JP2595831B2 - 空気調和機の吹出口構造 - Google Patents

空気調和機の吹出口構造

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JP2595831B2
JP2595831B2 JP3109042A JP10904291A JP2595831B2 JP 2595831 B2 JP2595831 B2 JP 2595831B2 JP 3109042 A JP3109042 A JP 3109042A JP 10904291 A JP10904291 A JP 10904291A JP 2595831 B2 JP2595831 B2 JP 2595831B2
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義和 佐藤
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、空気調和機の吹出口
構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば天井埋め込み型空気調和機
においては、吹出口に吹出風の方向を制御するためのフ
ラップを設けて、風の吹出方向を制御するようにしてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記天井埋
め込み型空気調和機においては、暖房運転時、温風を天
井面から床面に向けて吹き付けることになるが、温風と
周囲の冷たい空気との密度差により温風が舞い上がり、
床面近傍まで到達しないという問題がある。特に、吹出
温風の温度が60℃前後になった場合は、温風の舞い上
がりが極めて著しくなり、温風の到達性が著しく悪くな
るという問題がある。
【0004】そこで、この発明の目的は、暖房運転時に
おける高温風の舞い上がりを抑制することができ、しか
も、通常運転時においては温風の通過抵抗にならない空
気調和機の吹出口構造を提供することになる。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明の空気調和機の吹出口構造は、空気調和機
の吹出口に取り付けられ、揺動作動時には半分以上の部
分が吹出口の外に配置されるメインフラップと、上記吹
出口の壁面に設けられた凹部に収納可能に設けられ、上
記吹出口の開度を狭ばめることが可能なサブフラップと
を備えたことを特徴としている。
【0006】通常の暖房運転時には、サブフラップは吹
出口の壁面の凹部に収納され、メインフラップの作動に
よって温風の吹出方向が制御される。このように、通常
の暖房運転時にはサブフラップは吹出口の壁面に収納さ
れるため、大量の温風を吹き出しても通過抵抗が小さ
く、送風性能を低下せることはない。
【0007】一方、例えば60℃以上の高温風を吹き出
す際には、サブフラップを壁面から突出させて、吹出口
の開度が小さくされる。サブフラップによって吹出口の
開度が小さくされた分だけ、高温風の吹出速度が速くな
る。この状態で、メインフラップを作動させると、サブ
フラップの突出により高速になった高温風の吹き出し方
向が制御される。このとき高温風は高速であるため、温
風の舞い上がりが抑制され、到達距離が長くなり、床面
近傍にまで温風が到達させられる。さらに、上記メイン
フラップの半分以上の部分が揺動作動時には吹出口の外
にあるから、サブフラップで吹出口を絞っても、メイン
フラップによる吹出抵抗が小さくて、メインフラップの
揺動によるファンの負荷の増大がなくなり、したがっ
て、運転音の上昇がなくなる。
【0008】
【実施例】以下、この発明を図示の実施例により詳細に
説明する。図1はこの発明の吹出口構造を備えた天井埋
め込み型空気調和機の断面図である。
【0009】図1において、1は空気調和機本体、2は
クロスフローファン、3は熱交換器、5は吹出口、6はド
レンパン、7はサブドレンパン、8はパネル、9は吹出
グリル、10はエアーフィルタである。
【0010】上記吹出口5にはメインフラップ21を揺
動自在に設けて、吹出口5からの風の吹き出し方向を制
御でき、また、吹出口5を全閉にできるようにしてい
る。また、上記吹出口5の壁面には凹部22を設け、こ
の凹部22にサブフラップ23を収納している。このサ
ブフラップ23は凹部22から突出して吹出口5の開度
を狭くできるようになっている。図2に示すように、メ
インフラップ21は図示しないアームによって、回転中
心O1を中心に旋回し、サブフラップ23は図示しない
アームによって回転中心O2を中心にして旋回する。上
記メインフラップ21は、図1,2および3に示すよう
に、揺動作動時には、その半分以上の部分が吹出口5の
外に配置されるようになっている。
【0011】いま、上記天井埋め込み型空気調和機が通
常の暖房運転を行なっているとする。このとき、吹出口
5は図2に示す状態にあり、サブフラップ23は壁面の
凹部22内に完全に収納され、メインフラップ21の揺
動によって温風の吹出方向が制御される。このとき、サ
ブフラップ23は凹部22内に格納されているため、吹
出風Yに対する通過抵抗とはならず、十分な風量が確保
される。このときは、吹出温度はそれほど高い温度では
ないので、温風は十分床面近傍にまで到達する。
【0012】一方、60℃以上の高温風を吹き出す場合
には、サブフラップは、図3に示すように回転中心O2
を中心にして旋回させられて、凹部22から吹出口内に
突出させられ、吹出口の開度は図3に示されるようにW
となり、高温風の吹出速度は高速になる。この状態で、
メインフラップ22を揺動させて、高温風吹出方向を制
御すると、高温風は高速であるため、到達距離が長くな
り、舞い上がりが抑制されて、床面近傍まで暖房を行な
うことができる。さらに、上記メインフラップ21の半
分以上の部分が揺動作動時には吹出口の外にあるから、
サブフラップ23で吹出口5を絞っても、メインフラッ
プ21の揺動による吹出抵抗が小さく、したがって、全
体の吹出抵抗が小さくなって、メインフラップ21を揺
動しても、ファン2の負荷の増大による運転音の上昇が
なくなる。
【0013】上記実施例では、サブフラップ23は図示
しないアームによって回転中心O2を中心に回転するよ
うにしているが、サブフラップの構造はこのようなもの
に限らず、回転中心は任意の位置に設けてもよい。
【0014】
【発明の効果】以上より明らかなように、この発明の空
気調和機の吹出口構造は、メインフラップに加えて、吹
出口の壁面の凹部に収納可能なサブフラップを設けてい
るので、高温風の吹き出しを行なう際にはサブフラップ
を壁面から突出させて、吹出口の開度を狭めて、吹出温
風を高速で吹き出させることができ、したがって、高温
風の舞い上がりを防止して、高温風の到達距離を長くす
ることができる。
【0015】また、この発明の空気調和機の吹出口構造
は、通常の暖房運転時には、サブフラップを壁面の凹部
に収納できるので、通常の暖房制御運転時には、温風の
通過抵抗にならず、大量の温風を吹き出すことができ
る。また、この発明の吹出口構造は、揺動作動時には半
分以上の部分が吹出口の外に配置されるから、サブフラ
ップで吹出口を絞っても、この状態でのメインフラップ
による吹出抵抗が小さくて、ファンに対する負荷の増大
が少なくて、ファンの運転音の上昇をなくすることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施例の吹出口構造を備えた天
井埋め込み型空気調和機の断面図である。
【図2】 通常運転時の上記実施例の吹出口構造の断面
図。
【図3】 高温風を吹き出している際の上記実施例の吹
出口構造の断面図である。
【符号の説明】
5 … 吹出口、21 … メインフラップ、22 …
凹部、23 … サブフラップ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−105640(JP,A) 実開 平1−160252(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気調和機の吹出口(5)に取り付けら
    れ、揺動作動時には半分以上の部分が吹出口の外に配置
    されるメインフラップ(21)と、 上記吹出口(5)の壁面に設けられた凹部に収納可能に
    設けられ、上記吹出口(5)の開度を狭ばめることが可
    能なサブフラップ(23)とを備えたことを特徴とする
    空気調和機の吹出口構造。
JP3109042A 1991-05-14 1991-05-14 空気調和機の吹出口構造 Expired - Fee Related JP2595831B2 (ja)

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JP2015166662A (ja) * 2014-03-04 2015-09-24 シャープ株式会社 空気調和機
JP2018141621A (ja) * 2017-02-28 2018-09-13 ダイキン工業株式会社 空気調和機の室内ユニット
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