JP2595713Y2 - シュリンク包装体 - Google Patents
シュリンク包装体Info
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- JP2595713Y2 JP2595713Y2 JP1992048697U JP4869792U JP2595713Y2 JP 2595713 Y2 JP2595713 Y2 JP 2595713Y2 JP 1992048697 U JP1992048697 U JP 1992048697U JP 4869792 U JP4869792 U JP 4869792U JP 2595713 Y2 JP2595713 Y2 JP 2595713Y2
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- Japan
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- nozzle
- pouch
- shrink
- mount
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本案はパウチ平袋に内容物を取り
出すノズルの付いている、いわゆるノズル付きパウチ平
袋を台紙と共にシュリンク包装したシュリンク包装体に
関するものである。
出すノズルの付いている、いわゆるノズル付きパウチ平
袋を台紙と共にシュリンク包装したシュリンク包装体に
関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の内容物を取り出すノズル付きパウ
チ平袋は、包材費が高価なスタンディング方式を採用し
て包装している。特にその包装形態はノズルを上にして
段ボール箱に縦詰めしている。
チ平袋は、包材費が高価なスタンディング方式を採用し
て包装している。特にその包装形態はノズルを上にして
段ボール箱に縦詰めしている。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】以上の如くノズルを上
にして段ボール箱に縦詰めするのは、取扱い中の落下や
輸送中の振動によってノズルが折損したり、変形するの
を防止するためである。しかしながら、以上のものによ
ると包材費が高価につくもので、現在の市場では安価な
パウチ平袋でノズル付きのものはない。したがって、本
案は安価なパウチ平袋に内容物を取り出すノズルを取付
け、外包装の段ボール箱に合理的に多段積みができ、し
かも取扱い中の落下、輸送中の振動によってノズルの折
損および変形がなく、パウチ平袋が破損しないシュリン
ク包装体をうることを目的とするものである。
にして段ボール箱に縦詰めするのは、取扱い中の落下や
輸送中の振動によってノズルが折損したり、変形するの
を防止するためである。しかしながら、以上のものによ
ると包材費が高価につくもので、現在の市場では安価な
パウチ平袋でノズル付きのものはない。したがって、本
案は安価なパウチ平袋に内容物を取り出すノズルを取付
け、外包装の段ボール箱に合理的に多段積みができ、し
かも取扱い中の落下、輸送中の振動によってノズルの折
損および変形がなく、パウチ平袋が破損しないシュリン
ク包装体をうることを目的とするものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本案は以上のような目的
を達成するため、次のようなシュリンク包装体を提供す
るものである。すなわち、ノズル付きパウチ平袋に台紙
をあてて、これらをシュリンク包装するものであって、
その台紙の外形はノズル付きパウチ平袋の形に合わせて
形成され、かつ台紙の両側は折曲げてあり、この折曲げ
の高さは内容物の入ったパウチ平袋の厚さと同じ位に形
成されて端部に鋭角が形成されないように構成されたシ
ュリンク包装体である。
を達成するため、次のようなシュリンク包装体を提供す
るものである。すなわち、ノズル付きパウチ平袋に台紙
をあてて、これらをシュリンク包装するものであって、
その台紙の外形はノズル付きパウチ平袋の形に合わせて
形成され、かつ台紙の両側は折曲げてあり、この折曲げ
の高さは内容物の入ったパウチ平袋の厚さと同じ位に形
成されて端部に鋭角が形成されないように構成されたシ
ュリンク包装体である。
【０００５】
【作用】本案はノズルが付いたパウチ平袋をその形状に
合った形状の台紙に装着し、シュリンク包装した包装体
である。
合った形状の台紙に装着し、シュリンク包装した包装体
である。
【０００６】
【実施例】以下、図面に示す実施例について説明する。
