JP2595824B2 - 画像形成用カートリッジ - Google Patents

画像形成用カートリッジ

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JP2595824B2
JP2595824B2 JP3054190A JP5419091A JP2595824B2 JP 2595824 B2 JP2595824 B2 JP 2595824B2 JP 3054190 A JP3054190 A JP 3054190A JP 5419091 A JP5419091 A JP 5419091A JP 2595824 B2 JP2595824 B2 JP 2595824B2
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    • G03G2221/16Mechanical means for facilitating the maintenance of the apparatus, e.g. modular arrangements and complete machine concepts
    • G03G2221/1636Mechanical means for facilitating the maintenance of the apparatus, e.g. modular arrangements and complete machine concepts for the exposure unit

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  • Cleaning In Electrography (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、転写材へ画像形成を行
う画像形成装置、特に、複写機やレーザビームプリンタ
等の電子写真方式の画像形成装置に用いられる画像形成
用カートリッジに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、電子写真方式の画像形成装置
として、複写機やレーザビームプリンタが知られてい
る。ここで、レーザビームプリンタについて説明する。
【0003】図3は、レーザビームプリンタの概要構成
を示す説明図である。このレーザビームプリンタ11
は、レーザ走査装置12を備えている。レーザ走査装置
12には、画信号に応じてレーザ光を変調して出力する
半導体レーザ13が配置されている。この半導体レーザ
13から射出されたレーザビームはポリゴンミラー14
に入射し、この回転に応じて偏向される。偏向されたレ
ーザビームはfθレンズ15を通過した後、ミラー1
6、17によって進行方向を変えられ、このレーザ走査
装置12から出力される。
【0004】レーザ走査装置12の下方には、定速で回
転する感光体ドラム19が配置されている。レーザ走査
装置12から出力されたレーザビームは、この感光体ド
ラム19の所定の露光位置21をその軸方向すなわち主
走査方向に繰り返し走査する。この露光位置21よりも
わずかに手前には、感光体ドラム19に対向してチャー
ジコロトロン22が配置されており、感光体ドラム19
の表面を一様に帯電させるようになっている。この帯電
後の感光体ドラム19にレーザビームが照射されること
で、ドラム表面には画像情報に対応した静電潜像が形成
される。この静電潜像は、露光位置よりも下流側のドラ
ム表面で現像装置24によって現像される。この現像装
置24内には、トナーを磁気的に穂立ちさせて静電潜像
の現像を行うための現像ロール25や、カートリッジ内
のトナーを現像ロール25に供給するためのトナー供給
機構26等の部品が配置されている。現像ロール25に
は、所定の現像バイアスが印加されている。
【0005】現像装置24の現像によって形成されたト
ナー像は、感光体ドラム19の回転によってトランスフ
ァコロトロン28に対向する位置まで移動し、ここで記
録用紙(普通紙)に静電的に転写されることになる。な
お、この例で使用されているチャージコロトロン22お
よびトランスファコロトロン28は、単線のコロトロン
ワイヤをシールド部材で覆った空間に張り渡し、その一
端に電圧印加端子を設けた構造となっている。
【0006】次に、記録用紙の搬送経路について簡単に
説明する。図示しない記録用紙は、このレーザビームプ
リンタ11の下部に着脱自在に配置されたカセットトレ
イ31に積層されるようになっている。カセットトレイ
31の最上層に配置された記録用紙は、半月状の形状を
した半月ロール32によってトレイ外に送り出される。
半月ロール32の代わりにリタードロール等の他の手段
が用いられることもある。
【0007】送り出された記録用紙は破線で示した径路
を搬送ロール33によって進行し、レジストロール34
の先端に到達した時点でその進行を一旦停止させる。こ
の後、感光体ドラム19の回転位置と同期をとって図示
しない電磁クラッチがレジストロール34の回転を開始
させ、記録用紙が一定した速度でかつ安定して搬送を開
始される。このようにして、記録用紙は所望のタイミン
グで感光体ドラム19とトランスファコロトロン28の
間を通過する。この通過の時点だけ、トランスファコロ
トロン28は放電を行い、これによって感光体ドラム1
9上のトナー像が静電的にトランスファコロトロン28
方向に吸引され、記録用紙上にトナー像の転写が行われ
る。転写の行われた記録用紙は、トランスファコロトロ
ン28の下流側に配置された図示しない除電針によって
その背面から除電され、ドラム表面から剥離される。剥
離された記録用紙は、その緊張を解くために所定の長さ
の搬送路上を搬送された後、ヒートロール6とプレッシ
ャロール8の対からなる定着装置に運ばれる。定着装置
では記録用紙が所定幅でニップしているヒートロール6
とプレッシャロール8の間を通過する。このとき、記録
用紙におけるトナー像の転写された側がヒートロール6
側となり、プレッシャロール8は記録用紙をヒートロー
ル6に押し付けて効率的な熱伝達を可能にする。ヒート
ロール6は高温の一定した温度に制御されている。この
状態で、記録用紙上のトナー像は用紙面に熱定着され
る。
【0008】定着装置の出口側には定着後の記録用紙の
搬送路を切り換えるための切換弁38が用意されてい
る。この切換弁38の切換作業によって、定着後の記録
用紙はそのまま直進して第1の排出方向39に排出され
るか、装置内を逆コ字状に搬送されて第1の排出方向3
9とほぼ逆方向の第2の排出方向41にレーザビームプ
リンタ11の上部から排出される。このように排出方向
を2種類選択することができるようにしたのは、記録面
を上にして排出するか下にして排出するかの選択を可能
にするためである。第2の排出方向41を選んで記録面
を下にして排出すると、1ページずつ順に印刷したもの
を排出された順序のままステープラで綴じることができ
る。
【0009】ところで、記録用紙に転写されなかったト
ナー像は、トランスファコロトロン28の更に下流側に
配置されたクリーニング装置43によってドラム表面か
ら除去される。クリーニング装置43には、ドラム表面
からトナーを削りとるためのブレード44や、ブレード
44の下に堆積したトナー粒子を後方の格納場所に退避
させるための回転体45が配置されている。
【0010】クリーニング装置43によってクリーニン
グされた感光体ドラム19は、この後除電装置62で除
電される。この除電装置62には除電ランプが用いられ
るのが一般的であり、そのランプにはLEDが使われる
のも一般的である。また、この除電は、機種によっては
クリーニングの前に行われることもある。除電装置62
により除電された感光体ドラム19は、この後チャージ
コロトロン22によって帯電され、次のサイクルへ移
る。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年レーザ
ビームプリンタ等の画像形成装置の小型化が進んできて
いる。これに伴い、感光体の小型化も進んできている。
数年前には80mm程度であった感光体の径が、現在で
は30mm程度にまで小型化されている。
【0012】感光体の小型化によって問題になってくる
のは、感光体の周りに配置しなければならない構成部品
のスペースである。前述のレーザビームプリンタの概要
の説明にある通り、感光体の周りには帯電器、露光装
置、現像器、転写装置、剥離装置、クリーニング装置お
よび除電装置が必要である。このうち露光装置だけは、
レーザ走査装置を用いれば感光体上では極めて少ないス
ペースで済むが、その他の構成部品にはどうしてもある
程度のスペースを割かなければならない。特に転写装置
・剥離装置の周囲には、感光体ドラムとの間に転写材
(記録用紙)を通過させるスペースを確保しなければな
らないことから、かなりの空間を用意しなければならな
い。
【0013】こうしたことから、残りの帯電器、現像
器、クリーニング装置および除電装置の設計は非常に厳
しいものとなり、帯電器、現像器、クリーニング装置に
