JP2597504Y2 - 切符印刷装置 - Google Patents

切符印刷装置

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JP2597504Y2
JP2597504Y2 JP7349992U JP7349992U JP2597504Y2 JP 2597504 Y2 JP2597504 Y2 JP 2597504Y2 JP 7349992 U JP7349992 U JP 7349992U JP 7349992 U JP7349992 U JP 7349992U JP 2597504 Y2 JP2597504 Y2 JP 2597504Y2
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JP7349992U
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Inventor
圭一 平岡
修 小立
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神鋼電機株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、切符印刷装置に関し、
特に誤購入された切符(誤購入券)を扱うことが出来る
切符印刷装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置においては、旅客が
誤つて購入した切符を切符発行口に挿入すると誤購入券
検知器によってモータが時計方向へ回転し、切符はタッ
チローラと搬送ベルトに挟持されて、次のエンコードユ
ニット側へ搬送され、そこで切符に記録された磁気情報
を読み取り清算処理が行われていた。即ち、図2の
(A)及び(B)に平面図及び側面図で示すような誤購
入された切符を取り扱うことの可能な切符印刷装置が知
られている。図2(A)及び(B)において、誤購入券
としての切符1は誤購入検知器2を通過してロアーガイ
ド3に沿って進行し、スプリング4でベルト側に付勢さ
れたタッチローラ5とプーリ6とに挟持されて送り出さ
れ、図面上時計方向に回る搬送ベルト7に乗って搬送さ
れる。ロアーガイド3及びアッパーガイド8は対をなし
てベルト7に沿って設けられ切符1を誘導しながら搬送
する。プーリ9はモータ10に直結されたプーリであっ
てベルト7を駆動するためのものである。モータ10は
制御装置(図示しない)によって制御される。一対をな
すプーリ11A及び11Bは互いに常時係合して切符を
挟持・搬送する。尚、スプリングストツパ12はスプリ
ング4の固定端を係止するものであり、プーリ13はベ
ルト7に接触して切符1の円滑な搬送を援助するもので
ある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】このような従来の装置
において、複数枚の誤購入券が同時に挿入されると、枚
数判定が出来ないため、そのまま機械内部に搬入されて
しまい装置の故障を招く恐れがあるという問題点があっ
た。本考案は、上記課題(問題点)を解決するようにした
切符印刷装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案の券売機用のエン
コード装置は、上記課題を解決するために、誤購入券を
処理することの出来る切符印刷装置において、挿入口よ
り挿入された複数枚の誤購入券を、券の搬出方向には回
転し挿入方向には回転しないシェルローラクラッチ内蔵
のタッチローラと搬送ベルトの摩擦を利用してずらす手
段と、前記搬送ベルトに沿って前記ずらす手段より前記
挿入方向に進んだ位置に配置され、誤購入券が複数枚で
あることを検知する手段と、該検知する手段の出力に基
づき、前記挿入口より挿入された誤購入券が複数枚であ
ると判断された際に、前記搬送ベルトを券の搬出方向に
回転させて該複数枚の誤購入券を前記挿入口から外部へ
排出する手段とを具備するように構成した。この場合、
前記誤購入券が複数枚であることを検知する手段が、1
枚の切符の長さよりも僅かに長い距離だけ離して設けら
れた一対の切符長さ検知器であるようにすることができ
る。また、前記切符長さ検知器が、光学的又は磁気的に
切符端部を検知する装置とすることができる。
【0005】
【作用】複数枚の誤購入券が挿入されたとき、まず誤購
入券を摩擦を利用して相互にずらした後、所定の間隔で
設けられた一対の長さ検知器を通過させることによって
挿入された誤購入券が複数枚であるか否かを判断し、そ
の結果複数枚と判断された場合には、複数枚の誤購入券
を、搬送ベルトを逆回転させることにより挿入口へ返却
し外部へ排出する。
【0006】
【実施例】以下、本考案の一実施例につき図面を参照し
て詳細に述べる。図1の(A)及び(B)は、本考案に
係る一実施例としての切符印刷装置の平面図及び側面図
である。図1において、図2に示した従来例と相違する
のはタッチローラが公知のシェルローラクラッチ内蔵の
ものであることと、一対の長さ検知器が設置された点で
ある。それ以外の部品は図2で述べたものと同等である
ので、図2と同一の符号を付し、その説明を省略する。
【0007】通常発券時には、搬送ベルト7は時計方
向に回転し、タッチローラ5Aは切符を挟んで発券口か
ら排出するために時計方向に回転し、旅客が切符を取り
出し易いように旅客側へ所定寸法だけ送り出して挟んだ
そのままで停止する。誤購入された切符を旅客が投入口
に1枚だけ挿入した場合には、誤購入検知器2が誤購入
券であることを検知するので、搬送ベルト7は時計方向
に逆転し、タッチローラ5Aによって送られ、また搬送
ベルト7によって切符1はエンコーダ装置(図示しない)
へ搬送される。
【0008】旅客が2枚以上の誤購入券を同時に挿入し
た場合には、誤購入検知器2からの出力により搬送ベル
ト7は時計方向に回転する。このとき、一方向クラッチ
としての機能を有するシェルローラクラッチ5B内蔵の
タッチローラ5Aが逆転(反時計方向回転)しないた
め、重なって挿入された切符の最も下方の切符だけが搬
送ベルト7との摩擦力により取り込み側へ搬送される結
果、複数枚切符間にずれが生じる。このようにずれた状
態で複数枚切符が搬送されると、第1長さ検知器14と
所定の間隔を置いて設けられた第2長さ検知器15に到
達し、その到達が第2長さ検知器15によって検知され
たとき、第1長さ検知器14が切符の後端部を検知した
とすれば、正規の切符縦長よりも長いことが判断され、
切符以外の物体かまたは複数枚の切符と判断し、その時
点で搬送ベルト7を反時計方向に逆転し、それによって
複数枚の切符は旅客側へ返却される。第1長さ検知器1
4と第2長さ検知器15との距離は、切符1枚の縦長よ
りも僅かに長いものに設定する。この長さ検知器14及
び15のそれぞれは、発光ダイオードと受光素子とから
構成される光学的に切符の端部を検知するものであって
もよく、または磁力線を放射する素子とその磁力線を検
知する素子とから構成される磁気的に切符の端部を検知
する装置であっても良い。
【0009】
【考案の効果】以上述べたように、本考案によれば一方
向クラッチとしての機能を有するシェルローラクラッチ
内蔵のタッチローラを配置することにより、券の発行時
にはタッチローラが回転して券を送り出し、誤購入券を
挿入する際にはタッチローラが回転せずに搬送ベルトと
の間に摩擦力が発生する。 この摩擦力により、誤購入券
が複数枚挿入された場合には、タッチローラに接触する
券の搬送が抑制され、搬送ベルト側の券のみが主として
搬送され、複数枚であることが検知されると、これらの
券は挿入口へ返却・排出される。その結果、内部装置の
故障を未然に、確実に防止することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本図(A)及び(B)は夫々本考案の一実施例
を示す平面図及び側面図である。
【図2】本図(A)及び(B)は夫々従来の切符印刷装
置を示す平面図及び側面図である。
【符号の説明】
1:切符 2:誤購入検知器 5A:タッチローラ 5B:シェルローラクラッチ 6:プーリ 7:搬送ベルト 14:第1長さ検知器 15:第2長さ検知器

