JP2600316Y2 - 電磁式方向切換弁 - Google Patents

電磁式方向切換弁

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JP2600316Y2 JP1992050035U JP5003592U JP2600316Y2 JP 2600316 Y2 JP2600316 Y2 JP 2600316Y2 JP 1992050035 U JP1992050035 U JP 1992050035U JP 5003592 U JP5003592 U JP 5003592U JP 2600316 Y2 JP2600316 Y2 JP 2600316Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、電磁式方向切換弁に関
し、特に電磁式方向切換弁の手動操作機構に適用して有
効な技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ダブルソレノイド形電磁式方向切換弁の
手動操作機構として、2つのパイロット弁用の弁体を変
位させるためのレバーをそれぞれについて設けると、誤
操作によりその2つをともにロック位置にしたままで調
節を行ってしまうおそれがある。これは電磁式方向切換
弁の誤動作の原因となるので、このような誤操作を防止
することが必要となる。
【0003】従来、このための技術として、異なるカム
作用となる2つのカムを形成した1本の手動ピンを、パ
イロット弁用の弁体およびプランジャの近傍で本体の長
さ方向の中心よりやや側面寄りに設け、その手動ピンの
回転によるカム作用により、スペーサを介在してプラン
ジャと連動したパイロット弁用の弁体をそれぞれ交互に
変位させ、弁孔を開閉するものが知られている。(実開
平1−168079号公報、実開平2−116081号
公報)
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかし、この従来の電
磁式方向切換弁では、主軸部およびプランジャ部が本体
の長さ方向に一列に設けられ、手動ピンが側面寄りに位
置しているので、本体の幅が広くなってしまう。電磁式
方向切換弁は複数個を横並びにして使用することがある
が、このような使用形態においては、できるだけ幅の狭
い電磁式方向切換弁が望まれる。
【0005】また、手動ピンのカム作用がスペーサを介
してプランジャに直線的に働くようにできれば、手動操
作機構のバランスが良くなるが、従来の技術のように手
動ピンを側面寄りに設ける構造では、これは困難であ
る。
【0006】さらに、電磁式方向切換弁の軸方向の集積
公差により、手動ピンのカム作用によって変位されるプ
ランジャが、カムの上死点に至る前にコラムと衝突して
しまうことがあるが、この場合には手動ピンをこれ以上
回転することができなくなるという不都合が生じる。
【0007】そこで、本考案の1つの目的は、1本の手
動ピンによるカム作用でパイロット弁用の弁体をそれぞ
れ交互に変位させるという機能を維持しつつ、より幅の
狭い電磁式方向切換弁とすることのできる技術を提供す
ることにある。
【0008】さらに、本考案の他の目的は、手動ピンの
カム作用をプランジャに直線的に作用させることのでき
る技術を提供することに、また、電磁式方向切換弁の軸
方向の集積公差を吸収することのできる技術を提供する
ことにある。
【0009】本考案の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述及び添付図面から明らかにな
るであろう。
【0010】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
考案のうち、代表的なものの概要を説明すれば、次の通
りである。
【0011】本考案の電磁式方向切換弁は、主軸の一端
に設けられた第1のピストンが収容される第1の圧力
室、前記主軸の他端に設けられた第2のピストンが収容
される第2の圧力室を有する弁本体と、前記弁本体に設
けられ、先端にパイロット弁用の弁体をそれぞれ有する
第1と第2のプランジャと、前記主軸と前記それぞれの
プランジャとの間に設けられ、入力ポートに連通する手
動ピン室と、前記手動ピン室に連通して形成されるとと
もに、前記第1の圧力室と前記手動ピン室との連通が前
記第1のプランジャにより開閉される第1の弁孔と、前
記手動ピン室に連通して形成されるとともに、前記第2
の圧力室と前記手動ピン室との連通が前記第2のプラン
ジャにより開閉される第2の弁孔と、前記手動ピン室内
に回転自在に設けられ、一端部が前記弁本体から露出す
る手動ピンと、前記手動ピンを一方向に回転させると、
第1のスペーサを介して前記第1の弁孔を開く方向に前
記第1のプランジャを移動させるように前記手動ピンを
切り欠いて設けられた第1のカムと、前記手動ピンを逆
方向に回転させると、第2のスペーサを介して前記第2
の弁孔を開く方向に前記第2のプランジャを移動させる
ように前記手動ピンを切り欠いて前記第1のカムと同一
