JP2596794B2 - 車両用空調装置の操作表示装置 - Google Patents

車両用空調装置の操作表示装置

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JP2596794B2
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    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
    • B60H1/00642Control systems or circuits; Control members or indication devices for heating, cooling or ventilating devices
    • B60H1/00964Control systems or circuits characterised by including features for automatic and non-automatic control, e.g. for changing from automatic to manual control

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  • Thermal Sciences (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、オートエアコンの空調制御状態を表示す
る車両用空調装置の表示装置に関するものである。
(従来の技術) 通常のこの種の表示装置は、自動制御可能な空調制御
機構をすべてオート状態(フルオート状態)にする「AU
TO」スイツチが押されると、AUTO表示部が点灯し、いず
れかの空調制御機構がマニュアル制御に切換えられる
と、AUTO表示部が消灯するようになっている。
このような装置によれば、例えば窓ガラスの曇りを緊
急に取除くために今までオート状態でA/C作動モードが
経済制御モード(「ECO」モード)になつていたのをマ
ニユアルで通常の「A/C」モードに切換えたり、あるい
はトンネルや町中等の走行中、排気ガス等の侵入を防ぐ
ために吸込モードを外気導入から内気循環にマニユアル
設定してしまうと、温調制御がオート制御に匹敵するほ
ど充分に行なわれているにもかかわらず、AUTO表示部が
消灯してしまう。このため、うつかりすると、自動制御
機能を未だ使つていないように錯覚してしまい、乗員が
再び「AUTO」スイツチを押してしまうとフルオート状態
に戻り、先のマニユアル設定の状態が解除されて所望の
空調が維持できなくなる虞れがあつた。
このような虞れを解消するために、例えば作動モード
毎に設けられている表示部をそれぞれ自動制御モードに
ある時とマニユアル制御モードにある時とで表示色を変
えて点灯させておき(特開昭61−271112号公報)、それ
ぞれの作動状態を認識させて「AUTO」スイツチの操作の
有無を乗員に判断させるようにすることも考えられる。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、「AUTO」スイツチの操作の有無を表示
部の表示色で判断すると言つても、車室内の設定温度に
近づける制御が現行の作動状態で維持できるのか否かを
正確に判断できるわけではないので、「AUTO」スイツチ
の操作が真に必要となる時点がはつきりしない欠点があ
り、また、表示色を変えるためには色の異なる点灯手段
が表示部毎に必要となり、表示パネルのパネルの構成や
回路構成が複雑化してしまう。
そこで、この発明においては、従来から用いられてい
る簡易な構成の表示パネルをそのまま利用し、オート制
御機能の必要の有無を正確に表示して乗員が車両用空調
装置を的確に操作することができる表示装置を提供する
ことを課題としている。
(課題を解決するための手段) しかして、この発明の要旨とするところは、第1図に
示すように、温度制御を行なう可動機構をオート制御に
切換えるオート選択手段と該可動機構をマニユアル制御
するマニユアル選択手段とを有し、少なくとも該オート
選択手段に対応するオート表示部42が設けられている車
両用空調装置の操作表示装置において、前記可動機構が
オート制御であるのかマニユアル制御であるのかを判定
する制御モード判定手段500と、この制御モード判定手
段500によりマニユアル制御であることが判定された場
合に、そのマニュアル制御による制御状態が前記オート
制御を選択した際に得られる制御状態と同一であるか否
かを判定する快適制御状態判定手段600と、前記快適制
御状態判定手段600によりマニュアル制御による制御状
態がオート制御による制御状態と同一であると判定され
た場合に前記オート表示部を点灯させる表示制御手段70
0とを設けたことにある。