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 誤購入券を処理することの出来る切符印
    刷装置において、挿入口より挿入された複数枚の誤購入
    券を、券の搬出方向には回転し挿入方向には回転しない
    シェルローラクラッチ内蔵のタッチローラと搬送ベルト
    の摩擦を利用してずらす手段と、前記搬送ベルトに沿っ
    て前記ずらす手段より前記挿入方向に進んだ位置に配置
    され、誤購入券が複数枚であることを検知する手段と、
    該検知する手段の出力に基づき、前記挿入口より挿入さ
    れた誤購入券が複数枚であると判断された際に、前記搬
    送ベルトを券の搬出方向に回転させて該複数枚の誤購入
    券を前記挿入口から外部へ排出する手段とを具備するこ
    とを特徴とする切符印刷装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記誤購入券が複数
    枚であることを検知する手段が、1枚の切符の縦長さよ
    りも僅かに長い距離だけ離して設けられた一対の切符長
    さ検知器であることを特徴とする切符印刷装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記切符長さ検知器
    が、光学的に切符端部を検知する装置であることを特徴
    とする切符印刷装置。
JP7349992U 1992-09-30 1992-09-30 切符印刷装置 Expired - Lifetime JP2597504Y2 (ja)

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JP7349992U JP2597504Y2 (ja) 1992-09-30 1992-09-30 切符印刷装置

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JPH0633252U JPH0633252U (ja) 1994-04-28
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS604514B2 (ja) * 1975-11-26 1985-02-04 株式会社高見沢サイバネテイツクス 券類の送出装置
JPH03147089A (ja) * 1989-11-01 1991-06-24 Omron Corp 自動券売機の券放出装置

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JPH0633252U (ja) 1994-04-28

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