図１に示すように、ノズル２の付いているパウチ平袋１
に、この平袋の外形に合わせた台紙３を装着し、その外
部からシュリンクフィルム４で包装したもので本案のシ
ュリンク包装体５を形成する。台紙３にはノズル２に合
わせて頚部Ｂと肩部Ａが形成されており、台紙３の両側
は折曲げ部Ｃが形成してあって、折曲げ部Ｃの端部に鋭
角を形成しないように、ＤのようなＶ字形の切り込みを
入れてある。なお、切り込みはＶ字形でなくともよく、
鋭角を形成しない丸みをつけたものでもよい。このよう
に鋭角が形成されていないと、シュリンクフィルム４を
傷つけなくて済む。図６で示す台紙３”では頚部Ｂと肩
部Ａが形成されているが、平板であるため、これにパウ
チ平袋１を載せ、シュリンクフィルム４で包装すると、
台紙３”の両側が反り返る。そこで、本案では台紙３の
両側に折曲げ部Ｃを形成したのである。なお、この折曲
げ部Ｃの折曲げ高さは、内容物の入ったパウチ平袋１の
厚さと同じ位に設定する。
図１に示すように、ノズル２の付いているパウチ平袋１
に、この平袋の外形に合わせた台紙３を装着し、その外
部からシュリンクフィルム４で包装したもので本案のシ
ュリンク包装体５を形成する。台紙３にはノズル２に合
わせて頚部Ｂと肩部Ａが形成されており、台紙３の両側
は折曲げ部Ｃが形成してあって、折曲げ部Ｃの端部に鋭
角を形成しないように、ＤのようなＶ字形の切り込みを
入れてある。なお、切り込みはＶ字形でなくともよく、
鋭角を形成しない丸みをつけたものでもよい。このよう
に鋭角が形成されていないと、シュリンクフィルム４を
傷つけなくて済む。図６で示す台紙３”では頚部Ｂと肩
部Ａが形成されているが、平板であるため、これにパウ
チ平袋１を載せ、シュリンクフィルム４で包装すると、
台紙３”の両側が反り返る。そこで、本案では台紙３の
両側に折曲げ部Ｃを形成したのである。なお、この折曲
げ部Ｃの折曲げ高さは、内容物の入ったパウチ平袋１の
厚さと同じ位に設定する。
【０００７】本案は以上の如く構成されているので、パ
ウチ平袋１の左右方向の移動は台紙３の折曲げ部Ｃで包
み込まれて防止されるとともに、台紙３は折曲げ部Ｃで
補強されるため、シュリンク包装しても台紙３の両側が
反り返ることもない。また、台紙３にはノズル２の形状
に合わせた頚部Ｂが肩部Ａと共に形成されているので、
ノズル２の折損は頚部Ｂで防止され、更に、パウチ平袋
１の肩部は台紙３の肩部Ａとシュリンクフィルム４で固
定されるので、ノズル２の折損、変形はないし、パウチ
平袋１の破損も防止される。したがって、本案のような
シュリンク包装体５を、図７で示すように外包装の段ボ
ール箱６に数個横詰めし、平袋のノズル側方向、幅方向
に落下させても、台紙３がパウチ平袋１を保護し、ノズ
ル２の折損、変形はなく、パウチ平袋１の破損は防止さ
れる。なお、図２は図１の変形例で、ノズル２の位置が
パウチ平袋１の片側に変位したものを示しているが、効
果は図１のものと同様である。
ウチ平袋１の左右方向の移動は台紙３の折曲げ部Ｃで包
み込まれて防止されるとともに、台紙３は折曲げ部Ｃで
補強されるため、シュリンク包装しても台紙３の両側が
反り返ることもない。また、台紙３にはノズル２の形状
に合わせた頚部Ｂが肩部Ａと共に形成されているので、
ノズル２の折損は頚部Ｂで防止され、更に、パウチ平袋
１の肩部は台紙３の肩部Ａとシュリンクフィルム４で固
定されるので、ノズル２の折損、変形はないし、パウチ
平袋１の破損も防止される。したがって、本案のような
シュリンク包装体５を、図７で示すように外包装の段ボ
ール箱６に数個横詰めし、平袋のノズル側方向、幅方向
に落下させても、台紙３がパウチ平袋１を保護し、ノズ
ル２の折損、変形はなく、パウチ平袋１の破損は防止さ
れる。なお、図２は図１の変形例で、ノズル２の位置が
パウチ平袋１の片側に変位したものを示しているが、効
果は図１のものと同様である。
【０００８】図３はノズル２の形状に合わせた頚部Ｂと
肩部Ａがない台紙３’を示している。この台紙３’を使
用したシュリンク包装体と本案のシュリンク包装体５の
比較落下試験の結果を第１表に示す。
肩部Ａがない台紙３’を示している。この台紙３’を使
用したシュリンク包装体と本案のシュリンク包装体５の
比較落下試験の結果を第１表に示す。
【０００９】
【００１０】以上の結果から、本案のシュリンク包装体
５はノズル側方向に落下してもシュリンクフィルム４が
パウチ平袋１のＡの肩の部分を固定し、これがパウチ平
袋１の移動を抑えるため、図７の外包装の段ボール箱６
の内面側に突き当たらず、ノズル２部分の折損、変形お
