JP2596383Y2 - 電気音響変換ユニット - Google Patents

電気音響変換ユニット

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JP2596383Y2
JP2596383Y2 JP1993063253U JP6325393U JP2596383Y2 JP 2596383 Y2 JP2596383 Y2 JP 2596383Y2 JP 1993063253 U JP1993063253 U JP 1993063253U JP 6325393 U JP6325393 U JP 6325393U JP 2596383 Y2 JP2596383 Y2 JP 2596383Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、移動体電話機などの電
気音響変換形式の通信機器に用いられる電気音響変換ユ
ニットに関する。
【0002】
【従来の技術】電話機ハンドセットの受話側に採用され
る電気音響変換ユニットとして次に述べるものが知られ
ている。すなわち、樹脂フレームの片面側に配線基板が
配備され、この樹脂フレームの他面側にボイスコイルを
備えたダイアフラムやその他の電気音響変換に必要なマ
グネットやヨークなどの部品が保持され、上記配線基板
の導体箔に、上記ボイスコイルから導き出された導体が
接続された電気音響変換ユニットが知られている。
【0003】そして、上記の電気音響変換ユニットを電
話機ハンドセットのケースに固定される配線基板の所定
の導体箔に電気的に接続する場合、従来は以下の2つの
手段を用いることが多かった。
【0004】その1つは、電気音響変換ユニット側の配
線基板の導体箔にリード線の一端部を半田付けし、その
リード線の他端部をケース側配線基板の導体箔から引き
出された他のリード線に半田付けするという手段であ
り、他の1つは、電気音響変換ユニット側の配線基板の
導体箔にコネクタを備えたリード線を半田付けし、その
コネクタを、ケース側配線基板に具備された相手方コネ
クタに接続するという手段である。なお、電話機に用い
られる電気音響変換ユニットにおいて、上記リード線は
2本が必要である。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
手段には、リード線同士を半田付けしたりコネクタの端
子にリード線を半田付けしたりするといった面倒な工程
を要するという問題や、コネクタを用いる手段では高価
なコネクタが必要になるという問題があった。
【0006】また、従来の電気音響変換ユニットを用い
た電話機ハンドセットを組み立てる場合、電気音響変換
ユニットをハンドセットのカバーに取り付ける工程のほ
かに、上述したようなリード線同士を半田付けしたりコ
ネクタ同士を接続したりして電気音響変換ユニットを電
話機ハンドセットのケース側の配線基板の所定の導体箔
に電気的に接続するという別工程が必要になり、このこ
とが電話機ハンドセットの組立工数を増加させて製作コ
ストを高騰させる原因の1つになっていた。
【0007】本考案は以上の問題に鑑みてなされたもの
であり、電話機ハンドセットのケースに電気音響変換ユ
ニットとケース側配線基板とを組み付けるための工程を
行うと、その工程で同時に電気音響変換ユニットを電話
機ハンドセットのケース側の配線基板の所定の導体箔に
電気的に接続する工程が行われるような工夫を講じるこ
とによって、後者の工程を別工程として行うことを不要
にすると共に、冒頭で説明したリード線同士の半田付け
を不要とし、さらにはリード線やコネクタを使用せずに
済ますことのできる電気音響変換ユニットを提供するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の電気音響
変換ユニットは、樹脂フレームの片面側に配線基板が配
備され、この配線基板の導体箔に、上記樹脂フレームの
他面側に保持されたダイアフラムを振動させるためのボ
イスコイルから導き出された導体が接続されている電気
音響変換ユニットにおいて、接点を具備する弾性線材で