比べるとその重要性が一段低いと目されがちな除電装置
は、その位置を剥離装置の直後、クリーニング装置の前
に移されたりするわけである。しかし、この位置では、
感光体上の転写されなかったトナーの上から除電を行う
わけで、トナーが乗っている感光体の表面は十分に除電
されないため、印字品質が劣化する。従って、除電はク
リーニングの直後に行われる方が望ましい。
【0014】また、一方では、メンテナンスと信頼性の
優位から、感光体ドラムと帯電器、現像器およびクリー
ニング装置を一体にし、画像形成装置本体に対して着脱
自在にしたEP(エレクトロニックプリンティング)カ
ートリッジと呼ばれる画像形成用カートリッジも普及し
てきている。このEPカートリッジの場合、前述の転写
・剥離装置の周囲は感光体ドラムを大きく露出させなけ
ればならないので、EPカートリッジを画像形成装置本
体外へ出した時の感光体の外傷や光疲労を防ぐためシャ
ッタが取り付けられたりする。
【0015】ところで、露光に関しては、レーザビーム
プリンタの場合、帯電器と現像器の間に幅数ミリのスリ
ット状の光路が必要であり、除電に関しては、LEDの
発光を感光体ドラムに照射するため最低でも10ミリ程
度の幅が必要になる。EPカートリッジ内にLEDを取
り付けるのはコスト的に問題があるので、通常、EPカ
ートリッジには、上記の幅の光路を用意しておき、LE
Dは装置本体に取り付けるようにしている。特開昭60
─63549号公報にあるように、これらの光路にもゴ
ミ等の侵入や感光体の光疲労を防ぐためのカバーが取り
付けられたりしている。
【0016】このように、要求される印字品質を達成し
た上で、小型化を推進するのはなかなか困難なことであ
る。特に除電光路を確保するのは難しくなり、更なる小
型化を進める上で大きな問題となる。また、カバー等の
可動部品も多いほど信頼性の低下につながるので、でき
るだけ少なくすることが必要である。
【0017】そこで本発明の目的は、画像形成用カート
リッジおよび画像形成装置を小型化する上での設計の自
由度を増し、かつ除電光光路に対する遮蔽部材の省略を
可能とした画像形成用カートリッジを提供することにあ
る。
【0018】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、(イ)感光体ドラム等の感光体と、(ロ)この感光
体の表面と近接させてこの表面の移動方向と直交する方
向にその長手方向が一致するように放電部材を配置しこ
れを包囲するように断面がコ字状の放電ケースがそれら
の対向する2つの壁板をほぼ水平になるように配置した
チャージコロトロンと、(ハ)このチャージコロトロン
放電用のケースの上側の壁板と所定の間隔を置いてこ
の上方に配置されその先端が感光体の表面と接触した平
板状のクリーニング部材と、(ニ)このクリーニング部
材の後端部と、これよりも一段と低い位置に配置された
底板部分と、これらを接続する傾斜板としての第1の傾
斜板部分とを有していて、これらによって構成される屈
曲した底板領域の上部空間にクリーニング部材によって
回収されたトナーを収容するトナー回収ボックスと、
(ホ)チャージコロトロンの放電用のケースの上側の壁
と一端を接続し底板領域と上下方向にほぼ一定の間隔
を保って感光体から離れる方向に延長された全体として
屈曲した壁部材と、トナー回収ボックスの底板領域の裏
面とによって区切られた空間から構成され、壁部材にお
ける第1の傾斜板部分の下面と対向する第2の傾斜部分
の上面と第1の傾斜板部分の下面とをこれら以外の内面
部分よりも高反射率とした除電光光路伝達部と、(ヘ)
この除電光光路伝達部の感光体と反対側の端部側の開口
部に近接して対向配置され、除電用の光線を除電光光路
伝達部内の第1および第2の傾斜板部分を経由させてチ
ャージコロトロンとクリーニング部材の間に露出した感
光体表面に導く除電ランプとを画像形成用カートリッジ
に具備させる。
【0019】すなわち請求項1記載の発明で除電ランプ
から発せられた除電光は、除電光光路伝達部を通じて感
光体に導かれる。除電光光路伝達部は、その上部をトナ
ー回収ボックスの底板領域によって区切られている。ト
ナー回収ボックスの底板領域は、クリーニング部材の後
端部と、これよりも一段と低い位置に配置された底板部
分と、これらを接続する傾斜板としての第1の傾斜板部
分からなり、屈曲している。除電光光路伝達部の下側を
区切る壁部材はトナー回収ボックスの底板領域と上下方
向にほぼ一定の間隔を保って感光体から離れる方向に延
