JP3497609B2 - バッテリ内蔵ヘルメットおよびヘルメット充電装置 - Google Patents
バッテリ内蔵ヘルメットおよびヘルメット充電装置Info
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- H02J—CIRCUIT ARRANGEMENTS OR SYSTEMS FOR SUPPLYING OR DISTRIBUTING ELECTRIC POWER; SYSTEMS FOR STORING ELECTRIC ENERGY
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- H02J7/0029—Circuit arrangements for charging or depolarising batteries or for supplying loads from batteries with safety or protection devices or circuits
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- Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
- Helmets And Other Head Coverings (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、充電可能なバッテリ
を内蔵したヘルメット、およびヘルメットに内蔵したバ
ッテリを電磁誘導を利用して充電する充電装置に関す
る。
を内蔵したヘルメット、およびヘルメットに内蔵したバ
ッテリを電磁誘導を利用して充電する充電装置に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】自動二輪車等のヘルメットに、例えばワ
イヤレスヘッドフォン，ラジオ，コードレス電話，車両
の運転状態の表示装置等の電子機器を取付けて、多機能
化、利便性の向上を図ろうとした場合、電子機器の電源
が必要となる。特開昭５７−１６１１０９号公報に記載
されている表示灯付ヘルメットは、蓄電池とそれを充電
するための変圧器、整流器、商用電源に接続するための
ソケットをヘルメットに取付けている。
イヤレスヘッドフォン，ラジオ，コードレス電話，車両
の運転状態の表示装置等の電子機器を取付けて、多機能
化、利便性の向上を図ろうとした場合、電子機器の電源
が必要となる。特開昭５７−１６１１０９号公報に記載
されている表示灯付ヘルメットは、蓄電池とそれを充電
するための変圧器、整流器、商用電源に接続するための
ソケットをヘルメットに取付けている。
【０００３】ヘルメット収納部を備えた電動二輪車は、
特開平４−２６０８８６号公報、特開平６−２７８６６
７号公報等で知られている。
特開平４−２６０８８６号公報、特開平６−２７８６６
７号公報等で知られている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、商用電
源で充電する構成では、ヘルメットに変圧器を内蔵する
必要があり、ヘルメットの重量が増加する。商用電源を
供給するために延長コード等の充電用コードが必要とな
る。充電用コードを所持しているのは煩わしい。また、
商用電源に接続するソケット部が雨水等で濡れている場
合は、乾燥させてから充電を行なう必要がある。
源で充電する構成では、ヘルメットに変圧器を内蔵する
必要があり、ヘルメットの重量が増加する。商用電源を
供給するために延長コード等の充電用コードが必要とな
る。充電用コードを所持しているのは煩わしい。また、
商用電源に接続するソケット部が雨水等で濡れている場
合は、乾燥させてから充電を行なう必要がある。
【０００５】ＡＣアダプタを利用し直流電源で充電する
ようにすれば、ヘルメット内に変圧器を設けなくてすむ
が、充電用の端子部が汚れ等で接触不良になったり雨水
等で絶縁が低下しないよう構造上の工夫が必要となる。
ようにすれば、ヘルメット内に変圧器を設けなくてすむ
が、充電用の端子部が汚れ等で接触不良になったり雨水
等で絶縁が低下しないよう構造上の工夫が必要となる。
