JP2598165Y2 - 連鎖状電気接続子 - Google Patents
連鎖状電気接続子Info
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- JP2598165Y2 JP2598165Y2 JP1993027819U JP2781993U JP2598165Y2 JP 2598165 Y2 JP2598165 Y2 JP 2598165Y2 JP 1993027819 U JP1993027819 U JP 1993027819U JP 2781993 U JP2781993 U JP 2781993U JP 2598165 Y2 JP2598165 Y2 JP 2598165Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electric
- connector
- chain
- electrical
- electrical connector
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- Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は自動車に搭載されるヒュ
ーズボックス等に組み込む連鎖状電気接続子に関するも
のである。
ーズボックス等に組み込む連鎖状電気接続子に関するも
のである。
【０００２】
【従来の技術】従来の連鎖状電気接続子は図４に示すよ
うに、帯片２３の一方の側縁から複数の電気接続子２
１、２１’を突設して構成されていた。斯かる連鎖状電
気接続子２０は多岐に亘る電気配線を集中的に相互接続
するために使用するもので、自動車のヒューズボックス
等に組み込まれる。
うに、帯片２３の一方の側縁から複数の電気接続子２
１、２１’を突設して構成されていた。斯かる連鎖状電
気接続子２０は多岐に亘る電気配線を集中的に相互接続
するために使用するもので、自動車のヒューズボックス
等に組み込まれる。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ように構成された連鎖状電気接続子２０においては、電
気接続子２１に折り曲げ形成した電線圧着部２２に電線
を圧着接続すると、電気接続子２１が軸心方向（矢印方
向）に伸長し、電線圧着部２２’に電線を圧着接続しな
い電気接続子２１’との間に長さ寸法において差異が生
じ、ハウジング内への装着に問題が生じる。このため、
電線を圧着接続しない電気接続子２１’に折り曲げ形成
した電線圧着部２２’を電線を圧着することなく空打ち
し、電気接続子２１’を軸心方向に伸長させる作業を必
要とする。また、複数の電気接続子２１、２１’は、略
Ｕ状に折り曲げて形成した電線圧着部２２、２２’の底
面において帯片２３と連続一体状に接続しているため
に、この部分の機械的強度が弱く、しかも、電気抵抗が
大きいために電気容量を大きくし得ない等の問題点があ
った。
ように構成された連鎖状電気接続子２０においては、電
気接続子２１に折り曲げ形成した電線圧着部２２に電線
を圧着接続すると、電気接続子２１が軸心方向（矢印方
向）に伸長し、電線圧着部２２’に電線を圧着接続しな
い電気接続子２１’との間に長さ寸法において差異が生
じ、ハウジング内への装着に問題が生じる。このため、
電線を圧着接続しない電気接続子２１’に折り曲げ形成
した電線圧着部２２’を電線を圧着することなく空打ち
し、電気接続子２１’を軸心方向に伸長させる作業を必
要とする。また、複数の電気接続子２１、２１’は、略
Ｕ状に折り曲げて形成した電線圧着部２２、２２’の底
面において帯片２３と連続一体状に接続しているため
に、この部分の機械的強度が弱く、しかも、電気抵抗が
大きいために電気容量を大きくし得ない等の問題点があ
った。
【０００４】上記問題点を解消する手段として、図５に
示すように電気接続子３０に折り曲げ形成した電気接触
部３１と電線圧着部３２との間を帯片３３で連続一体に
接続し、電線圧着部３２に電線を圧着接続した際におけ
る軸方向の伸びが電気接触部３１に影響せず、電線圧着
部３２にのみ限定されるように構成した連鎖状電気接続
子が実開昭５７−５３５８２号公報により開示されてい
る。上述のように連鎖状電気接続子を構成することによ
り、連鎖状電気接続子の機械的強度を向上させると共
に、電気容量を大きくし得る利点がある。その反面、電
気接触部３１と電線圧着部３２との間を帯片３３で連続
一体に接続すると電気接続子３０が長手方向に長くな