(作用) したがつて、フルオート状態からいずれかの制御機構
がマニユアルでモード設定されても、オート制御時と同
様な温調制御状態を維持できる限りAUTO表示部が点灯し
続けるので乗員はAUTO表示部が点灯しているか否かを見
るだけで空調制御の作動状態がオート制御機能を必要と
する状態であるのか否かを正確に認識することができ、
そのため、上記課題を達成することができるものであ
る。
(実施例) 以下、この発明の実施例を図面により説明する。
第2図において、車両用空調装置は、空調ダクト1の
最上流側にインテークドア切換装置2が設けられ、この
インテークドア切換装置は、内気入口3と外気入口4と
が分かれた部分に内外気切換ドア5が配置され、この内
外気切換ドア5をアクチユエータ6により操作して空調
ダクト1内に導入する空気を内気と外気とに選択できる
所望の吸入モードが得られるようになつている。
送風機7は、空調ダクト1内に空気を吸込んで下流側
に送風するもので、この送風機7の後方にはエバポレー
タ8とヒータコア9とが設けられている。
エバポレータ8は、コンプレツサ10、コンデンサ11、
リキツドダンク12及びエクスパンシヨンバルブ13と共に
配管結合されて冷房サイクルを構成しており、前記コン
プレツサ10は、自動車のエンジンに電磁クラツチ15を介
して連結され、この電磁クラツチ15を断続することでオ
ンオフ制御される。また、ヒータコア9は、エンジンの
冷却水が循環して空気を加熱するようになつている。こ
のヒーアコア9の前方には、エアミツクスドア16が設け
られており、このエアミツクスドア16の開度をアクチユ
エータ17により調節することで、ヒータコア9を通過す
る空気と、ヒータコア9をバイパスする空気との量が変
えられ、その結果、吹出空気の温度が制御されるように
なつている。
そして、前記空調ダクト1の下流側は、デフロスト吹
出口18、ベント吹出口19及びヒート吹出口20に分かれて
車室に開口し、その分かれた部分にモードドア22a,22b,
22cが設けられ、このモードドア22a,22b,22cをアクチユ
エータ24で操作することにより所望の吹出モードが得ら
れるようになつている。
25は車室内の温度TRを検出する車室温度検出器、27
はエアミツクスドアの開度θを検出する例えばポテン
シヨメータ等から構成された開度検出器、28は車室外の
温度TAを検出する外気温度検出器であり、これらの出
力信号は、信号選択を行なうマルチプレクサ(MPX)31
を介してA/D変換器32へ入力され、ここでデジタル信号
に変換されてマイクロコンピユータ33へ入力される。
さらに、マイクロコンピユータ33には、操作表示パネ
ル34からの出力信号が入力される。この操作表示パネル
34は、吹出モードをベント(VENT)、バイレベルモード
(B/L)、ヒートモード(HEAT)、デフヒート(D/H)及
びデフロスト(DEF)のいずれかにマニユアル設定する
モードスイツチ35a〜35e、吸込モードを内気導入(RE
C)と外気導入(FRESH)とに交互切換える内外気切換ス
イツチ36、コンペレツサ10を通常制御(A/C)、経済制
御(ECO)、オフ状態(OFF)に順次切換えるA/Cスイツ
チ37、送風機の回転数を順次切換える送風機スイツチ4
4、吹出モード、吸込モード、A/Cモード、送風機の回転
数等のすべてを自動制御モードに設定するAUTOスイツチ
38、前記吹出、吸入モード、送風機の回転数をすべてOF
FとするOFFスイツチ47及び温度設定器43を備えており、
各スイツチの上側には例えばLEDよりなる表示部39a〜39
e、40,41a,41b,42を備えている。特にA/Cスイツチ37に
対応する表示部はA/C表示部41aとECO表示部41bの2つを
有している。
温度設定器43は、アツプダウンスイツチ43aと表示器4
3bとよりなり、このスイツチ43aの操作で表示器43bに示
される設定温度(TSET)を所定の範囲で変更できるよう
にしたものである。
尚、温度設定器としては、テンプレバーをスライドさ
せる方式のものであつても差し支えない。
マイクロコンピユータ33は、図示しない中央処理装置
(CPU)、読出し専用メモリ(ROM)、ランダムアクセス
メモリ(RAM)、入出力ポート(I/O)等を持つそれ自体
周知のもので、前述した各種入力信号に基づいて、前記
アクチユエータ6,17,24、コンプレツサ10及び送風機7
のモータにそれぞれ駆動回路45a〜45eを介して制御信号
を出し、各ドア5,16,22a,22b,22cの駆動制御、コンプレ
ツサ10のオンオフ制御及びモータの回転制御を行なう。
また、前記操作表示パネル34に表示制御回路46を介し
て表示信号を出し、各表示部の点灯制御を行なつてい
る。
第3図において、上記コンピユータによる表示部の制
御例がフローチヤートとして示されており、以下このフ
ローチヤートに従つて説明する。
