JP2594524Y2 - 電気機器 - Google Patents
電気機器Info
- Publication number
- JP2594524Y2 JP2594524Y2 JP1993040808U JP4080893U JP2594524Y2 JP 2594524 Y2 JP2594524 Y2 JP 2594524Y2 JP 1993040808 U JP1993040808 U JP 1993040808U JP 4080893 U JP4080893 U JP 4080893U JP 2594524 Y2 JP2594524 Y2 JP 2594524Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- motor
- storage battery
- circuit board
- rectifier circuit
- power switch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この考案は、蓄電池とこの蓄電池
によって駆動されるモータとを備えてた電気機器に関す
る。
によって駆動されるモータとを備えてた電気機器に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】従来から蓄電池とモータとを備えた電気
カミソリ（電気機器）が知られている。かかる電気カミ
ソリは、図３に示すように、交流電圧を整流して蓄電池
１を充電する整流回路２と、蓄電池１によって回転駆動
するモータ３とを備え、このモータ３の回転駆動によっ
て図示しない内刃を回転あるいは往復駆動させるもので
ある。
カミソリ（電気機器）が知られている。かかる電気カミ
ソリは、図３に示すように、交流電圧を整流して蓄電池
１を充電する整流回路２と、蓄電池１によって回転駆動
するモータ３とを備え、このモータ３の回転駆動によっ
て図示しない内刃を回転あるいは往復駆動させるもので
ある。
【０００３】整流回路２は図示しない本体ケース内に設
けた回路基板４に設けられるが、蓄電池１は過充電時や
劣化時の液漏れに対する安全面の配慮から回路基板４に
直付けしていない。また、モータ３は内刃近辺に配置し
回路基板４から離れた位置に配置されている。
けた回路基板４に設けられるが、蓄電池１は過充電時や
劣化時の液漏れに対する安全面の配慮から回路基板４に
直付けしていない。また、モータ３は内刃近辺に配置し
回路基板４から離れた位置に配置されている。
【０００４】このため、蓄電池１は、リード線Ｌ1,Ｌ2
によって回路基板４の整流回路２と接続され、モータ３
はリード線Ｌ3,Ｌ4およびスイッチ５,６を介して整流回
路２に接続される。そして、スイッチ５がオンされると
モータ３が駆動されるようになっている。
によって回路基板４の整流回路２と接続され、モータ３
はリード線Ｌ3,Ｌ4およびスイッチ５,６を介して整流回
路２に接続される。そして、スイッチ５がオンされると
モータ３が駆動されるようになっている。
【０００５】なお、スイッチ６は、図示しない差込プラ
グと連動するもので、差込プラグが本体ケースに収納さ
れたときオンし、差込プラグが本体ケースから突出され
たときオフするものであり、差込プラグを本体ケースか
ら突出させてコンセントに差し込むことにより充電が行
われる。すなわち、差込プラグの本体ケースからの突出
によりスイッチ６がオフするので蓄電池１のみに整流電
流が流れて充電されていく。
グと連動するもので、差込プラグが本体ケースに収納さ
れたときオンし、差込プラグが本体ケースから突出され
たときオフするものであり、差込プラグを本体ケースか
ら突出させてコンセントに差し込むことにより充電が行
われる。すなわち、差込プラグの本体ケースからの突出
によりスイッチ６がオフするので蓄電池１のみに整流電
流が流れて充電されていく。
【０００６】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな電気カミソリにあっては、蓄電池１やモータ３を回
路基板４の整流回路２に接続するリード線Ｌ1〜Ｌ4が４
本必要であり、このリード線Ｌ1〜Ｌ4の接続は手作業に
よるハンダ付けで行っている。このため、その作業が面
倒であり、コストアップにつながるという問題があっ
た。
うな電気カミソリにあっては、蓄電池１やモータ３を回
路基板４の整流回路２に接続するリード線Ｌ1〜Ｌ4が４