よびパウチ平袋１の破損を防止していることがわかっ
た。図３に示す台紙３’を使用したシュリンク包装体
は、ノズル部分を固定する頚部Ｂがないから、落下衝撃
によりパウチ平袋１が移動し、図７の外包装の段ボール
箱６の内面側に突き当たって、ノズル２の折損、変形お
よびパウチ平袋１の破損が発生することがわかった。
５はノズル側方向に落下してもシュリンクフィルム４が
パウチ平袋１のＡの肩の部分を固定し、これがパウチ平
袋１の移動を抑えるため、図７の外包装の段ボール箱６
の内面側に突き当たらず、ノズル２部分の折損、変形お
よびパウチ平袋１の破損を防止していることがわかっ
た。図３に示す台紙３’を使用したシュリンク包装体
は、ノズル部分を固定する頚部Ｂがないから、落下衝撃
によりパウチ平袋１が移動し、図７の外包装の段ボール
箱６の内面側に突き当たって、ノズル２の折損、変形お
よびパウチ平袋１の破損が発生することがわかった。
【００１１】図６で示す台紙３”にはノズル２の形状に
合わせた頚部Ｂと肩部Ａが形成されているが、本案のよ
うな折曲げ部分Ｃがない。そこで、今度は図６の平板な
台紙３”を用いてパウチ平袋１をシュリンク包装し、こ
れと本案のシュリンク包装体５とを比較落下試験を行っ
た結果を第２表に示す。
合わせた頚部Ｂと肩部Ａが形成されているが、本案のよ
うな折曲げ部分Ｃがない。そこで、今度は図６の平板な
台紙３”を用いてパウチ平袋１をシュリンク包装し、こ
れと本案のシュリンク包装体５とを比較落下試験を行っ
た結果を第２表に示す。
【００１２】
【００１３】以上の結果から、図６の平板の台紙３”
は、その端部のエッジでシュリンクフィルム４を破損す
ることがわかった。これに対して、本案の台紙３は折曲
げ部Ｃでパウチ平袋１の側部を包み込んでいるため、シ
ュリンクフィルム４の破損がなかった。なお、本案の台
紙３の形状は、その頚部Ｂの形状が図４、図５に示すよ
うな形状でもよい。以上の試験結果から、本案のものに
おいて、台紙３に頚部Ｂと肩部Ａを形成したこと、両側
に折曲げ部Ｃを形成したこと、および折曲げ部Ｃの端部
に鋭角を形成しないようにしたことがノズル２部分の折
損、変形およびパウチ平袋１の破損を防止することに大
いに役立つことが実証された。
は、その端部のエッジでシュリンクフィルム４を破損す
ることがわかった。これに対して、本案の台紙３は折曲
げ部Ｃでパウチ平袋１の側部を包み込んでいるため、シ
ュリンクフィルム４の破損がなかった。なお、本案の台
紙３の形状は、その頚部Ｂの形状が図４、図５に示すよ
うな形状でもよい。以上の試験結果から、本案のものに
おいて、台紙３に頚部Ｂと肩部Ａを形成したこと、両側
に折曲げ部Ｃを形成したこと、および折曲げ部Ｃの端部
に鋭角を形成しないようにしたことがノズル２部分の折
損、変形およびパウチ平袋１の破損を防止することに大
いに役立つことが実証された。
【００１４】何れにしても本案のものは、内容物を取り
出すノズルがついたパウチ平袋を折曲げ部および頚部と
肩部が形成された台紙と共にシュリンク包装することに
より、外包装の段ボール箱に数個箱詰めする際、その包
装体を合理的に多段積みすることができ、取扱い中の落
下、輸送中の振動によるノズルの折損、変形を防止で
き、かつパウチ平袋のピンホールの発生防止、およびパ
ウチ平袋の破損を防止することができて、食品および医
薬品の包装分野に利用して大いに効果をあげることがで
きる。しかして、単に折曲げ部分と頚部および肩部を台
紙に形成してパウチ平袋をシュリンク包装で保護できる
ので、台紙をプラスチック成形でパウチ平袋と同形状に
形成するものに比べれば極めて安価に得られる。
出すノズルがついたパウチ平袋を折曲げ部および頚部と
肩部が形成された台紙と共にシュリンク包装することに
より、外包装の段ボール箱に数個箱詰めする際、その包
装体を合理的に多段積みすることができ、取扱い中の落
下、輸送中の振動によるノズルの折損、変形を防止で
き、かつパウチ平袋のピンホールの発生防止、およびパ
ウチ平袋の破損を防止することができて、食品および医
薬品の包装分野に利用して大いに効果をあげることがで
きる。しかして、単に折曲げ部分と頚部および肩部を台
紙に形成してパウチ平袋をシュリンク包装で保護できる
ので、台紙をプラスチック成形でパウチ平袋と同形状に
形成するものに比べれば極めて安価に得られる。
【００１５】
【考案の効果】本案のものによれば、安価なパウチ平袋
に内容物を取り出すノズルを取付け、外包装の段ボール
箱に合理的に多段積みができ、しかも取扱い中の落下、
輸送中の振動によって発生するノズルの折損、変形およ
びパウチ平袋の破損を防止することができる。
