JP2595550Y2 - 制御盤のインターロック装置 - Google Patents

制御盤のインターロック装置

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JP2595550Y2
JP2595550Y2 JP1993025665U JP2566593U JP2595550Y2 JP 2595550 Y2 JP2595550 Y2 JP 2595550Y2 JP 1993025665 U JP1993025665 U JP 1993025665U JP 2566593 U JP2566593 U JP 2566593U JP 2595550 Y2 JP2595550 Y2 JP 2595550Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は制御盤のインターロック
装置に関し、列盤構成にした全ての制御盤がインターロ
ックされるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】制御盤は、複数並べて列盤構成にして用
いることがある。その場合、インターロック装置を有す
るひとつの主制御盤と有しないその他の制御盤とに分け
られている。
【0003】主制御盤の内部には、主線路を開閉するた
めの断路部が設けられており、当該断路部を操作するた
めの操作部が主制御盤の外部に設けられている。そし
て、主制御盤の内部へ入るための扉が設けられ、断路部
を断路しなければ扉を開けて主制御盤の内部へはいるこ
とができず、逆に一旦断路して扉を開けたら、作業者が
主制御盤の外へ出て扉を閉じるまでは断路部が閉路でき
ない構成のインターロック装置が設けられている。
【0004】一方、その他の制御盤における扉の開閉は
主制御盤の外部の操作部とは連動しておらず、主線路を
開閉する断路部の状態に拘らず、自由に開閉することが
できる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】ところが、インターロ
ック装置は主制御盤の扉と断路部との間でのみ作用し、
その他の制御盤の扉との間では作用しないため、ある作
業者が主制御盤内の保守,点検中に他の作業者がその他
の制御盤の保守,点検を行ない、主制御盤内の保守,点
検が終わってある作業者が断路部を閉にして主線路を充
電状態にすると、他の作業者が他の制御盤内で感電する
虞れがある。
【0006】そこで本考案は、斯る課題を解決した制御
盤のインターロック装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】斯る目的を達成するため
の本考案の構成は、主制御盤とその他の制御盤とを夫々
の扉が同一方向を向くように並設し、夫々の制御盤には
制御盤の並ぶ方向へ伸びるとともに伸びる方向へスライ
ド自在に案内された移動ロッドを同一直線上に個別に設
け、かつ移動ロッドと直角な水平方向へ伸びるとともに
扉を閉めることにより長さ方向に沿って押されうるプッ
シュロッドを設け、更に扉に押される方向とは反対の方
向へプッシュロッドを付勢する第一付勢手段を設け、主
制御盤においては主線路を開閉する断路部を内部に設け
るとともに断路部を操作する操作部を外部に設け、断路
部を断路しなければ主制御盤の扉が開けられずかつ扉を
開けた後は扉を閉じるまでは断路部を閉じることができ
ないロック手段を設け、更に扉によってプッシュロッド
が押されると移動ロッドが他の制御盤の移動ロッドを押
す方向へ移動するように連動させる連動手段を設ける一
方、他の制御盤には主制御盤の移動ロッドに押された移
動ロッドを元の位置へ復帰させる第二付勢手段を設け、
かつ回動自在に支持されるとともに一端が回動自在に移
動ロッドに結合されて他端には扉の開放を拘束する係合
部を設けた拘束部材を設け、更には扉が開いた状態では
移動ロッドが押されないようにするストッパをプッシュ
ロッドに設けたことを特徴とする。
【0008】
【作用】主制御盤の扉を閉めた状態では他の制御盤の扉
は拘束部材に拘束されて開けることができず、断路部を
断路して主制御盤の扉を開くと他の制御盤の扉も開くこ
とができる。
【0009】制御盤の扉を開いた後においては、他の制
御盤の扉を全て閉じた後でなければ主制御盤の扉を閉じ
ることができず、主制御盤の扉を閉じなければ断路部を
閉路することができない。
【0010】
【実施例】以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて
詳細に説明する。
【0011】本考案による制御盤のインターロック装置
の構成を、図1〜図9に示す。図1に示すように、主制
御盤1aとその他の制御盤1b,1c…が、夫々の扉2
a,2b,2c…が同一方向を向くようにして左右方向
へ並設されている。夫々の制御盤には左右方向へ伸びる