本必要であり、このリード線Ｌ1〜Ｌ4の接続は手作業に
よるハンダ付けで行っている。このため、その作業が面
倒であり、コストアップにつながるという問題があっ
た。
【０００７】この考案は、上記問題点に鑑みてなされた
もので、その目的は、リード線の数を減らすことのでき
る電気機器を提供することにある。
もので、その目的は、リード線の数を減らすことのでき
る電気機器を提供することにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】この考案は、上記目的を
達成するため、交流電源を整流する整流回路と、この整
流回路のプラス側およびマイナス側の出力端子とを回路
基板に設け、前記整流回路によって充電される蓄電池
と、この蓄電池によって駆動されるモータと、前記モー
タのオン・オフ用の電源スイッチとを備えた電気機器に
おいて、前記回路基板に設けたプラス側とマイナス側の
両出力端子間に、リード線によって前記モータと蓄電池
を直列接続し、前記電源スイッチを前記両出力端子間に
接続したことを特徴とする。
達成するため、交流電源を整流する整流回路と、この整
流回路のプラス側およびマイナス側の出力端子とを回路
基板に設け、前記整流回路によって充電される蓄電池
と、この蓄電池によって駆動されるモータと、前記モー
タのオン・オフ用の電源スイッチとを備えた電気機器に
おいて、前記回路基板に設けたプラス側とマイナス側の
両出力端子間に、リード線によって前記モータと蓄電池
を直列接続し、前記電源スイッチを前記両出力端子間に
接続したことを特徴とする。
【０００９】
【作用】この考案は、回路基板に設けたプラス側とマイ
ナス側の両出力端子間に、リード線によってモータと蓄
電池を直列接続し、電源スイッチを前記両出力端子間に
接続したものであるから、蓄電池とモータを回路基板の
整流回路に接続するリード線の数を減らすことができ
る。
ナス側の両出力端子間に、リード線によってモータと蓄
電池を直列接続し、電源スイッチを前記両出力端子間に
接続したものであるから、蓄電池とモータを回路基板の
整流回路に接続するリード線の数を減らすことができ
る。
【００１０】
【実施例】以下、この考案に係る電気機器である電気カ
ミソリの実施例を図面に基づいて説明する。
ミソリの実施例を図面に基づいて説明する。
【００１１】図１において、１０は電気カミソリ１１の
本体ケースで、この本体ケース１０の上には外刃１２が
取り付けられている。本体ケース１０の一側面には充電
用のプラグ１３が出し入れ自在に設けられている。本体
ケース１０の他側面には後述する電源スイッチ１４の操
作部１４aが設けられている。この操作部１４aを上に移
動させると電源スイッチ１４がオンし、下に移動させる
と電源スイッチ１４がオフする。
本体ケースで、この本体ケース１０の上には外刃１２が
取り付けられている。本体ケース１０の一側面には充電
用のプラグ１３が出し入れ自在に設けられている。本体
ケース１０の他側面には後述する電源スイッチ１４の操
作部１４aが設けられている。この操作部１４aを上に移
動させると電源スイッチ１４がオンし、下に移動させる
と電源スイッチ１４がオフする。
【００１２】この電気カミソリ１１は、図２に示すよう
に、回路基板２０と、外刃１２の内側に設けられた内刃
(図示せず)を往復移動させるモータ２１と、このモータ
２１を駆動させる蓄電池２２とを備えおり、これら回路
基板２０,モータ２１,蓄電池２２は本体ケース１０内に
設けられている。
に、回路基板２０と、外刃１２の内側に設けられた内刃
(図示せず)を往復移動させるモータ２１と、このモータ
２１を駆動させる蓄電池２２とを備えおり、これら回路
基板２０,モータ２１,蓄電池２２は本体ケース１０内に
設けられている。
【００１３】回路基板２０には、交流電源を整流する整
流回路２３が設けられており、この整流回路２３は図示
しないコンセントに差し込んだプラグ１３に印加する商
用交流電圧を降圧する低周波トランス２４と、降圧され
た交流電圧を整流するダイオード２５とから構成されて
いる。
流回路２３が設けられており、この整流回路２３は図示
しないコンセントに差し込んだプラグ１３に印加する商
用交流電圧を降圧する低周波トランス２４と、降圧され
た交流電圧を整流するダイオード２５とから構成されて
いる。
【００１４】また、回路基板２０には、整流回路２３の