【０００６】また、自動二輪車ではシートの下方にヘル
メット収納部を備えたものがあり、このヘルメット収納
部にヘルメットを収納した状態で充電できれば便利であ
る。
メット収納部を備えたものがあり、このヘルメット収納
部にヘルメットを収納した状態で充電できれば便利であ
る。
【０００７】この発明はこのような課題を解決するため
なされたもので、充電用のコードを用いずに内蔵バッテ
リを充電できるようにしたヘルメットを提供することを
第１の目的とする。また、第２の目的は、電動二輪車の
ヘルメット収納部にヘルメットを収納した状態で、内蔵
バッテリを充電できるようにした充電装置を提供するこ
とにある。
なされたもので、充電用のコードを用いずに内蔵バッテ
リを充電できるようにしたヘルメットを提供することを
第１の目的とする。また、第２の目的は、電動二輪車の
ヘルメット収納部にヘルメットを収納した状態で、内蔵
バッテリを充電できるようにした充電装置を提供するこ
とにある。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】前記課題を解決するた
め請求項１に係るバッテリ内蔵ヘルメットは、充電可能
なバッテリと、このバッテリからの電力により駆動され
る電子機器とを収納したヘルメットであり、ヘルメット
開口部下面に設けられる受電用コイルと、電磁誘導作用
によって受電用コイルに発生する交流電力を整流してバ
ッテリを充電するＡＣ−ＤＣ変換器とを備え、さらに、
給電用コイルとこの給電用コイルに交流電力を供給する
充電電力供給回路とを備える充電器を用意し、充電器側
の給電用コイルとヘルメット側の受電用コイルとの間を
電磁結合させてバッテリに対して充電を行うことを特徴
とする。
め請求項１に係るバッテリ内蔵ヘルメットは、充電可能
なバッテリと、このバッテリからの電力により駆動され
る電子機器とを収納したヘルメットであり、ヘルメット
開口部下面に設けられる受電用コイルと、電磁誘導作用
によって受電用コイルに発生する交流電力を整流してバ
ッテリを充電するＡＣ−ＤＣ変換器とを備え、さらに、
給電用コイルとこの給電用コイルに交流電力を供給する
充電電力供給回路とを備える充電器を用意し、充電器側
の給電用コイルとヘルメット側の受電用コイルとの間を
電磁結合させてバッテリに対して充電を行うことを特徴
とする。
【０００９】 請求項２に係るヘルメット充電装置は、
自動二輪車のヘルメット収納部に給電用コイルを設ける
とともに、給電用コイルに交流電力を供給する充電電力
供給回路を自動二輪車側に設け、給電用コイルとヘルメ
ット側に設けられた受電用コイルとを電磁結合させてヘ
ルメット側に設けられたバッテリを充電することを特徴
とする。請求項３に係るヘルメット充電装置は、上記の
構成において、受電用コイルはヘルメットの本体開口部
下面に設けられることを特徴とする。
自動二輪車のヘルメット収納部に給電用コイルを設ける
とともに、給電用コイルに交流電力を供給する充電電力
供給回路を自動二輪車側に設け、給電用コイルとヘルメ
ット側に設けられた受電用コイルとを電磁結合させてヘ
ルメット側に設けられたバッテリを充電することを特徴
とする。請求項３に係るヘルメット充電装置は、上記の
構成において、受電用コイルはヘルメットの本体開口部
下面に設けられることを特徴とする。
【００１０】
【作用】請求項１に係るバッテリ内蔵ヘルメットは、ヘ
ルメット以外の箇所に設けた充電器の給電用コイルとの
間にて、電磁誘導作用によって受電用コイルに発生する
交流電力を整流してバッテリを充電する構成にしたの
で、充電用コードを用いずにヘルメットに内蔵したバッ
テリを充電できる。
ルメット以外の箇所に設けた充電器の給電用コイルとの
間にて、電磁誘導作用によって受電用コイルに発生する
交流電力を整流してバッテリを充電する構成にしたの
で、充電用コードを用いずにヘルメットに内蔵したバッ
テリを充電できる。
【００１１】 請求項２に係るヘルメット充電装置は、
自動二輪車のヘルメット収納部に給電用コイルを設けた
ので、ヘルメット収納部にヘルメットを収納した状態で
ヘルメット側のバッテリを充電できる。請求項３に係る
ヘルメット充電装置は、ヘルメットの本体開口部下面に