長された全体として屈曲した部材であり、第1の傾斜板
部分に対応する部分は第2の傾斜領域となっている。こ
の第2の傾斜領域の上面と第1の傾斜板部分の下面は、
除電光光路伝達部を構成する他の内面と比べて高反射率
とされている。したがって、除電光光路伝達部の開口部
に近接して対向配置された除電ランプから発せられた除
電用の光線は、第1および第2の傾斜板部分で反射さ
れ、そのロスが少ない状態で感光体に到達する。これに
対して、除電光光路伝達部の開口部と除電ランプの隙間
から入射したそれ以外の光は、ほぼ水平方向に進行する
除電光と異なり、これに傾斜する角度で入射することに
なる。このため、除電光以外の光は第1あるいは第2の
傾斜板部分以外の面に入射し、反射を繰り返して感光体
に到達するので、反射のロスが大きくなり、除電光光路
伝達部の開口部と除電ランプの隙間から入射する光量が
少ないのに併せて、感光体に入射する量が更に少なくな
ることになる。 また、請求項1記載の発明では、チャー
ジコロトロンの放電用のケースの後部の空間を利用して
トナー回収ボックスの一部をクリーニング部材の後端部
よりも一段と低い位置にまで配置しているので、トナー
回収ボックスに収容させるトナーの量を確保すると共に
スペースの有効活用を図ることができる。
【0020】請求項2記載の発明の画像形成用カートリ
ッジは、除電光伝達部の下面は記感光体に画像形成のた
めのレーザビームを照射するためのレーザビーム通路の
上側の隔離壁を構成していることを特徴としている。
【0021】すなわち、請求項2記載の発明では、除電
光伝達部の下面をレーザビームの通路の上側の隔離壁と
共用することで、画像形成用カートリッジ全体のスペー
スの有効活用とコストダウンを実現している。
【0022】
【0023】
【実施例】以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
【0024】図1は本実施例のEPカートリッジの概略
構成を示すものであり、図2はこのEPカートリッジを
搭載したレーザビームプリンタの概略構成を示したもの
である。
【0025】まず、図2を用いてレーザビームプリンタ
について説明する。なお、図2はこのレーザビームプリ
ンタを側面から見たもので、図の左方がレーザビームプ
リンタの前面になる。
【0026】このレーザビームプリンタ100は、レー
ザ走査装置101を備えている。レーザ走査装置101
には、画信号に応じてレーザ光を変調して出力する図示
しない半導体レーザが配置されている。この半導体レー
ザから射出されたレーザビームはポリゴンミラー102
に入射し、この回転に応じて偏向される。偏向されたレ
ーザビームはfθレンズ103を通過した後、ミラー1
04、105により進行方向を変えられ、このレーザ走
査装置101から出力される。
【0027】レーザ走査装置101から出力されたレー
ザビームの延長上には定速で矢印の方向へ回転する感光
体ドラム106が配置されている。レーザ走査装置10
1から出力されたレーザビームは、この感光体ドラム1
06の所定の露光位置107をその軸方向すなわち主走
査方向に繰り返し走査する。この露光位置107よりも
わずかに手前には感光体ドラム106に対向してチャー
ジコロトロン108が配置されており、感光体ドラム1
06の表面を一様に帯電させるようになっている。この
帯電後の感光体ドラム106にレーザビームが照射され
ることで、ドラム表面には画像情報に対応した静電潜像
が形成される。この静電潜像は、露光位置よりも下流側
のドラム表面で現像装置109によって現像される。こ
の現像装置109内には、トナーを磁気的に穂立ちさせ
て静電潜像の現像を行うための現像ロール110や、カ
ートリッジ内のトナーを現像ロール110に供給するた
めのトナー供給機構111等の部品が配置されている。
現像ロール110には所定の現像バイアスが印加されて
いる。
【0028】現像装置109の現像によって形成された
トナー像は、感光体ドラム106の回転によってトラン
スファコロトロン112に対向する位置まで移動し、こ
こで記録用紙(普通紙)に静電的に転写されることにな
る。なお、本実施例で使用されるチャージコロトロン1
08およびトランスファコロトロン112は単線のコロ
トロンワイヤをシールド部材で覆った空間に張り渡し、
その一端に電圧印加端子を設けた構造となっている。
【0029】次に、記録用紙の搬送経路について簡単に
説明する。図示しない記録用紙は、このレーザビームプ
リンタ100の下部に着脱自在に配置された用紙給紙装
