JP2594864Y2 - ロールアイロナー - Google Patents

ロールアイロナー

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JP2594864Y2
JP2594864Y2 JP1993020577U JP2057793U JP2594864Y2 JP 2594864 Y2 JP2594864 Y2 JP 2594864Y2 JP 1993020577 U JP1993020577 U JP 1993020577U JP 2057793 U JP2057793 U JP 2057793U JP 2594864 Y2 JP2594864 Y2 JP 2594864Y2
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JP
Japan
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roll
pad
rolls
ironer
sheets
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JPH0672597U (ja
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昭一 林
和夫 保坂
直樹 谷澤
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はシーツ等の乾燥プレスを
行なう幅広のロールアイロナーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のロールアイロナーを図3について
説明すると、1は乾燥仕上げを施されるべきシーツで、
このシーツは、同径で等間隔に配設された第1パッドロ
ール2、加熱ロール3及び第2パッドロール4間を巻回
走行されると共に、前記第1パッドロール2の入口側に
近接して設けられた送りコンベア5を駆動する送りロー
ル6と、前記第2パッドロール4の出口側に近接して設
けた冷却ロール7の各ロール外周面に沿って、例えば図
面上右方へ等速で移送処理され、冷却ロール7の右側近
接部に設けたテーブル8上に積み上げられる。なお、前
記各ロールは何れも図示しないロール軸で支承されると
共に、可変速機を介して電動機により各ロール周速が互
いに等しくなるように回転駆動されるため、シーツ1は
前記各ロールと互いに滑りあうことなくロール周速に等
しい速度で移送される。
【0003】前記第1、第2パッドロール2,4は何れ
も中空円筒体をなし、その中空内筒部9,10と接続し
た中空軸がバキューム機構(図示省略)のファンの吸込
側に連通している。そして第1、第2パッドロール2,
4の周壁には、一定の間隔で穿設した多数の透孔11,
12があり、これらパッドロール2,4の外周面は、シ
ーツ1を下部鏝面に均一に圧接するため、シート状パッ
ド13,14で被覆してあり、前記パッドロール2,4
の下方にはそれぞれ鏝体15,16が対設してある。こ
れら鏝体15,16は前記パッドロール2,4の下側周
面に沿って、同ロール周面の下側略1/2を覆うように
上部を開口して設けてある加熱保温函17,18を備
え、これら加熱保温函17,18の内壁面は保温材1
9,20で内装してある。
【0004】またこれら保温函17,18内には、前記
パッドロール2,4の下半周面に均一に押接されるよう
に、同ロール2,4の下半周面に向かって滑らかな半円
状に加工仕上げした前記鏝体15,16と、前記保温材
19,20とで形成した空間部の第1、第2チャンバー
室21,22に加熱用スチームが導出入できるようにな
っており、導入されるスチームにより前記鏝体15,1
6を加熱保温するものである。また前記加熱ロール3は
中空の円筒体で内筒部にスチームを導入して加熱され、
また第1、第2パッドロール2,4の平行度の調整をす
るために、パッドロール2,4に対向する方向とは直向
する方向、例えば図面の上下方向に移動可能であって、
図示しない上下調整可能な支持装置により支承されてい
る。前記冷却ロール7も中空円筒体でロール内筒部に冷
水を循環させてある。
【0005】ところで洗濯を終了したシーツ1は、送り
コンベア5により第1パッドロール2の下半周面に密接
しながら同ロールの周速で進行し、第1鏝体15によっ
て均一に加熱押圧され、同時にパッド13を介してシー
ツ1の湿気を第1パッドロール内筒部9に連通した外部
ファンにより、透孔11を通して外部に吸引排除する。
次にシーツ1は加熱ロール3で乾燥されると同時に滑ら
かに仕上げられ、加熱ロール3の周面により艶だし仕上
げが行なわれる。次いでシーツ1は第2パッドロール4
及び第2鏝体16において、前記第1パッドロール2の
部分と全く同様の加熱吸引処理が実施され、続いて冷却
ロール7に送られる。ここでは前工程で加熱乾燥された
シーツ1を常温に戻してすぐ取り扱えるようにすること
と、前工程で発生した静電気を放電させる目的をもって
冷却ロール7内筒部に冷水を循環させてある。また前記
加熱ロール3の図示しない支持装置を上下に移動させる
ことによって、第1、第2パッドロール2,4の平行度
調整を行ない、シーツ1を同ロール2,4の外周面によ
く密着させて緊張せしめるものである。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】近年ロールアイロナー
の幅は大きくなっている。即ち、従来のロールアイロナ
ーのチェスト幅は通常4メートル以下であるが、近年更
に幅広(4メートル以上)のチェストでシーツ等を乾燥
プレスするロールアイロナーの出現が要望されている。
しかしながら、幅広のロールアイロナーに2枚のシーツ
