JP2598636Y2 - 血圧測定用配管接続具 - Google Patents

血圧測定用配管接続具

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JP2598636Y2
JP2598636Y2 JP1993061617U JP6161793U JP2598636Y2 JP 2598636 Y2 JP2598636 Y2 JP 2598636Y2 JP 1993061617 U JP1993061617 U JP 1993061617U JP 6161793 U JP6161793 U JP 6161793U JP 2598636 Y2 JP2598636 Y2 JP 2598636Y2
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blood pressure
pressure measurement
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博 久保
均 丹羽
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Nihon Kohden Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、オシロメトリック法で
血圧を測定する血圧測定装置と、生体に装着されたカフ
とを連結する空気配管の接続を行う血圧測定用配管接続
具に関する。
【0002】
【従来の技術】救急車などで搬送される患者の血圧を車
上で測定する場合、患者の着衣を脱がして腕にカフを巻
き付けることができない場合がある。このような場合に
は患者の指に指カフを装着して血圧測定を行う。しかし
指の動脈は末梢血管であり細いため、血行障害などがあ
ると測定不能の場合があり、このときは腕に巻き付ける
腕カフを使わざるを得ない。このため従来は腕カフ用の
血圧測定装置と指カフ用の血圧測定装置とを交換して使
い分けていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、狭い救
急車の中に腕カフ用の血圧計と指カフ用の血圧計との両
方を車載することは困難であった。また、腕カフ及び指
カフから延出している血圧測定装置に接続する接続チュ
ーブを血圧測定装置に差し変えて測定する方法もある
が、この方法では接続チューブは装着の安定性などのた
めに比較的軟らかいチューブを使用するため、血圧測定
装置へ接続される途中で、救急車の車体にチューブが触
れるなどして振動が伝わり血圧測定値にノイズが入ると
いう問題があった。
【0004】本考案はこのような状況に鑑みてなされた
もので、生体に装着された複数のカフの空気管路の接続
を容易に行うことができ、血圧の測定を精度よく行うこ
とができる血圧測定用配管接続具を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の本考案は、血圧測定装置と被検者
の生体に装着されたカフとを連結する空気配管の接続を
行う血圧測定用配管接続具であって、前記生体の腕部に
ベルトを介して取り付けられる配管接続具本体と、該配
管接続具本体に形成された空気流路の一端に設けられ、
前記生体に装着される複数種類のカフにそれぞれ一端が
接続された空気配管の他端が着脱可能に連結される連結
部とを備えることを特徴とする。
【0006】請求項2に記載の複数種類のカフは、腕部
に巻回される腕カフと、指部に装着される指カフとであ
ることを特徴とする。
【0007】
【作用】上記構成の本考案の血圧測定用配管接続具にお
いては、腕カフまたは指カフに接続された空気配管を、
血圧測定装置に連結された前記配管接続具に容易に着脱
することができ、いずれかのカフによる測定の切り換え
を容易に行うことができる。また配管接続具はベルトを
介して腕部に取り付けられているので、接続された空気
配管のゆれを少くすることができ、血圧測定の精度を向
上させることができる。さらに配管接続具と血圧測定装
置の空気配管をそれぞれのカフに接続されている空気配
管よりも硬度のある材質の配管とすることにより、車
両、例えば、救急車の振動を拾うことがなくなり血圧測
定値に入るノイズを少なくすることができる。
【0008】
【実施例】以下、本考案の血圧測定用配管接続具の一実
施例を図面を参照して説明する。
【0009】図1乃至図3に本考案の一実施例の構成を
示す。ほぼ立方体状に構成された接続具本体1の一辺に
は、取付部2が突出して一体に構成されており、取付部
2には横長の貫通孔3が形成されている。貫通孔3には
図3に示すようにベルト4の一端が挿入固定されてい