り、連鎖状電気接続子の全体形状が大型化するという問
題点がある。
示すように電気接続子３０に折り曲げ形成した電気接触
部３１と電線圧着部３２との間を帯片３３で連続一体に
接続し、電線圧着部３２に電線を圧着接続した際におけ
る軸方向の伸びが電気接触部３１に影響せず、電線圧着
部３２にのみ限定されるように構成した連鎖状電気接続
子が実開昭５７−５３５８２号公報により開示されてい
る。上述のように連鎖状電気接続子を構成することによ
り、連鎖状電気接続子の機械的強度を向上させると共
に、電気容量を大きくし得る利点がある。その反面、電
気接触部３１と電線圧着部３２との間を帯片３３で連続
一体に接続すると電気接続子３０が長手方向に長くな
り、連鎖状電気接続子の全体形状が大型化するという問
題点がある。
【０００５】本考案は上記問題点に鑑みなされたもの
で、小型で、しかも、電気特性に優れた連鎖状電気接続
子を提供することを目的とする。
で、小型で、しかも、電気特性に優れた連鎖状電気接続
子を提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本考案は従来の問題点を
解消するために、複数の電気接続子に折り曲げ形成した
電気接触部相互を帯片で連続一体に接続して連鎖状電気
接続子を構成したものである。
解消するために、複数の電気接続子に折り曲げ形成した
電気接触部相互を帯片で連続一体に接続して連鎖状電気
接続子を構成したものである。
【０００７】
【作用】連鎖状電気接続子は多岐に亘る電気配線を集中
的に相互接続する。各電気接続子に折り曲げ形成された
電気接触部には相手方の端子が差し込み接続され、所定
の電気接続子に折り曲げ形成された電線圧着部には電線
が圧着接続される。
的に相互接続する。各電気接続子に折り曲げ形成された
電気接触部には相手方の端子が差し込み接続され、所定
の電気接続子に折り曲げ形成された電線圧着部には電線
が圧着接続される。
【０００８】而して、複数の電気接続子に折り曲げ形成
した電気接触部間を帯片で連続一体に接続して連鎖状電
気接続子を形成することにより、所定の電気接続子に折
り曲げ形成した電線圧着部に電線を圧着接続した際にお
ける電気接続子の軸方向への伸びは電気接触部には影響
せず、電線圧着部にのみ影響するので、ハウジング内へ
の装着に何等問題が生じることはなく、従って、電線を
圧着接続しない他の電気接続子に折り曲げ形成した電線
圧着部を空打ちする必要はない。また、複数の電気接続
子に折り曲げ形成した電気接触部相互を帯片で連続一体
に接続することにより電気接続子はその長手方向におい
て小型化し、電気接続子の電気抵抗は低減され、且つ、
相手方端子を接続した際における接触抵抗による発熱は
帯片に効率良く逃がすことができる。さらに、電気接続
子をその長手方向において小型化することで、連鎖状電
気接続子の全体形状も小型化する。さらにまた、電気接
続子間のピッチは帯片を凹状或いはＶ状等に折り曲げる
ことで簡単に調整することができる。
した電気接触部間を帯片で連続一体に接続して連鎖状電
気接続子を形成することにより、所定の電気接続子に折
り曲げ形成した電線圧着部に電線を圧着接続した際にお
ける電気接続子の軸方向への伸びは電気接触部には影響
せず、電線圧着部にのみ影響するので、ハウジング内へ
の装着に何等問題が生じることはなく、従って、電線を
圧着接続しない他の電気接続子に折り曲げ形成した電線
圧着部を空打ちする必要はない。また、複数の電気接続
子に折り曲げ形成した電気接触部相互を帯片で連続一体
に接続することにより電気接続子はその長手方向におい
て小型化し、電気接続子の電気抵抗は低減され、且つ、
相手方端子を接続した際における接触抵抗による発熱は
帯片に効率良く逃がすことができる。さらに、電気接続
子をその長手方向において小型化することで、連鎖状電
気接続子の全体形状も小型化する。さらにまた、電気接
続子間のピッチは帯片を凹状或いはＶ状等に折り曲げる
ことで簡単に調整することができる。
【０００９】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面により説明す
る。図１は本考案の一実施例を示す斜視図、図２は図１
の展開図で、図において１はバネ性を有する導電性金属
板を折り曲げて形成した連鎖状電気接続子で、該連鎖状
電気接続子１は図１に示すように電気接触部３と長手方
向に連続して電線圧着部５を折り曲げ形成した複数の電
気接続子２、２を、該電気接続子２、２に折り曲げ形成