なる端子の上記接点が樹脂フレームの片面から浮き上が
った状態になるようにこの端子が上記樹脂フレームの片
面側に配備されていると共に、この端子の基端部近傍に
所定長さの取付部が具備され、この取付部が樹脂フレー
ムの片面側に具備された取付用溝部に嵌合され、この取
付用溝部を覆うように樹脂フレームの片面に固着された
上記配線基板と上記取付用溝部の溝底とにより上記取付
部が挾み付けられ、この取付部に対して屈曲された上記
基端部が上記配線基板を貫通して配線基板の外面側の導
体箔に臨んでその導体箔に半田付けされているというも
のである。
【0009】請求項2記載の電気音響変換ユニットは、
請求項1記載のものにおいて、端子における基端部と取
付部とを除く部分に、山形に屈曲された接片部が形成さ
れている共に、その接片部の屈曲個所が接点となされて
おり、樹脂フレームの片面側に形成された保持用溝部
に、山形に屈曲された上記接片部の基部と自由端部とが
嵌合され、この保持用溝部に、相手方端子に弾接した上
記接点が配線基板の片面に近づく方向に変位したときに
接片の自由端部のスライド変位を規制するストッパ面が
設けられているというものである。
【0010】請求項3記載の電気音響変換ユニットは、
請求項2記載のものにおいて、相手方端子が、電話機ハ
ンドセットなどのケースに固定された配線基板に具備さ
れている導体箔であるというものである。
【0011】
【作用】請求項1記載の考案による電気音響変換ユニッ
トにおいて、基端部が配線基板の導体箔に半田付けされ
ている弾性線材でなる端子は、冒頭で説明したリード線
の役割を担う。
【0012】また、端子はその取付部が配線基板と樹脂
フレーム側の取付用溝部の溝底とに挾み付けられている
ため、端子の接点が変位したときの影響が、配線基板の
外面側の導体箔に半田付けされている端子の基端部に及
びにくくなる。言い換えると、端子の接点が変位しても
その影響を受けて端子の基端部が変位することがなくな
る。そのため、配線基板の導体箔と端子の基端部を接合
している半田が剥がれたり、配線基板から導体箔が剥が
れたりすることがなくなる。
【0013】請求項2記載の考案による電気音響変換ユ
ニットにおいて、端子の接点が変位するのに伴って端子
の自由端部が樹脂フレーム側の保持用溝部でスライド変
位したときに、ストッパ面によってその端子の自由端部
のスライド変位が規制されるので、接点が無制限に変位
するということが無くなって相手方端子に対する接点の
接触圧が保障される。
【0014】請求項3記載の考案による電気音響変換ユ
ニットにおいて、電話機ハンドセットなどのケースに電
気音響変換ユニットとケース側配線基板とを組み付ける
ための工程を行うと、電気音響変換ユニットの端子の接
点がその相手方端子である電話機ハンドセットのケース
側配線基板の導体箔に電気的に接続される。
【0015】
【実施例】図1は本考案の実施例による電気音響変換ユ
ニットAを、それに用いられている樹脂フレーム1の片
面側から見た平面図、図2は図1のII−II線に沿う
断面図、図3は図1のIII−III線に沿う断面図、
図4は図2の要部を拡大した断面図である。
【0016】樹脂フレーム1は円板形をなしている。こ
の樹脂フレーム1の片面側の中央部に矩形の突出部2が
設けられている。樹脂フレーム1の片面側において、上
記突出部2には左右に振り分けて所定長さの保持用溝部
3,3が設けられ、また、上記突出部2の側面には上記
保持用溝部3,3に連続する短い溝部4,4が設けら
れ、さらに、上記突出部2の片側における樹脂フレーム
1の片面側には上記溝部4,4に連続する取付用溝部
5,5が設けられている。そして、左右一対ずつの保持
用溝部3,3、短い溝部4,4および取付用溝部5,5
はそれぞれ平行になっている。また、保持用溝部3,3
は一端部が塞がっており、保持用溝部3,3の一端部を
塞いでいる面がストッパ面31,31となされている。
【0017】6は断面円形または断面矩形などの弾性線
材でなる端子であり、この端子6は、その基端部61の
近傍に上記取付用溝部5とほぼ同一長の取付部62を有
