JP2596484Y2 - 衛星放送受信装置 - Google Patents
衛星放送受信装置Info
- Publication number
- JP2596484Y2 JP2596484Y2 JP1992029702U JP2970292U JP2596484Y2 JP 2596484 Y2 JP2596484 Y2 JP 2596484Y2 JP 1992029702 U JP1992029702 U JP 1992029702U JP 2970292 U JP2970292 U JP 2970292U JP 2596484 Y2 JP2596484 Y2 JP 2596484Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- receiver
- satellite broadcast
- polarization plane
- antenna
- satellite
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Input Circuits Of Receivers And Coupling Of Receivers And Audio Equipment (AREA)
- Radio Relay Systems (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、衛星放送受信装置に関
する。
する。
【0002】
【従来の技術】ヨーロッパで使用されているアストラと
称される衛星放送システムにおいては、衛星放送の送信
電波の偏波面がチャンネル毎に交互に変化せしめられて
送られてくるようになっている。従って、かかる放送を
受信する受信側では衛星放送受信アンテナの偏波面を受
信しようとするチャンネルに応じて切り換える必要があ
る。
称される衛星放送システムにおいては、衛星放送の送信
電波の偏波面がチャンネル毎に交互に変化せしめられて
送られてくるようになっている。従って、かかる放送を
受信する受信側では衛星放送受信アンテナの偏波面を受
信しようとするチャンネルに応じて切り換える必要があ
る。
【0003】一方、衛星放送が受信可能なテレビジョン
(TV)受像機やビデオテープレコーダ(VTR)を上
述した一つのアンテナを用いて同時に受信しようとした
場合、受信しようとする信号の偏波面がTVとVTRで
異なると受信できないので、アンテナを2つの異なる偏
波に対し、どちらか一方が受信できるように制御信号を
アンテナに出力するようにしなければならない。すなわ
ち、TV受像機では所望の受信ができるようにアンテナ
が設定されていても、その設定がVTRで選局されたチ
ャンネルを受信できない偏波面を選択している場合であ
れば、使用者がそのことを知らずにVTRを録画モード
にしても何ら録画されない事態が生じる。
(TV)受像機やビデオテープレコーダ(VTR)を上
述した一つのアンテナを用いて同時に受信しようとした
場合、受信しようとする信号の偏波面がTVとVTRで
異なると受信できないので、アンテナを2つの異なる偏
波に対し、どちらか一方が受信できるように制御信号を
アンテナに出力するようにしなければならない。すなわ
ち、TV受像機では所望の受信ができるようにアンテナ
が設定されていても、その設定がVTRで選局されたチ
ャンネルを受信できない偏波面を選択している場合であ
れば、使用者がそのことを知らずにVTRを録画モード
にしても何ら録画されない事態が生じる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】このため、従来はTV
受像機とVTRが異なる偏波面の信号を同時に受信して
いるかどうかは、TV受像機でその映り具合を見る方法
で判断し、所望の番組が録画できるようアンテナの偏波
面を切換える必要があった。
受像機とVTRが異なる偏波面の信号を同時に受信して
いるかどうかは、TV受像機でその映り具合を見る方法
で判断し、所望の番組が録画できるようアンテナの偏波
面を切換える必要があった。
【0005】したがって、本考案はかかる欠点を解決し
ようとするものである。
ようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで本考案は、送信電
波の偏波面がチャンネル毎に変化せしめられて送られる
衛星信号を受信する衛星放送受信装置において、衛星放
送受信アンテナと、TV受像機と、VTRと、前記TV
受像機に設けられた第1の衛星放送受信機と、前記VT
Rに設けられた第2の衛星放送受信機と、前記アンテナ
からの信号を前記第1および第2の衛星放送受信機へ供
給する分配器と、前記第1および第2の衛星放送受信機
の選局状況を監視する監視手段と、前記衛星放送受信ア
ンテナの受信偏波面を切換える受信偏波面切換え手段
と、前記監視手段により現在受信中の放送電波の偏波面
が第1の受信機と第2の受信機とで異なる場合に前記T
V受像機に設けられた表示回路にその旨を表示すること
により警告をする警告手段を備えた事を特徴とするもの
である。
波の偏波面がチャンネル毎に変化せしめられて送られる
衛星信号を受信する衛星放送受信装置において、衛星放
送受信アンテナと、TV受像機と、VTRと、前記TV
受像機に設けられた第1の衛星放送受信機と、前記VT
Rに設けられた第2の衛星放送受信機と、前記アンテナ
からの信号を前記第1および第2の衛星放送受信機へ供
給する分配器と、前記第1および第2の衛星放送受信機
の選局状況を監視する監視手段と、前記衛星放送受信ア
ンテナの受信偏波面を切換える受信偏波面切換え手段
と、前記監視手段により現在受信中の放送電波の偏波面
が第1の受信機と第2の受信機とで異なる場合に前記T
V受像機に設けられた表示回路にその旨を表示すること
により警告をする警告手段を備えた事を特徴とするもの
である。
【0007】
【作用】上記手段によれば、第1、第2の衛星放送受信
機が同時に受信する場合、各々が受信する電波の偏波面
が異なると警告される。
機が同時に受信する場合、各々が受信する電波の偏波面
が異なると警告される。
【0008】
【実施例】図1は本考案の一実施例に係る衛星放送受信
装置を示しており、ヨーロッパで実施されているアスト
ラと呼ばれる方式における衛星放送送信電波が受信可能
なものとなっている。このアストラと呼ばれる方式にお
ける衛星放送送信電波は、送信電波の偏波面がチャンネ
ル毎に変化せしめられて送られてくるようになってい
