JP2591177B2 - 印画装置 - Google Patents

印画装置

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JP2591177B2 JP23634289A JP23634289A JP2591177B2 JP 2591177 B2 JP2591177 B2 JP 2591177B2 JP 23634289 A JP23634289 A JP 23634289A JP 23634289 A JP23634289 A JP 23634289A JP 2591177 B2 JP2591177 B2 JP 2591177B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、映像プリンタ装置などのように、サーマ
ルヘッドを使用して多値の画像を印画する印画装置にお
いて、印画画像の輪郭を強調する場合に用いられる輪郭
強調回路を有する印画装置に関するものである。
[従来の技術] 第3図は従来の印画装置に用いられる輪郭強調回路の
構成例を示すブロック図であり、同図において、(11)
〜(15)はラッチで、3つの端子(16a)、(16b)、
(16c)から入力される画像信号を演算のために保持す
る。
(10)は演算回路で、上記ラッチ(11)〜(15)から
の出力に応じて輪郭を強調するための演算をおこなう。
第4図は上記演算回路(10)の従来例をモデル化した
ものであり、同図(A)において、(4)は量子化され
た画像データの一例で、bi,jは各画像データを表わし、
その分布は、1≦i≦m、1≦j≦nの範囲であり、量
子化する前の画像と対応している値が大きいほど色の濃
度が大きい。
第4図(B)は画像の輪郭を検出し、それを強調する
ための演算に用いる各画像データの使用範囲およびそれ
に掛かる係数の一例を示しており、この例では、画像デ
ータbi,jに掛かる係数を2、画像データbi−1,j、bi+
1,j、bi,j−1、bi,j+1に掛かる係数をそれぞれ−1/4
としている。
つぎに、上記構成の動作について説明する。
第5図は輪郭をもつ画像データの一例で、bi,j=0
(1≦i<k、k+2<i≦m、1≦j≦n)、bi,j=
8(k≦i≦k+2、1≦j≦n)とし、データ値の制
限は−32≦bi,j≦32としている。なお、同図中の(3a)
および(3b)は輪郭線を示している。
第6図は従来の輪郭強調例のデータ波形を示し、同図
中の(7)は演算回路(10)へ入力される画像データの
波形であり、第5図の画像データのうち、j=lのとき
のデータを輪郭検出方向に波形化したもの、(8)は上
記(7)に示すデータを演算回路で演算した結果を波形
化したもの、(9)はその演算結果(8)を印画装置の
サーマルヘッド(図示せず)により印画した濃度値を波
形化したものである。
上記のように構成された輪郭強調回路においては、各
画像データについて注目し、次式ので示した演算を演
算回路(10)でおこなうことにより、輪郭の検出および
強調を行なう。なお、ここで注目した画像データbi,jは
演算の結果、Bi,jに強調されるものとする。
Bi,j=2bi,j−1/4{(bi−1,j)+(bi,j−1) +(bi,j+1)+(bi+1),j)} …… ここで、演算結果(8)について説明する。
輪郭線(3a)については、データ値が輪郭検出方向に
小から大へと変化していて、輪郭線(3a)の前のデータ
値を入力値よりも小さく、後のデータ値を入力値よりも
大きくなるように強調することにより、輪郭強調がおこ
なわれる。同様にして、輪郭線(3b)については、デー
タ値が小さくなる輪郭線であり、前のデータ値を入力値
よりも大きく、後のデータ値を入力値よりも小さくなる
ように強調することにより、輪郭強調がおこなわれる。
以上のような輪郭強調動作をおこなう輪郭強調回路
を、サーマルヘッドを備えた印画装置に組込み使用した
場合、第6図の(8)で示したようなデータをサーマル
ヘッドに入力することにより、データ値の大小に応じて
サーマルヘッドの発熱量が制御されて第6図の(9)に
示すように、色の濃度が異なり、輪郭強調された出力を
得る。