していると共に、上記基端部61が取付部62に対して
直角に屈曲されている。また、端子6における基端部6
1と取付部62とを除く部分は、山形に屈曲された接片
部63となされており、この接片部63の屈曲個所が接
点64となっている。なお、無荷重状態での上記接片部
63の水平長さは上記保持用溝部3の長さよりもやゝ短
くなっている。なお、端子6には、電話機モジュラージ
ャックなどのコンタクト部分に用いられているようなリ
ン青銅線に金めっきなどのめっき処理を施した線材を好
適に用いることができる。
【0018】上記端子6は、その取付部62が上記取付
用溝部5に嵌合され、また、図2のように接片部63の
基部63aと自由端部63bとが上記保持用溝部3に嵌
合される。
【0019】配線基板7は上記突出部2の側方の樹脂フ
レーム1の片面側に形成された基板設置個所に固着され
ている。基板設置個所には上記取付用溝部5の形成個所
が含まれている。したがって、上記取付用溝部5は基板
設置個所に固着された配線基板7によって覆われる。ま
た、上記取付用溝部5の深さや端子6の取付部62の太
さ(または肉厚)は、配線基板7と取付用溝部5の溝底
とによって取付部62が挾み付けられる寸法になってい
る。配線基板7と樹脂フレーム1との固定は、接着剤を
用いた接合によっても、あるいは樹脂フレーム1側に一
体に設けた突片部を熱潰変形させて配線基板7の端縁部
を樹脂フレーム1に押し付けることによってもい。ここ
で、配線基板7の外面側には左右に振り分けて一対の導
体箔71が所定のパターンで形成されており、この導体
箔71を含む個所に開設された配線基板7の孔73に端
子6の基端部61が貫通されている。こうして導体箔7
1に臨まされた端子6の基端部61が導体箔71に半田
付けされている。72は半田付け個所に盛られた半田を
示している。
【0020】樹脂フレーム1の他面側において、上記突
出部2は凹空状になっており、その突出部2の内部に鉄
製のヨーク81とマグネット82と鉄製の磁極83とが
配備され、また、樹脂フレーム1の外周縁に沿って設け
られた円形のリブ84にダイアフラム85が嵌合保持さ
れている。また、ダイアフラム85に設けられて磁気回
路内の隙間に挿入されたボイスコイル86からは図示し
ていない2本の導体が導き出されており、これらの導体
が上記配線基板7の導体箔71,71に各別に接続され
ている。
【0021】以上説明した電気音響変換ユニットにおい
て、端子6は配線基板7に先立って樹脂フレーム1に組
み付けられるのであるけれども、端子6を組み付けたと
きには図2のように接片部63の基部63aと自由端部
63bとが保持用溝部3によって左右から支えられるの
で、配線基板7が組み付けられるまでは端子6が横倒れ
が防止されてその状態で仮保持される。そして、配線基
板7が樹脂フレーム1に接合され、その導体箔71(図
4)に端子6の基端部61が半田付けされると、その半
田72を介して端子6の基端部61が配線基板7に固定
されると共に、配線基板7と取付用溝部5の溝底とによ
って端子6の取付部62が挾み付けられて端子6が本固
定される。この本固定状態において、端子6の自由端部
63aは、図2のように無荷重状態でストッパ面31に
対しわずかな間隔を隔てて対向している。
【0022】図5は上記の電気音響変換ユニットAを用
いて組み立てた電話機ハンドセットの受話側部分を示し
た部分縦断側面図、図6は同ハンドセットの電気音響変
換ユニットAとケース側配線基板9との位置関係を示し
た部分縦断正面図である。
【0023】100は音孔101を備えたケースで、こ
のケース100に設けられた円形の枠部110に電気音
響変換ユニットAが嵌合されている。また、ケース10
0に設けられたポスト120に配線基板9が止めねじ9
1を用いて固定されている。ここで、ケース100側の
配線基板9は、電気音響変換ユニットAを上記枠部11
0に組み付けた後でポスト120にねじ止めされる。そ
して、ポスト120にねじ止めするときにケース100
側の配線基板9の導体箔(不図示)が上記端子6の接点