移動ロッド3a,3b,3c…が同一直線上に個別に設
けられ、いずれも図4,図7に示すように筐体4に支持
金具5等を介してスライド自在に支持されている。ま
た、移動ロッド3a,3b,3c…と直角な水平方向へ
伸びるプッシュロッド6a,6b,6c…が、図4,図
7にも示すように移動ロッドの下方に配置され、図6,
図9に示すように枠体7によりスライド自在に支持され
ている。プッシュロッド6a,6b,6c…の扉側には
扉2a,2b,2c,…の内側に当接する緩衝材8が夫
々取り付けられており、扉2aによって押されたプッシ
ュロッド6aを押し戻すための第一付勢手段としてのバ
ネ9aが、図4に示すようにプッシュロッド6aの左方
へ突出するバネ掛け10と図示しない固定部との間に設
けられ、扉2b,2c…によって押されたプッシュロッ
ド6b,6c…を押し戻すための第一付勢手段としての
バネ9b,9c…が図7〜図9に示すようにプッシュロ
ッド6b,6c…の下方へ向かって突出するバネ掛け1
0と図示しない固定部との間に設けられる。このほか、
図5,図8に示すように、扉2a,2b,2c…にはガ
イド21等を介して昇降可能にロックピン22が設けら
れる一方、枠体7にはロックピン22の上端が扉2a,
2b,2c…を開く方向へ向かって移動するのを拘束す
ることによって扉2a,2b,2c…が開かないように
するための係合部材23が設けられる。
【0012】以上の部品はいずれの制御盤にも設けられ
るものであるが、次に、主制御盤1aのみに設けられる
部品について説明する。主制御盤1aの扉2aを閉じる
と図4中の上方へ押されるプッシュロッド6aが移動ロ
ッド3aを右方へ押して図1中の移動ロッド3b,3c
…を順に右方へ押すように連動させるための連動手段と
して、図4に示す略「く」の字形のレバー11が設けら
れる。図4,5,6に示すようにレバー11の屈曲部が
枠体7に結合した支柱12とカラー13と平座金14と
ボルト15とを介して回動自在に支持され、レバー11
の一端に形成された長孔16にはワッシャ17を挿通し
たボルト18が挿通されてプッシュロッド6aにねじ込
まれる一方、レバー11の他端に形成された長孔19に
は移動ロッド3aから突出するようにして形成されたピ
ン20が挿通される。
【0013】次に他の制御盤1b,1c…にのみ設けら
れる部品について説明する。前記のように主制御盤1a
の扉2aを閉じると移動ロッド3a,3b,3c…が順
に押されるが、この押圧力が除去されたときにロッド3
b,3c…を元の位置へ戻す第二付勢手段としてのバネ
24が図7に示すように枠体7と移動ロッド3b,3c
…との間に設けられる。そして、ロッド3b,3c…が
押されることによって扉2b,2c…の開放が拘束され
るようにするため、図7,図9に示すように拘束部材2
5の中間部が枠体7に取り付けたステー26にボルト2
9,カラー27,平座金28を介して回動自在に取り付
けられるとともに、図9に示すように拘束部材25の一
端がボルト30,カラー31,平座金32を介して回動
自在に移動ロッド3b,3c…に結合される一方、拘束
部材25の他端には係合部としての切欠部33が形成さ
れる。そして、この切欠部33が係合するための引掛部
34が扉2b,2c…の内側に設けられる。扉2b,2
c…が開いた状態では移動ロッド3b,3c…を押して
主制御盤の扉を閉じることができないようにするため
に、拘束部材25におけるボルト29とボルト30との
間には、下方へ向かって突出するボルト36が設けられ
る一方、プッシュロッド6b,6c…の中間部には図7
に示すように拘束部材25へ向かって突出するストッパ
35が設けられる。
【0014】このほか、主制御盤の内,外には主線路を
開閉する断路部と操作部とが設けられ、断路部を断路し
なければ主制御盤の扉を開くことができず、逆に扉を開
けた後は扉を閉じるまでは断路部を閉じることができな
いようになっている点については従来と同じである。
【0015】次に、斯かる制御盤のインターロック装置
の作用を説明する。制御盤を保守,点検するには、主制
御盤の外部に配置した図示しない操作部を操作して主線
路の断路を行なう。すると、主線路の閉路時には断路部
と連動していて開くことができない主制御盤の扉を開く
ことができる。
【0016】主制御盤1aの扉2aを開くと、図4に示
すように扉2aの左側が図中の下方へ移動し、バネ9a
の付勢力でプッシュロッド6aが下動すると同時にレバ
ー11を介して連結された移動ロッド3aが左方へ移動
する。すると、図1において移動ロッド3aにより右方
へ強制的に押されていた他の制御盤1b,1cの移動ロ
ッド3b,3c…が図7に示すバネ24の付勢力で図中
の左方へ移動し、これにより一端が移動ロッド3b,3
c…に連結された拘束部材25がボルト29を中心とし
て反時計方向へ回動し、扉2b,2c…に設けた引掛部
34から切欠部33が外れる。これにより、扉2b,2