に内容物を取り出すノズルを取付け、外包装の段ボール
箱に合理的に多段積みができ、しかも取扱い中の落下、
輸送中の振動によって発生するノズルの折損、変形およ
びパウチ平袋の破損を防止することができる。
【図１】本案包装体の斜面図である。
【図２】本案包装体の変形例を示す斜面図である。
【図３】台紙に頚部と肩部のない台紙の平面図である。
【図４】本案包装体の台紙の平面図である。
【図５】図４と異なる本案包装体の台紙の平面図であ
る。
る。
【図６】折曲げ部分がない台紙の平面図である。
【図７】本案包装体を外包装段ボール箱に箱詰めした状
態を示す斜面図である。
態を示す斜面図である。
１ パウチ平袋 ２ ノズル ３ 台紙 ４ シュリンクフィルム Ａ 肩部 Ｂ 頚部 Ｃ 折曲げ部 Ｄ Ｖ字形切り込み
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) B65D 67/00 - 79/02 B65D 81/18 - 81/30 B65D 81/38 B65D 85/00 - 85/84
Claims (1)
- 【請求項１】 ノズル付きパウチ平袋に台紙をあてて、
これらをシュリンク包装するものであって、その台紙の
外形はノズル付きパウチ平袋の形に合わせて形成され、
かつ台紙の両側は折曲げてあり、この折曲げの高さは内
容物の入ったパウチ平袋の厚さと同じ位に形成されて端
部に鋭角が形成されないように構成されたシュリンク包
装体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992048697U JP2595713Y2 (ja) | 1992-06-18 | 1992-06-18 | シュリンク包装体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992048697U JP2595713Y2 (ja) | 1992-06-18 | 1992-06-18 | シュリンク包装体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH061265U JPH061265U (ja) | 1994-01-11 |
| JP2595713Y2 true JP2595713Y2 (ja) | 1999-06-02 |
Family
ID=12810505
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992048697U Expired - Fee Related JP2595713Y2 (ja) | 1992-06-18 | 1992-06-18 | シュリンク包装体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2595713Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4611821B2 (ja) * | 2005-07-05 | 2011-01-12 | 大日本印刷株式会社 | 梱包体 |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5313940B2 (ja) * | 1971-09-20 | 1978-05-13 | ||
| JPS5529444A (en) * | 1978-08-15 | 1980-03-01 | Toppan Printing Co Ltd | Protective body for low temperature frozen packed body |
| JPS56150758U (ja) * | 1980-04-11 | 1981-11-12 | ||
| JPS62185264U (ja) * | 1986-05-16 | 1987-11-25 | ||
| JPH06384Y2 (ja) * | 1986-11-12 | 1994-01-05 | 冨士シ−ル工業株式会社 | 乾電池包装体 |
-
1992
- 1992-06-18 JP JP1992048697U patent/JP2595713Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH061265U (ja) | 1994-01-11 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19990216 |
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