exp {j(2πf2・t + φ(t))}] …(15) f1 = fx - f0 …(16) f2 = fx + f0 …(17) 但し、 Tx(t) ;送信信号、 A(t) ;パルス変調関数、 f1 ;差成分送信信号の周波数、 f2 ;和成分送信信号の周波数、 fx ;第1ローカル信号(変調波)の周波数、 f0 ;第2ローカル信号(変調波)の周波数、 φ(t) ;ローカル信号位相変調関数 である。
【0053】この送信波に対して、固定または移動する
物標により反射した反射信号が受信RF信号として受信
される。受信RF信号はそれぞれの物標からの反射波の
信号成分と、これら反射波の相互干渉による干渉波成分
からなる。これらの信号成分及び干渉波成分は送信周波
数に依存する。このときの受信波は(18)〜(20)式に示さ
れる。ここで、(18)〜(20)式では、簡単のため、固定す
る2目標が存在した場合について示している。 Rx(t) = Rx(t) - + Rx(t)+ …(18) Rx(t)- = A(t-ta) ・Pa・exp [j{2πf1・(t-ta) +φ(t-ta)}] +A(t-tb) ・Pb・exp [j{2πf1・(t-tb) +φ(t-tb)}] …(19) Rx(t)+ = A(t-ta) ・Pa・exp [j{2πf2・(t-ta) +φ(t-ta)}] +A(t-tb) ・Pb・exp [j{2πf2・(t-tb) +φ(t-tb)}] …(20) 但し、 Rx(t) ;受信信号、 Rx(t)- ;差成分受信RF信号、 Rx(t)+ ;和成分受信RF信号、 Pa , Pb;物標A、物標Bの反射信号の受信強度、 ta ;物標Aに対する信号遅延時間、 tb ;物標Bに対する信号遅延時間、 である。
【0054】受信系では、2信号周波数変換器36によ
り、受信RF信号を和成分、差成分に周波数分離し、両
者を混合する。この信号を第2ローカル信号の2倍の周
波数信号で周波数変換したときの信号成分は(21)及び(2
2)式のように示される。 S(t) = { Rx(t)- } *・ Rx(t)+ ・exp{j(-4πf0・t)} = [ A(t-ta)・Pa・exp{j(-2πf0・ta)}] 2 +[ A(t-tb)・Pb・exp{j(-2πf0・tb)}] 2
【0055】 +C(t,fx) …(21) ここで、 C(t,fx) = 2A(t-ta)・A(t-tb) ・Pa・Pb ・cos {2πfx・(tb-ta) + φ(t-ta) -φ(t-tb)} ・exp[j{-2πf0・(ta+tb)}] …(22) 但し、 S(t) ;2信号周波数変換器36の出力信号(ビデオ
信号)、 C(t,fx) ;目標Aと目標Bの干渉波成分、 * ;共役複素数 である。
【0056】(21)式の第1項及び第2項はそれぞれ目標
A及び目標Bに関する信号成分、第3項は干渉波成分で
ある。第1項及び第2項には第1ローカル信号の周波数
fxには関係せず、fx そのものに及ぼす周波数偏移効
果は除去されている。但し、ビデオ信号には、(22)式で
示されるように、fx に依存した干渉波成分が存在す
る。
【0057】したがって、このままでは第1ローカル信
号の周波数成分は完全には消えないことになり、パルス
毎に第1ローカル信号の周波数を変更した場合、干渉波
成分が変動するため、ビデオ信号も変動する。よって、
この信号を移動目標表示装置4に入力しても十分に目標
検出を行うことができない。
【0058】ところで、非常に短い時間間隔(1パルス
内)では、信号遅延時間ta 及びtb は一定であると近
似できる。よって、(22)式ではローカル信号位相変調関
数φを含む余弦関数項 cos {2πfx・(tb-ta) + φ(t-ta) -φ(t-tb)} のみ±1の範囲で時間変動する。
【0059】そこで、送信系において、例えば、ローカ
ル信号変調器29の変調方式を位相変調とし、変調関数
φが正弦波のような振動関数として、第1ローカル信号
を適度な周期で振動させる。これによって、(22)式は上
記余弦関数項が振動するようになる。
【0060】そして、受信系において、干渉波成分を含
んだビデオ信号を不要信号抑圧器37に入力し、パルス
内で平均処理(遅延時間を与え、加算することによる時
間積分)する。これによって、(22)式で示される干渉波
成分は(21)式の第1項及び第2項の信号成分に対して弱
められる。
【0061】したがって、上記構成によれば、第1ロー
カル信号に依存しない移動目標による周波数成分が得ら
れるので、電波妨害に対応して、第1局部発振器23の
発振周波数を送信パルス毎に変更したとしても、移動目
標指示装置4を正確に機能発揮させることができる。
【0062】図12は2周波同時送信方式の場合におい
て、第2ローカル信号を振動させて上述した手法により
不要信号を抑圧する場合の構成を示すもので、送信部2