c…は拘束部材25による拘束から開放され、自由に開
くことが可能になる。つまり、主制御盤1aの扉2aを
開かないと、他の制御盤1b,1c…の扉2b,2c…
を開くことはできず、かつ前述したように主制御盤の扉
を開けるには断路部を断路しなければならないので、い
ずれの制御盤の扉も開け得る状態のときには必ず断路部
は断路されていることとなり、主制御盤だけでなくその
他の制御盤での感電事故の発生が未然に防止される。
【0017】次に、図4に示す主制御盤1aの扉2aを
閉める際には扉2aに押されてプッシュロッド6aが図
中の上方へ移動すると同時に移動ロッド3aが右方へ移
動することから図7に示す他の制御盤1b,1c…の移
動ロッド3b,3c…も図中の右方へ移動しなければな
らないことになる。このとき、図7に示す他の制御盤1
b,1c…の扉2b,2c…のいずれかが開いている
と、バネ9b,9c…の作用によってプッシュロッド6
b,6c…が二点鎖線で示すように図中の下方へ押さ
れ、プッシュロッド9b,9c…に設けたストッパ35
がボルト36に当接して拘束部材25の時計方向への回
動つまりは移動ロッド3b,3c…の右方への移動を阻
止する。従って、ある作業者がその他の制御盤を保守,
点検しているのを知らずに他の作業者が主制御盤の扉を
閉めようとしても閉めることができない。以上のことか
ら、その他の制御盤1b,1c…の扉2b,2c…の全
てが閉じないと主制御盤1aの扉2aを閉じることがで
きず、前述したように主制御盤1aの扉2aを閉じなけ
れば断路部を閉路できないので、主制御盤だけでなくそ
の他の制御盤での感電事故の発生が未然に防止される。
【0018】
【考案の効果】以上の説明からわかるように、本考案に
よる制御盤のインターロック装置によれば主制御盤の操
作部と扉との関係を条件付けするロック手段と、主制御
盤の扉とその他の制御盤の扉とを条件付けする手段とを
設けたので、主制御盤内での感電事故だけでなく、その
他の制御盤内での感電事故を未然に防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】列盤構成にした本考案による制御盤の要部の平
面図。
【図2】図1のA−A矢視図。
【図3】図2のB−B矢視図。
【図4】図1のC部の拡大図。
【図5】図4のE矢視図。
【図6】図5のF矢視図。
【図7】図1のD部の拡大図。
【図8】図7のG矢視図。
【図9】図8のH矢視図。
【符号の説明】
1a…主制御盤 1b,1c…その他の制御盤 2a,2b,2c…扉 3a,3b,3c…移動ロッド 6a,6b,6c…プッシュロッド 9a,9b,9c…バネ 11…レバー 24…バネ 25…拘束部材 33…切欠部 34…引掛部 35…ストッパ 36…ボルト

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主制御盤とその他の制御盤とを夫々の扉
    が同一方向を向くように並設し、夫々の制御盤には制御
    盤の並ぶ方向へ伸びるとともに伸びる方向へスライド自
    在に案内された移動ロッドを同一直線上に個別に設け、
    かつ移動ロッドと直角な水平方向へ伸びるとともに扉を
    閉めることにより長さ方向に沿って押されうるプッシュ
    ロッドを設け、更に扉に押される方向とは反対の方向へ
    プッシュロッドを付勢する第一付勢手段を設け、主制御
    盤においては主線路を開閉する断路部を内部に設けると
    ともに断路部を操作する操作部を外部に設け、断路部を
    断路しなければ主制御盤の扉が開けられずかつ扉を開け
    た後は扉を閉じるまでは断路部を閉じることができない
    ロック手段を設け、更に扉によってプッシュロッドが押
    されると移動ロッドが他の制御盤の移動ロッドを押す方
    向へ移動するように連動させる連動手段を設ける一方、
    他の制御盤には主制御盤の移動ロッドに押された移動ロ
    ッドを元の位置へ復帰させる第二付勢手段を設け、かつ
    回動自在に支持されるとともに一端が回動自在に移動ロ
    ッドに結合されて他端には扉の開放を拘束する係合部を
    設けた拘束部材を設け、更には扉が開いた状態では移動
    ロッドが押されないようにするストッパをプッシュロッ
    ドに設けたことを特徴とする制御盤のインターロック装
    置。
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KR102291589B1 (ko) * 2019-11-14 2021-08-20 김형준 컨트롤박스용 도어 시건장치
CN113629532B (zh) * 2021-07-10 2024-02-27 博广电气科技有限责任公司 一种环保气体柜

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