まず、イグニツシヨンスイツチ(図示せず)がオン操
作されると、マイクロコンピユータ33を含む空調機器に
電源が印加されて作動状態になる。
そして、マイクロコンピユータ33は、ステツプ50から
制御を開始し、次のステツプ52において車外温度TA等
の各種信号を入力し、RAMの所定領域に格納する。そし
て、次のステツプ54において、車室内の熱負荷を例えば
(1)式によつて総合信号Tの形で演算する。
T=K1・TR+K2・TA−K3・TSET+C …(1)式 但し、K1,K2,K3,Cは演算定数である。
この演算後にステツプ55へ進み、オートスイツチ38が
押圧されると、フルオート状態として総合信号Tに基づ
いてモードドア22a〜22c、内外気切換ドア5及びコンプ
レツサ10のいずれかも自動制御し、オート制御の場合に
はステツプ64に進んで現行の制御状態が表示される。こ
こで、吹出モードにあつては、制御状態に対応するモー
ドスイツチの上の表示部39a〜39dが点灯し、吸込モード
にあつては内気導入であれば点灯、外気導入であれば不
点灯であり、A/Cモードにあつては、コンプレツサがOFF
状態なら不点灯、A/Cモード又はECOモードであれば対応
する表示部41a又は41bが点灯するようになつている。
そして、次のステツプ66においてAUTOスイツチ38の上
の表示部42を点灯させ、ステツプ90を介して空調制御を
行なう他の制御ルーチンへ抜ける。
ステツプ56では、吹出モードスイツチ35a〜35eが操作
され、吹出モードがオート制御からマニユアル制御に切
換えられたか否かが判定される。このステツプ56でモー
ドスイツチ35a〜35eが操作されずオート制御に維持され
ている場合には、ステツプ58へ進み、内外気切換スイツ
チ36が操作されて吸込モードがオート制御からマニユア
ル制御に切換えられたか否かが判定される。更に、この
ステツプ58において吸込モードがオート制御に維持され
ている場合には、ステツプ60へ進み、A/Cスイツチ37が
操作されてA/Cモードがマニユアル制御に切換つたか否
かを判定する。
ところで、ステツプ56において、吹出モードがマニユ
アル制御に切換えられていることが判定されると、ステ
ツプ68へ進み、先ずはモードドア22a〜22cを選択された
モードに対応する位置へセツトし、次のステツプ70にお
いてそのモードを選択するために操作したモードスイツ
チ(35a〜35eのいずれか)の上の表示部を点灯してセツ
ト状態を表示する。そして、次のステツプ72において、
吹出モードをマニユアル制御したことで快適な温調を維
持することが可能であるか否かを判断する。
具体的には、第4図に示されるようなもので、ステツ
プ100においては、モードスイツチのうちVENTモードに
対応するスイツチ35aが押されたか否かが判定され、押
されていないと判定された場合(NO)にはステツプ102
においてB/Lモードに対応するスイツチ35bが押されたか
否かが判定され、押されていないと判定された場合(N
O)にはステツプ104においてHEATモードに対応するスイ
ツチ35cが押されたか否かが判定され、押されていない
と判定された場合にはステツプ106においてH/Dモードに
対応するスイツチ35dが押されたか否かが判定される。
ステツプ100においてスイツチ35aが押されたと判定され
た場合には、ステツプ108へ進み、ここで前述した総合
信号Tに基づいて決定される吹出モード即ち自動制御時
に選択されるはずの吹出モード(MAUTO)がVENTモード
であるか否かを判定する。VENTモードであればオート制
御と何ら変わらない温調制御が維持できるので、ステツ
プ118へ進んで温調が可能であることを示すためにフラ
グに“1"をセツトし、自動制御時の吹出モードがVENTモ
ード以外のモードであれば、本来快適な温調制御を行な
うためにそのモードに設定しなければならないのにVENT
モードに固定されてしまつているので、ステツプ120へ
進み、快適な温調ができないことを示すためにフラグに
“0"をセツトする。また、ステツプ102でモードスイツ
チ35bが押されたと判定された場合には、ステツプ110へ
進み、自動制御時の吹出モード(MAUTO)がB/Lモード
であるか否かを判定し、前記ステツプ108と同様、(MA
UTO)がB/Lモードであればステツプ118へ進んでフラグ
に、“1"を、B/Lモードでなければステツプ120へ進んで
フラグに“0"をセツトする。ステツプ104でモードスイ
ツチ35cが押されたと判定された場合も同様で、ステツ
プ112でMAUTOがHEATモードか否かを判定し、HEATモー
ドであればフラグを“1"に(ステツプ118)、それ以外
であれば“0"にセツトする(ステツプ120)。更に、ス
テツプ106でモードスイツチ35dが押されたと判定された
場合には、ステツプ114へ進んでMAUTOがH/Dモードであ
