JP2595533B2 - ローラコンベヤ - Google Patents

ローラコンベヤ

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JP2595533B2 JP62105450A JP10545087A JP2595533B2 JP 2595533 B2 JP2595533 B2 JP 2595533B2 JP 62105450 A JP62105450 A JP 62105450A JP 10545087 A JP10545087 A JP 10545087A JP 2595533 B2 JP2595533 B2 JP 2595533B2
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  • Chain Conveyers (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、工場の量産ライン等における搬送システム
に適用するのに最適なフリーフロー式のローラコンベヤ
に関する。
〔発明の概要〕
本発明は、走行案内面上を移動する無端回動体の一側
端側に突設された複数の搬送ローラと、各搬送ローラに
対応してその他端側に突設された案内ローラとを有し、
上記搬送ローラ上に被搬送物を載置して移送するとき上
記案内ローラがローラ受け面と当接し、上記被搬送物の
負荷に起因する無端回動体の回転変位が阻止されるよう
にしたことにより、コンベヤ幅を狭くして小さな被搬送
物であっても極めて容易に搬送することができ、しかも
その搬送を極めて高精度に安定して行うことができるよ
うにしたものである。
〔従来の技術〕
従来から、被搬送物をローラ上で搬送しながら、その
被搬送物を組立作業等のためにローラ上で一時停止(ス
トレージ、アキューム)させることができる、いわゆる
フリーフロー式のローラコンベヤがある。その一つとし
てローラチェーン型があり、例えば実開昭60−110305号
公報に示されている。この公知例のローラコンベヤは、
チェーンの両側方に複数の回転自在のローラを水平状に
突出させて設け、そのチェーンをフレームの長手方向に
沿って走行させて、ローラ上に載置させた被搬送物を輸
送するようにしたものである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、小型精密機器等の量産ラインにおいては、
組立作業等の自動化が急速に進む中で、搬送システムの
コンパクト化が要求されている。
しかしながら、前述した公知例のように、チェーンの
両側方に設けたローラ上で被搬送物を搬送するローラコ
ンベヤでは、両側方のローラを含めたチェーン全体が被
搬送物の下方に位置することになる。そして公知例では
被搬送物の片側をフレームに固定配置されたローラ上に
載置させているが、一般的には、公知例のようなチェー
ンを左右一対設けて、これら両チェーンの各ローラ上で
被搬送物を搬送する構造のローラコンベヤとなる。
従って、従来のローラコンベヤでは、一対のチェーン
を被搬送物の下方に位置させる必要があるので、そのコ
ンベヤ幅を両側方のローラを含めたチェーン幅の2倍よ
りも狭くすることができず、小型精密機器等の小さな被
搬送物を搬送することができなかった。
そこで本発明は、コンベヤ幅を狭くして小さな被搬送
物であっても極めて容易に搬送することができ、しかも
その搬送を極めて高精度に安定して行うことができるよ
うにするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明のローラコンベヤは、同一断面形状で上下に凹
部を有する1対の棒状体を平行にかつ上下の各凹部が互
いに対向するように配置して、上記上下の凹部間に形成
された凸部を互いに連結し、一体化させて成るフレーム
と、上記上下の凹部の各下壁に設けた走行案内面に案内
され、回動が自在な左右1対の無端回動体と、この無端
回動体の長手方向と直交し、この無端回動体から左右に
かつ所定の間隔で突出させた複数のピンと、上記各ピン
のフレーム中心寄りの一端側に取り付けた被搬送物搬送
用の搬送ローラと、上記各ピンの他端側に取り付けた案
内ローラと、上記上の凹部の各上壁に設けられ、上記各
案内ローラと当接するローラ受け面とから成るローラコ
ンベヤを構成したものである。
〔作用〕
本発明によれば、無端回動体がフレームの走行案内面
上に載置され、コンベヤ幅を従来よりはるかに狭くする
こができるから、小さな被搬送物であっても極めて容易
に搬送することができる。
しかも本発明によれば、無端回動体及び両ローラを極
めて高精度に水平保持して走行させることができ、これ
によって被搬送物の搬送を極めて高精度に安定して行う
ことができる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
