JP2602870Y2 - コネクタケース - Google Patents

コネクタケース

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JP2602870Y2
JP2602870Y2 JP1993073799U JP7379993U JP2602870Y2 JP 2602870 Y2 JP2602870 Y2 JP 2602870Y2 JP 1993073799 U JP1993073799 U JP 1993073799U JP 7379993 U JP7379993 U JP 7379993U JP 2602870 Y2 JP2602870 Y2 JP 2602870Y2
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JP
Japan
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connector
case
case body
lid
piece
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JP1993073799U
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JPH0742019U (ja
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弘幸 林
英二 西條
繁一 若田
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、コネクタを収容して防
水するコネクタケースに関する。
【0002】
【従来の技術】水のかかる部位に設けられるコネクタと
しては防水構造とされた防水コネクタが広く用いられて
いる。例えば、自動車のエンジンルーム内では、ボディ
側に取付ける防水コネクタが広く使用されているが、防
水コネクタはその防水構造とするためにそのコストが高
くならざるを得ない。このため、水がかからないと考え
られる部位では、防水構造とされていない非防水型のコ
ネクタが使用されているのが実情である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、係る部位であ
っても、泥はねなどによる水がかかると、コネクタ内部
まで進入した水によってショートとしたり端子の腐食を
生じることがある。このためには、高価な防水型のコネ
クタを使用しないで、非防水型のコネクタを簡易に水か
ら保護する手段を採用すればその不具合を解消すること
ができる。
【0004】そこで、請求項1記載の考案では、コネク
タに水がかかることを簡易に防止するとともに、コネク
タを確実に固定できるコネクタケースを提供することを
目的としている。 請求項2記載の考案では、請求項1
記載の考案に加えて、コネクタケースを確実に固定車両
のボディに固定できるようにすることを目的としてい
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで、請求項1記載の
考案では、コネクタケースを、コネクタを挿通させる収
容口を備えてコネクタを収容可能なケース本体と、この
ケース本体の内側に設けられケース本体内に収容された
コネクタを取付ける取付ブラケットと、前記収容口を開
閉可能に覆う蓋体と、この蓋体内面に設けられ前記ケー
ス本体内に収容されたコネクタを押圧する押え部とから
構成した。請求項2記載の考案では、前記ケース本体
に、その外側にケース本体を車両のボディーに備えられ
た固定ブラケットに係止する取付部を設ける構成とし
た。
【0006】
【作用】請求項1記載の考案においては、コネクタをケ
ース本体内に収容する。この際、このケース本体の内面
に設けられた取付部にコネクタの取付ブラケットを係止
してコネクタをケース本体内に固定する。そして、収容
口を蓋体により覆う。これによりコネクタケース内は簡
易防水されると共に、仮にコネクタの挿入が不十分であ
っても、蓋体に設けられた押え部によりコネクタを押圧
してコネクタをケース本体の取付ブラケットに確実に固
定できる
【0007】請求項2記載の考案においては、ケース本
体内にコネクタを収容し、ケース本体の取付部を利用し
てケース本体を車両の固定ブラケットに固定することが
できる。
【0008】
【考案の効果】請求項1記載の考案では、ケース本体の
収容口を開閉する蓋体に押圧部を設けているから、ケー
ス本体にコネクタを収容して蓋体を閉じるだけで、コネ
クタが簡易防水状態となると共にコネクタがケース本体
内に自然と固定されるという効果が得られる
【0009】請求項2記載の考案では、請求項1記載の
考案の効果に加えて、ケース本体を車両に確実に固定で
きるという効果を奏する。
【0010】
【実施例】本考案の一実施例を、自動車のエンジンルー
ム内に用いられるコネクタに適用するコネクタケースに
ついて図1〜図6に基づいて説明する。図1に示すよう
に、プラスチックの一体成形により形成された有底筒状
のケース本体1の内部は、嵌合された雌雄一対のコネク
タ20を収容するコネクタ収容室となっている(図5参
照)。同ケース本体1の後端は収容口3が開口されてお
り、この収容口3を覆う蓋体6が設けられている。
【0011】ケース本体1の外面には、図示しないボデ
ィ側の取付面に沿って舌片状に突出する固定ブラケット
に取付けられる取付部14が設けられている(図3,図
4参照)。この取付部14は断面が門形に突出形成され
て、内側を固定ブラケットを挿入可能な係止孔15とさ
れ、その後端には図示しないストッパ片により、挿入さ
れた固定ブラケットが係止孔15内の適宜位置に挿入可
能とされている。また、取付部14の中央には、挿入さ
れた固定ブラケットと係合してロックするロック片16
が係止孔15内に突出するようになっている。また、ケ
ース本体1の後端下面には後述するロック片10に係合
する左右一対のロック突起13が形成されている。
【0012】ケース本体1の内面前端から、左右一対の
取付ブラケット17が収容口3側に向かって突出形成さ
れている。この取付ブラケット17は図6に示すよう
に、基端から左右一対の係止片18が前方へ突出形成さ
れるとともに、この係止片18の基端部上面とケース本
体1の上面との間にガイド片19が設けられており、収
容するコネクタを取付可能とされている。
【0013】ケース本体1に開口された収容口3の下面
中央には案内受け板4が後方へ延出されるとともに、そ
の上面には紐状のひんじ片5により蓋体6が開閉可能に
取付けられている。蓋体6は収容孔3を覆う形状とさ
れ、その内面には、この収容口3の内側に嵌合する環状
突条7が周設されて、収容口3の内面に沿って閉鎖する
ようにされている。また、蓋体6の一側には電線Wを挿
