JP2590976B2 - 砥石整形装置 - Google Patents

砥石整形装置

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JP2590976B2
JP2590976B2 JP62300986A JP30098687A JP2590976B2 JP 2590976 B2 JP2590976 B2 JP 2590976B2 JP 62300986 A JP62300986 A JP 62300986A JP 30098687 A JP30098687 A JP 30098687A JP 2590976 B2 JP2590976 B2 JP 2590976B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、工作機械、特に、フライス盤、マシニング
センタ、研削盤などに装着した砥石をツルーイングまた
はドレッシングするための砥石整形装置に関する。
従来の技術 従来、第5図に示すように、CBNやダイヤモンドを砥
粒とした加工用砥石1のツルーイングをする場合、ダイ
ヤモンド砥粒2を埋め込んだブロック状のツルーイング
工具3を加工テーブル4上にセットし、ともずりさせて
ツルーイングしていた。
また、ドレッシングする時は、第6図に示すように、
WA、GCなどの砥粒を含有した棒状砥石5を固定台6に固
定して、これを研削することによってドレッシングする
か、または、前記棒状砥石5を作業者が砥石面に押付け
てドレッシングしていた。
さらに、第7図に示すように円板状砥石7を回転でき
るようにした回転軸アセンブリ8をフレーム9に設置
し、上記回転軸アセンブリ8を回転させるためのモータ
10をベルトまたはギアで伝達できるよう設置した装置
を、加工テーブル4上にセットし、円板状砥石7で加工
用砥石を研削することによってツルーイングまたはドレ
ッシングが行われていた。
発明が解決しようとする問題点 従来のCBN砥石やダイヤモンド砥石に対するツルーイ
ング、ドレッシングは、その工作物の加工作業を一旦中
止し、第5図のツルーイング工具3や第6図のドレッシ
ング用棒状砥石5あるいは、第7図の装置を加工テーブ
ル4に固定させて行うために、工作物の加工からツルー
イング、ドレッシングへ一連の自動作業で行うことがで
きず、作業能率が低下するという問題点があった。
而して、加工テーブル4上にツルーイング及びドレッ
シング装置を半永久的に固定したとすれば、その領域は
工作物の加工作業に使用できなくなり、やはり、作業能
率の低下となる。
また、作業者がその都度、直接ツルーイング工具やド
レッシング砥石を加工用砥石に押付けける場合では、安
全性が極めて悪く、かつ、熟練を要する等の問題点があ
った。
発明の目的 本発明は、工作物の加工からツルーイング、ドレッシ
ングを自動的に行わせると共に、そのための装置を、加
工物の加工作業領域を縮小しないように設置することに
よって従来の上記問題点を解決することを目的としてい
る。
問題点を解決するための手段 台板に回転可能に支持したツルーイング又はドレッシ
ング用砥石及びこの砥石を回転駆動するためのモータを
備えたツルーイング又はドレッシング用ユニットと、加
工用テーブル上の一側に取付けた支持板に回転アクチュ
エータを配置し、かつ回転アクチュエータの回転軸をツ
ルーイング又はドレッシング用ユニットの台板に固着し
た回転変位機構とを具備し、前記回転変位機構の回転に
基づいてツルーイング又はドレッシング用ユニットを加
工用砥石の加工作業領域の内外に選択的に回転移動させ
るようにしたものである。
作用 上記の構成によれば、工作物の加工時、ツルーイング
またはドレッシング用ユニットを、加工用砥石の加工作
業領域外へ退避させた状態で、加工用砥石による工作物
の加工を行うことができる。そして、加工用砥石のツル
ーイングまたはドレッシング時、上記ユニットを回転変
位機構によって、自動的に、加工用砥石の加工作業領域
内へ移動させて、所定のツルーイングまたはドレッシン
グを行わせることができる。このように、加工用砥石の
ツルーイングまたはドレッシングが行われた後、上記ユ
ニットは、回転変位機構により、加工用砥石の加工作業
領域外へ自動的に退避移動せしめられて、次回まで待機
し、加工テーブル上では、工作物の研削加工が再開され
る。
実施例 以下、本発明の一実施例を、図面を参照して説明す
る。
第1図において、 ツルーイングまたはドレッシング用のユニットAは、
台板11上に、ツルーイングまたはドレッシング用砥石12
を回転可能に支持する回転軸アセンブリ13と、回転駆動
用モータ14とを装着して構成されている。上記砥石12の
軸線は、加工用砥石の軸線に対して、ツルーイングまた
はドレッシングに適する角度に設定されている。
上記モータ14の回転軸と、回転軸アセンブリ13の回転
軸とは、ベルト20で連通可能に連結されている。
回転変位機構Bは、支持板15と、回転アクチュエータ
例えばロータリシリンダ16とで構成した場合を示してお
り、支持板15は、加工テーブル17の一側に取付けられ、
この支持板15にロータリシリンダ16が取付けられ、この
ロータリシリンダ16の回転軸に、ツルーイングまたはド
レッシング用ユニットAの台板11が直接固着され、これ
によって、上記ユニットAを、加工用砥石18の加工作業
領域の外側(第2図)と内側(第3図)とに移動可能と
している。但し、内側では、加工テーブル17上に取付け
られた工作物と干渉しない位置とされる。
上記加工テーブル17は、水平面上をXY方向に移動可能
とした場合を示しており、この場合、加工用砥石18が前
記XY方向と直交するZ軸方向に移動可能とされ、これに