方向に設けられた第2のカムとを有することを特徴とす
る。本考案にあっては、前記スペーサが弾性体により形
成されている。
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
【作用】上記のような構成の電磁式方向切換弁によれ
ば、手動ピンが回転自在に設けられた手動ピン室を介し
て第1と第2の圧力室に流体を案内するようにしたの
で、手動ピンをそれぞれのプランジャと主軸との間であ
って幅方向の中央部分に設けることができ、手動ピンを
側面寄りに設けた場合に比べて、弁本体の幅を狭くする
ことができる。
【0016】
【0017】さらに、スペーサを弾性体とした場合に
は、この弾性体が軸方向の集積公差を吸収するので、手
動ピンによるパイロット弁用の弁体の変位が、円滑に行
われる。
【0018】
【実施例】図1は、本考案の一実施例を示す電磁式方向
切換弁の断面図、図2は、その電磁式方向切換弁の方向
切換作用を示す断面図、図3、図4および図5はその電
磁式方向切換弁の手動ピンの作動状態を示す説明図、そ
して、図6は、その手動ピンの斜視図である。
【0019】まず、本実施例における電磁式方向切換弁
の構成について説明する。
【0020】本実施例の電磁式方向切換弁は、主軸部1
とソレノイド部2とからなるが、最初に主軸部1につい
て説明し、次にソレノイド部2について説明する。
【0021】主軸部1には主軸3が軸方向に移動可能に
収納されており、周囲のたとえば4箇所にはリップシー
ル4が装着されている。主軸3の両端には第1のピスト
ン5および第2のピストン6が設けられ、このピストン
5,6は圧力室7,8の加圧により主軸3方向に摺動し
て、主軸3を右または左のいずれかに変位させるように
なっている。
【0022】また、主軸部1には入力ポート9、一対の
出力ポート10a,10bおよび一対の排気ポート11
a,11bが開設され、それぞれのポートは主軸収納部
で1つになっている。そして、主軸3の変位により、主
軸3の周囲に設けられたリップシール4が所定のポート
間を仕切り、これによって入力ポート9からの流体の流
路が形成されるようになる。
【0023】次に、ソレノイド部2には一対のソレノイ
ド12a,12bの内側にプランジャ13a,13bと
コラム14a,14bが僅かの間隔を開けて直列に設け
られている。すなわち、ソレノイド12a,12bの励
磁時にプランジャ13a,13bがコラム14a,14
bに吸着されるので、消磁時は一定の間隔が得られるよ
うにフランジ15a,15bにばね16a,16bを設
け、このばね16a,16bが同時にプランジャ13
a,13bを供給弁座17a,17bに押圧している。
【0024】なお、プランジャ13a,13bの供給弁
座17a,17bへの押圧部にはパイロット弁用の弁体
18a,18bが設けられており、ソレノイド12a,
12bの消磁時には供給弁座17a,17bに開設され
た弁孔19a,19bを塞いでいる。
【0025】そして、ピン20a,20bがこの供給弁
座17a,17bと隣接して設けられ、通常はプランジ
ャ13a,13bのフランジ15a,15bから押され
てフラッパ21a,21bを押し広げており、加圧室
7,8の流体が弁孔21c,21dから放圧孔22を経
て外部に排出されるようにしている。
【0026】ここで、主軸部1とソレノイド部2との間
の幅方向の中央部に、これらと本体の長さ方向に一列に
なるように手動ピン室29が設けられ、この手動ピン室
29に、手動ピン23が、一端を外部に面して回転自在
に収納されている。この手動ピン23は一対のプランジ
ャ13a,13bに対して直角に設けられ、この手動ピ
ンのプランジャ13a,13b付近に、外周面を切り欠
いて平坦部を設けたカム輪郭よりなる第1のカム24a
および第2のカム24bが同一方向に形成されている。
【0027】そして、この手動ピン23の突起部25に
は、図示しない工具で手動ピン23を回転させるための
溝25cが設けられ、その反対側には、ばね作用により
手動ピン23を所定位置に設置させるためのばね26が
設けられている。
【0028】また、供給弁座17a,17bの端に開設
された孔を貫通し、手動ピン23のカム24a,24b
とプランジャ13a,13bのフランジ15a,15b
とに挟まれて、たとえば弾性体よりなる略L字状のスペ
ーサ27a,27bがそれぞれ反対方向に設けられてい
る。このスペーサ27a,27bは、手動ピン23を回
転させることでカム24a,24bの作用により、ばね
16a,16bの押圧力に抗してプランジャ13a,1
3bを変位させて弁孔19a,19bを開放するように
なっている。
【0029】次に、本実施例における電磁式方向切換弁
の作用について、第1と第2の方向切換作用とに分けて
説明する。
【0030】まず、第1の方向切換作用とは、図2及び
図4に示すものであり、図2は、その作動状態を示す断
面図であり、図4は、そのときの手動ピン23の作動状
態を示す説明図である。
【0031】すなわち、手動ピン23を時計回りに回転
させると第1のカム24aのみがスペーサ27aに作用
し、これによって第1のプランジャ13aがロックさ
れ、その結果、第1のプランジャ27aに設けられたパ
イロット弁用の弁体18aに塞がれていた第1の弁孔1
9aが開放される。また、同時に、第1のプランジャ1
3aのフランジ15aに押されていたピン20aがフラ
ッパ21aに押し戻されることで弁孔21cが閉ざされ
る。
【0032】この状態において入力ポート9より流体が
流入すると、流体は通路28aから手動ピン室29,第
1の弁孔19aを通って圧力室7を加圧する。これによ
り、第1のピストン5が摺動して主軸3を変位させ、こ
の主軸3に設けられたリップシール4が入力ポート9と
出力ポート10bとの間、および出力ポート10aと排
気ポート11aとの間をシールする。
【0033】したがって、入力ポート9より流入した流
体は、出力ポート10aより被駆動系(図示せず)に導
かれてこれを駆動し、出力ポート10bに戻り、排気ポ
ート11bより排出される。
【0034】第2の方向切換作用とは、第1の方向切換
作用とは逆に、第2の弁孔19bが開かれた状態をい
い、図5は、そのときの手動ピン23の作動状態を示す
説明図である。
【0035】すなわち、手動ピン23を反時計回りに回
転させると、今度は、第2のカム24bのみがスペーサ
27bに作用して第2のプランジャ13bをロックし、
これによってパイロット弁用の弁体18bに塞がれてい
た第2の弁孔19bが開放され、同時に、ピン20bが
フラッパ21bに押し戻されることで弁孔21dが閉鎖
される。
【0036】ここで入力ポート9より流体が流入する
と、流体は通路28aから手動ピン室29、そして第2
の弁孔19b,通路28bを通って圧力室8を加圧す
る。
【0037】これにより第2のピストン6が摺動して主
軸3を変位させ、リップシール4が入力ポート9と出力
ポート10aとの間、および出力ポート10bと排気ポ
ート11bとの間をシールする。
【0038】よって、入力ポート9より流入した流体
は、出力ポート10bより被駆動系(図示せず)を駆動
し、出力ポート10aに戻り、排気ポート11aより排
出される。
【0039】以上のように、本実施例における電磁式方
向切換弁においては、この手動ピン23を回転させて第
1のカム24aのカム作用、および第2のカム24bの
カム作用によって、プランジャ13a,13bに設けら
れたパイロット弁用の弁体18a,18bを交互に変位
させて、第1の弁孔19a、および第2の弁孔19bの
開閉を行う。
【0040】ここで、前述のように、主軸部1とソレノ
イド部2と本体の長さ方向に一列になるように手動ピン
室29を設けて流体の流路とし、この手動ピン室29に
手動ピン23を収納したので、手動ピン23を本体の側
面寄りに設けた場合に比べて、本体の幅を狭くすること
ができる。
【0041】また、主軸部1とソレノイド部2との間の
幅方向の中央部に手動ピン室29を設け、これに手動ピ
ン23を収納したので、この手動ピン23のプランジャ
13a,13b付近に形成したカム24a,24bのカ
ム作用が、スペーサ27a,27bを介して直線的にプ
ランジャ13a,13bに働いてこれを変位させること
ができることとなる。
【0042】そして、本実施例におけるカム24a,2
4bのカム輪郭によれば、プランジャ13a,13bが
ロック状態にあるのは、スペーサ27a,27bがカム
24a,24bの外周面と接触している状態であり、こ
れは手動ピン23の約半回転分と広い範囲であるので、
振動等に影響されることなくプランジャ13a,13b
のロック状態が安定して維持できる。
【0043】さらに、スペーサ27a,27bを弾性体
とした場合には、このスペーサ27a,27bが軸方向
の集積公差を吸収することができる。
【0044】
【0045】
【0046】
【0047】
【0048】
【0049】
【0050】
【0051】
【0052】
【0053】
【0054】
【0055】
【0056】以上、本考案者によってなされた考案を実
施例に基づき具体的に説明したが、本考案は上記実施例
に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲
で種々変更可能であることは言うまでもない。
【0057】たとえば、本実施例の電磁式方向切換弁
は、入力ポートと一対の出力ポートおよび一対の排気ポ
ートを有する5ポートタイプであるが、それぞれが各1
つずつである3ポートタイプであってもよい。
【0058】また、本実施例においてはスペーサは、略
L字状および略コ字状の形状のものについて説明した
が、立方体など任意の形状のスペーサを用いることが可
能であり、また、その素材は必ずしも弾性体よりなるこ
とを要しない。
【0059】
【考案の効果】本願において開示される考案のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
下記の通りである。
【0060】(1).すなわち、本考案の電磁式方向切換弁