るか否かを判定し、H/Dモードでなければステツプ120で
フラグを“0"にセツト、H/Dモードであればステツプ116
へ進み、ここで車室外温度TAが所定温度αより低いか否
かを判定する。このαは窓ガラスが曇りやすい環境であ
るか否かを判断するために予め決められた値である。T
Aがαより小さければ足元を温めると同時にデフロスト
機能を持たせるのが望ましいので、この場合にはH/Dモ
ードの設定が快適空調を得る制御と一致していることか
ら、ステップ118へ進み、フラグを“1"にセットする。
逆にTAがαより大きければ、デフロスト機能の必要が
なくなり、またH/Dモードを維持すれば頭部が熱くなり
過ぎて不快になるのでステツプ120へ進んで快適な温調
ができないことを示すためにフラグを“0"にセットす
る。
尚、ステツプ106でH/Dモードに対応するモードスイツ
チ35dも押されていない(NO)と判断されると、吹出モ
ードは必ずDEFモードであり、温度制御よりも窓ガラス
の曇り晴らしを優先に行なつているので快適な温調を維
持できないことを示すためにステツプ120へ進む。そし
て、ステツプ118,120の後はメインルーチンへ戻り、ス
テツプ86へ進む。
また、ステツプ58において、吸込モードがマニユアル
制御に切換えられたことが判定されると、ステツプ74へ
進み、ここでインテークドア5を選択されたモードに対
応する位置へセツトし、次のステツプ76において内外気
切換スイツチ36の上の表示部40を選択モードが内気導入
であれば点灯、外気導入であれば消灯させる。そして、
次のステツプ78において、吸込モードをマニユアル制御
したことで快適な温調の持続が可能であるか否かを例え
ば第5図のサブルーチンにより判断する。
第5図において、まずステツプ200で吸込モードがFRE
SHモードに選択されたか否かを判定し、FRESHモードが
選択されていればステツプ202へ進み、ここで前記総合
信号Tに基づいて決定される自動制御時の吸込モード
(IAUTO)がFRESHモードであるか否かを判定する。も
し、IAUTOがFRESHモードであれば、オート制御と何ら
変わらない温度制御が実現できるので、ステツプ210へ
進んで温調可能を示すためにフラグを“1"にセツトし、
IAOTOがRECモードであれば、外気を導入したくなくと
も外気を強制的に導入してしまうので、快適な温調が不
可能であることを示すためにステツプ212へ進んでフラ
グを“0"にセツトする。これに対して、ステツプ200でF
RESHモードが選択されていないことが判定されると(N
O)、RECモードに選択されているので、ステツプ204へ
進み、IAUTOがRECモードであるか否かを判定し、前記
ステツプと同様にIAUTOがRECモードであればステツプ2
10に進む。ステツプ204においてIAUTOがFRESHモードで
あれば、ステツプ206へ進み、車室外温度TAが所定温度
βより低いか否かを判定する。ここでβは、冷房が必要
なほど車室外温度TAが高くなつているか否かを判断す
るために予め決められた値である。TAがβより高い場合
には、ステツプ208へ進んでA/Cスイツチ37を操作して冷
房サイクルを作動させたか否かが判定されるが、冷房サ
イクルが作動していないと、いくら外気を導入しても車
室内を快適温度まで下げることができないので、快適な
温調が不可能であることを示すためにステップ212へ進
む。これに対して、TAがβより高く、冷房サイクルが
作動していれば快適な温調が可能であることからステッ
プ210へ進む。そして、ステツプ210,212の後はメインル
ーチンへ戻り、ステツプ86へ進む。
更に、ステツプ60においてA/Cモードがマニユアル制
御に切換えられたことが判定されると、ステツプ80へ進
み、ここでコンプレツサ10を選択された制御モードにセ
ツトし、次のステツプ82において、A/C37の上の表示部4
1a,41bを選択モードがOFF状態であれば消灯、通常制御
であればA/C表示部41aを点灯、経済制御であればECO表
示部41bを点灯させる。そして、次のステツプ84におい
て、A/Cモードをマニユアル制御したことで快適な温調
の断続が可能であるか否かを第6図に示すようなサブル
ーチンにより判断する。
即ち、ステツプ300において、A/Cモードが経済制御
(ECO)に選択されたか否かを判定し、経済制御に選択
されていればステツプ302へ進み、ここで前記総合信号
Tに基づいて決定される自動制御時のA/Cモード(CAUT
O)が経済制御(ECO)であるか否かを判定する。このス
テツプ302でCAUTOが経済制御であると判定された場合
には、オート制御と何ら変わらない温調制御が実現でき
るので、ステツプ312へ進んでフラグに“1"をセツトし
快適な温調が可能であることを示し、CAUTOが他のモー
ドであれば、冷房能力に過不足が生じるので、ステツプ