まず、第1図及び第2図に示すように、ローラコンベ
ヤ1はフレーム10と、このフレーム10の長手方向に沿い
移動可能な無端回動体のチェーン30とから成る。上記フ
レーム10は、同一断面形状で上下に凹部13、14を有する
1対の棒状体を平行にかつ上下の各凹部13、14が互いに
対応するように配置して、上記上下の凹部13、14間に形
成された凸部を互いに連結し、一体化させて形成する。
なお上記棒状体はアルミニュームの押し出し型材であ
る。上記上下の凹部13、14の下壁13a、14aにはそれぞれ
垂直状に上方へ突出する走行案内部15、16が長手方向に
沿って一体成形されている。そしてこれら走行案内部1
5、16にはそれぞれ断面ほぼコ字状をなすナイロン製の
レール17、18が全長に亘って嵌着されており、これらレ
ール17、18の上面によって平坦な走行案内面19、20が構
成されている。そして走行案内面19、20と空間部13、14
の上壁13b、14bとは互いに平行状に形成され、特に上の
凹部13における走行案内面19の上方で一側方に偏倚する
上壁13b部分によってローラ受け面21が構成されてい
る。
次に、凹部13、14内で走行される前記チェーン30(左
右のうちの一方について説明する)は、第1図及び第3
図に示すように、複数の中央ローラ31、複数のローラリ
ンクプレート32、複数のリベットピン33及び34、複数の
ピンリンクプレート35によって構成されている。ところ
でこのチェーン30の各リベット33、34のうち、一つ置き
に配置された各リベットピン34はそれぞれ両側方に水平
状に突出されており、その一側方には案内ローラ36が回
転自在に枢支され、他側方には搬送ローラ37が回転自在
に枢支されている。なお各案内ローラ36及び各搬送ロー
ラ37は各中央ローラ31よりも大径となっている。また38
は抜け止め用のワッシャである。そして各中央ローラ3
1、各案内ローラ36及び各搬送ローラ37の外周にはそれ
ぞれ円筒状のゴムからなるライニング39、40及び41が嵌
着されている。そして第2図に示すように、チェーン30
はフレーム10の前後に設けられた従動スプロケット42及
び駆動スプロケット43に巻回されて張架されている。こ
こで第1図に示すように、チェーン30の各中央ローラ31
が凹部13、14において走行案内面19、20上に載置される
と共に、上の凹部13において各案内ローラ36が受け面21
に下方から当接されている。そして上の凹部13において
は各搬送ローラ37が上の凹部13の端部13cよりも内側に
位置して上方に露出しており、これら各搬送ローラ37上
に被搬送物2が載置されるように構成されている。
上述のように構成されたローラコンベヤ1によれば、
モータ(図示せず)によって両駆動スプロケット42が回
転駆動され、両チェーン30が駆動される。この時、第1
図に示すように、両チェーン30の各中央ローラ31が各走
行案内面19、20上で走行され、両上の凹部13においては
各案内ローラ36が両ローラ受け面21に接触して転動され
る。そして各搬送ローラ37上に載置された被搬送物2
は、その被搬送物2の下面と各搬送ローラ37のライニン
グ41との摩擦によって保持されて搬送される。
このように、両チェーン30のフレーム10中心寄りの各
搬送ローラ37だけに被搬送物2が載置されるので、両上
の凹部13の両端部13c間の幅、即ちコンベヤ幅Aは、搬
送ローラ37の2個分の幅2Bとその間の余裕分Cとの和に
なる。従って、その余裕分Cを小さくすることによっ
て、コンベヤ幅Aを極力狭くすることができ、これによ
って小さな被搬送物2であっても極めて容易に搬送する
ことが可能となる。
また、両チェーン30の各中央ローラ31が両走行案内面
19上に載置されると、被搬送物2の自重Wによって第1
図で例えば右側の搬送ローラ37に負荷される荷重(1/
2)Wは、チェーン30をその移動方向軸線(この軸線
は、走行案内部15の中心線と直交する)を中心に、同図
で反時計廻りに回転させるモーメントを随伴することに
なる。
一方、各案内ローラ36は、嵌着されたライニング40を
介してローラ受け面21にその下方から当接されているの
で、このライニング40とローラ受け面21との間に生じる
反力(1/2)Wは、チェーン30の移動方向軸線を中心と
して、上記モーメントを打ち消す逆向きのモーメントを
随伴することになる。
ところで上記2つのモーメントのアームは突設された
ローラ36,.37と、走行案内部15の中心線との間の距離で
あって、比較的に大きな距離であるから、上記モーメン
トの値に大きな影響を与える変動を生じさせないよう
に、この距離を選定することは容易である。かくして両
チェーン30、各案内ローラ36及び各搬送ローラ37は極め
て高精度に水平保持されて走行され、これによって被搬
送物2の搬送は極めて高精度に安定して行われる。