設けられた受電用コイルとの間において給電のための電
磁結合が形成される。
自動二輪車のヘルメット収納部に給電用コイルを設けた
ので、ヘルメット収納部にヘルメットを収納した状態で
ヘルメット側のバッテリを充電できる。請求項３に係る
ヘルメット充電装置は、ヘルメットの本体開口部下面に
設けられた受電用コイルとの間において給電のための電
磁結合が形成される。
【００１２】
【実施例】以下この発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。図１は請求項１に係るバッテリ内蔵ヘルメッ
トの構造図である。このバッテリ内蔵ヘルメット１は、
ヘルメット本体２に電子機器３と充電可能なバッテリ
（２次電池）４とＡＣ−ＤＣ変換器５と受電用コイル６
とを装備してなる。
説明する。図１は請求項１に係るバッテリ内蔵ヘルメッ
トの構造図である。このバッテリ内蔵ヘルメット１は、
ヘルメット本体２に電子機器３と充電可能なバッテリ
（２次電池）４とＡＣ−ＤＣ変換器５と受電用コイル６
とを装備してなる。
【００１３】受電用コイル６は、ヘルメット本体２の開
口部下面に設けている。受電用コイル６の両端はＡＣ−
ＤＣ変換器５へ接続している。このＡＣ−ＤＣ変換器５
は、受電用コイル６に発生した交流の誘導起電圧を整流
し平滑する整流平滑回路と、整流平滑して得た直流電圧
に基づいてバッテリ４の充電を行なうバッテリ充電回路
とを備える。バッテリ充電回路は、バッテリ４の充電電
流がほぼ定電流になるように抵抗または定電流回路を備
える。バッテリ充電回路は、過電流防止回路や過充電防
止回路を備える構成としてもよい。
口部下面に設けている。受電用コイル６の両端はＡＣ−
ＤＣ変換器５へ接続している。このＡＣ−ＤＣ変換器５
は、受電用コイル６に発生した交流の誘導起電圧を整流
し平滑する整流平滑回路と、整流平滑して得た直流電圧
に基づいてバッテリ４の充電を行なうバッテリ充電回路
とを備える。バッテリ充電回路は、バッテリ４の充電電
流がほぼ定電流になるように抵抗または定電流回路を備
える。バッテリ充電回路は、過電流防止回路や過充電防
止回路を備える構成としてもよい。
【００１４】図示しない電源スイッチがオン状態に操作
されると、バッテリ４から電子機器（例えばワイヤレス
ヘッドフォン，ラジオ，コードレス電話，車両の運転状
態の表示装置等）３へ給電される。
されると、バッテリ４から電子機器（例えばワイヤレス
ヘッドフォン，ラジオ，コードレス電話，車両の運転状
態の表示装置等）３へ給電される。
【００１５】充電器１０は、給電用コイル１１と、給電
用コイル１１に交流電力を供給する充電電力供給回路１
２を備える。バッテリ内蔵ヘルメット１を充電器１０上
に載置し受電用コイル６と給電用コイル１１を電磁結合
可能な状態にして、給電用コイル１１に交流電力を供給
すると電磁誘導作用によって給電コイル１１に誘導起電
力が発生するので、ＡＣ−ＤＣ変換器５を介してバッテ
リ４を充電することができる。
用コイル１１に交流電力を供給する充電電力供給回路１
２を備える。バッテリ内蔵ヘルメット１を充電器１０上
に載置し受電用コイル６と給電用コイル１１を電磁結合
可能な状態にして、給電用コイル１１に交流電力を供給
すると電磁誘導作用によって給電コイル１１に誘導起電
力が発生するので、ＡＣ−ＤＣ変換器５を介してバッテ
リ４を充電することができる。
【００１６】図２は請求項２に係るヘルメット充電装置
の構造図である。ヘルメット充電装置２０は、自動二輪
車２１のシート２２の下方に形成されたヘルメット収納
部２３に、バッテリ内蔵ヘルメット１を収納した状態で
ヘルメット側に内蔵されたバッテリの充電を行なえる構
造としている。このため、ヘルメット収納部２３の底部
に給電用コイル１１を設けている。ヘルメット収納部２
３内に収納されたバッテリ内蔵ヘルメット１の開口部に
巻き回された受電用コイル（図示しない）に対向する位
置に給電用コイル１１を配置している。
の構造図である。ヘルメット充電装置２０は、自動二輪
車２１のシート２２の下方に形成されたヘルメット収納
部２３に、バッテリ内蔵ヘルメット１を収納した状態で
ヘルメット側に内蔵されたバッテリの充電を行なえる構
