JP2592528Y2 - 公衆電話ボックス - Google Patents
公衆電話ボックスInfo
- Publication number
- JP2592528Y2 JP2592528Y2 JP1992027665U JP2766592U JP2592528Y2 JP 2592528 Y2 JP2592528 Y2 JP 2592528Y2 JP 1992027665 U JP1992027665 U JP 1992027665U JP 2766592 U JP2766592 U JP 2766592U JP 2592528 Y2 JP2592528 Y2 JP 2592528Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- public telephone
- telephone
- exchange device
- box
- portable
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は公衆電話ボックスに関す
る。
る。
【０００２】
【従来の技術】従来の公衆電話ボックスは、公衆電話機
を収納する専用ボックスであり、この公衆電話機やその
他の電話機の交換機としての機能を図る可搬形交換装置
等を収納するボックスは、その交換装置等が各種継電
器，抵抗及びコンデンサ等の組み合せで構成され、公衆
電話ボックス外に設置されていた。
を収納する専用ボックスであり、この公衆電話機やその
他の電話機の交換機としての機能を図る可搬形交換装置
等を収納するボックスは、その交換装置等が各種継電
器，抵抗及びコンデンサ等の組み合せで構成され、公衆
電話ボックス外に設置されていた。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】上述した従来の公衆電
話ボックスは、公衆電話機を収納する専用ボックスであ
り、可搬形交換装置等を収納するボックスは公衆電話ボ
ックスとは別の場所に設置されていたため、これに相当
する土地や基礎台が必要であり、土地の有効利用の観点
から好ましくないという問題点がある。
話ボックスは、公衆電話機を収納する専用ボックスであ
り、可搬形交換装置等を収納するボックスは公衆電話ボ
ックスとは別の場所に設置されていたため、これに相当
する土地や基礎台が必要であり、土地の有効利用の観点
から好ましくないという問題点がある。
【０００４】本考案は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであり、近年の電子部品技術の進展により可搬形交換
装置等が小型化されたことから、公衆電話機とともに可
搬形交換装置等を収納でき、土地の有効利用を図れる公
衆電話ボックスを提供することを目的とする。
のであり、近年の電子部品技術の進展により可搬形交換
装置等が小型化されたことから、公衆電話機とともに可
搬形交換装置等を収納でき、土地の有効利用を図れる公
衆電話ボックスを提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本考案の公衆電話ボックスは、可搬形交換装置を収納
設置するための空間部を下側部内方に有し、少なくとも
一面が外方に開かれる、公衆電話機を収納設置するため
の略箱状に仕切られた空間部を上側側面部内方に有する
ことを特徴とする。
の本考案の公衆電話ボックスは、可搬形交換装置を収納
設置するための空間部を下側部内方に有し、少なくとも
一面が外方に開かれる、公衆電話機を収納設置するため
の略箱状に仕切られた空間部を上側側面部内方に有する
ことを特徴とする。
【０００６】
【作用】上記のとおり構成された本考案では、可搬形交
換装置を公衆電話ボックスの下側部内方の空間部に収納
設置したため、可搬形交換装置による土地の専有面積が
なくなり、土地の有効利用を図れる。
換装置を公衆電話ボックスの下側部内方の空間部に収納
設置したため、可搬形交換装置による土地の専有面積が
なくなり、土地の有効利用を図れる。
【０００７】また、上側側面部内方の空間部に収納設置
された公衆電話機を使用する際には、上側側面部の外方
に開かれる一面より公衆電話機の受話器を公衆電話ボッ
クス外へ取り出し、所望の電話番号をダイヤルする。
された公衆電話機を使用する際には、上側側面部の外方
に開かれる一面より公衆電話機の受話器を公衆電話ボッ
クス外へ取り出し、所望の電話番号をダイヤルする。
【０００８】