において、第2局部発振器21で発生された第2ローカ
ル信号をローカル信号変調器29に供給し、変調信号発
生器28で発生された変調信号(例えば正弦波)により
変調(例えば位相変調)して、第1局部発振器23から
出力される第1ローカル信号と共に2周波形成器27に
供給する。
【0063】すなわち、この実施例は、図10と比較し
て明らかなように、第1ローカル信号に代わって第2ロ
ーカル信号を振動させるようにしたもので、その動作、
効果は図10の実施例の場合と全く同様である。次に、
前述した2周波時分割送信方式の場合における不要信号
抑圧動作を説明する。
【0064】まず、送信系において、ローカル信号変調
器29が位相変調を行うものとし、その変調関数をφ
(t) とすると、送信RF信号は(15)式から(23)式のよう
に置き換えられる。 Tx(t) = A(t)・exp {j(2π(f1 ・t + φ(t))} +A(T-ι) ・exp {j(2πf2・t + φ(t))} …(23)
【0065】但し、ιは2周波の送信時間差である。こ
の時間差成分ιは、前述したように、受信系において2
信号周波数変換器36の遅延素子3621で時間調整さ
れる。よって、(16)〜(22)式はそのままこの実施例にお
いても適用でき、第1ローカル信号に依存しない移動目
標による周波数偏移成分が得られることから、送信が和
で第1ローカル信号を変調して振動させ、受信側で時間
積分して平均化処理することにより、ビデオ信号から干
渉波成分を抑圧することができる。これによって、移動
目標表示装置4を正確に機能させることができる。ま
た、このことは、図12のように第2ローカル信号を振
動させる場合についても全く同様のことがいえる。よっ
て、その説明は省略する。
【0066】尚、上記の各実施例では、ローカル信号の
変調方式として位相変調方式の場合について述べたが、
この方式に限定されず、周波数、位相、振幅のいずれ
か、またはそれらの組み合わせ、またはアップチャー
プ、ダウンチャープ等の関数による変調方式も利用で
き、その変調方式、復調方式を適宜変更するようにして
もよい。また、不要信号抑圧器37の構成として、デジ
タル演算処理による場合を示したが、アナログ信号によ
って同様の演算処理を行うこともできる。
【0067】さらに、いずれの実施例についても、送信
信号をパルス変調出力する場合に限らず、CW(連続
波)で送信する場合についても同様に実現できる。その
他、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して
も、同様に実施可能であることはいうまでもない。
【0068】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、移動物
標の検出機能を失うことなく、送信周波数を高速変更で
きる不要信号抑圧レーダ装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るレーダ装置の2周波同時送信方
式による実施例を示すブロック図。
【図2】同実施例の2周波形成器の具体的な構成を示す
ブロック図。
【図3】同実施例の2信号周波数変換器の具体的な構成
を示すブロック図。
【図4】同実施例の第1局部発振器の具体的な構成を示
すブロック図。
【図5】同実施例の2信号周波数変換器の他の具体的な
構成を示すブロック図。
【図6】この発明に係るレーダ装置の2周波時分割送信
方式による実施例として2周波形成器の具体的な構成を
示すブロック図。
【図7】同実施例の2信号周波数変換器の具体的な構成
を示すブロック図。
【図8】同実施例の時分割送信タイミングを示すタイミ
ング図。
【図9】同実施例の2信号周波数変換器の他の具体的な
構成を示すブロック図。
【図10】この発明に係るレーダ装置の不要信号抑圧機
能を含む実施例の構成を示すブロック図。
【図11】同実施例の不要信号抑圧器の具体的な構成を
示すブロック図。
【図12】この発明に係るレーダ装置の不要信号抑圧機
能を含む他の実施例の構成を示すブロック図。
【図13】従来のレーダ装置の構成を示すブロック図。
【符号の説明】
1…アンテナ部、11…送受切換器、12…送受信アン
テナ、2…送信部、21…第2局部発振器、22…ミキ
サ、23…第1局部発振器、2311〜231m…ロー
カル信号発生回路、232…信号切換器、24…周波数
フィルタ、25…パルス変調器、26…高出力増幅器、
27…2周波形成器、28…変調信号発生器、29…ロ
ーカル信号変調器、3…受信部、31…低雑音増幅器、
32…ミキサ、33…中間周波増幅器、34…位相検波
器、35…A/D変換器、36…2周波数変換器、37