[発明が解決しようとする課題] 従来の輪郭強調回路を備える印画装置は以上のように
構成されているので、サーマルヘッドを備えた印画装置
に使用した場合、印画する色の濃度の大小がサーマルヘ
ッドの発熱量の大小に応じて制御されるために、高濃度
の部分を印画するときに発熱量が多くなり、サーマルヘ
ッドに熱が蓄積する。
従って、高濃度の部分の印画の後に低濃度の部分の印
画を行なうような、例えば輪郭を印画する場合のように
印画方向の上流側と下流側において印画するための発熱
量に急激な変化があるような場合においては、印画方向
の下流側にサーマルヘッドの蓄熱の影響が現れる。この
ような理由により、濃度がより大きくなる輪郭線(3a)
においては所定どうりの輪郭強調をおこなえるけれど
も、濃度がより小さくなる輪郭線(3b)では第6図の
(9)に示すように、濃度の大きい部分が輪郭検出方向
に引きのばされて、正確に輪郭強調した印画が得られな
いなどの問題点があった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、蓄積された熱の影響などを受けることな
く、正確に輪郭強調した出力を得ることができる輪郭強
調回路を有する印画装置を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] この発明による印画装置は、発熱量に応じて印写を行
う発熱体と、量子化された原画像データより検出される
輪郭に対応する印画すべき画像データと、上記輪郭が検
出される方向に基づいて上記印画すべき画像データおよ
びその周辺にある周辺画像データのそれぞれに対応して
設定された上記輪郭を強調するための係数と、上記印画
すべき画像データおよび上記周辺画像データと上記係数
とに基づいて上記輪郭を強調するための演算を行う演算
手段とを有し、該演算手段の演算結果に基づいて上記発
熱体の発熱量を制御するように構成した印画装置におい
て、上記演算手段は、上記輪郭を強調するための係数と
して、上記印画すべき画像データよりも前方の上記周辺
画像データに対応する第1の係数と、上記印画すべき画
像データよりも後方の上記周辺画像データに対応し、上
記第1の係数よりも大きい第2の係数とを含む演算を行
い上記輪郭を強調するように構成する。
[作用] この発明によれば、原画像データより検出される輪郭
に対応する印画すべき画像データおよびその周辺にある
周辺画像データと、輪郭の検出される方向に基づいて印
画すべき画像データおよび周辺画像データのそれぞれに
対応して設定された輪郭を強調するための係数を上記印
画すべき画像データよりも前方の周辺画像データに対応
する第1の係数と、上記印画すべき画像データよりも後
方の上記周辺画像データに対応し、上記第1の係数より
も大きい第2の係数とを含む、輪郭を強調するための演
算を行う演算手段の演算結果に基づいて発熱体の発熱量
を制御する。
[発明の実施例] 以下、この発明の一実施例を図面をもとづいて説明す
る。
第1図はこの発明の一実施例によるサーマルヘッドの
ような発熱体を有する印画装置に用いられる輪郭強調回
路において、画像の輪郭を検出し、それを強調するため
の演算に用いる各画像データに掛かる係数の一例を示
し、この例では、画像データbi,jに掛かる係数を2、画
像データbi−1,jに掛かる係数を−3/8、画像データbi+
1,jに掛かる係数を−1/8、画像データbi,j−1および画
像データbi,j+1に掛かる係数を−1/4としている。
第2図は上記のような係数で輪郭を強調する場合のデ
ータ波形を示し、同図中の(7)は入力画像データを輪
郭検出方向に波形化したもの、(2)は入力画像データ
の演算結果を波形化したもの、(3)は印画装置のサー
マルヘッドにより印画した濃度値を波形化したものであ
り、同図中の(3a)および(3b)は輪郭線である。
なお、輪郭強調回路の全体の構成例は第3図で示す従
来例と同一であり、また、演算回路(10)の構成も第4
図(A)で示す従来例と同一であるため、それらの図面
および説明の記載は省略する。
つぎに、上述構成の動作について説明する。
上記のように構成された輪郭強調回路においては、従