を供給するためには、ロールアイロナーの中央に配置し
た作業員2人と、両端に配置した作業員2人により作業
を行なっている。その為ロールの中央部にはシーツが接
触しない領域が生じるので、シーツと接触しない領域に
汚れが発生する。また幅広のロールに巻かれたパッドが
損傷したり、汚れたりした場合に交換することは、幅広
いパッドの交換となるため不経済であった。本考案は前
記従来の問題を解決するために提案されたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】このため本考案は,複数
個の短ロールからなる幅広のロールとチェストを有する
ロールアイロナーにおいて、前記短ロール間に適宜の間
隔で同ロールの外径より小さい径のロール溝を形成して
なるもので、これを課題解決のための手段とするもので
ある。
【0008】
【作用】ロールには適宜の間隔でロール溝を形成してあ
るため、このロールに巻くパッドは複数枚となる。その
為損傷や汚れが発生した場合であっても、該当するパッ
ドの交換で済む。また前記溝のため、各パッドはシーツ
と接触をしており、このためパッドの汚れを防止するこ
とができる。
【0009】
【実施例】以下本考案を図面の実施例について説明する
と、図1及び図2は本考案の実施例を示し、図1は正面
断面図、図2は使用状態の斜視図を示す。図において5
5は、例えばシーツ2枚以上の幅の円筒状のロールであ
って、短ロール51,52間の継目にロール溝54が形
成されるよう、ロール51,52の外径より小さい連結
軸69を設け、この連結軸69はロール51,52内を
連通させるため、中空軸で形成されている。またロール
55の両端部は軸受58,59で軸支され、図示しない
回転駆動体で任意の回転数で回転される。更にロール5
5(51,52)の表面には多数の通気孔53が穿設さ
れ、同面には前記連結軸69部を除いて、図示しないク
ッション材を介してパッド56,57が巻かれている。
またシーツの乾燥時に発生する蒸気を吸引するため、連
結軸69は必ずしも中空にする必要はなく、各軸66と
68から吸引できる構造であってもよいが、本実施例で
は1個所から吸引するため、各ロール51,52に穿設
された通気孔53と連通する中空の連結軸69及び軸6
6内に形成された貫通孔67を介して、図示しないブロ
アで吸引される。一方半円弧状のチェスト60は、各ロ
ール51,52の下部に配設されていて、外周には加熱
ジャケット62が付設されて加熱室61を形成してお
り、脚63により支架されている。なお、加熱室61は
図示しない熱源によって加熱される。
【0010】シーツ64,65は図2に示すように、両
先端を2人で持ってアイロナーに供給され、同シーツは
ロール51,52とチェスト60間を通過してアイロン
掛けが行なわれる。この時発生する水蒸気は、ロール5
2に穿設された通気孔53から吸引されて連結軸69内
を通過し、ロール51の通気孔53からの水蒸気と共
に、貫通孔67を介して図示しないブロアで吸引され
る。この時ロール55の中央部に作業員2人分のシーツ
が通過しない領域が生じ、この部分の幅がロール溝54
に概ね相当する。従って各々のロール51,52に巻か
れたパッド56,57は、供給されるシーツ64,65
と接触する。その為油を含浸されたパッド56,57
は、汚れを防止することが出来るし、また同パッドに対
する位置のチェスト60の汚れを防止することができ
る。更にパッドが汚れた場合であっても、該当するパッ
ドの交換で済むし、また従来のパッドの幅のものの使用
が可能であるため経済的である。なお、本考案のロール
は、従来例で示した第1パッドロール、第2パッドロー
ルに適用できることは言うまでもない。
【0011】
【考案の効果】以上の如く本考案は、複数個の短ロール
からなる幅広のロールとチェストを有するロールアイロ
ナーにおいて、前記短ロール間に適宜の間隔で同ロール
の外径より小さい径のロール溝を形成してあるため、
幅で指示された複数のパッドを使用することにより、損
傷交換時該当するパッドのみで済み、経済的である。ま
たシーツの通過しない溝部の汚れは発生しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示すロールアイロナーの正面
断面図である。
【図2】図1のロールアイロナーを使用している状態の
斜視図である。
【図3】従来のロールアイロナーの側断面図である。
【符号の説明】
51,52 短ロール 53 通気孔 54 ロール溝 55 ロール 56,57 パッド 60 チェスト 61 加熱室 64,65 シーツ 66,68 軸 67 貫通孔 69 連結軸
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) D06F 67/02 D06F 67/04

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数個の短ロールからなる幅広のロール
    とチェストを有するロールアイロナーにおいて、前記
    ロール間に適宜の間隔で同ロールの外径より小さい径の
    ロール溝を形成してなることを特徴とするロールアイロ
    ナー。
JP1993020577U 1993-03-30 1993-03-30 ロールアイロナー Expired - Fee Related JP2594864Y2 (ja)

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CN110004680A (zh) * 2019-04-03 2019-07-12 内蒙古科技大学 一种烘干除皱晾衣机

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