314へ進んでフラグを“0"にセツトし快適な温調が実現
できないことを示す。一方、ステツプ300経済制御をマ
ニユアル選択していないと判定されると、ステツプ304
へ進み、ここで通常制御(A/C)とOFF状態のいずれかを
選択したかが判定される。通常制御(A/C)が選択され
たと判定された場合には、ステツプ306へ進んでCAUTO
が通常制御(A/C)であるか否かを判定し、前記ステツ
プと同様、CAUTOが通常制御(A/C)であればステツプ3
12へ進む。
また、ステツプ306においてCAUTOが通常制御(A/C)
以外であると判定されれば、ステツプ308へ進み、車室
外温度TAが所定温度γより大きいか否かを判断する。
このγは、冷房が必要なほど車室外温度TAが高いか否
かを判断するために予め決められた値である。TAがγ
より高い場合には、CAUTOがA/Cでなくても通常制御を
行なうことで快適な温調制御が可能であるのでステツプ
312へ進み、また、TAがγより低い場合には、CAUTOが
経済制御(ECO)かOFF状態に設定されているのに通常制
御(A/C)が行なわれると車室内が冷え過ぎてしまうの
で、快適な温調を維持できなくなることからステップ31
4へ進む。また、ステツプ304で通常制御(A/C)でもな
いと判定されると、OFF状態にマニユアル選択されてい
るので、ステツプ310においてCAUTOがOFF状態かを判定
し、ステツプ302の判断と同様、CAUTOがOFF状態であれ
ばステツプ312へ、CAUTOがOFF状態以外のモードであれ
ばステツプ314へ進む。そして、ステツプ312,314の後に
はメインルーチンへ戻り、ステツプ86へ進む。
ステツプ86では、前記各サブルーチンでセットしたフ
ラグの内容が“1"であるか否かを判定し、“1"であれば
ステツプ66へ進んでAUTOスイツチ34の上の表示器42を点
灯させ、“0"であればステツプ88へ進んで表示部42を消
灯させる。その後、ステツプ66,88を介して他のルーチ
ンへ移行するようになつている。
したがつて、AUTO表示部42は、モードスイツチ35a〜3
5e、内外気切換スイツチ36、A/Cスイツチ37のいずれか
を操作して単にフルオート状態から一部オート状態に切
換えただけでは消灯せず、快適な温調がマニユアルで可
能である限り点灯し続ける。
このため、快適な温調を回復するために手動制御が真
に必要となる時点をオート表示部42が消灯する時点に対
応させることができるものである。
(発明の効果) 以上述べたように、この発明によれば、車両用空調装
置がマニュアル制御されている時であっても、マニュア
ルによる操作がオート制御と等しい時にはオート表示部
を点灯させるようにしたので、オート表示部の点灯、不
点灯を乗員が見るだけで現行の制御状態がオート制御で
要求される状態と一致しているか否かを容易に認識する
ことができ、快適な車両用空調装置の操作が可能になる
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明を示す機能ブロツク図、第2図はこの
発明の実施例を示す構成図、第3図は同上の実施例に用
いた操作表示パネルの表示部の点灯制御を示したフロー
チヤート、第4図は吹出モードのマニユアル制御時にお
ける温調可能判断の一例を示すサブルーチン、第5図は
吸込モードのマニユアル制御時における温調可能判断の
一例を示すサブルーチン、第6図はA/Cモードのマニユ
アル制御時における温調可能判断の一例を示すサブルー
チンである。 42……オート表示部、500……制御モード判定手段、600
……快適制御状態判定手段、700……表示制御手段。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】温度制御を行う可動機構をオート制御に切
    換えるオート選択手段と該可動機構をマニュアル制御す
    るマニュアル選択手段とを有し、少なくとも該オート選
    択手段に対応するオート表示部が設けられている車両用
    空調装置の操作表示装置において、 前記可動機構がオート制御であるのかマニュアル制御
    であるのかを判定する制御モード判定手段と、 この制御モード判定手段によりマニュアル制御であるこ
    とが判定された場合に、そのマニュアル制御による制御
    状態が前記オート制御を選択した際に得られる制御状態
    と同一であるか否かを判定する快適制御状態判定手段
    と、 前記快適制御状態判定手段によりマニュアル制御による
    制御状態がオート制御による制御状態と同一であると判
    定された場合に前記オート表示部を点灯させる表示制御
    手段とを設けたことを特徴とする車両用空調装置の操作
    表示装置。
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