なお、前記棒状体はアルミ材の押出し加工により形成
されているので、それぞれの走行案内面19とローラ受け
面21との平行度を極めて高精度に出すことができ、また
フレーム10は、左右棒状体のボルト12の締結によって高
い組立精度が簡単に得られる。また両チェーン30の各中
央ローラ31、各案内ローラ36及び各搬送ローラ37は轉動
可能であり、かつこれらの外周にはライニング39、40及
び41が嵌着されているので、摩耗が少なくかつ騒音が発
生することもない。
次に、第1図及び第2図に示すように、上記1対の棒
状体間にはストッパ装置47が配置されており、組立作業
等のために被搬送物2がストッパ装置47によって各搬送
ローラ37上で一時停止されると、各搬送ローラ37は被搬
送物2の下面で転動される。この時も両チェーン30、各
案内ローラ36及び各搬送ローラ37が極めて高精度に水平
保持されて走行されているので、被搬送物2に振動等を
与えることはない。また上記1対の棒状体間には押上げ
装置48が配置されており、この押上げ装置48によって被
搬送物2が上昇されて、組立作業等が行われる。ところ
で、被搬送物2の下方に位置するのが各搬送ローラ37の
みであるから、上記ストッパ装置47や押上げ装置48等を
被搬送物2の下方に容易に配置することができ、その位
置を自由に設定することができる。
以上、本発明の一実施例に付き述べたが、本発明は実
施例に限定されることなく、本発明の技術的思想に基づ
いて各種の有効な変更が可能である。
例えば、実施例では無端回動体としてチェーンを用
い、このチェーンの中央ローラを走行案内面上に載置さ
せたが、無端回動体としてベルトを用い、このベルトを
走行案内面上に載置させて走行させてもよい。
また、実施例では左右の搬送ローラ上に被搬送物の両
側を載置させたが、被搬送物の片側をフレームの案内レ
ールやフレームに固定配置された回転自在のローラ上に
載置させてもよい。
〔発明の効果〕
本発明は上述のような構成であるから、小型精密機器
等の小さな被搬送物であっても極めて容易に搬送するこ
とができ、量産ライン等における搬送システムの大幅な
コンパクト化を図ることができる。
また本発明では、被搬送物の下方に位置するのが搬送
ローラのみであるから、組立作業等のために被搬送物を
一時停止させるストッパ装置やその被搬送物を上昇させ
る押上げ装置等を被搬送物の下方に配置することが容易
に可能となる。このため、組立ステーションを自由に設
定できる汎用性の大きい搬送システムとすることがで
き、設計自由度を大幅に高めることができる。またコン
ベヤ幅を狭くすることができるので、自動組立等を行う
ロボットの動作不能範囲を無くすこともできる。
しかも本発明では無端回動体および両ローラを極めて
高精度に水平保持して走行させることが可能であるた
め、被搬送物の搬送を極めて高精度に安定して行うこと
ができて、信頼性の非常に高いものが得られる。
さらに、一般的なチェーンやベルト等の無端回動体に
搬送ローラと案内ローラとを設け、上記案内面ローラに
はこれと当接するローラ受け面を設ければよいから、構
成部品が少なく構造も簡単である。従って、極めて低コ
ストである上に、故障も少なくてメンテナンス性も非常
によいものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すものであり、第1図はコ
ンベヤの要部を示す第2図I−I線拡大断面図、第2図
はコンベヤの全体を一部省略して示す平面図、第3図は
チェーンを一部断面で示す拡大平面図である。 なお図面に用いた符号において、 1……ローラコンベヤ 2……被搬送物 10……フレーム 13……上の凹部 14……下の凹部 13a,14a……下壁 19,20……走行案内面 21……ローラ受け面 30……チェーン(無端回動体) 34……リベットピン 36……案内ローラ 37……搬送ローラ である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】同一断面形状で上下に凹部を有する1対の
    棒状体を平行にかつ上下の各凹部が互いに対向するよう
    に配置して、上記上下の凹部間に形成されかつ凸部を互
    いに連結し、一体化させて成るフレームと、 上記上下の凹部の各下壁に設けた走行案内面に案内さ
    れ、回動が自在な左右1対の無端回動体と、 この無端回動体の長手方向と直交し、この無端回動体か
    ら左右にかつ所定の間隔で突出させた複数のピンと、 上記各ピンのフレーム中心寄りの一端側に取り付けた被
    搬送物輸送用の搬送ローラと、 上記各ピンの他端側に取り付けた案内ローラと、 上記上の凹部の各上壁に設けられ、上記各案内ローラと
    当接するローラ受け面とから成るローラコンベヤ。
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