来例と同様に、画像データの演算を次式にしたがって
おこなう。
Bi,j=2bi,j−1/4{(bi,j−1)+(bi,j+1)+(bi−1,j) +1/2〔(bi−1,j)+(bi+1,j)〕} …… ここで、入力画像データ(7)を上式にしたがって
演算した結果(2)と、従来の式にしたがって演算し
た結果(8)とを比較すると、従来例では輪郭線(3a)
および(3b)の前後で強調の割合が入力値に対して±2
と同じ割合であったのに対し、この実施例による強調の
割合は、輪郭線(3a)の前後で入力値に対して−1、+
3、または輪郭線(3b)の前後で入力値に対して+1、
−3と強調の割合に差が生じている。
そのため、このような輪郭強調回路をサーマルヘッド
を備えた印画装置に組込み使用した場合、輪郭線(3a)
の前後のサーマルヘッドの発熱量を従来より多くし、か
つ輪郭線(3b)の前後のサーマルヘッドの発熱量を従来
より少なくすることができる。これにより、サーマルヘ
ッドに蓄積される熱が印画におよぼす影響をなくして、
第2図の(3)に示したように、正確に輪郭強調された
印画画像を得ることができる。
なお、上記実施例では、演算回路を用いて構成された
輪郭強調回路を示したが、これと同等な演算を行なうCP
Uなどの演算装置を用いて構成しても、上記実施例と同
様の効果を奏する。
[発明の効果] 以上のように、この発明によれば、原画像データより
検出される輪郭に対応する印画すべき画像データおよび
その周辺にある周辺画像データと、輪郭の検出される方
向に基づいて印画すべき画像データおよび周辺画像デー
タのそれぞれに対応して設定された輪郭を強調するため
の係数を上記印画すべき画像データよりも前方の周辺画
像データに対応する第1の係数と、上記印画すべき画像
データよりも後方の上記周辺画像データに対応し、上記
第1の係数よりも大きい第2の係数とを含む、輪郭を強
調するための演算を行う演算手段の演算結果に基づいて
発熱体の発熱量を制御するようにしたので、印画画像に
おける輪郭を印写する際に発熱体における蓄熱の影響を
排除することができるため、基の画像データに忠実な輪
郭を有する印画画像を出力できる印画装置を得ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による印画装置が有する輪
郭強調回路における画像データに掛かる係数の設定例を
示す説明図、第2図は動作を説明する各データの波形
図、第3図は従来の印画装置に用いられる輪郭強調回路
の構成例を示すブロック図、第4図(A)は従来の演算
回路における画像データのモデルを示す図、第4図
(B)は各画像データに掛かる係数の設定例を示す説明
図、第5図は輪郭をもつ画像データの一例を示す説明
図、第6図は従来の動作を説明するデータの波形図であ
る。 (7)……画像データ、(10)……演算回路、(2)…
…演算結果。 なお、図中の同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】発熱量に応じて印写を行う発熱体と、量子
    化された原画像データより検出される輪郭に対応する印
    画すべき画像データと、上記輪郭が検出される方向に基
    づいて上記印画すべき画像データおよびその周辺にある
    周辺画像データのそれぞれに対応して設定された上記輪
    郭を強調するための係数と、上記印画すべき画像データ
    および上記周辺画像データと上記係数とに基づいて上記
    輪郭を強調するための演算を行う演算手段とを有し、該
    演算手段の演算結果に基づいて上記発熱体の発熱量を制
    御するように構成した印画装置において、上記演算手段
    は、上記輪郭を強調するための係数として、上記印画す
    べき画像データよりも前方の上記周辺画像データに対応
    する第1の係数と、上記印画すべき画像データよりも後
    方の上記周辺画像データに対応し、上記第1の係数より
    も大きい第2の係数とを含む演算を行い上記輪郭を強調
    するようにしたことを特徴とする印画装置。
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