通する引出し口8が切欠き形成されており、また、この
引出し口8を囲んで案内片9が設けられている。また、
蓋体6の先端にはロック突起13に係合ロックするロッ
ク孔11を設けた左右一対のロック片10が設けられて
いる。また、蓋体6の内面にはケース本体1内に突出す
る一対の押え片12が形成されている。
【0014】この実施例のコネクタケース内に取付けら
れるコネクタについて、簡単に説明する。図5に示すよ
うに、このコネクタ20は、それぞれが電線Wの端末に
固定された雄雌側の両コネクタが嵌合しており、雄コネ
クタ20aの上部には取付片22が設けられている。こ
の取付片22は上述したボディ側の固定ブラケットにも
嵌合可能とされているものであって、図6に示すよう
に、雄コネクタ20aの上面から断面が門形とされて、
内側を係止片18を挿入可能な係止孔22aとされてい
る。この取付片22が係止片18に挿入されるとガイド
片19の外面側にガイドされて基端部に当接して雄コネ
クタ20aが取付ブラケット17に取り付けられるよう
になっている。
【0015】このように構成されたこの実施例のコネク
タケース1内にコネクタ20を取り付け、コネクタケー
スをボディに固定する場合の作用について説明する。
【0016】嵌合して一体化された雌雄コネクタ20を
収容口3から挿入する。この際、図6に示すように、雄
コネクタ20aの取付片22の係止孔22aが係止片1
8に嵌合し、さらにガイド片19にガイドされて基端部
に当接するまで、雄コネクタ20全体を前方へ移動させ
て、コネクタ20をケース本体1に確実に取付ける。
【0017】次に、ひんじ部5を折曲げて蓋体6を収容
口3に押圧する。この際環状突条7が収容口3内に嵌り
込んで取付けられる。そして、ロック突起13をロック
孔11と係合して蓋体6が収容口3を覆った状態で固定
される。この際に案内片9と案内受け板4とにより筒状
とされ、電線Wを引き入れる案内部となるとともに、外
部からの水が直接ケース本体1内に侵入することを防い
でいる。また、押え片12の先端面12aは収容された
雌コネクタ20bの後面を押圧し、たとえコネクタ20
が十分に奥まで挿入されていなくても、両コネクタ20
が係止片18と十分に係合するまで押出して、所定の部
位に配設する。
【0018】コネクタ20に接続された電線Wは案内受
け板4に案内されて外方に引き出される。そして、取付
部14をボディ側のブラケットに挿入して、ロック片1
6が係合してボディのブラケットに固定される。なお、
コネクタ20の取付けは、雄コネクタ20aをケース本
体1に取付け、その後に雌コネクタ20bを雄コネクタ
20aに嵌合してもよい。
【0019】このようにこの実施例のコネクタは収容口
3と蓋体6との間や、電線Wを挿通する引出し口8など
は防水構造とはされていないが、一過的に水がかかる場
合や、ケース本体1の底部や側部から水がかかる場合に
は、その防水機能が発揮される。特にこのコネクタケー
スは、プラスチックの一体成形により形成される簡単な
構造とされているので、複雑な防水構造とされた防水コ
ネクタよりも安価に防水機能を発揮できる。
【0020】また、この実施例では、ボディ側の固定ブ
ラケットに取付けるために設けられているコネクタ20
の取付片22を、そのまま取付けることのできる取付ブ
ラケット17としているので、従来からのコネクタの構
成を変更すること無く利用することができる。
【0021】また、たとえコネクタ20をケース本体1
内に収容する際にその挿入が不十分な場合であっても、
蓋体6の押え部12によってコネクタ20を前方へ押圧
して、取付片22を確実に取付ブラケットに17に確実
に取付けることができる。さらには、係止片18に取付
片22が嵌合しない収容不良状態で収容された場合に
は、押え部12がコネクタ20に当接して蓋体6を閉じ
ることができなくなって、収容不良であることを知るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 斜視図である。
【図2】 断面図である。
【図3】 背面図である。
【図4】 平面図である。
【図5】 コネクタを取り付けた状態の断面図である。
【図6】 取付部の一部拡大斜視図である。
【符号の説明】
1…ケース本体 3…収容口 6…蓋体 9…案内片 12…押え片 17…取付ブラケット 20…コネクタ 22…取付片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭64−41983(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 13/52

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コネクタを挿通させる収容口を備えてコ
    ネクタを収容可能なケース本体と、このケース本体の内
    側に設けられケース本体内に収容されたコネクタを取付
    ける取付ブラケットと、前記収容口を開閉可能に覆う蓋
    体と、この蓋体内面に設けられ前記ケース本体内に収容
    されたコネクタを押圧する押え部とを備えてなるコネク
    タケース。
  2. 【請求項2】 前記ケース本体には、その外側にケース
    本体を車両のボディーに備えられた固定ブラケットに係
    止する取付部が設けられていることを特徴とする請求項
    1記載のコネクタケース
JP1993073799U 1993-12-23 1993-12-23 コネクタケース Expired - Lifetime JP2602870Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993073799U JP2602870Y2 (ja) 1993-12-23 1993-12-23 コネクタケース

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993073799U JP2602870Y2 (ja) 1993-12-23 1993-12-23 コネクタケース

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0742019U JPH0742019U (ja) 1995-07-21
JP2602870Y2 true JP2602870Y2 (ja) 2000-01-31

Family

ID=13528591

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1993073799U Expired - Lifetime JP2602870Y2 (ja) 1993-12-23 1993-12-23 コネクタケース

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