プラス側の出力端子２６とマイナス側の出力端子２７と
が設けられている。この出力端子２６,２７間には電源
スイッチ１４とプラグ１３の出し入れに連動してオン・
オフする充電スイッチ２８とが直列接続されている。充
電スイッチ２８はプラグ１３が本体ケース１０から引き
出されたときオフし、プラグ１３が本体ケース１０内に
収納されているときオンするものである。
プラス側の出力端子２６とマイナス側の出力端子２７と
が設けられている。この出力端子２６,２７間には電源
スイッチ１４とプラグ１３の出し入れに連動してオン・
オフする充電スイッチ２８とが直列接続されている。充
電スイッチ２８はプラグ１３が本体ケース１０から引き
出されたときオフし、プラグ１３が本体ケース１０内に
収納されているときオンするものである。
【００１５】モータ２１の陰極２１aはリード線３１に
よって整流回路２３の出力端子２６に接続され、モータ
２１の陽極２１bは蓄電池２２の陽極にリード線３２を
介して接続されている。蓄電池２２の陰極はリード線３
３によって整流回路２３の出力端子２７に接続されてい
る。
よって整流回路２３の出力端子２６に接続され、モータ
２１の陽極２１bは蓄電池２２の陽極にリード線３２を
介して接続されている。蓄電池２２の陰極はリード線３
３によって整流回路２３の出力端子２７に接続されてい
る。
【００１６】プラグ１３が本体ケース１０内に収納され
ているときには、充電スイッチ２８がオンしているの
で、電源スイッチ１４をオンすると、蓄電池２２によっ
てモータ２１に矢印Ａ方向の電流が流れてモータ２１は
駆動回転し、これにより内刃が往復移動してヒゲをそっ
ていく。
ているときには、充電スイッチ２８がオンしているの
で、電源スイッチ１４をオンすると、蓄電池２２によっ
てモータ２１に矢印Ａ方向の電流が流れてモータ２１は
駆動回転し、これにより内刃が往復移動してヒゲをそっ
ていく。
【００１７】プラグ１３を引き出してコンセント(図示
せず)に差し込むと、プラグ１３の引出しにより充電ス
イッチ２８がオフするので、電源スイッチ１４のオン・
オフに拘らずんだ整流回路２３による整流電流が矢印Ｂ
方向に流れて蓄電池２２が充電されていく。このとき、
モータ２１に整流電流が流れるが、この整流電流は１０
０ミリアンペア程度なのでモータ２１は回転駆動するこ
とはない。ちなみに、モータ２１が回転駆動する駆動電
流は３００〜６００ミリアンペアである。
せず)に差し込むと、プラグ１３の引出しにより充電ス
イッチ２８がオフするので、電源スイッチ１４のオン・
オフに拘らずんだ整流回路２３による整流電流が矢印Ｂ
方向に流れて蓄電池２２が充電されていく。このとき、
モータ２１に整流電流が流れるが、この整流電流は１０
０ミリアンペア程度なのでモータ２１は回転駆動するこ
とはない。ちなみに、モータ２１が回転駆動する駆動電
流は３００〜６００ミリアンペアである。
【００１８】このように、モータ２１と蓄電池２２を接
続するリード線３１〜３３は３本でよいので、リード線
３１〜３３の数が少なく、リード線３１〜３３を接続す
るハンダ付けの作業が少なくて済み、この結果作業効率
が上がり、コストの低減を図ることができる。
続するリード線３１〜３３は３本でよいので、リード線
３１〜３３の数が少なく、リード線３１〜３３を接続す
るハンダ付けの作業が少なくて済み、この結果作業効率
が上がり、コストの低減を図ることができる。
【００１９】ところで、モータ２１の巻線抵抗は０.４
Ω程度であるので、充電時におけるモータ２１の巻線抵
抗による損失は、０.４Ω×(１００mＡ)2＝０.００４Ｗ
程度であり、蓄電池２２の充電の仕事は、蓄電池２２の
電圧を１.２Ｖとすると、１.２×１００mＡ＝０.１２Ｗ
である。したがって、損失の割合(０.００４Ｗ/０.１２
Ｗ)は約３.３％であり、ほとんど無視することができ
る。
Ω程度であるので、充電時におけるモータ２１の巻線抵
抗による損失は、０.４Ω×(１００mＡ)2＝０.００４Ｗ
程度であり、蓄電池２２の充電の仕事は、蓄電池２２の
電圧を１.２Ｖとすると、１.２×１００mＡ＝０.１２Ｗ
である。したがって、損失の割合(０.００４Ｗ/０.１２
Ｗ)は約３.３％であり、ほとんど無視することができ
る。
【００２０】また、整流回路２３に、低周波トランス２
４の代わりにリンギングチョークコンバータ等の高周波
インバータを用いた場合、充電時にモータ２１の巻線が
電流を平滑する作用として機能するので、高周波ノイズ