造としている。このため、ヘルメット収納部２３の底部
に給電用コイル１１を設けている。ヘルメット収納部２
３内に収納されたバッテリ内蔵ヘルメット１の開口部に
巻き回された受電用コイル（図示しない）に対向する位
置に給電用コイル１１を配置している。
【００１７】図２に示した自動二輪車は走行用バッテリ
２４の電力でパワースイングユニット２５内に設けたモ
ータを運転して走行する電動式の自動二輪車であって、
商用電源を用いて走行用バッテリ２４を充電するための
充電器２６を備える。そして、この充電器２６内に給電
用コイル１１へ交流電力を供給する充電電力供給回路１
２を併設している。なお、充電電力供給回路１２は自動
二輪車１側に設けられていればよく、例えばヘルメット
収納部２３の底部に給電用コイル１１と一体的に充電電
力供給回路１２を設けてもよい。
２４の電力でパワースイングユニット２５内に設けたモ
ータを運転して走行する電動式の自動二輪車であって、
商用電源を用いて走行用バッテリ２４を充電するための
充電器２６を備える。そして、この充電器２６内に給電
用コイル１１へ交流電力を供給する充電電力供給回路１
２を併設している。なお、充電電力供給回路１２は自動
二輪車１側に設けられていればよく、例えばヘルメット
収納部２３の底部に給電用コイル１１と一体的に充電電
力供給回路１２を設けてもよい。
【００１８】図３は請求項２に係るヘルメット充電装置
の回路ブロック構成図である。充電器２６は、走行用バ
ッテリ充電回路２７と充電電力供給回路１２とを備え
る。走行用バッテリ充電回路２７は、ＡＣプラグ２８を
備えた充電用コード２９を介して供給される商用電源を
変圧するための変圧器と、変圧出力の整流・平滑した直
流電源を出力する整流平滑回路と、平滑した得た直流電
源に基づいて走行用バッテリ２４を所定の電圧・電流条
件で充電する充電制御回路等を備える。この走行用バッ
テリ充電回路２７は、整流平滑回路の出力である直流電
源２７ａを充電電力供給回路１２へ供給できる回路構成
としている。なお、ＡＣプラグ２８を備えた充電用コー
ド２９は、図２に示すように、カールコードを用いて充
電器２６の側方に設けたコード収納室内に収納している
ので、ＡＣプラグ２８ならびに充電用コード２９を引き
出すこと商用電源コンセントとの接続ができる。
の回路ブロック構成図である。充電器２６は、走行用バ
ッテリ充電回路２７と充電電力供給回路１２とを備え
る。走行用バッテリ充電回路２７は、ＡＣプラグ２８を
備えた充電用コード２９を介して供給される商用電源を
変圧するための変圧器と、変圧出力の整流・平滑した直
流電源を出力する整流平滑回路と、平滑した得た直流電
源に基づいて走行用バッテリ２４を所定の電圧・電流条
件で充電する充電制御回路等を備える。この走行用バッ
テリ充電回路２７は、整流平滑回路の出力である直流電
源２７ａを充電電力供給回路１２へ供給できる回路構成
としている。なお、ＡＣプラグ２８を備えた充電用コー
ド２９は、図２に示すように、カールコードを用いて充
電器２６の側方に設けたコード収納室内に収納している
ので、ＡＣプラグ２８ならびに充電用コード２９を引き
出すこと商用電源コンセントとの接続ができる。
【００１９】給電用コイル１１に交流電力を供給する充
電電力供給回路１２は、走行用バッテリ充電回路２７か
ら直流電源２７ａが供給されている場合はその直流電源
２７ａで動作し、直流電源２７ａが供給されない場合は
走行用バッテリ２４から電力供給を受けて動作する構成
としている。このため、走行用バッテリ２４の充電と、
ヘルメット１側のバッテリ４の充電とを同時に効率良く
行なうことができる。
電電力供給回路１２は、走行用バッテリ充電回路２７か
ら直流電源２７ａが供給されている場合はその直流電源
２７ａで動作し、直流電源２７ａが供給されない場合は
走行用バッテリ２４から電力供給を受けて動作する構成
としている。このため、走行用バッテリ２４の充電と、
ヘルメット１側のバッテリ４の充電とを同時に効率良く
行なうことができる。
【００２０】ヘルメット１側のバッテリ４を充電するた
め図示しない充電スイッチ等が操作されると、充電電力
供給回路１２は所定の周波数の交流電力を発生し、発生