置113内に前面から挿入されたカセットトレイ114
に積層されるようになっている。カセットトレイ114
に最上層に配置された記録用紙は、半月状の形状をした
半月ロール115によってトレイ114外に送り出され
る。なお、半月ロール115の代りにリタードロール等
の他の手段を用いてもよい。
【0030】送り出された記録用紙は破線で示したよう
に経路を搬送ロール128によって進行し、感光体ドラ
ム106の回転位置と同期をとって一定した速度でかつ
安定して搬送される。このようにして、記録用紙は所望
のタイミングで感光体ドラム106とトランスファコロ
トロン112との間を通過する。この通過の時点だけ、
トランスファコロトロン112は放電を行い、これによ
って感光体ドラム106上のトナー像が静電的にトラン
スファコロトロン112方向に吸引され、記録用紙上に
トナー像の転写が行われる。転写の行われた記録用紙
は、トランスファコロトロン112の下流側に配置され
た図示しない除電針によってその背面から除電され、ド
ラム表面から剥離される。剥離された記録用紙は、その
緊張を解くために所定の長さの搬送路上を搬送された
後、ヒートロール116とプレッシャロール117との
対からなる定着装置118に運ばれる。定着装置118
では記録用紙が所定幅でニップしているヒートロール1
16とプレッシャロール117との間を通過する。この
とき、記録用紙におけるトナー像の転写された側がヒー
トロール116側となり、プレッシャロール117は記
録用紙をヒートロール116に押し付けて効率的な熱伝
達を可能にする。ヒートロール116は高温の一定した
温度に制御されている。この状態で、記録用紙上のトナ
ー像は用紙面に熱定着される。
【0031】定着装置118の出口側には出口ロール1
19が用意されており、この出口ロール119には搬送
された記録用紙はレーザビームプリンタ100の上部へ
排出される。記録用紙は前述の径路を経るために記録面
が下になって排出され、1ページづつ順に印刷したもの
を排出された順序のままステープラで閉じることができ
る。
【0032】一方、記録用紙に転写されなかったトナー
像は、トランスファコロトロン112のさらに下流側に
配置されたクリーニング装置120によってドラム表面
から除去される。クリーニング装置120には、ドラム
表面からトナーを削りとるためのブレード120bや、
トナー漏れを防止するためのフィルム120aが配置さ
れている。また、クリーニングされた感光体ドラム10
6は、例えばLEDよりなる除電光ランプ130から出
射された除電光によって除電される。
【0033】ところで本実施例のレーザビームプリンタ
100においては、感光体ドラム106とクリーニング
装置120とチャージコロトロン108と現像装置10
9とが、レーザビームプリンタ本体に対して着脱自在な
EPカートリッジ121として一体で構成されている。
また本実施例のレーザビームプリンタ106ではヒンジ
122を中心に開閉する一点破線で示す前カバー123
を有している。この前カバー123を開くことにより、
使用者は用紙詰まりの除去や、EPカートリッジ121
やトランスファコロトロン112の交換を極めて容易に
行うことができる。また本実施例のレーザビームプリン
タ100では定着装置118の着脱も使用者が容易に行
えるように構成されている。
【0034】レーザ走査装置101の後方には低圧電源
と高圧電源とからなる電源部124が配置されており、
各構成部品へ必要な電力を供給している。電源部124
の後方には制御装置125が配置されており、レーザビ
ームプリンタ100の電気的制御を行っている。電源部
124と制御装置125の上方には画像情報処理装置1
26が配置され、コンピュータ等から送られてきた画像
情報をレーザビームプリンタ100の言語に翻訳して制
御装置125へ送るようになっている。
【0035】以上のように本実施例のレーザビームプリ
ンタ100では、いわゆる機械的構成部品を装置の前方
に配置し、いわゆる電気的構成部品127を後方に配置
している。
【0036】次に、図1を用いてEPカートリッジ12
1について説明する。このEPカートリッジ121は、
感光体ドラム106、クリーニング装置120、チャー
ジコロトロン108、現像装置109およびドラムシャ
ッタ171とが、ハウジング140によって一体化され
て構成されており、このEPカートリッジ121をレー
ザビームプリンタ本体に挿入し、装置カバーを閉じる
と、感光体ドラム106を覆っているドラムシャッタ1