64に当り、止めねじ91を締め付けて配線基板9をケ
ース100に固定することによって接点64が配線基板
9により樹脂フレーム1の片面に近づく方向に変位され
る。これに伴って、端子6における接片部63の自由端
部63bが保持用溝部3の溝底をスライドしてストッパ
面31に当たる。このため、接点64と配線基板9の導
体箔との接触圧は、接片部63の自由端部63bが無制
限にスライドするようになされた端子6の接点64が配
線基板9の導体箔に弾接した状態での両者の接触圧より
も大きくなり、それだけ接触信頼性が向上する。なお、
図5には無荷重状態での接片部63を形を仮想線で示し
てある。
【0024】ところで、図5および図6で説明した電話
機ハンドセットにおいて、電気音響変換ユニットAの端
子6は、接片部63がケース100側の配線基板9によ
る押付力を受けてそれ自体の弾性に抗して撓んでいる。
しかしながら、図4に拡大して示したように、端子6は
その取付部62が樹脂フレーム1に固定された配線基板
7と取付用溝部5の溝底とに挾み付けられているのでそ
の取付部62が動かないように固定された状態になる。
したがって、接片部63が撓んで接点64が変位したと
きの影響が端子6の基端部61に及びにくく、端子6の
接点64が変位してもその影響を受けて端子6の基端部
61が変位するといった事態は生じにくい。このことよ
り、配線基板7の導体箔71と端子6の基端部61とを
接合している半田72が剥がれたり、配線基板7から導
体箔71が剥がれたりするおそれは少ない。
【0025】この実施例の電気音響変換ユニットにおい
ては、端子6の接点64が変位するのに伴って端子6の
自由端部63bが樹脂フレーム1側の保持用溝部3でス
ライド変位したときに、ストッパ面31によってその端
子6の自由端部63bのスライド変位が規制されるよう
になっているけれども、必ずしもこのような構成にする
必要はなく、端子6の自由端部63bがストッパ面31
に当たらない構成、すなわち接片部63が図5の実線の
ように撓んだときでも自由端部63bとストッパ面31
との間に隙間が確保されるようになっていてもよく、こ
の場合には、接片部63の弾性によって接点64が配線
基板9の導体箔に弾接して電気的接続状態を維持する。
【0026】また、この実施例においては、端子6の接
片部63を山形にすることによって、接点64が樹脂フ
レーム1の片面から浮き上がった状態になるようにして
あるけれども、接片部がどのような形であっても、端子
が樹脂フレームの片面側に配備されている状態で接点が
樹脂フレームの片面から浮き上がっておればよい。すな
わち、樹脂フレームと接点との間に接片部の撓み代が確
保されておればよい。
【0027】本考案による電気音響変換ユニットAは、
実施例のように電話機ハンドセットの受話側だけに用い
得るものではなく、他の通信機器セットにも用いること
ができる。
【0028】
【考案の効果】請求項1の考案による電気音響変換ユニ
ットは、それ自体にリード線の役割を担いボイスコイル
の導体が接続された配線基板の導体箔に半田付けされた
弾性線材でなる端子が備わっているので、上記導体箔に
別途にリード線を半田付けする必要がない。このため、
冒頭で説明した従来例のように別途にリード線やコネク
タが必要になるといったことがなくなり、電話機ハンド
セットなどを組み立てるときの部品点数が削減されてそ
れだけコストが低減され、また、リード線同士を半田付
けしたりコネクタの端子にリード線を半田付けしたりす
るといった面倒な工程が不要になる。
【0029】また、端子の接点が変位してもその影響が
端子の基端部に及びにくいので、端子の接点が変位する
ことに伴う影響を受けて端子の基端部と配線基板の導体
箔との半田付け部分の剥離や、配線基板からの導体箔の
剥離が生じにくくなる。そのため、リード線の代わりに
弾性線材でなる端子を設けたことによる半田付け個所の
接合信頼性の低下が生じないという効果がある。
【0030】請求項2の考案による電気音響変換ユニッ
トは、端子に具備された接片の自由端部のスライド変位
がストッパ面によって規制されることにより、接点と相