【実施例】次に、本考案の一実施例について図面を参照
して説明する。
して説明する。
【０００９】図１は本考案の公衆電話ボックスの一実施
例の内部を透視した概略斜視図、図２は図１の概略縦断
面図、図３は図１の概略上面図、図４は図１に示した可
搬形交換装置、公衆電話機および他の電話機等の接続状
態を説明するためのブロック図である。なお、図３にお
いて、斜線は天井部を表わしている。
例の内部を透視した概略斜視図、図２は図１の概略縦断
面図、図３は図１の概略上面図、図４は図１に示した可
搬形交換装置、公衆電話機および他の電話機等の接続状
態を説明するためのブロック図である。なお、図３にお
いて、斜線は天井部を表わしている。
【００１０】図１および図２に示すように、この公衆電
話ボックスは、複数のアンカボルト３等によって所定の
場所に設置され、略錐体状の屋根７を有している。ボッ
クス本体１内は、側方視Ｌ字状の電話機設置台２によっ
て、上側側面部内方の略箱状の電話機収納空間部４と、
下側部内方の交換装置収納空間部５とに仕切られてい
る。上述した電話機設置台２には公衆電話機６が設置さ
れている。
話ボックスは、複数のアンカボルト３等によって所定の
場所に設置され、略錐体状の屋根７を有している。ボッ
クス本体１内は、側方視Ｌ字状の電話機設置台２によっ
て、上側側面部内方の略箱状の電話機収納空間部４と、
下側部内方の交換装置収納空間部５とに仕切られてい
る。上述した電話機設置台２には公衆電話機６が設置さ
れている。
【００１１】前記電話機収納空間部４は、採光窓８や取
っ手をそれぞれ有する外片開き式の３つのドア９により
３面が開かれる構造になっており、使用者は公衆電話機
６を使用する際には、３つのドア９のうち所望のドア９
を開いて、受話器１０をボックス本体１外へ取出し、所
望の電話番号をダイヤルする。なお、ドアは１つだけ設
けてもよく、さらにはドアを設けずに開口のままでもよ
い。
っ手をそれぞれ有する外片開き式の３つのドア９により
３面が開かれる構造になっており、使用者は公衆電話機
６を使用する際には、３つのドア９のうち所望のドア９
を開いて、受話器１０をボックス本体１外へ取出し、所
望の電話番号をダイヤルする。なお、ドアは１つだけ設
けてもよく、さらにはドアを設けずに開口のままでもよ
い。
【００１２】電話機設置台２の下方で、上述した交換装
置収納空間部５には公知の可搬形交換装置１１が収納設
置されている。この可搬形交換装置１１は、公衆電話機
６や後述するその他の電話機（図４参照）の交換機とし
ての機能を図るものである。
置収納空間部５には公知の可搬形交換装置１１が収納設
置されている。この可搬形交換装置１１は、公衆電話機
６や後述するその他の電話機（図４参照）の交換機とし
ての機能を図るものである。
【００１３】ボックス本体１の側壁に設けられたコンセ
ント差込みプラグ１２、および電話機設置台２に設けら
れたコンセント差込みプラグ１３は、可搬形交換装置１
１および公衆電話機６に電力をそれぞれ供給するための
ものである。これらのプラグ１２，１３は電力用ケーブ
ル引込管１９より引込まれ、かつボックス本体１の壁部
内に設けられたケーブル（不図示）に接続されている。
ント差込みプラグ１２、および電話機設置台２に設けら
れたコンセント差込みプラグ１３は、可搬形交換装置１
１および公衆電話機６に電力をそれぞれ供給するための
ものである。これらのプラグ１２，１３は電力用ケーブ
ル引込管１９より引込まれ、かつボックス本体１の壁部
内に設けられたケーブル（不図示）に接続されている。
【００１４】また、電話機収納空間部４は蛍光灯１４に
よって特に夜間等に照明され、交換装置収納空間部５は
蛍光灯１５によって特に保全時等に照明される。
よって特に夜間等に照明され、交換装置収納空間部５は
蛍光灯１５によって特に保全時等に照明される。
【００１５】電話機設置台２の背面には、後述する公知
の光ケーブル接続端子盤１８ａ，メタルケーブル接続端
子盤１８ｂおよび保安装置２７が設けられている。
の光ケーブル接続端子盤１８ａ，メタルケーブル接続端
子盤１８ｂおよび保安装置２７が設けられている。
【００１６】取っ手１６を有する背面ドア１７は、通常
時には閉じており、可搬形交換装置１１のボックス本体
１への出し入れや、光ケーブル接続端子盤１８ａやメタ
ルケーブル接続端子盤１８ｂ等の修理等の際に開くため
のものである。
時には閉じており、可搬形交換装置１１のボックス本体
１への出し入れや、光ケーブル接続端子盤１８ａやメタ
