JP2594090Y2 - 動力伝達機構 - Google Patents

動力伝達機構

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JP2594090Y2
JP2594090Y2 JP1991036959U JP3695991U JP2594090Y2 JP 2594090 Y2 JP2594090 Y2 JP 2594090Y2 JP 1991036959 U JP1991036959 U JP 1991036959U JP 3695991 U JP3695991 U JP 3695991U JP 2594090 Y2 JP2594090 Y2 JP 2594090Y2
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rotating shaft
power transmission
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plate
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Inventor
則夫 瀬戸
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株式会社長田中央研究所
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本考案は、動力伝達機構、より詳細には、
回転軸の回転を、該回転軸と平行な平面において該回転
軸と直角な方向の往復回動運動に変換するための機構に
関する。
【0002】
【従来技術】歯科治療においては、マイクロエンジンを
用いて高速回転による歯牙の切削等が行われている。し
かし、最近では、医療技術も細分化、専門化され、例え
ば、手のみの専門医、或いは、足のみの専門医等も現わ
れている。而して、これら手や足のみの治療において、
骨の切断、切削等の施術を必要とするが、従来、これ
ら、手や足の骨の治療に適した切削具が存在せず、非常
に不便を感じていた。
【0003】
【目的】本考案は、上述のごとき実情に鑑みてなされた
もので、特に、手や足の細骨を切断或いは切削するのに
適した切削具を提供することを目的としてなされたもの
である。
【0004】
【構成】本考案は、上記目的を達成するために、回転軸
1の回転を該回転軸1と平行な平面において前記回転軸
1と直角な方向に往復回動する運動に変換するための動
力伝達機構であって、該動力伝達機構は、回転軸1の先
端部1aに偏心されて設けられた前記回転軸と平行な
部1bと、該凹部1b内にアウターレース2aが揺動自
在に配設されたベアリング2と、該ベアリング2のイン
ナーレース2bに連結されて延長するリンク3と、該リ
ンク3の先端部において、前記往復回動する面に垂直な
ピン4に結合された回動板5と、前記回転軸1及びピン
軸4と直交する直交軸6を回転自在に支持する支持機構
10とから成り、前記回動板にて前記直交軸を回動する
ようにしたことを特徴としたものである。以下、本考案
の実施例に基いて説明する。
【0005】図1及び図2は、本考案による動力伝達機
構の一実施例を説明するための断面図で、図1は図2の
I−I線断面図、図2は図1のII−II線断面図で、図
中、1は回転軸で、該回転軸1は、例えば、歯科治療に
おいて周知のマイクロエンジンによって回転される回転
軸に連結される回転軸である。なお、本考案は、好まし
くは、現在、歯科治療具として市販されているモータハ
ンドピースの動力部に、歯科治療時に使用する周知の握
持部に代って装着して使用するものである。
【0006】回転軸1の先端部1aには、偏心した凹部
1bが設けられており、この凹部1b内に片シールベア
リング2が揺動自在に係合されている。すなわち、ベア
リング2のアウターレース2が凹部1b内において揺
動可能に装着され、インナーレース2bには連結リング
3が固定されている。従って、回転軸1が回転すると、
凹部1bが偏心回転し、連結リング3は、インナーレー
ス2bを一方の端点とするスリコギ運動をする。
【0007】連結リング3の他端はピン4によって回動
板5に連結されており、この回動板5は回動軸6と一体
的に回動するよう該回動軸6に取り付けられている。7
はリンク3の先端部に該リンク3と一体的に揺動するよ
う連結された押え板、8は固定用ナット部材、9は鋸板
で、その先端に鋸歯9aを有している。回動軸6の頭部
には該回動軸6を回動するためのドライバー溝6aが下
部には該回動軸6を固定用ナット部材8に螺合するため
のねじ6bが設けられており、固定用ナット部材8の上
部には突起8aが設けられており、この突起8aが回動
板5の下部に設けられた溝内に係合し、これによって固
定用ナット部材8は回動不可となっている。従って、溝
6aに例えば硬貸を差し込んで該回動軸6を一方向へ回
転すると、軸6が、固定用ナット部材8が、上方へ移動
し、回動板5と押え板7との間を締め付けるので、これ
らの間に鋸板9を差し込んでおくと、該鋸板9をこれら
回動板5と押え板7との間に固定することができる。次
いで回動軸6を前記と逆の方向に回転すると、回動板5
と押え板7との間隔が広がり、鋸板9を取り外すことが
できる。
【0008】而して、本考案によると、回転軸1と、ピ
ン軸5と、回動軸6は、相互に直交しており、揺動板5
は、回動軸6によって、上下方向(図1のA方向)の移
動が阻止されているが、これは、ピン軸4によって、揺
動板5と連結リンク3とを枢動可能に連結しているの
で、連結リンク3の偏心運動によるこの方向(A方向)
の運動を吸収することができる。
【0009】一方、紙面に垂直な方向の運動、つまり、
図2のB方向の運動は、ピン軸4によって吸収すること
ができず、そのまま回動板5に伝達される。しかし、こ
の回動板5は、ボールベアリング11,12によって、
支持部10に、回動軸6と一体に回動し、鋸板9は、該
回動軸6のまわりに回動することになる。
【0010】
【効果】上述のように、本考案によると、回転軸の回転
を該回転軸と平行な面において、該回転軸と直交する方
向に往復回動させることができ、従って、先端に鋸歯を
有する鋸板を装着した時に、恰も鉛筆を手に持って縦線
を引くように移動することによって骨等を切断、または
切削することができる。なお、鋸歯9は、図2に示すよ
うに、任意所望の角度で取り付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案による動力伝達機構の一実施例を説明
するための要部断面図(図2のI−I線断面図)であ
る。
【図2】 本考案による動力伝達機構の一実施例を説明
するための要部断面図(図2のII−II線断面図)であ
る。
【符号の説明】
1…回転軸、2…ベアリング、3…連結リンク、4…ピ
ン、5…回動板、6…回動軸、7…押え板、8…固定用
ナット部材、9…鋸板、10…支持部材、11,12…
ベアリング。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転軸の回転を該回転軸と平行な平面上
    において前記回転軸と直角な方向に往復回動する運動に
    変換するための動力伝達機構であって、該動力伝達機構
    は、前記回転軸の先端部に偏心されて設けられた前記回
    転軸に平行な凹部と、該凹部内にアウターレースが揺動
    自在に配設されたベアリングと、該ベアリングのインナ
    ーレースに連結されて延長するリンクと、該リンクの先
    端部において、前記往復回動する面に垂直なピンにピン
    結合された回動板と、前記回転軸及びピン軸と直交する
    直交軸を回動自在に支持する支持機構とから成り、前記
    回動板にて前記直交軸を回動するようにしたことを特徴
    とする動力伝達機構。
JP1991036959U 1991-04-22 1991-04-22 動力伝達機構 Expired - Fee Related JP2594090Y2 (ja)

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US07/871,421 US5237884A (en) 1991-04-22 1992-04-21 Power transmission device
US08/025,305 US5301562A (en) 1991-04-22 1993-03-02 Power transmission device
US08/110,600 US5363711A (en) 1991-04-22 1993-08-23 Power transmission device

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