よって加工テーブル17上に取付けられる工作物を、加工
用砥石18で所望形状に研削加工させることができる。
本発明の一実施例は、以上の構成からなり、次に、動
作を説明する。
第4図は研削加工サイクルの一例を示すフローチャー
トであって、これにより、動作を説明する。
工作物の加工時には、ツルーイングまたはドレッシン
グ用ユニットAは第2図の状態にあり、ステップS1にお
いて、サイクルの開始により、加工用砥石18が回転しつ
つ加工テーブル17上の工作物に相対的に接近移動せしめ
られる。この動作は、工作機械本体に予め与えられてい
るNCテープ等のNC指令によって行われ、ステップS2に進
み加工が開始される。この加工中、加工用砥石18の駆動
系に作用する負荷が連続的に検出され、この負荷が許容
値以内か否かがステップS3で判定される。許容値以内で
あれば、ステップS4に進み加工が続行され、ステップS5
で加工が終了するまで、上記判定が行われる。加工が終
了すると、ステップS6に進み補正サイクルが開始され、
加工済み工作物の寸法等が検測され、補正が必要か否か
がステップS7で判定され、補正が必要なときは、ステッ
プS8からステップS1のサイクル開始点まで戻って、再度
加工を行わせ、補正が不要であれば、ステップS9に進み
加工を終了して加工済みの工作物の搬出と、新しい工作
物の搬入が行われ、上記加工サイクルを反復する。
ところで、加工中の負荷が許容値を越えるとステップ
S3から第4図右側のステップS10に進み、送りオーバー
ライド機能が働き、加工用砥石18の送り速度が徐々に低
減され、オーバライド最小値になるまでの間、負荷が許
容値以内に戻るか否かがステップS11で判定され、許容
値以内に戻れば、ステップS4に進んで加工を続行し、戻
らなければ、ステップS12に進んで加工を中断してステ
ップS13でドレッシングサイクルが開始される。このド
レッシングサイクルが開始されると、第4図右側のステ
ップS14において回転変位機構Bのロータリシリンダ16
が駆動され、台板11を介してツルーイングまたはドレッ
シング用ユニットAが加工作業領域内に回転移動せしめ
られ、かつ、モータ14により砥石12が回転駆動され、ス
テップS15に進んで加工用砥石18に対するドレッシング
が行われる。そして、所定のドレッシング作業が終了す
ると、ステップS16に進み回転変位機構Bのロータリシ
リンダ16により台板11を介してツルーイングまたはドレ
ッシング用ユニットAが加工作業領域外へ移動せしめら
れ、次回まで待機し、ステップS1に戻って次の工作物に
対する加工サイクルが再開される。
ツルーイングにおいても同様である。
上記実施例において、ツルーイング又はドレッシング
用ユニットAの加工作業領域の外側及び内側の両位置
で、適当な位置決めクランプ機構が設置可能である。
さらに、ツルーイングまたはドレッシング用砥石12
は、回転駆動形式に制約されず、固定形式や直線往復運
動形式を採用してもよい。
また、加工テーブル17が固定で、加工用砥石18が三次
元方向に移動可能な形式の工作機械にも適用できる。
発明の効果 以上のように本発明によれば、ツルーイング又はドレ
ッシング用ユニットを回転変位機構の回転アクチュエー
タによって、加工用砥石の加工作業領域の内外に選択的
に回転移動させることができるために、加工用砥石の加
工作業領域を縮小することなく、自動的にツルーイング
又はドレッシングを行なうことができるし、さらには、
ツルーイング又はドレッシング用ユニットを回転変位機
構によって単に回転させるだけでツルーイング又はドレ
ッシングを行なうことができるために、作業時間の短縮
が可能となるなどの効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例を示す砥石整形装置の外観
斜視図、第2図及び第3図は、上記実施例の動作を説明
するための平面図、第4図は、上記実施例の研削加工サ
イクルの一例を示すフローチャート図である。第5図
は、従来のツルーイング作業の一例を示す斜視説明図、
第6図は、従来のドレッシング作業の一例を示す斜視説
明図、第7図は、従来のドレッシング用ユニットの一例
を示す斜視図である。 A……ツルーイングまたはドレッシング用ユニット、 B……回転変位機構、 11……台板、12……ツルーイング又はドレッシング用砥
石、14……モータ、15……支持板、16……ロータリシリ
ンダ(回転アクチュエータ)、17……加工テーブル、18
……加工用砥石。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】加工用テーブル上の工作物を研削する加工
    用砥石を、ツルーイング又はドレッシングする装置にお
    いて、台板に回転可能に支持したツルーイング又はドレ
    ッシング用砥石及びこの砥石を回転駆動するためのモー
    タを備えたツルーイング又はドレッシング用ユニット
    と、加工用テーブル上の一側に取付けた支持板に回転ア
    クチュエータを配置し、かつ回転アクチュエータの回転
    軸をツルーイング又はドレッシング用ユニットの台板に
    固着した回転変位機構とを具備し、前記回転変位機構の
    回転に基づいてツルーイング又はドレッシング用ユニッ
    トを加工用砥石の加工作業領域の内外に選択的に回転移
    動させることを特徴とする砥石整形装置。
JP62300986A 1987-11-28 1987-11-28 砥石整形装置 Expired - Fee Related JP2590976B2 (ja)

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