る。
装置を示しており、ヨーロッパで実施されているアスト
ラと呼ばれる方式における衛星放送送信電波が受信可能
なものとなっている。このアストラと呼ばれる方式にお
ける衛星放送送信電波は、送信電波の偏波面がチャンネ
ル毎に変化せしめられて送られてくるようになってい
る。
【0009】偏波面切り換え装置2を備える衛星放送受
信アンテナ1でキャッチされた衛星放送送信電波は、分
配器3によってTV受像機4の衛星放送受信(BS)チ
ューナ5とVTR10のBSチューナ11に供給され
る。
信アンテナ1でキャッチされた衛星放送送信電波は、分
配器3によってTV受像機4の衛星放送受信(BS)チ
ューナ5とVTR10のBSチューナ11に供給され
る。
【0010】いま、選局回路6によってTV受像機4が
選局しているチャンネルの受信電波の偏波面と、選局回
路12によってVTR10が選局しているチャンネルの
受信電波の偏波面が異なる場合、アンテナ1の偏波面切
り換え装置2を制御して、希望する偏波を受信できるよ
うにしなければならないが、本考案では次のような方法
で行われる。
選局しているチャンネルの受信電波の偏波面と、選局回
路12によってVTR10が選局しているチャンネルの
受信電波の偏波面が異なる場合、アンテナ1の偏波面切
り換え装置2を制御して、希望する偏波を受信できるよ
うにしなければならないが、本考案では次のような方法
で行われる。
【0011】すなわち、VTR10の選局回路12から
の選局信号がコントロール回路13に加えられ、ここで
制御信号に変換されてTV受像機4の比較回路8に供給
される。比較回路8はTV受像機4の選局回路6からの
選局信号と前記コントロール回路7からの制御信号を比
較し、この結果偏波面が異なる電波をTV受像機とVT
Rで同時に選局されているときには、表示回路9により
その旨の表示がなされることによりユーザに警告を発す
ることになる。
の選局信号がコントロール回路13に加えられ、ここで
制御信号に変換されてTV受像機4の比較回路8に供給
される。比較回路8はTV受像機4の選局回路6からの
選局信号と前記コントロール回路7からの制御信号を比
較し、この結果偏波面が異なる電波をTV受像機とVT
Rで同時に選局されているときには、表示回路9により
その旨の表示がなされることによりユーザに警告を発す
ることになる。
【0012】したがって、ユーザはこれを見てアンテナ
1に対し、例えばTV受像機4で所望の衛星番組を見よ
うとするのならば、それに合うようにアンテナ1に設け
られた受信偏波面切り換え装置2を制御する。
1に対し、例えばTV受像機4で所望の衛星番組を見よ
うとするのならば、それに合うようにアンテナ1に設け
られた受信偏波面切り換え装置2を制御する。
【0013】図2は分配器3がTV受像機4に内蔵され
た場合を示しており、その他の構成は図1と全く同一で
あるので、その説明は省略する。
た場合を示しており、その他の構成は図1と全く同一で
あるので、その説明は省略する。
【0014】
【考案の効果】以上の通り本考案によれば、受信しよう
とする信号の偏波面がTVとVTRで異なると、それを
知らせる警告が発せられるので、VTRの録画ミスや受
信機を故障だと勘違いするような不都合が解消される。
とする信号の偏波面がTVとVTRで異なると、それを
知らせる警告が発せられるので、VTRの録画ミスや受
信機を故障だと勘違いするような不都合が解消される。
【図1】本考案の衛星放送受信装置の一実施例を示す図
である。
である。
【図2】本考案の衛星放送受信装置の他の実施例を示す
図である。
図である。
1 衛星放送受信アンテナ 2 偏波面切換え装置 3 分配器 4 TV受像機 5 チューナ 6 選局回路 8 比較回路 9 表示回路 10 VTR 11 チューナ 12 選局回路
Claims (1)
- 【請求項1】 送信電波の偏波面がチャンネル毎に変化
せしめられて送られる衛星信号を受信する衛星放送受信
装置において、 衛星放送受信アンテナ1と、TV受像機4と、VTR1
0と、前記TV受像機に設けられた第1の衛星放送受信
機5と、前記VTRに設けられた第2の衛星放送受信機
11と、前記アンテナからの信号を前記第1および第2
の衛星放送受信機へ供給する分配器3と、前記第1およ
び第2の衛星放送受信機の選局状況を監視する監視手段
と、前記衛星放送受信アンテナの受信偏波面を切換える
受信偏波面切換え手段と、前記監視手段により現在受信
中の放送電波の偏波面が第1の受信機と第2の受信機と
で異なる場合に前記TV受像機に設けられた表示回路9
にその旨を表示することにより警告をする警告手段を備
えた事を特徴とする衛星放送受信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992029702U JP2596484Y2 (ja) | 1992-05-07 | 1992-05-07 | 衛星放送受信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992029702U JP2596484Y2 (ja) | 1992-05-07 | 1992-05-07 | 衛星放送受信装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0591081U JPH0591081U (ja) | 1993-12-10 |
JP2596484Y2 true JP2596484Y2 (ja) | 1999-06-14 |
Family
ID=12283447
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992029702U Expired - Fee Related JP2596484Y2 (ja) | 1992-05-07 | 1992-05-07 | 衛星放送受信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2596484Y2 (ja) |
-
1992
- 1992-05-07 JP JP1992029702U patent/JP2596484Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0591081U (ja) | 1993-12-10 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |