JP2601336Y2 - 空き容器処理用コンベアの水受け装置 - Google Patents

空き容器処理用コンベアの水受け装置

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JP2601336Y2
JP2601336Y2 JP1993066188U JP6618893U JP2601336Y2 JP 2601336 Y2 JP2601336 Y2 JP 2601336Y2 JP 1993066188 U JP1993066188 U JP 1993066188U JP 6618893 U JP6618893 U JP 6618893U JP 2601336 Y2 JP2601336 Y2 JP 2601336Y2
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JP
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conveyor
water receiver
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JP1993066188U
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修 秋鹿
浩一 山本
恭広 三代
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株式会社ビー・エス・シー
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は空き瓶等の空き容器の破
砕その他の処理を行う装置のコンベアの水受け装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来空き瓶等の破砕処理を行う装置とし
て特開平2−4483号、特開平3−118848号公
報等に示されるものが知られており、さらにこれらの処
理装置と、投入された空き瓶等を上記装置の投入口まで
揚上搬入する搬入コンベアと、処理済の処理屑を収容す
るホッパー及び該ホッパーに処理装置から処理屑を移送
する移送コンベア等を走行車両の車体上に搭載した処理
車両が公知である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし上記のようなコ
ンベアにおいては、その基端部における容器投入用ホッ
パーに空き容器を投入すると、容器中の残液等の収容物
や容器の破片,キャップ等がコンベアフレーム下方に落
下し、車両走行中に路上に飛散し、環境問題を生じると
いう問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め本考案の空き容器処理用コンベアの水受け装置は、
端部側が車体(2)の後端部に位置され、終端部側が車
体(2)の前方に向けて上昇るように斜設された空き
容器搬入用の搬入コンベア(11)と、この搬入コンベ
ア(11)の始端部側に設けた空き容器(13)の投入
部(14)と、前記搬入コンベア(11)の投入部(1
4)の下方に設けたバケット状の水受け(42)とを備
え、前記水受け(42)は前端側を支点として後端側が
昇降回動可能に取付けられていることを特徴とする。ま
、本考案の好ましい態様においては、前記水受け(4
2)に排液取り出し用のドレン管(53)が連結されて
いる
【0005】
【作用】コンベアの投入部(ホッパー)14に空き容器
13を投入した際、ホッパー14下方に空き容器13か
らの残液,残留物又は破片やキャップ等が落下すると、
これらの落下物は路面上に落下することなく水受け42
に収容貯溜される。また水受け42は前端を支点として
後端が下降揺動するので、車体2の後方の空間から内部
の収容物の取り出しを容易に行うことができる。
【0006】
【実施例】以下図示する実施例につき詳述すると、図
1,図2は主として空き瓶の破砕処理を行う破砕車両の
側面図、背面図を示し、運転室1の後方の車体2上には
空き瓶等の搬入、破砕及び処理屑の移送及びストック等
を行う諸装置を収容する防音材等からなるボックス状の
コンテナカバー4が搭載され、運転室1の下部と車体2
の後半部には前輪6、後輪7がそれぞれ設けられてい
る。前記コンテナカバー4の前方両側と後面にはドア
8,9が開閉自在に設置され、その内部中央のフロア5
上には左右2列の搬入コンベア11が支持フレーム12
によって前方に向かって上昇傾斜するように設置されて
おり、各搬入コンベア11の後端には空き瓶(空き容
器)13をコンベア始端部に投入するための投入ホッパ
ー(投入部)14がコンベアフレーム15に着脱自在に
固定して付設されている。
【0007】上記搬入コンベア11上には、搬入コンベ
ア上部を覆うゲート状断面のカバー10が取り付けら
れ、該カバー10の下半部、少なくとも下端から所定長
さ部分はヒンジ15を介して下端が上下回動可能な開閉
蓋を構成し、コンベア作動状態のままでも、開閉蓋を開
いてコンベア11上の投入物を人手により取り出し可能
な構成となっている。
【0008】上記搬入コンベア11の前端部は屈(湾)
曲部16を介して一定長さの略水平な前方延出部17を
形成しており、搬入終端部下方には空き瓶13を破砕す
る破砕機18(処理対象が空き缶等の場合は圧潰機等の
処理機となる)が各搬入コンベア11に対応して設置さ
れている。この破砕機18は例えば前述した従来公知の
ものでよい。
【0009】上記破砕機18の下方位置には、破砕処理
済の破砕(処理)屑を受け取って後方に向かって揚上移
送するベルトコンベア等からなる移送コンベア19の始
端部が位置している。該移送コンベア19は、支持フレ
ーム12に取り付けられており、搬送コンベア11の前
方延出部17の下方位置にあって、その終端部は搬送コ
ンベア11の屈曲部16に向かって上昇するように傾斜
しており、移送コンベア19と搬入コンベア11の底面
は、略三角形の山形の空間部を形成している。
【0010】上記空間部内には側面視において上部が該
空間部の傾斜に沿って山形を、また下部が前後方向の長
方形をなし、背面視において外側面が通直な立ち上がり
面を、内壁面が搬入コンベア11,11の中間位置から
外側下方位置に向かって下降傾斜する左右2台又は2室
からなるホッパー22が形成されている。粉砕物は各搬
入コンベア11の外側位置に形成されるホッパー22の
背面視漏斗状に収束された底部24に向かって処理屑が
落下収容される。
【0011】上記ホッパー22の底部24内には前後方
向の排出用スクリューコンベア27が挿通されている。
排出コンベア27の筒状ケース31の後端部下方に外向
きに開口した排出口32が接続されている。
【0012】前記各破砕機18の後部には、空き瓶破砕
時に飛散するレッテル類や口金、蓋等を受け取るダスト
ボックス33が連設されており、左右の各ダストボック
ス33,33は中間をダクトで接続されて連通するとと
もに、右側のダストボックス33の底部外側面は吸引用
のブロワ36が接続され、破砕機18,ダストボックス
33内に発生浮遊する処理時の微細な粉塵を吸引する構
造となっている。上記さらに上記ブロワ36の排気側に
は中間において大きくゲート状(又はU字形)に湾曲さ
れたパイプからなる風道38の一端が接続され、該風道
38の他方の端部は車体2上の前方左側に設置された箱
状の集塵機39に接続されており、ブロワ36によって
吸引排出された粉塵は集塵機39において集塵され、吸
引エアは集塵機39よりコンテナ室の外部に排気される
よう集塵機39には先端がフロア5から下方に向かって
下向きに開口させられている排気管41が接続して設け
られている。
【0013】車体2の後端部の左右の投入ホッパー14
の下方位置には、車体2又はコンベアフレーム15にバ
ケット状の水受け42が取り付けられている。該水受け
42は図6に示すように、左右の側板43,43と前方
の壁部44とで平面視コ字形の周壁を有し、逆ヘ字形の
谷形に屈曲又は湾曲した底板46が取り付けられ、側面
視では各側板43の下端も底板46の形状に沿った逆向
きのヘ字状をなしている。
【0014】そして水受け42の後端は周壁を設けない
でちり取り状の開放端をなし、底板46の後端がそのま
ま延出している。上記底板46の後端には左右2個の把
手47が付設され、水受け42の後端を持ち上げる時に
使用される。
【0015】水受け42の側板43にはプレート48,
48が各突設され、該各プレート48には前端支持用の
支点軸となる外向きのピン49がそれぞれ突設され、ま
た側板43の後端にも平面視アングル状のプレート5
1,51が上下方向に固着され、該各プレート51の外
側面にも水受け後端支持用のピン52が各突設されてい
る。
【0016】そして水受け42の底板46の屈曲した谷
部分には外側面側から連通する排液取り出し用のドレン
管53が付設され、該ドレン管53は耐溶剤性に富むホ
ース又は屈曲可能な金属管からなり、その上端を上方に
折り曲げ、側板43の側面に付設した弾力開閉可能なU
字形なクリップ54に係脱自在にセットされる。
【0017】一方、車体2側のホッパー14の前端下方
の左右位置には、左右方向のブラケット56が下向きに
突設されており、該ブラケット56にはアングル状部材
で溶着構成した左右一対の取り付けステー57が着脱自
在に取り付けられ、該ステー57の下端には前後方向に
固着されたアングル状断面のアーム58には、上記ピン
49を前後動自在に挿入保持する長孔からなる係止孔5
9が穿設されている。
【0018】水受け42のピン49を上記係止孔59に
挿通した状態で左右のステー57を車体2側に取り付け
ることにより、水受け42の前端がピン49を回動支点
とし且つ前後動自在に支持され取り付けられる。
【0019】上記水受け42前端取付機構に対し、水受
け42の後方位置に当たる車体2の後端下部には、背面
視で逆向きのゲート状に折り曲げられたパイプからなる
乗降用のステップ61が全幅にわたるように取り付けら
れ、該ステップ61の横杆61aには、水受け42の外
側に位置するように、側面視L字形の2本のパイプから
なる補強杆62の先端が固着され、補強杆62の縦杆6
2aの端部(上端)は車体2側に取り付けられている。
【0020】そして上記補強杆62の縦杆62aの背面
側には、水受け42の後端のピン52を後方から挿脱可
能に収容する間隔で、上下2枚のフックプレート63を
突設したブラケットからなる係止部材64が取り付けら
れ、水受け42の後端を持ち上げて係止孔59の許容範
囲内で後方に移動させた後、該フックプレート63,6
3間に後方のピン52を収容せしめるように水受け42
を前方に移動させることで、水受け42はステー57と
係止部64間で前後左右を支持されるように取り付けら
れる。
【0021】上記上下のフックプレート63の後端に
は、ピン52を収容した状態で後方への移動を規制する
ためのセットピン66を上方から挿脱自在に差し込むた
めのセット孔67が穿設されている。したがってピン5
2を上下のフックプレート63,63間に収容してセッ
トピン66をセット孔67に差し込むことにより水受け
42は車体2側に固定的に取り付けられ、逆にセットピ
ン66を抜き取って、水受け42を後方にずらしてピン
52をフックプレート63,63間より取り出すことに
より、水受け42は図4の想像線で示すように、後端を
上下揺動可能な状態で支持される。
【0022】上記のように、空き容器投入作業中及び車
両移動中等には、水受け42を取り付けてセットしてお
くことにより、ホッパー14からの落下物はすべて水受
け42荷受け止められて収容され、後に必要に応じて内
部に貯溜された液体はドレン管53によって排出され
る。また内部の固体収容物を取り出す時は、図4の想像
線で示すように水受けの後端を揺動下降させて、取り出
し易い後方位置から掻き出し具(図示しない)等により
掻き出すことができる。
【0023】
【考案の効果】以上のように構成される本考案の装置に
よれば、コンベアの投入部に投入された空き容器中の残
液や容器の破片、キャップ等が水受け上に落下して受け
止められ、車両走行中にこれらが道路面に落下し、又は
飛散による環境問題等の防止ができる。また水受けは後
端側が昇降揺動かるように取り付けられるので、水受け
内の収容物の障害物のない後方からの取り出しが容易に
なるとともに、車両の走行方向に対し後側の収容量を多
くし、且つ走行により排出され難い構造にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】空き容器処理車両の全体構造を示す一部断面側
面図である。
【図2】空き容器処理車両の一部断面背面図である。
【図3】水受け装置の側面図である。
【図4】同じく水受け装置の取付構造を示す拡大側面図
である。
【図5】水受け装置の取付構造を示す背面図である。
【図6】水受け装置とその取付構造を示す要部斜視図で
ある。
【符号の説明】
2 車体 11 搬入コンベア 13 空き容器 14 投入部 42 水受け
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平1−115607(JP,U) 特公 昭61−23121(JP,B2) 実公 昭61−22882(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65F 3/00 - 3/28

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 始端部側が車体(2)の後端部に位置さ
    、終端部側が車体(2)の前方に向けて上昇るよう
    に斜設された空き容器搬入用の搬入コンベア(11)
    と、この搬入コンベア(11)の始端部側に設けた空き
    容器(13)の投入部(14)と、前記搬入コンベア
    (11)の投入部(14)の下方に設けたバケット状の
    水受け(42)とを備え、前記水受け(42)は前端側
    を支点として後端側が昇降回動可能に取付けられている
    ことを特徴とする空き容器処理用コンベアの水受け装
    置。
  2. 【請求項2】 前記水受け(42)に排液取り出し用の
    ドレン管(53)が連結されている請求項1記載の空き
    容器処理用コンベアの水受け装置
JP1993066188U 1993-11-17 1993-11-17 空き容器処理用コンベアの水受け装置 Expired - Lifetime JP2601336Y2 (ja)

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JPH11268801A (ja) * 1998-03-23 1999-10-05 Tokusho Sangyo Kk 有機性廃棄物の収集運搬車両
JP4303158B2 (ja) * 2004-04-23 2009-07-29 日立建機株式会社 木材破砕機

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