が低減されることとなる。
４の代わりにリンギングチョークコンバータ等の高周波
インバータを用いた場合、充電時にモータ２１の巻線が
電流を平滑する作用として機能するので、高周波ノイズ
が低減されることとなる。
【００２１】上記実施例は、電気カミソリについて説明
したがこれに限らず例えば電動ハブラシ等にも適用でき
ることは勿論である。また、上記実施例では充電スイッ
チ２８を使用しているが、充電時に電源スイッチ１４を
オンしなければ省略してもよい。
したがこれに限らず例えば電動ハブラシ等にも適用でき
ることは勿論である。また、上記実施例では充電スイッ
チ２８を使用しているが、充電時に電源スイッチ１４を
オンしなければ省略してもよい。
【００２２】
【考案の効果】以上説明したように、この考案によれ
ば、回路基板に設けたプラス側とマイナス側の両出力端
子間に、リード線によってモータと蓄電池を直列接続
し、電源スイッチを前記両出力端子間に接続したもので
あるから、モータと蓄電池を接続するリード線の数を減
らすことができ、この結果リード線を接続するハンダ付
けの作業が少なくて済み、作業効率が上がるとともにコ
ストの低減を図ることができる。
ば、回路基板に設けたプラス側とマイナス側の両出力端
子間に、リード線によってモータと蓄電池を直列接続
し、電源スイッチを前記両出力端子間に接続したもので
あるから、モータと蓄電池を接続するリード線の数を減
らすことができ、この結果リード線を接続するハンダ付
けの作業が少なくて済み、作業効率が上がるとともにコ
ストの低減を図ることができる。
【図１】この考案に係わる電気機器である電気カミソリ
を示した外観斜視図である。
を示した外観斜視図である。
【図２】電気カミソリの電気系統を示した回路図であ
る。
る。
【図３】従来の電気カミソリの電気系統を示した回路図
である。
である。
１４ 電源スイッチ ２０ 回路基板 ２１ モータ ２２ 蓄電池 ２３ 整流回路 ２６,２７ 出力端子 ３１〜３３ リード線
Claims (1)
- 【請求項１】 交流電源を整流する整流回路と、この整
流回路のプラス側およびマイナス側の出力端子とを回路
基板に設け、前記整流回路によって充電される蓄電池
と、この蓄電池によって駆動されるモータと、前記モー
タのオン・オフ用の電源スイッチとを備えた電気機器に
おいて、 前記回路基板に設けたプラス側とマイナス側の両出力端
子間に、リード線によって前記モータと蓄電池を直列接
続し、前記電源スイッチを前記両出力端子間に接続した
ことを特徴とする電気機器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993040808U JP2594524Y2 (ja) | 1993-07-27 | 1993-07-27 | 電気機器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993040808U JP2594524Y2 (ja) | 1993-07-27 | 1993-07-27 | 電気機器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0711848U JPH0711848U (ja) | 1995-02-21 |
| JP2594524Y2 true JP2594524Y2 (ja) | 1999-04-26 |
Family
ID=12590948
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993040808U Expired - Fee Related JP2594524Y2 (ja) | 1993-07-27 | 1993-07-27 | 電気機器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2594524Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-07-27 JP JP1993040808U patent/JP2594524Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0711848U (ja) | 1995-02-21 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |