JP2590639B2 - 濾過機能付湯水循環装置 - Google Patents

濾過機能付湯水循環装置

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JP2590639B2
JP2590639B2 JP3215813A JP21581391A JP2590639B2 JP 2590639 B2 JP2590639 B2 JP 2590639B2 JP 3215813 A JP3215813 A JP 3215813A JP 21581391 A JP21581391 A JP 21581391A JP 2590639 B2 JP2590639 B2 JP 2590639B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は浴槽内の湯水を循環させ
ながら濾過および逆洗を行う濾過機能付湯水循環装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来濾過機能付湯水循環装置における運
転方法としては、例えば特開平5−34009号公報の
ように、泡単独運転や、泡と追焚きとの同時運転や、泡
と濾過の同時運転や、泡と逆洗の同時運転等を行えるよ
うにしたものがあった。
【0003】従来の濾過機能付湯水循環装置における構
成の説明について、図6を用いて説明する。
【0004】1は浴槽、2は浴槽1の湯を循環するため
の循環回路であり、循環回路2には湯を強制循環させる
ための非自吸型のポンプ5が設けられている。ポンプ5
の吐出側の流路は、複数の流路、例えば背側流路33と
足側流路34とに分流され、各流路の末端、すなわち浴
槽吐出部には泡噴出器35が設けられている。そして各
流路33、34にはそれぞれ流量制御弁31、32が介
設され、足側流路34には浴槽1内の水位を検出する水
位センサ7が設けられている。
【0005】4は循環回路2のポンプ5吐出側から分岐
せられた追焚き回路で、湯を加熱する風呂用熱交換器
6、循環判定に用いられる水流スイッチ8、浴槽1内の
湯温を検知するためのサ−ミスタ9及び追焚き回路4に
湯を流す自吸式のポンプ21が設けられている。該追焚
き回路4は、三方弁42を介して前記循環回路2の背側
流路33の流量制御弁31の下流側に合流接続される回
路50と流量制御弁31、32の上流側に合流接続され
る回路51に分岐されている。
【0006】3は浴槽1内に湯を落とし込むための給湯
回路であり、給湯回路3は追焚き回路4を介して浴槽1
に接続されている。給湯回路3は追焚き回路4に接続さ
れており、また給湯回路3は給湯用熱交換器10の下流
側で給湯分岐回路11が分岐せられている。この給湯分
岐回路11はシャワ−やカラン等に接続されており、こ
れらの機器へ給湯している。給湯回路3の給湯用熱交換
器10よりも上流側には、市水からの入水流量を検知す
るための入水流量センサ13と水温検知用のサ−ミスタ
12が設けられており、給湯用熱交換器10と給湯分岐
回路11の中間には、入水流量を調整するための流量調
整弁14と給湯用熱交換器10の出湯温度を検知するサ
−ミスタ15が設けられている。また、38は給湯用熱
交換器10の上流側と下流側とを連絡するバイパス路で
あり、該バイパス路38には、リモコンの給湯温度設定
器(図示していない)の設定値により開閉する電磁弁3
9が設けられている。
【0007】さらに、給湯回路3には、浴槽1への落と
し込み流量を検知する落込み流量センサ17、バキュ−
ムブレ−カ18、給湯回路3を開閉するための落とし込
み用の開閉弁19及び逆止弁20が介設されている。1
6は逆止弁20の下流の給湯回路3に設けられた三方弁
であり、後述する濾過槽に接続される逆洗回路30を分
岐するものである。
【0008】23は循環回路2のポンプ5吐出側から分
岐し、ポンプ5吸込側に合流接続される濾過回路で、途
中に濾過槽22が介設されている。そして、濾過槽22
よりも上流側の箇所からは三方弁26を介して逆洗用排
水回路24が分岐せられ、濾過槽22よりも下流側の箇
所には三方弁25を介して前記逆洗回路30が合流せら
れている。逆洗回路30には、定流量用のガバナ27
と、規定水圧以上の水圧が濾過槽にかかるのを防止する
安全弁40及び該逆洗回路30内の水を排出して凍結を
防止するための排水路41が設けられ、該排水路41の
末端には図示しない排水栓が設けられている。
【0009】尚、追焚き回路4に設けた自吸型ポンプ2
1は前記開閉弁19が閉じられているときに前記圧力セ
ンサ7の出力値の上昇が検出された場合に駆動するもの
である。
【0010】浴槽1への落とし込み給湯は、給湯回路3
から追焚き回路4、背側流路33及び足側流路34を通
って浴槽1内に温水が給湯されることにより行われる。
この場合、水位センサ7は浴槽水位が泡噴出器35の位
置より以上になるかを検出したり、最終的に所定水位ま
で落とし込まれたかを検出する役割をなす。
【0011】浴槽1の追焚きは、浴槽水が循環回路2を
循環され、その途中で風呂用熱交換器6に循環され、流
路33、34を通って浴槽に循環されることによって行
われる。
【0012】泡運転は、エア弁37を開き、空気混入回
路36から循環途中の湯水に空気が混入され、空気混入
水が泡噴出器35から浴槽1へ噴出されることにより行
われる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の濾過
機能付湯水循環装置においては、泡と追焚き、泡と濾
過、泡と逆洗を同時運転させることはできても、泡とぬ
るめ機能を同時運転させるものではない。
【0014】尚、ここでのぬるめ機能とは、浴槽内に一
定量の水を加えることにより浴槽内の湯温を一定温度下
げることである。
【0015】ここで、図6において、ぬるめ動作を行な
うには、市水からの入水を給湯回路3および追焚回路4
および回路50を通して浴槽1へ泡噴出器35を介して
落とし込むようにすれば浴槽湯温を下げることができ
る。ところが、水道法では泡運転の際には泡運転用湯水
循環回路と給湯回路とは浴槽雑水の市水への混入を防止
するため一切遮断せねばならないという規制があるた
め、泡運転中において給湯回路3から追焚き回路4を経
て、直接水を供給することができず、このために泡運転
とぬるめ機能とを同時に作動できない難点があった。
【0016】そこで、本発明では、前記の水道法上の規
制を満たしながら泡運転とぬるめ機能とを同時に行うこ
とのできる濾過機能付湯水循環装置の提供を目的として
いる。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は、給湯回路と湯
水循環回路を遮断させながら泡運転とぬるめ運転を同時
に行えるようにするため、以下のような手段を用いてい
る。
【0018】すなわち、浴槽の湯を循環させる循環回路
と、前記循環回路内に空気を混入する空気混入回路と、
浴槽の湯を濾過する濾過槽を備え、前記循環回路に並列
に接続される濾過回路と、濾過槽を逆洗した後の水を排
水するため濾過槽よりも上流側の濾過回路から管路切替
手段を介して分岐される逆洗用排水回路と、濾過槽より
も下流側の濾過回路から管路切替手段を介して分岐さ
れ、市水からの冷水を濾過槽へ導く逆洗回路とを備え、
前記2つの管路切替手段によって濾過回路側と逆洗回路
側とを切替可能とした濾過機能付湯水循環装置におい
て、逆洗回路から導かれる冷水で濾過槽を満たした後、
前記2つの管路切替手段により、濾過回路側へ管路を切
替え、濾過槽の冷水を濾過回路から前記循環路を経由し
て浴槽へ吐出させる制御手段を設けたことを特徴とし、
また、逆洗動作中のみ浴槽水を焚き上げる風呂燃焼を行
わせることを第2の特徴としている。
【0019】
【作用】該濾過機能付湯水循環装置において、逆洗運転
終了後、濾過槽22内の水を管路切替手段により循環回
路を介して浴槽1内に放出することにより泡とぬるめ機
能の同時運転ができると共に、泡運転の際には給湯回路
3と循環回路2を遮断させることが可能となり、水道法
上の規制をクリアすることができた。
【0020】
【実施例】本発明の実施例を図1を用いて説明する。
【0021】1は浴槽、2は浴槽1の湯を循環するため
の循環回路であり、循環回路2には湯を強制循環させる
ための非自吸型のポンプ5が設けられている。ポンプ5
のONおよびOFFはリモコン70からシ−ケンスコン
トロ−ラ74へ送られた信号により制御される。ポンプ