手方端子との接触圧が保障されるので、それら両者の接
触信頼性が高まるという効果がある。
【0031】請求項3の考案による電気音響変換ユニッ
トは、電話機ハンドセットなどのケースに電気音響変換
ユニットとケース側配線基板とを組み付けるための工程
を行うだけで、電気音響変換ユニットを電話機ハンドセ
ットのケース側の配線基板の所定の導体箔に電気的に接
続する工程が行われるので、電話機ハンドセットなどの
組立工数が削減されてリード線同士の半田付けが不要と
なり、さらにはリード線やコネクタを使用せずに電話機
ハンドセットなどを組み立てることができるようにな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例による電気音響変換ユニットの
平面図である。
【図2】図1のII−II線に沿う断面図である。
【図3】図1のIII−III線に沿う断面図である。
【図4】図2の要部を拡大した断面図である。
【図5】電気音響変換ユニットを用いて組み立てた電話
機ハンドセットの受話側部分を示した部分縦断側面図で
ある。
【図6】同ハンドセットの電気音響変換ユニットとケー
ス側配線基板との位置関係を示した部分縦断正面図であ
る。
【符号の説明】
A 電気音響変換ユニット 1 樹脂フレーム 3 保持用溝部 5 取付用溝部 6 端子 7 配線基板 9 ケースに固定された配線基板 31 ストッパ面 61 端子の基端部 62 端子の取付部 63 接片部 64 接点 63a 接片部の基部 63b 接片部の自由端部 64 接点 71 導体箔 85 ダイアフラム 86 ボイスコイル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭60−119772(JP,U) 実開 平1−63298(JP,U) 実開 平2−73899(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04M 1/02 - 1/23

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹脂フレームの片面側に配線基板が配備
    され、この配線基板の導体箔に、上記樹脂フレームの他
    面側に保持されたダイアフラムを振動させるためのボイ
    スコイルから導き出された導体が接続されている電気音
    響変換ユニットにおいて、 接点を具備する弾性線材でなる端子の上記接点が樹脂フ
    レームの片面から浮き上がった状態になるようにこの端
    子が上記樹脂フレームの片面側に配備されていると共
    に、この端子の基端部近傍に所定長さの取付部が具備さ
    れ、この取付部が樹脂フレームの片面側に具備された取
    付用溝部に嵌合され、この取付用溝部を覆うように樹脂
    フレームの片面に固着された上記配線基板と上記取付用
    溝部の溝底とにより上記取付部が挾み付けられ、この取
    付部に対して屈曲された上記基端部が上記配線基板を貫
    通して配線基板の外面側の導体箔に臨んでその導体箔に
    半田付けされていることを特徴とする電気音響変換ユニ
    ット。
  2. 【請求項2】 端子における基端部と取付部とを除く部
    分に、山形に屈曲された接片部が形成されている共に、
    その接片部の屈曲個所が接点となされており、樹脂フレ
    ームの片面側に形成された保持用溝部に、山形に屈曲さ
    れた上記接片部の基部と自由端部とが嵌合され、この保
    持用溝部に、相手方端子に弾接した上記接点が配線基板
    の片面に近づく方向に変位したときに接片の自由端部の
    スライド変位を規制するストッパ面が設けられている
    求項1記載の電気音響変換ユニット。
  3. 【請求項3】 相手方端子が、電話機ハンドセットなど
    のケースに固定された配線基板に具備されている導体箔
    である請求項2記載の電気音響変換ユニット。
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