JP2592083B2 - 数値制御研削盤 - Google Patents

数値制御研削盤

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JP2592083B2 JP2006188A JP2006188A JP2592083B2 JP 2592083 B2 JP2592083 B2 JP 2592083B2 JP 2006188 A JP2006188 A JP 2006188A JP 2006188 A JP2006188 A JP 2006188A JP 2592083 B2 JP2592083 B2 JP 2592083B2
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  • Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、工作物を数値制御により研削加工する数値
制御研削盤に関するものである。
<従来の技術> 従来、この種の数値制御研削盤においては、例えばカ
ムを研削する場合、研削するカムに対応する1種類のリ
フトデータからカムの形状を示すプロフィルデータを演
算により求め、このプロフィルデータに従って荒研削と
精研削の両方の研削を行っている。
<発明が解決しようとする課題> しかしながら、このような数値制御研削盤において
は、砥石のツルーイングや砥石の摩耗等により砥石の切
れ味が変化すると、砥石と工作物間の砥削抵抗が変化し
てしまい砥石時の削り残しが発生する恐れがある。ま
た、砥石の切れ味はツルーイング後刻々と変化するた
め、このような状態で、同一プロフィルデータで研削を
行うと、カムの研削においてはカムプロフィル形状も刻
々と変化してしまい高精度の加工ができないという問題
があった。
<課題を解決するための手段> 本発明は、研削時の砥石を回転駆動する駆動モータの
負荷動力を検出する負荷動力検出手段1と、負荷動力検
出手段1の検出出力から砥石の切れ味を判定する砥石切
れ味判定手段2と、砥石の切れ味変化に伴う理想プロフ
ィル形状との偏差を補正する補正プロフィル形状データ
を砥石切れ味判定手段2の判定結果に対応して記憶する
補正プロフィル形状データ記憶手段3と、負荷動力検出
後理想プロフィル形状データを砥石切れ味判定手段2に
より判定された補正プロフィル形状データに変更するプ
ロフィル形状データ変更手段4とを設けたことを特徴と
するものである。
<作用> 荒研削時の砥石駆動モータの負荷動力を負荷動力検出
手段1により検出し、この検出出力から砥石の切れ味を
砥石切れ味判定手段2により判定し、この判定結果に対
応する砥石の切れ味に応じた補正プロフィル形状データ
を補正プロフィル形状データ補正手段3から読み出し、
プロフィル形状データ変更手段4により、工作物を理想
プロフィル形状に研削するための理想プロフィルデータ
を補正プロフィル形状データに変更する。
<実施例> 以下本発明の実施例を図面を基づいて説明する。
第2図は、本発明の実施例に係る数値制御研削盤の全
体構成図である。
10は数値制御研削盤のベッドで、このベッド10には、
荒研削用砥石Gを備えたモータ20と仕上研削用砥石G2を
備えたモータ21を配設する砥石台スライド22と、工作物
Wを固定支持するチャック30を備えた主軸台31と砥石を
修正するドレッサ32を配設する主軸台スライド33が載置
されている。
前記砥石台スライド22は、砥石G1,G2を工作物Wに向
かってZ方向に進退可能に、送り螺子40を介してサーボ
モータ41の正逆転により駆動される。
また、前記主軸台スライド33は、X方向に進退可能
に、送り螺子50を介してサーボモータ51の正逆転により
駆動される。
35は主軸台31のチャックに固定支持された工作物Wを
所定の角度位相に回転させるサーボモータである。
60,61,62,63はドライブユニットで、数値制御装置64
から指令パルスを入力して、それぞれのサーボモータ4
1,51,35,モータ20,21を駆動する回路である。また、サ
ーボモータ41,51,35の各軸にはロータリエンコーダより
なる位置検出器42,52,34が設けられており、この位置検
出器42,52,34から出力される位置出力がそれぞれドライ
ブユニット60,61,62に帰還されフィードバック制御され
る。
前記数値制御装置64はサーボモータ41,51,35を同期制
御して工作物Wの研削加工を制御する制御装置である。
また、この数値制御装置64は、カムリフトデータ、NC
プロフィルデータ、加工プログラム等を入力するキーボ
ード65、各種の情報を表示する表示装置66、テープリー
ダ,外部記憶装置等の外部機器67が接続されている。
また、68は荒研削時における荒研削用の砥石G1を回転
させるモータ20を回転駆動するために印加する電流と電
圧のそれぞれの値を入力し、電流値と電圧値の掛け算に
よりモータ20の消費電力を求め、この値をモータ20の負
荷動力とする電力計等からなる動力検出器で、荒研削時
のモータ20の動力を測定し図略のD/A変換器を介して、
数値制御装置64に接続されている。
前記数値制御装置64は第3図に示すように、研削盤を
制御するためのメインCPU70、ROM71,RAM72よりなるメモ
リ、入出力インタフェース73,74,75により主に構成され
ている。
前記ROM71には、制御プログラムが記憶され、前記RAM
72には、入力データ,加工プログラム等が記憶されてい
る。
また、このRAM72内のエリア721には、モータ20の動力
負荷に対応する複数のリフトデータ、例えば、動力負荷
が大になる程リフトデータのリフト量が増加するような
3種類のリフトデータL1,L2,L3が記憶されている。
以上の構成において、第2図に示す工作物Wの内面に
カム形状を第4図に示す研削サイクルにより荒研削,仕
上研削する場合の数値制装置64のCPU70の動作につい
て、第5図に示すフローチャートに基づいて説明する。
第4図に示すように、荒研削用の砥石G1を早送りによ
り研削開始位置に移動させ荒研削を行う。この荒研削で
は、まず、工作物の黒皮取りを行うため砥石G1を送り所
定量切り込みを行う(この処理を以下、黒皮取りステッ
プという)。次にモータ20の負荷動力を測定するために
砥石G1をさらに送り、このときの荒研削用のモータ20の
負荷動力を測定する(この処理を以下、動力測定ステッ
プという)。
この動力測定ステップは加工プログラム中にMコード
を用いて指令する。例えば加工プログラム中にM28とい
うMコードが読み込まれると第5図に示すフローチャー
トが処理される。
ステップ100では、黒皮取リステップが終了した後の
動力測定のために、切り込み研削を行う動力測定ステッ
プにおいて、動力検出器68の出力Pを読み込む。
次にこのステップ100で読み込まれた動力検出器68の
出力Pをステップ101〜103によりゾーン判定を行い出力
Pに対応するリフトデータを求める。
ステップ101では、出力PがA0≦P<A1の範囲に入っ
ているかどうかを判定し、この判定がYesであればステ
ップ104に移行し、リフトデータL1をメモリ72から読み
込む。
また、前記ステップ101の判定がNoであれば、次のス
テップ102に移行し、出力PがA1≦P<A2の範囲に入っ
ているかどうかを判定する。この判定がYesであればス
テップ105に移行し、リフトデータL2をメモリ72から読
み込む。
また、前記前記ステップ102の判定がNoであれば、次
のステップ103に移行し、出力PがA2≦P<A3の範囲に
入っているかどうか判定する。この判定がYesであれば
ステップ106に移行し、リフトデータL3をメモリ72から
読み込む。
また、前記前記ステップ103の判定がNoの場合は、メ
モリ72に記憶されたリフトデータ外であると判定され、
エラー表示を表示装置66により行う。
ステップ107では、前記ステップ104〜106により読み
込まれたリフトデータL1〜L3の何れかのリフトデータが
仕上研削用リフトデータLnとして、メモリ72のリフトデ
ータ記憶エリア721の内容が更新記憶する。
以上のステップ100〜107の処理により、研削時のリフ
トデータLnを記憶するリフトデータ記憶エリア721の内
容が更新記憶され、仕上研削時にこの更新記憶されたリ
フトデータLnに基づいて研削が行なわれる。
なお、この実施例においては、荒研削時のモータ20の
動力を判定してリフトデータを更新記憶しているが、仕
上研削の途中でモータ20の動力判定を複数回行いそれぞ
れの判定結果に応じてリフトデータLnを更新記憶するよ
うにしても良い。
また、この実施例においては、リフトデータを予めメ
モリに記憶させているが、プロフィルデータを記憶する
ようにすれば、リフトデータからプロフィルデータに変
換する必要がなくなりサイクルタイムを向上させること
ができる。
また、この実施例においては、荒研削,仕上研削用の
2つの砥石を使用しているが、1つの砥石で荒研削,仕
上研削するものにおいても適用できる。
<発明の効果> 以上述べたように本発明においては、砥石を回転駆動
する駆動モータに係る負荷動力を検出し、この検出出力
から砥石の切れ味を判定し、この判定結果に基づいて、
予め記憶した砥石の切れ味に応じた理想プロフィル形状
との偏差を補正する補正プロフィルデータにより工作物
を研削するようにしたので、砥石の切れ味の変化による
カムプロフィル精度の変化を小さくすることができる利
点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の数値制御研削盤の構成を説明するため
のブロック図、第2図は実施例の数値制御研削盤の全体
構成を示す図、第3図は数値制御装置の構成を示すブロ
ック図、第4図は研削ステップを説明するための図、第
5図は数値制御装置のCPUの動作を示すフローチャート
である。 20,21……モータ、64……数値制御装置、68……動力検
出器、W……工作物、G1……荒研削用砥石、G2……仕上
研削用砥石。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】理想プロフィル形状を定義するリフトデー
    タ,プロフィルデータより成る理想プロフィル形状デー
    タに従って、砥石と工作物を相対移動させ、工作物を研
    削加工する数値制御研削盤において、研削時の前記砥石
    を回転駆動する駆動モータの負荷動力を検出する負荷動
    力検出手段と、この負荷動力検出手段の検出出力から前
    記砥石の切れ味を判定する砥石切れ味判定手段と、前記
    砥石の切れ味変化に伴う前記理想プロフィル形状との偏
    差を補正する補正プロフィル形状データを前記砥石切れ
    味判定手段の判定結果に対応して記憶する補正プロフィ
    ル形状データ記憶手段と、前記負荷動力検出後前記理想
    プロフィル形状データを前記砥石切れ味判定手段により
    判定された補正プロフィル形状データに変更するプロフ
    ィル形状データ変更手段とを設けたことを特徴とする数
    値制御研削盤。
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