JP2597283Y2 - 離脱機構付きコネクタ - Google Patents

離脱機構付きコネクタ

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JP2597283Y2
JP2597283Y2 JP1993058173U JP5817393U JP2597283Y2 JP 2597283 Y2 JP2597283 Y2 JP 2597283Y2 JP 1993058173 U JP1993058173 U JP 1993058173U JP 5817393 U JP5817393 U JP 5817393U JP 2597283 Y2 JP2597283 Y2 JP 2597283Y2
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mating connector
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徹 橋口
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、嵌合状態にあるICカ
ード等の相手側コネクタを離脱する為に用いる離脱機構
を有したコネクタに関し、特に離脱時に、ICカード等
の相手側コネクタの飛び出しを防止する機能を有した離
脱機構付きコネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の離脱機構付きコネクタ
(以下コネクタという)として、図6に示すコネクタが
知られている。このコネクタ1は、相手側コネクタに接
続されるコンタクト11bを配設したベースインシュレ
ータ11と、ベースインシュレータ11に組み合わされ
る離脱機構部を備えたフレーム12とから形成されてい
る。
【0003】この離脱機構部はフレーム12内にスライ
ド可能に組み込まれたプレート13と、同じくフレーム
12内に中央部が軸着され回動自在に組み付けられたレ
バー14と、フレーム12の一側に相手側コネクタの嵌
合離脱方向に、移動可能に組み付けられた離脱用のイジ
ェクタ15とからなり、レバー14の一端をプレート1
3に、他端をイジェクタ15にそれぞれ軸着して構成さ
れている。又、プレート13には、その先端部に相手側
コネクタの嵌合先端面と係合する爪部13aが設けてあ
る。
【0004】図7(a)は相手側コネクタ2をコネクタ
1のフレーム12の挿入口12aより挿入し、ベースイ
ンシュレータ11に嵌合させた状態を示している。この
状態から図7(b)に示す如くイジェクタ15を嵌合方
向に押すと、レバー14が回動しレバー14に係合され
ているプレート13を離脱方向に移動させる。この時、
プレート13の先端に形成された爪部13aが相手側コ
ネクタ2の嵌合先端面に係合し、コネクタ1から相手側
コネクタ2を離脱させることができる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の離脱機構付きコネクタによると、コネクタ1から相
手側コネクタ2を離脱させる時、相手側コネクタ2が離
脱方向への慣性力によってフレーム12内を移動し、フ
レーム12の挿入口12aから飛び出し、抜け落ちて破
損するという不都合があった。
【0006】本考案は上述したような欠点を解決する為
になされたものであり、相手側コネクタを離脱させる
際、相手側コネクタが離脱方向への慣性力によってフレ
ームから抜け落ちることのない、飛び出し防止機能を有
した離脱機構付きコネクタを提供することにある。
【0007】
【課題を解決する為の手段】本考案によれば、相手側コ
ネクタとの嵌合を離脱させる離脱機構を備えた離脱機構
付きコネクタにおいて、上記離脱機構付きコネクタは上
記相手側コネクタの嵌合離脱を案内する案内溝を設けた
ガイド部を有し、上記案内溝を形成する壁の少なくとも
一つに切り欠きを設け、上記切り欠きにより上記相手側
コネクタと弾接し、上記案内溝内に突出する突起を先端
に設けたバネ部を一体に形成し、上記相手側コネクタの
飛び出しを防止した離脱機構付きコネクタが得られる。
【0008】以上の如く構成された本考案の離脱機構付
きコネクタでは、上記相手側コネクタを離脱させる際、
相手側コネクタが離脱方向への慣性力によって上記ガイ
ド部を移動しようとすると、上記バネ部と相手側コネク
タとの弾接によって生じた摩擦力が相手側コネクタの離
脱方向への移動を阻止するため、相手コネクタがフレー
ムから抜け落ちることのない飛び出し防止機能を有した
離脱機構付きコネクタを提供できる。
【0009】
【実施例】以下、本考案の実施例について図1乃至図3
を参照して説明する。図において従来例と同一形状、同
一目的のものについては同じ符号を用いてその詳細な説
明を省略する。
【0010】本考案のコネクタ3は、相手側コネクタ2
に接続される複数のコンタクト11bが配設されたベー
スインシュレータ11と、ベースインシュレータ11に
組み合わされ離脱機構部を備えたフレーム31とから形
成されている。この離脱機構部はフレーム31にスライ
ド可能に組み込まれたプレート13と、同じくフレーム
31に中央部が軸着され回動可能に組み付けられたレバ
ー14と、フレーム31の一側に相手側コネクタの嵌合
離脱方向に移動可能に組み付けられた離脱用のイジェク
タ15とから構成される。
【0011】又、フレーム31は連結部32と、連結部
32の左右両側に設けられたガイド部33,34とを有
し、ガイド部33,34の対向する内壁面には、プレー
ト13及び相手側コネクタ2を嵌合離脱方向に案内する
案内溝33a,34aが形成されている。ガイド部3
3,34の側壁33f,34fは連結部32の後端側か
ら後方へ延出し、その先端にベースインシュレータ11
に係合する係合腕35,35を延設している。
【0012】案内溝33a,34aの上壁33b,34
bの係合腕35,35側に、嵌合離脱方向に沿って切り
欠き33c,34cが設けられ、この切り欠き33c,
34cによってバネ部33d,34dが形成されてい
る。バネ部33d,34dは基端側を残して上壁33
b,34bから切り離され、相手側コネクタ2の厚さ方
向に弾性変位可能に形成されており、先端には案内溝3
3a,34a内に突出する突起33e,34eが設けら
れている。尚、突起33e,34eと案内溝33a,3
4aの底壁間の寸法dは、相手側コネクタ2の厚さ寸法
bよりも小さく設定されている。
【0013】又、フレーム31の連結部32の先端側に
は、レバー14の中央部に設けられた軸孔が嵌合しレバ
ー14を回動自在に軸着支持する支柱36が設けられ、
且つ、一方のガイド部34の側壁34fに隣接して、イ
ジェクタ15を相手側コネクタの嵌合離脱方向に移動可
能に収容保持する収容室37が形成されている。レバー
14の一端の長孔14aとプレート13の突起13bが
枢着係合し、また、レバー14の他端はイジェクタ15
と軸着係合しており、これにより、イジェクタ15の移
動とプレート13の移動とがレバー14の回動を介して
連動する。
【0014】図3(a),(b)はコネクタ3に相手側
コネクタ2を挿入した状態を示す平面図、及び側面図で
ある。即ち、相手側コネクタ2をプレート13上に重ね
るようにしてガイド部33,34の案内溝33a,34
aに差し込んで行くと、相手側コネクタ2の先端がバネ
部33d,34dを弾性変形させつつ突起33e,34
eを上方へ押し上げ、突起33e,34eを通過した後
ベースインシュレータ11に嵌合する。
【0015】次に、相手側コネクタ2とベースインシュ
レータ11との嵌合を解除する際は、イジェクタ15を
嵌合方向に押すことによりレバー14を回動させ、プレ
ート13を離脱方向へ移動させる。この時、プレート1
3の爪部13aが相手側コネクタ2の嵌合先端面に係合
し、ベースインシュレータ11から相手側コネクタ2を
離脱させる。その場合、相手側コネクタ2が離脱時の慣
性力によってフレーム31内を離脱方向へ移動しようと
すると、相手側コネクタ2にはバネ部33d,34dの
突起33e,34eとの弾接によって、移動を阻止する
方向に摩擦力が働き、フレーム31から相手側コネクタ
2が脱落するのを防ぐことができる。
【0016】図4及び図5は本考案の他の実施例を示し
ている。即ち、図に示したコネクタでは、ガイド部3
3,34の案内溝33a,34aの側壁33f,34f
にバネ部41,42を設けたものであり、バネ部41,
42は、背面側に形成された切り欠き43,44内へ撓
むことによって、相手側コネクタ2の幅方向に弾性変形
することができる。尚、バネ部41,42の先端に形成
されている突起41a,42a間の寸法cは、相手側コ
ネクタ2の幅寸法aよりも小さく設定されている。
【0017】図5(a),(b)は相手側コネクタ2が
フレーム31内に挿入された状態を示し、バネ部41,
42が相手側コネクタ2の側面に弾接している。その
為、相手側コネクタ2をベースインシュレータ11から
離脱させる際には、バネ部41,42と相手側コネクタ
2との弾接によって生じた摩擦力により、フレーム31
から相手側コネクタ2が抜け落ちるのを阻止することが
できる。
【0018】
【考案の効果】本考案は以上の説明から明らかなよう
に、相手側コネクタが挿入されるガイド部の案内溝に、
相手側コネクタと弾接するバネ部を設けたものである。
これにより、相手側コネクタを離脱する際、相手側コネ
クタが離脱方向への慣性力によってフレーム内を離脱方
向へ移動しようとすると、相手側コネクタには上記バネ
部との弾接によってフレーム内の移動を阻止する方向に
摩擦力が作用する。この為、相手側コネクタを離脱させ
る際、離脱方向への慣性力によってフレームから相手側
コネクタが脱落する恐れのない、相手側コネクタの飛び
出し防止機能を有した離脱機構付きコネクタを提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す分解斜視図
【図2】本考案の実施例のコネクタを示し、(a)は一
部断面した平面図、(b)は一部断面した側面図
【図3】図2のコネクタに相手側コネクタを挿入した状
態を示し、(a)は一部断面した平面図、(b)は一部
断面した側面図
【図4】本考案の他の実施例のコネクタを示し、(a)
は一部断面した平面図、(b)は一部断面した側面図
【図5】図4のコネクタに相手側コネクタを挿入した状
態を示し、(a)は一部断面した平面図、(b)は一部
断面した側面図
【図6】従来のコネクタを示す斜視図
【図7】(a)は図6のコネクタに相手側コネクタを嵌
合させた状態を示す斜視図、(b)は相手側コネクタを
離脱させた状態を示す斜視図
【符号の説明】
1,3 離脱機構付きコネクタ 2 相手側コネクタ 33,34 ガイド部 33a,34a 案内溝 33d,34d バネ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01R 13/62 - 13/629 H01R 23/00 - 23/68 G06K 17/00

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相手側コネクタとの嵌合を離脱させる離
    脱機構を備えた離脱機構付きコネクタにおいて、上記離
    脱機構付きコネクタは上記相手側コネクタの嵌合離脱を
    案内する案内溝を設けたガイド部を有し、上記案内溝を
    形成する壁の少なくとも一つに切り欠きを設け、上記切
    り欠きにより上記相手側コネクタと弾接し、上記案内溝
    内に突出する突起を先端に設けたバネ部を一体に形成
    し、上記相手側コネクタの飛び出しを防止したことを特
    徴とする離脱機構付きコネクタ。
JP1993058173U 1993-09-22 1993-09-22 離脱機構付きコネクタ Expired - Fee Related JP2597283Y2 (ja)

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JPH0722482U JPH0722482U (ja) 1995-04-21
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JPS63241887A (ja) * 1987-03-27 1988-10-07 三菱電機株式会社 外部機器用コネクタのicカ−ド受入構造
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