ルケーブル接続端子盤１８ｂ等の修理等の際に開くため
のものである。
【００１７】図１，図２および図３に示すように、ボッ
クス本体１の上部である天井部２５と屋根７との間には
空気吸入口２０および３つの空気排出口２１がそれぞれ
設けられ、空気吸入口２０と３つの空気排出口２１はほ
ぼ立方体状の仕切ダクト２３によって仕切られている。
上記天井部２５には、ワンモーターツーファン方式の吸
排気ファン２２が支持され、この吸排気ファン２２を作
動させることにより、交換装置収納空間部５内の空気を
矢印で示すように換気し、可搬形交換装置１１からの熱
をボックス本体１外へ排出することができる。
クス本体１の上部である天井部２５と屋根７との間には
空気吸入口２０および３つの空気排出口２１がそれぞれ
設けられ、空気吸入口２０と３つの空気排出口２１はほ
ぼ立方体状の仕切ダクト２３によって仕切られている。
上記天井部２５には、ワンモーターツーファン方式の吸
排気ファン２２が支持され、この吸排気ファン２２を作
動させることにより、交換装置収納空間部５内の空気を
矢印で示すように換気し、可搬形交換装置１１からの熱
をボックス本体１外へ排出することができる。
【００１８】図１および図４に示すように、可搬形交換
装置１１は、光ケーブル２９を介して光ケーブル接続端
子盤１８ａに接続されており、この光ケーブル接続端子
盤１８ａは、通信用ケーブル引込管２４ａに引込まれた
光ケーブル２８を介して電話局２６に通じている。
装置１１は、光ケーブル２９を介して光ケーブル接続端
子盤１８ａに接続されており、この光ケーブル接続端子
盤１８ａは、通信用ケーブル引込管２４ａに引込まれた
光ケーブル２８を介して電話局２６に通じている。
【００１９】また、可搬形交換装置１１には、メタルケ
ーブル３１ａを介して、可搬形交換装置１１への過大電
流の負荷を遮断するための保安装置２７が接続され、こ
の保安装置２７には、メタルケーブル３１ｂを介してメ
タルケーブル接続端子盤１８ｂが接続されている。上述
した公衆電話機６はメタルケーブル３１ｄを介してメタ
ルケーブル接続端子盤１８ｂに接続され、通常の公衆電
話ボックス（不図示）内の電話機３０や一般加入者の電
話機等も、通信用ケーブル引込管２４ｂ内に引込まれた
メタルケーブル３１ｃを介してメタルケーブル接続端子
盤１８ｂに接続されている。
ーブル３１ａを介して、可搬形交換装置１１への過大電
流の負荷を遮断するための保安装置２７が接続され、こ
の保安装置２７には、メタルケーブル３１ｂを介してメ
タルケーブル接続端子盤１８ｂが接続されている。上述
した公衆電話機６はメタルケーブル３１ｄを介してメタ
ルケーブル接続端子盤１８ｂに接続され、通常の公衆電
話ボックス（不図示）内の電話機３０や一般加入者の電
話機等も、通信用ケーブル引込管２４ｂ内に引込まれた
メタルケーブル３１ｃを介してメタルケーブル接続端子
盤１８ｂに接続されている。
【００２０】上記のとおり構成された本実施例では、可
搬形交換装置１１をボックス本体１内に収納設置したた
め、可搬形交換装置１１による土地の専有面積がなくな
り、土地の有効利用を図れる。
搬形交換装置１１をボックス本体１内に収納設置したた
め、可搬形交換装置１１による土地の専有面積がなくな
り、土地の有効利用を図れる。
【００２１】
【考案の効果】以上説明したように、公衆電話ボックス
内に公衆電話機の他に可搬形交換装置を収納設置したも
のであるから、設備費が安価で、簡易に設置できるとと
もに、従来の公衆電話ボックスの機能を損なうことな
く、周辺地域の加入者線や中継交換機としての機能を容
易に付加できるため、例えば、市街地に設置すること
で、特別に可搬形交換装置用の土地を確保する必要がな
く、土地の有効利用を図れるという利点がある。また、
市街地より離れた地域では、公衆電話ボックスに中継用
の交換機能を付加できるため、大がかりな土地工事や資
材搬送が不要になるという利点がある。
内に公衆電話機の他に可搬形交換装置を収納設置したも
のであるから、設備費が安価で、簡易に設置できるとと
もに、従来の公衆電話ボックスの機能を損なうことな
く、周辺地域の加入者線や中継交換機としての機能を容
易に付加できるため、例えば、市街地に設置すること
で、特別に可搬形交換装置用の土地を確保する必要がな
く、土地の有効利用を図れるという利点がある。また、
市街地より離れた地域では、公衆電話ボックスに中継用
の交換機能を付加できるため、大がかりな土地工事や資
材搬送が不要になるという利点がある。
【図１】本考案の公衆電話ボックスの一実施例の内部を
透視した概略斜視図である。
透視した概略斜視図である。
【図２】図１の概略縦断面図である。
【図３】図１の概略上面図である。
【図４】図１に示した可搬形交換装置、公衆電話機およ
びその他の電話機等の接続状態を説明するためのブロッ
ク図である。
びその他の電話機等の接続状態を説明するためのブロッ
ク図である。
１ ボックス本体 ２ 電話機設置台 ３ アンカボルト ４ 電話機収納空間部 ５ 交換装置収納空間部 ６ 公衆電話機 ７ 屋根 ８ 採光窓 ９ ドア １０ 受話器 １１ 可搬形交換装置 １２，１３ コンセント差込みプラグ １４，１５ 蛍光灯 １６ 取っ手 １７ 背面ドア １８ａ 光ケーブル接続端子盤 １８ｂ メタルケーブル接続端子盤 １９ 電力用ケーブル引込管 ２０ 空気吸入口（吸気口） ２１ 空気排出口（排気口） ２２ 吸排気ファン ２３ 仕切ダクト ２４ａ，２４ｂ 通信用ケーブル引込管 ２５ 天井部 ２６ 電話局 ２７ 保安装置 ２８，２９ 光ケーブル ３０ 電話機 ３１ａ，３１ｂ，３１ｃ，３１ｄ メタルケーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 湯山 幸司 東京都千代田区内幸町一丁目１番６号 日本電信電話株式会社内 (72)考案者 小出 進 東京都千代田区内幸町一丁目１番６号 日本電信電話株式会社内 (72)考案者 安達 直樹 東京都千代田区内幸町一丁目１番６号 日本電信電話株式会社内 (72)考案者 中谷 日出男 東京都千代田区内幸町一丁目１番６号 日本電信電話株式会社内 (72)考案者 中川 遶 東京都千代田区内幸町一丁目１番６号 日本電信電話株式会社内 (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) H04M 17/00
Claims (1)
- 【請求項１】 可搬形交換装置を収納設置するための空
間部を下側部内方に有し、少なくとも一面が外方に開か
れる、公衆電話機を収納設置するための略箱状に仕切ら
れた空間部を上側側面部内方に有することを特徴とする
公衆電話ボックス。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992027665U JP2592528Y2 (ja) | 1992-04-27 | 1992-04-27 | 公衆電話ボックス |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992027665U JP2592528Y2 (ja) | 1992-04-27 | 1992-04-27 | 公衆電話ボックス |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0588062U JPH0588062U (ja) | 1993-11-26 |
| JP2592528Y2 true JP2592528Y2 (ja) | 1999-03-24 |
Family
ID=12227244
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992027665U Expired - Fee Related JP2592528Y2 (ja) | 1992-04-27 | 1992-04-27 | 公衆電話ボックス |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2592528Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR200472775Y1 (ko) * | 2009-12-16 | 2014-05-26 | 주식회사 케이티 | 고층 빌딩 서비스가 가능한 안테나와 중계기를 갖는 공중전화 부스 |
-
1992
- 1992-04-27 JP JP1992027665U patent/JP2592528Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0588062U (ja) | 1993-11-26 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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