る。また接続具本体1のほぼ中心には貫通孔3に平行の
方向に空気流路5が貫通して設けられており、空気流路
5の一端には拡径された連結部6が形成されている。
【0010】中空円筒状の連結部6内には管状のテーパ
ジョイント7が、一端近傍に同心状に突出して形成され
た鍔部7aを介して圧入されており、連結部6の底面に
接する一端の外周にはO−リング8が装着されている。
そしてO−リング8により連結部6の内周とテーパジョ
イント7の外周とが気密にシールされている。またテー
パジョイント7の連結部6から突出する側の外周と連結
部6の内周との間には円筒状のテーパガイド9が圧入さ
れている。さらにテーパジョイント7とテーパガイド9
とは接続具本体に軸方向に直角に圧入されたピン10に
より一体に固定されている。そしてテーパジョイント7
には後述するカフ側の空気配管が接続され、空気流路5
の連結部6に対して反対側の一端には血圧測定装置側の
空気配管が接続されるようになっている。
【0011】次に図4を参照して空気配管の接続例を説
明する。被検者の腕の下膊部11に接続具本体1が装着
されており、一端が本体1の取付部2に固定されたベル
ト4を下膊部11に巻回することにより、接続具本体1
が下膊部11に固定される。この固定はベルト4の端部
に設けられた面接着テープを介して行われる。被検者の
腕の上膊部12には腕カフ13が巻回されるか、または
被検者の指14には指カフ15が装着されている。そし
て腕カフ13に接続された空気配管16または指カフ1
5に接続された空気配管17のいずれか一方が、接続具
本体1のテーパジョイント7に着脱自在に接続される。
また接続具本体1に形成された空気流路5の連結部6に
対して反対側の一端は、空気配管18を介して図示しな
い血圧測定装置に接続される。
【0012】本実施例によれば、オシロメトリック法に
より血圧測定を行う場合、腕カフ13または指カフ15
(仮想線で示す)にそれぞれ接続された空気配管16ま
たは17を接続具本体1に設けられたテーパジョイント
7に着脱自在に接続することにより、いずれかのカフに
よる測定の接続を容易に行うことができる。また接続具
本体1はベルト4を介して腕部に取り付けられているの
で、接続された空気配管16または17のゆれを少くす
ることができ、血圧測定の精度を向上させることができ
る。
【0013】上記実施例では腕カフ13または指カフ1
5を用いて血圧測定を行う場合について説明したが、カ
フの組合せはこれに限定されない。またテーパジョイン
ト7及びテーパガイド9による配管接続構造は一例を示
したものであり、他の構造であってもよい。
【0014】
【考案の効果】以上説明したように、本考案の血圧測定
用配管接続具によれば、腕に取り付けた配管接続具本体
を介して複数種類のカフの空気配管を選択的に着脱可能
に連結するようにしたので、複数種類のカフの空気管路
の切り換えにより血圧の測定精度を向上することができ
る。さらに配管接続具と血圧測定装置の空気配管をそれ
ぞれのカフに接続されている空気配管よりも硬度のある
材質の配管とすることにより、救急車などの車両の振動
を拾うことがなくなり血圧測定値に入るノイズを少なく
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の血圧測定用配管接続具の一実施例の構
成を示す平面図。
【図2】図1の一部断面側面図。
【図3】図1のA矢視図。
【図4】図1の配管接続具を使用した空気配管例を示す
斜視図。
【符号の説明】
1 配管接続具本体 4 ベルト 5 空気流路 6 連結部 11 下膊部(腕部) 12 上膊部
(腕部) 13 腕カフ 14 指部 15 指カフ 16,17
空気配管

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 血圧測定装置と被検者の生体に装着され
    たカフとを連結する空気配管の接続を行う血圧測定用配
    管接続具であって、前記生体の腕部にベルトを介して取
    り付けられる配管接続具本体と、該配管接続具本体に形
    成された空気流路の一端に設けられ、前記生体に装着さ
    れる複数種類のカフにそれぞれ一端が接続された空気配
    管の他端が着脱可能に連結される連結部とを備えること
    を特徴とする血圧測定用配管接続具。
  2. 【請求項2】 前記複数種類のカフは、腕部に巻回され
    る腕カフと、指部に装着される指カフとであることを特
    徴とする請求項1記載の血圧測定用配管接続具。
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