した交流電力を給電用コイル１１へ供給する。充電電力
供給回路１２は、給電用コイル１１に供給される電流を
監視しており、検出した電流が所定値以下の場合はバッ
テリ内蔵ヘルメット１が存在しないものと判断して、給
電用コイル１１への給電を停止するようにしている。ま
た、所定値以上の電流が検出されバッテリ内蔵ヘルメッ
ト１が存在するものと判断して充電を開始した以降も、
給電用コイル１１に供給される電流を監視し、検出電流
が所定値にほぼ近い状態が所定時間継続した場合は、ヘ
ルメット側のバッテリ４が満充電になったものと判断し
て、給電用コイル１１への給電を停止するようにしてい
る。なお、満充電になったものと判断した場合でも、給
電用コイル１１へ間欠的に給電を行なって追込み充電を
行なうようにしてもよい。
め図示しない充電スイッチ等が操作されると、充電電力
供給回路１２は所定の周波数の交流電力を発生し、発生
した交流電力を給電用コイル１１へ供給する。充電電力
供給回路１２は、給電用コイル１１に供給される電流を
監視しており、検出した電流が所定値以下の場合はバッ
テリ内蔵ヘルメット１が存在しないものと判断して、給
電用コイル１１への給電を停止するようにしている。ま
た、所定値以上の電流が検出されバッテリ内蔵ヘルメッ
ト１が存在するものと判断して充電を開始した以降も、
給電用コイル１１に供給される電流を監視し、検出電流
が所定値にほぼ近い状態が所定時間継続した場合は、ヘ
ルメット側のバッテリ４が満充電になったものと判断し
て、給電用コイル１１への給電を停止するようにしてい
る。なお、満充電になったものと判断した場合でも、給
電用コイル１１へ間欠的に給電を行なって追込み充電を
行なうようにしてもよい。
【００２１】バッテリ内蔵ヘルメット１の開口部に内接
する筒状の磁性体３０を、受電用コイル６と給電用コイ
ル１１とに亘って配設することで、受電用コイル６と給
電用コイル１１と位置関係を所定の範囲に規制するとも
に、受電用コイル６と給電用コイル１１との間の電磁的
結合を大きくして、電力の伝達効率を向上するようにし
てもよい。
する筒状の磁性体３０を、受電用コイル６と給電用コイ
ル１１とに亘って配設することで、受電用コイル６と給
電用コイル１１と位置関係を所定の範囲に規制するとも
に、受電用コイル６と給電用コイル１１との間の電磁的
結合を大きくして、電力の伝達効率を向上するようにし
てもよい。
【００２２】なお、図２，図３では走行用バッテリ２４
を備えた電動式の自動二輪車を例示して、走行用バッテ
リ２４もしくは走行用バッテリ２４を充電するための商
用電源から電力の供給を受けて、ヘルメット１側のバッ
テリ４を電磁誘導作用を利用して充電する構成を示した
が、バッテリを備えない自動二輪車等においては、エン
ジン運転状態でエンジン発電機の発電出力に基づいてヘ
ルメット１側のバッテリ４を電磁誘導作用を利用して充
電するようにしてもよい。
を備えた電動式の自動二輪車を例示して、走行用バッテ
リ２４もしくは走行用バッテリ２４を充電するための商
用電源から電力の供給を受けて、ヘルメット１側のバッ
テリ４を電磁誘導作用を利用して充電する構成を示した
が、バッテリを備えない自動二輪車等においては、エン
ジン運転状態でエンジン発電機の発電出力に基づいてヘ
ルメット１側のバッテリ４を電磁誘導作用を利用して充
電するようにしてもよい。
【００２３】
【発明の効果】以上説明したように、請求項１に係るバ
ッテリ内蔵ヘルメットは、電磁誘導作用によって受電用
コイルに発生する交流電力を整流してバッテリを充電す
る構成にしたので、充電用コードを用いずにヘルメット
に内蔵したバッテリを充電できる。
ッテリ内蔵ヘルメットは、電磁誘導作用によって受電用
コイルに発生する交流電力を整流してバッテリを充電す
る構成にしたので、充電用コードを用いずにヘルメット
に内蔵したバッテリを充電できる。
【００２４】請求項２に係るヘルメット充電装置は、自
動二輪車のヘルメット収納部に給電用コイルを設けたの
で、ヘルメット収納部にヘルメットを収納した状態でヘ
ルメット側のバッテリを充電できる。
動二輪車のヘルメット収納部に給電用コイルを設けたの
で、ヘルメット収納部にヘルメットを収納した状態でヘ
ルメット側のバッテリを充電できる。