によれば、手動ピン室に流体の流路を兼用させること
で、本体の長さ方向に主軸部、ソレノイド部そして手動
ピン室を一列に設定できるので、本体の幅を狭くするこ
とができ、電磁式方向切換弁を複数個横並びにして使用
する場合の、スペース効率を向上させる。
【0061】(2).同時に、これにより手動ピンに形成さ
れたカムのカム作用は、スペーサを介してプランジャに
直線的に働くこととなるので、手動操作機構のバランス
が良くなり、信頼性が向上する。
【0062】(3).また、スペーサを弾性体にすることに
より、手動ピンの軸方向の集積公差を吸収することがで
きるので、手動ピンのカム作用によって変位されるプラ
ンジャが、カムの上死点に至る前にコラムと衝突してし
まうという不都合がなくなる。
【0063】(4).一方のプランジャをロック位置にした
ときには、他方のプランジャは必ず非ロック位置になる
ので、両方のプランジャを供に非ロック位置にして調節
を行うというおそれがなくなる。したがって、一方の弁
孔が開いたときには他方の弁孔は必ず閉じられているこ
ととなり、誤調節による非駆動系の誤作動がなくなる。
【0064】(5).さらに、手動ピンを本体の幅方向の中
央部に設けることができるので、手動ピンの操作手段が
装置中央部に設定でき、操作性が向上する。
【0065】(6).特に、プランジャがロック状態にある
のは、スペーサがカムの外周面と接触している状態で、
手動ピンの約半回転分の広い範囲となるので、振動等に
影響されることなく、プランジャをロック状態に安定し
て維持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す電磁式方向切換弁の断
面図である。
【図2】図1の電磁式方向切換弁の方向切換作用を示す
断面図である。
【図3】図1の電磁式方向切換弁の手動ピンの中立状態
を示す説明図である。
【図4】図1の電磁式方向切換弁の手動ピンの第1のプ
ランジャをロック位置にした状態を示す説明図である。
【図5】図1の電磁式方向切換弁の手動ピンの第2のプ
ランジャをロック位置にした状態を示す説明図である。
【図6】図1の電磁式方向切換弁の手動ピンの斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 主軸部 2 ソレノイド部 3 主軸 4 リップシール 5 第1のピストン 6 第2のピストン 7,8 圧力室 9 入力ポート 10a,10b 出力ポート 11a,11b 排気ポート 12a,12b ソレノイド 13a 第1のプランジャ 13b 第2のプランジャ 14a,14b コラム 15a,15b フランジ 16a,16b ばね 17a,17b 供給弁座 18a,18b パイロット弁用の弁体 19a 第1の弁孔 19b 第2の弁孔 20a,20b ピン 21a,21b フラッパ 21c,21d 弁孔 22 放圧孔 23 手動ピン 24a 第1のカム 24b 第2のカム 25 突起部 25c 溝 26 ばね 27a,27b スペーサ 28a,28b 通路 29 手動ピン室

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主軸の一端に設けられた第1のピストン
    が収容される第1の圧力室、前記主軸の他端に設けられ
    た第2のピストンが収容される第2の圧力室を有する弁
    本体と、 前記弁本体に設けられ、先端にパイロット弁用の弁体を
    それぞれ有する第1と第2のプランジャと、 前記主軸と前記それぞれのプランジャとの間に設けら
    れ、入力ポートに連通する手動ピン室と、 前記手動ピン室に連通して形成されるとともに、前記第
    1の圧力室と前記手動ピン室との連通が前記第1のプラ
    ンジャにより開閉される第1の弁孔と、 前記手動ピン室に連通して形成されるとともに、前記第
    2の圧力室と前記手動ピン室との連通が前記第2のプラ
    ンジャにより開閉される第2の弁孔と、 前記手動ピン室内に回転自在に設けられ、一端部が前記
    弁本体から露出する手動ピンと、 前記手動ピンを一方向に回転させると、第1のスペーサ
    を介して前記第1の弁孔を開く方向に前記第1のプラン
    ジャを移動させるように前記手動ピンを切り欠いて設け
    られた第1のカムと、 前記手動ピンを逆方向に回転させると、第2のスペーサ
    を介して前記第2の弁孔を開く方向に前記第2のプラン
    ジャを移動させるように前記手動ピンを切り欠いて前記
    第1のカムと同一方向に設けられた第2のカムとを有す
    ことを特徴とする電磁式方向切換弁。
  2. 【請求項2】前記スペーサが弾性体よりなることを特徴
    とする請求項1記載の電磁式方向切換弁。
JP1992050035U 1992-07-17 1992-07-17 電磁式方向切換弁 Expired - Lifetime JP2600316Y2 (ja)

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