…不要信号抑圧器、4…移動目標表示装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡部 勉 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株式会社東芝小向工場内 (72)発明者 篠永 充良 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株式会社東芝小向工場内 (56)参考文献 米国特許4851852(US,A)

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれコヒーレントな正弦波であり、
    互いに異なる周波数の第1、第2のローカル信号を発生
    し、いずれか一方のローカル信号の周波数を固定とし、
    他方のローカル信号の周波数を送信繰返し周期の単位で
    変更するローカル信号生成手段と、 この手段で生成された第1、第2のローカル信号を組み
    合わせて互いに異なる周波数の第1、第2の送信信号を
    形成する2周波形成手段と、 この手段で形成された第1、第2の送信信号を一定周期
    で同時に繰返し送信し、その反射信号を受信する送受信
    手段と、 この手段で得られた受信信号を第1、第2の送信信号に
    対応する2つの周波数成分に分離し、両信号の周波数差
    を検出する周波数差検出手段と、 この手段の出力信号を前記周波数固定のローカル信号に
    基づいて位相検波することで、前記周波数固定のローカ
    ル信号に起因する移動物標により偏移された周波数成分
    を検出する偏移成分検出手段と、 この手段の検出出力に基づいて移動物標を表示する表示
    手段と、 を具備する不要信号抑圧レーダ装置。
  2. 【請求項2】 さらに、前記第1、第2のローカル信号
    とは異なる周波数の変調信号を発生し、この信号を用い
    て前記第1、第2のローカル信号のいずれか一方を変調
    するローカル信号変調手段と、前記 偏移成分検出手段の出力信号について前記ローカル
    信号変調手段の変調方式に対応する復調を行い、時間積
    分し平均化することにより、複数物標から反射された受
    信信号の干渉波成分からなる不要信号を抑圧して前記表
    示手段に送出する不要信号抑圧手段と、 を備えることを特徴とする請求項1記載のレーダ装置。
  3. 【請求項3】前記ローカル信号変調手段は、正弦波信号
    を変調信号として発生することを特徴とする請求項2記
    載のレーダ装置。
  4. 【請求項4】前記ローカル信号変調手段は、特定の関数
    に基づく変調信号を発生することを特徴とする請求項2
    記載のレーダ装置。
  5. 【請求項5】 それぞれコヒーレントな正弦波信号であ
    り、互いに異なる周波数の第1、第2のローカル信号を
    発生し、いずれか一方のローカル信号の周波数を固定と
    し、他方のローカル信号の周波数を送信繰返し周期の単
    位で変更するローカル信号生成手段と、 この手段で生成された第1、第2のローカル信号を組み
    合わせて互いに異なる周波数の第1、第2の送信信号を
    形成する2周波形成手段と、 この手段で形成された第1、第2の送信信号を一定周期
    で時分割にして繰返し送信し、その反射信号を受信する
    送受信手段と、 この手段で得られた受信信号を前記第1、第2の送信信
    号に対応する2つの周波数成分に分離し、タイミングを
    一致させて、両信号の周波数差を検出する周波数差検出
    手段と、 この手段の出力信号を前記周波数固定のローカル信号に
    基づいて位相検波することで、前記周波数固定のローカ
    ル信号に起因する移動物標により偏移された周波数成分
    を検出する偏移成分検出手段と、 この手段の検出出力に基づいて移動目標を表示する表示
    手段と、 を具備するレーダ装置。
  6. 【請求項6】 さらに、前記第1、第2のローカル信号
    とは異なる周波数の変調信号を発生し、この信号を用い
    て前記第1、第2のローカル信号のいずれか一方を変調
    するローカル信号変調手段と、前記 偏移成分検出手段の出力信号について前記ローカル
    信号変調手段の変調方式に対応する復調を行い、時間積
    分し平均化することにより、複数物標から反射された受
    信信号の干渉波成分からなる不要信号を抑圧して前記表
    示手段に送出する不要信号抑圧手段と、 を備えることを特徴とする請求項5記載のレーダ装置。
  7. 【請求項7】前記ローカル信号変調手段は、正弦波信号
    を変調信号として発生することを特徴とする請求項6記
    載のレーダ装置。
  8. 【請求項8】前記ローカル信号変調手段は、特定の関数
    に基づく変調信号を発生することを特徴とする請求項6
    記載のレーダ装置。
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