【図１】請求項１に係るバッテリ内蔵ヘルメットの構造
図
図
【図２】請求項２に係るヘルメット充電装置の構造図
【図３】請求項２に係るヘルメット充電装置の回路ブロ
ック構成図
ック構成図
１ バッテリ内蔵ヘルメット
２ ヘルメット本体
３ 電子機器
４ バッテリ
５ ＡＣ−ＤＣ変換器
６ 受電用コイル
１１ 給電用コイル
１２ 充電電力供給回路
２０ ヘルメット充電装置
２３ ヘルメット収納部
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
H02J 7/00 - 7/12
H02J 7/34 - 7/36
A42B 3/00 - 7/00
Claims (3)
- 【請求項１】 充電可能なバッテリと、このバッテリか
らの電力により駆動される電子機器とを収納したヘルメ
ットにおいて、ヘルメット開口部下面に設けられる 受電用コイルと、 電磁誘導作用によって前記受電用コイルに発生する交流
電力を整流して前記バッテリを充電するＡＣ−ＤＣ変換
器とを備え、給電用コイルとこの給電用コイルに交流電力を供給する
充電電力供給回路とを備える充電器を用意し、 前記充電器側の前記給電用コイルと前記ヘルメット側の
前記受電用コイルとの間を電磁結合させて前記バッテリ
に対して充電を行う ことを特徴とするバッテリ内蔵ヘル
メット。 - 【請求項２】 自動二輪車のヘルメット収納部に給電用
コイルを設けるとともに、給電用コイルに交流電力を供
給する充電電力供給回路を自動二輪車側に設け、前記給
電用コイルとヘルメット側に設けられた受電用コイルと
を電磁結合させて前記ヘルメット側に設けられたバッテ
リを充電することを特徴とするヘルメット充電装置。 - 【請求項３】 前記受電用コイルはヘルメットの本体開
口部下面に設けられることを特徴とする請求項２記載の
ヘルメット充電装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13690095A JP3497609B2 (ja) | 1995-06-02 | 1995-06-02 | バッテリ内蔵ヘルメットおよびヘルメット充電装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13690095A JP3497609B2 (ja) | 1995-06-02 | 1995-06-02 | バッテリ内蔵ヘルメットおよびヘルメット充電装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08331766A JPH08331766A (ja) | 1996-12-13 |
| JP3497609B2 true JP3497609B2 (ja) | 2004-02-16 |
Family
ID=15186195
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13690095A Expired - Fee Related JP3497609B2 (ja) | 1995-06-02 | 1995-06-02 | バッテリ内蔵ヘルメットおよびヘルメット充電装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3497609B2 (ja) |
Families Citing this family (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2394551B (en) * | 2002-10-23 | 2006-05-03 | Premier Diagnostics Ltd | Test device fot internal combustion engine |
| US9129499B2 (en) * | 2010-02-26 | 2015-09-08 | Thl Holding Company, Llc | Wireless device for monitoring protective headgear |
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