71が開く構造になっている。
【0037】EPカートリッジ121内には、チャージ
コロトロン108と現像装置109の間に、ハウジング
140に形成されたスリット176から感光体ドラム1
06に至るレーザ光通路177が設けられている。ま
た、チャージコロトロン108の背面側で、スリット1
76の近傍には除電光用開口178が形成され、EPカ
ートリッジ121内には、この除電光用開口178から
感光体ドラム106に至る除電光通路179が設けられ
ている。この除電光通路179は、除電光用開口178
からチャージコロトロン108の背面近傍まではレーザ
光通路177と略平行であるが、チャージコロトロン1
08の背面近傍から側方に屈曲し、このチャージコロト
ロン108とクリーニング装置120との間を経て感光
体ドラム106に至っている。この除電光通路179中
には、チャージコロトロン108の背面近傍位置に、除
電光用開口178から入射した除電光173の光路をチ
ャージコロトロン108の側方に折り曲げる第1の反射
面181が設けられ、この折り曲げられた光路の前方
に、この光路を感光体ドラム106側に更に折り曲げる
第2の反射面182が設けられている。なお、図2に示
すように、レーザビームプリンタ本体側には、除電光用
開口178に対向する位置に除電ランプ130が設けら
れている。
【0038】感光体ドラム106は、矢印の方向に回転
し、まずチャージコロトロン108により所定電位に帯
電される。次に、感光体ドラム106は、レーザ走査装
置101から出射されスリット176およびレーザ光通
路177を経て感光体ドラム106に照射されるレーザ
ビーム172により露光され、この感光体ドラム106
上に潜像が形成される。この潜像は、現像装置109の
現像ロール110によって現像される。この現像ロール
110には、図示しないトナーボックスから図示しない
トナー搬送手段によりトナーが供給され、更に、現像ロ
ール110が回転することにより図示しない薄層形成手
段により現像ロール110上に薄く均一なトナー層が形
成される。
【0039】感光体ドラム106上の現像された像は、
図示しない転写装置により転写材(記録用紙)に転写さ
れ、その後、転写されなかった感光体ドラム106上の
トナーは、クリーニング装置120によって掻き取られ
る。この掻き取られたトナーは、順次後方に退避され、
トナー回収ボックス174に収納される。
【0040】クリーニングされた感光体ドラム106
は、除電ランプ130から出射され屈曲した除電光通路
179を経て感光体ドラム106に照射される除電光1
73によって除電される。
【0041】上述のように本実施例では、除電光173
の光路を2回折り曲げている。これは、トナー回収ボッ
クス174の容量を確保し、かつチャージコロトロン1
08の後方にできたデッドスペースを有効に利用するた
めである。このように除電光173の光路を折り曲げる
ことにより、EPカートリッジ121の各構成部品の必
要な機能を確保しながら、空間の有効利用を図ることが
でき、その結果EPカートリッジ121の小型化が可能
となる。
【0042】なお、除電光173を折り曲げることで、
その光量は当然低下するが、例えばハウジング140が
樹脂製の場合、第1の反射面181および第2の反射面
182の部分の樹脂の表面を平滑にすることで十分な除
電効果が得られる。また、様々な理由により除電光17
3の折り曲げ回数を増やした場合でも、各反射面を鏡面
にすれば十分な除電効果が得られる。
【0043】また、本実施例によれば、除電光173の
光路を折り曲げることで、除電光通路179からの外光
の侵入を防ぐことができる。すなわち、EPカートリッ
ジ121をレーザビームプリンタ本体外に取り出したと
きに、外光が直接、除電光の光路に沿って除電光通路1
79に照射することは稀である。間接的に侵入した外光
は、折り曲げられた除電光通路179の内壁で多数回反
射されて、その光量は極端に減少し、感光体ドラム10
6の光疲労にはほとんど寄与しなくなる。従って、除電
光通路に対するシャッタあるいはカバー等の遮蔽部材の
削除が可能となる。これにより、EPカートリッジ12
1およびレーザビームプリンタのコストダウンが可能と
なると共に、可動部品が一つ減ることによって信頼性が
向上する。
【0044】なお、本発明は、複写機にも適用すること
ができることは言うまでもない。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
によれば、画像形成用カートリッジ内のトナーボックス
の下に配置される除電光光路伝達部をチャージコロトロ
ンの放電用のケースの後部の空間を利用して屈曲させる
ことにより、画像形成用カートリッジの小型化を図りつ
つ、トナーボックスに収容するトナーの量を十分確保す
ることができる。したがって、画像形成用カートリッジ
および画像形成装置を小型化する上での設計の自由度が
増大する。また、除電光光路伝達部をこのような屈曲し
た通路として除電用の光線を第1および第2の傾斜板部
分で反射されて感光体に到達させることにすると共に、
除電光光路伝達部の内面における第1および第2の傾斜
板部分のみを高反射率としたので、除電用の光線は効率
的に感光体に到達するが、除電光光路伝達部の開口部と
除電ランプの隙間から入射する他の光線が感光体に到達
する量を十分低減させることができるので、除電光光路
に対する遮蔽部材の省略が可能になる。すなわち、除電
光光路伝達部の屈曲した光路を利用することで、外光の
影響を簡単に除去することができる。 しかも、このよう
に感光体の周囲に配置された部品を積極的に活用して除
電光光路伝達部を形成したので、画像形成用カートリッ
ジのコストダウンを図ることができる。また請求項1記
載の発明によれば、チャージコロトロンの放電用ケース
の背面側のスペースを有効に利用して、クリーニングの
直後に除電を行うことができるという効果もある。
【0046】また、請求項2記載の発明によれば、除電
光伝達部の下面をレーザビームの通路の上側の隔離壁と
共用したので、画像形成用カートリッジ全体のスペース
の有効活用とコストダウンを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のEPカートリッジの概略構
成を示す説明図である。
【図2】図1のEPカートリッジを含むレーザビームプ
リンタの概略構成を示す説明図である。
【図3】従来のレーザビームプリンタの概要構成を示す
説明図である。
【符号の説明】
106 感光体ドラム 108 チャージコロトロン 109 現像装置 120 クリーニング装置 121 EPカートリッジ 173 除電光 179 除電光通路 181 第1の反射面 182 第2の反射面

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光体と、この感光体の表面と近接させ
    てこの表面の移動方向と直交する方向にその長手方向が
    一致するように放電部材を配置しこれを包囲するように
    断面がコ字状の放電ケースがそれらの対向する2つの壁
    板をほぼ水平になるように配置したチャージコロトロン
    と、 このチャージコロトロンの放電ケースの上側の壁板と所
    定の間隔を置いてこの上方に配置されその先端が前記感
    光体の表面と接触した平板状のクリーニング部材と、 このクリーニング部材の後端部と、これよりも一段と低
    い位置に配置された底板部分と、これらを接続する傾斜
    板としての第1の傾斜板部分とを有していて、これらに
    よって構成される屈曲した底板領域の上部空間にクリー
    ニング部材によって回収されたトナーを収容するトナー
    回収ボックスと、 前記放電用のケースの上側の壁板と一端を接続し前記底
    板領域と上下方向にほぼ一定の間隔を保って前記感光体
    から離れる方向に延長された全体として屈曲した壁部材
    と、前記トナー回収ボックスの前記底板領域の裏面とに
    よって区切られた空間から構成され、前記壁部材におけ
    る前記第1の傾斜板部分の下面と対向する第2の傾斜部
    分の上面と前記第1の傾斜板部分の下面とをこれら以外
    の内面部分よりも高反射率とした除電光光路伝達部と、 この除電光光路伝達部の前記感光体と反対側の端部側の
    開口部に近接して対向配置され、除電用の光線を除電光
    光路伝達部内の前記第1および第2の傾斜板部分を経由
    させて前記チャージコロトロンとクリーニング部材の間
    に露出した感光体表面に導く除電ランプ とを具備するこ
    とを特徴とする画像形成用カートリッジ。
  2. 【請求項2】 前記除電光光路伝達部の下面は前記感光
    体に画像形成のためのレーザビームを照射するためのレ
    ーザビーム通路の上側の隔離壁を構成していることを特
    徴とする請求項1記載の画像形成用カートリッジ。
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