した電気接触部３、３間を帯片６で連続一体に接続して
形成されている。
る。図１は本考案の一実施例を示す斜視図、図２は図１
の展開図で、図において１はバネ性を有する導電性金属
板を折り曲げて形成した連鎖状電気接続子で、該連鎖状
電気接続子１は図１に示すように電気接触部３と長手方
向に連続して電線圧着部５を折り曲げ形成した複数の電
気接続子２、２を、該電気接続子２、２に折り曲げ形成
した電気接触部３、３間を帯片６で連続一体に接続して
形成されている。
【００１０】而して、バネ性を有する導電性金属板を折
り曲げて連鎖状電気接続子１を形成するには、図２に示
すようにバネ性を有する導電性金属板Ａの先端に打抜き
形成した舌片４ａ、４ａを点線ａで示す位置から内方に
折り返して図１に示す接触子４、４を形成し、該接触子
４、４と連続する板面３ａ、３ａを点線ｂで示す位置か
ら上方に立ち上げて図１に示す電気接触部３を形成する
と共に、帯片６を点線ｃで示す位置から水平に折り曲げ
て電気接触部３、３間を連続一体に接続し、同時に、導
電性金属板Ａの基部端に打抜き形成した袖片５ａ、５ａ
をその底面から略Ｕ状に折り曲げて電線圧着部５を形成
する。
り曲げて連鎖状電気接続子１を形成するには、図２に示
すようにバネ性を有する導電性金属板Ａの先端に打抜き
形成した舌片４ａ、４ａを点線ａで示す位置から内方に
折り返して図１に示す接触子４、４を形成し、該接触子
４、４と連続する板面３ａ、３ａを点線ｂで示す位置か
ら上方に立ち上げて図１に示す電気接触部３を形成する
と共に、帯片６を点線ｃで示す位置から水平に折り曲げ
て電気接触部３、３間を連続一体に接続し、同時に、導
電性金属板Ａの基部端に打抜き形成した袖片５ａ、５ａ
をその底面から略Ｕ状に折り曲げて電線圧着部５を形成
する。
【００１１】なお、電気接続子２に折り曲げ形成する電
気接触部３の形状は上記実施例に限定されるものではな
く、必要に応じ適宜設計変更し得るものである。
気接触部３の形状は上記実施例に限定されるものではな
く、必要に応じ適宜設計変更し得るものである。
【００１２】上述のように、複数の電気接続子２、２に
折り曲げ形成した電気接触部３、３間を帯片６で連続一
体に接続して連鎖状電気接続子１を形成することによ
り、所定の電気接続子２に折り曲げ形成した電線圧着部
５に電線を圧着接続した際における電気接続子２の軸方
向への伸びは電気接触部３には影響せず、電線圧着部５
にのみ影響するので、ハウジング（図省略）内への装着
に何等問題はなく、従って、電線を圧着接続しない他の
電気接続子２に折り曲げ形成した電線圧着部５を空打ち
する必要はない。
折り曲げ形成した電気接触部３、３間を帯片６で連続一
体に接続して連鎖状電気接続子１を形成することによ
り、所定の電気接続子２に折り曲げ形成した電線圧着部
５に電線を圧着接続した際における電気接続子２の軸方
向への伸びは電気接触部３には影響せず、電線圧着部５
にのみ影響するので、ハウジング（図省略）内への装着
に何等問題はなく、従って、電線を圧着接続しない他の
電気接続子２に折り曲げ形成した電線圧着部５を空打ち
する必要はない。
【００１３】また、複数の電気接続子２、２に折り曲げ
形成した電気接触部３、３相互を帯片６で連続一体に接
続することにより電気接続子２はその長手方向において
小型化するので、電気接続子２の電気抵抗は低減され、
且つ、相手方端子を接続した際における接触抵抗による
発熱は帯片６に効率良く逃がすことができるので、連鎖
状電気接続子１の発熱は極めて有効に抑制される。
形成した電気接触部３、３相互を帯片６で連続一体に接
続することにより電気接続子２はその長手方向において
小型化するので、電気接続子２の電気抵抗は低減され、
且つ、相手方端子を接続した際における接触抵抗による
発熱は帯片６に効率良く逃がすことができるので、連鎖
状電気接続子１の発熱は極めて有効に抑制される。
【００１４】さらに、電気接続子２をその長手方向にお
いて小型化することで、連鎖状電気接続子１の全体形状
も小型化し、該連鎖状電気接続子１を装着するハウジン
グ、および、連鎖状電気接続子１を装着したハウジング
を組み込むヒューズボックス等を小型軽量化し得る。
いて小型化することで、連鎖状電気接続子１の全体形状
も小型化し、該連鎖状電気接続子１を装着するハウジン
グ、および、連鎖状電気接続子１を装着したハウジング
を組み込むヒューズボックス等を小型軽量化し得る。
【００１５】さらにまた、電気接続子２、２間のピッチ
Ｐは図３に示すように、帯片６を凹状或いはＶ状等に折
り曲げることで極めて簡単に調整することができる。
Ｐは図３に示すように、帯片６を凹状或いはＶ状等に折
り曲げることで極めて簡単に調整することができる。
【００１６】
【考案の効果】本考案によれば上述のように、連鎖状電
気接続子１を小型化した上で電気特性を向上させること
ができ、しかも、所定の電気接続子２に折り曲げ形成し
た電線圧着部５に電線を圧着接続した際の軸方向への伸
びは電気接触部３に影響せず、電線圧着部５にのみ影響
するので、他の電気接続子２に形成した電線圧着部５を
空打ちする作業を要しない等の優れた利点がある。
気接続子１を小型化した上で電気特性を向上させること
ができ、しかも、所定の電気接続子２に折り曲げ形成し
た電線圧着部５に電線を圧着接続した際の軸方向への伸
びは電気接触部３に影響せず、電線圧着部５にのみ影響
するので、他の電気接続子２に形成した電線圧着部５を
空打ちする作業を要しない等の優れた利点がある。
【図１】本考案の一実施例を示す斜視図
【図２】図１の展開図
【図３】本考案の他の実施例を示す斜視図
【図４】従来の連鎖状電気接続子を示す平面図
【図５】従来の連鎖状電気接続子を示す斜視図
１ 連鎖状電気接続子
２ 電気接続子 ３ 電気接触部
４ 接触子 ５ 電線圧着部
６ 帯片
２ 電気接続子 ３ 電気接触部
４ 接触子 ５ 電線圧着部
６ 帯片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) H01R 13/10 - 13/14 H01R 43/027 - 43/28 H01R 31/08
Claims (1)
- 【請求項１】 バネ性を有する導電性金属板を折り曲げ
て電気接触部と電線圧着部を設けた複数の電気接続子相
互を帯片で連続一体に接続した連鎖状電気接続子におい
て、前記各電気接続子に折り曲げ形成した電気接触部相
互を帯片で連続一体に接続したことを特徴とする連鎖状
電気接続子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993027819U JP2598165Y2 (ja) | 1993-04-29 | 1993-04-29 | 連鎖状電気接続子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993027819U JP2598165Y2 (ja) | 1993-04-29 | 1993-04-29 | 連鎖状電気接続子 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0682766U JPH0682766U (ja) | 1994-11-25 |
| JP2598165Y2 true JP2598165Y2 (ja) | 1999-08-03 |
Family
ID=12231576
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993027819U Expired - Lifetime JP2598165Y2 (ja) | 1993-04-29 | 1993-04-29 | 連鎖状電気接続子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2598165Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5670667B2 (ja) * | 2010-07-22 | 2015-02-18 | 矢崎総業株式会社 | 端子及び端子のコネクタ装着方法 |
| DE202015106472U1 (de) * | 2015-11-27 | 2017-03-01 | Weidmüller Interface GmbH & Co. KG | Kontaktelement und Mehrfachkontakttulpe |
| JP2019212570A (ja) * | 2018-06-08 | 2019-12-12 | 矢崎総業株式会社 | 端子圧着装置及び端子圧着方法 |
-
1993
- 1993-04-29 JP JP1993027819U patent/JP2598165Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0682766U (ja) | 1994-11-25 |
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