5の吐出側の流路は複数の流路、例えば背側流路33と
足側流路34とに分流され、各流路の末端、すなわち浴
槽吐出部には泡噴出器35が設けられている。そして各
流路33、34にはそれぞれ流量制御弁31、32が介
設され足側流路34には浴槽1内の水位を検出する水位
センサ7が設けられている。
【0022】4は循環回路2のポンプ5吐出側から分岐
せられた追焚き回路で、湯を加熱する風呂用熱交換器
6、加熱手段である風呂用バ−ナ62および加熱量を制
御するガス弁63、循環判定に用いられる水流スイッチ
8、浴槽1内の湯温を検知するためのサ−ミスタ9及び
追焚き回路4に湯を流す自吸式のポンプ21が設けられ
ている。ポンプ21のON−OFF制御およびガス弁6
3の制御はリモコン70からシ−ケンスコントロ−ラ7
4へ送られた信号により制御される。なおサ−ミスタ9
で検知された浴槽湯温はシ−ケンスコントロ−ラ74に
フィ−ドバックされる。該追焚き回路4は三方弁42を
介して前記循環回路2の背側流路33の流量制御弁31
の下流側に合流接続される回路50と流量制御弁31、
32の上流側に接続される回路51に分岐されている。
【0023】3は浴槽1内に湯を落とし込むための給湯
回路であり、給湯回路3は追焚き回路4を介して浴槽1
に接続されている。給湯回路3の給湯用熱交換器10に
は給湯用ガスバ−ナ60および給湯用バ−ナのガス弁6
1が設けられており、ガス弁61はリモコン70よりシ
−ケンスコントロ−ラ74へ送られた信号によって制御
されている。給湯回路3は給湯用熱交換器10の下流側
で給湯分岐回路11が分岐されている。この給湯分岐回
路11はシャワ−やカラン等に接続されており、これら
の機器へ給湯している。給湯回路3の給湯用熱交換器1
0よりも上流側には市水からの入水流量を検知するため
の入水流量センサ13と水温検知用サ−ミスタ12が設
けられており、給湯用熱交換器10と給湯分岐回路11
の中間には、入水流量を調整するための流量調整弁14
と給湯用熱交換器10の出湯温度を検知するためのサ−
ミスタ15が設けられている。
【0024】また、38は給湯用熱交換器10の上流側
と下流側とを連絡するバイパス路であり、該バイパス路
38には図示してないリモコンの給湯温度設定器の設定
値により開閉する電磁弁39が設けられている。さらに
給湯回路3には浴槽1への落とし込み流量を検知する落
とし込み流量センサ17、バキュ−ムブレ−カ18、給
湯回路3を開閉するための落とし込み用の開閉弁19及
び逆止弁20が介設されている。開閉弁19の開閉はリ
モコン70からシ−ケンスコントロ−ラ74へ送られた
信号により制御される。16は逆止弁20の下流側の給
湯回路3に設けられた三方弁であり、後述される濾過槽
に接続される逆洗回路30を分岐するものである。三方
弁16は、リモコン70からシ−ケンスコントロ−ラ7
4へ送られた信号により制御される管路切替手段であ
り、逆洗時には給湯回路3から逆洗回路30へ管路を切
替え、濾過時には給湯回路3のみ通るように切替える管
路切替手段である。なお、三方弁の方向は、図4、図5
に示したとおりである。
【0025】23は、循環回路2のポンプ5吐出側から
分岐し、ポンプ5吸込側に合流される濾過回路で、途中
に濾過槽22が介設されている。そして、濾過槽22よ
りも上流側の箇所からは、三方弁26を介して逆洗用排
水回路24が分岐せられ、濾過槽22よりも下流側の箇
所には三方弁25を介して前記逆洗回路30が合流せら
れている。三方弁25、三方弁26はリモコン70から
シ−ケンスコントロ−ラ74に送られた信号により三方
弁16と共に制御されている管路切替手段であり、図4
に示されるように、逆洗時には三方弁25は逆洗回路3
0から濾過槽22の方向へ管路が切替えられると共に三
方弁26は濾過槽22から逆洗用排水回路24の方向へ
管路が切替えられる。濾過時には、図5に示されるよう
に、三方弁25および三方弁26は濾過回路23から濾
過槽22へ管路が切替えられるのである。
【0026】逆洗回路30には定流量用のガバナ27
と、規定水圧以上の水圧が濾過槽にかかるのを防止する
安全弁40及び該逆洗回路30内の水を排出して凍結を
防止するための排水路41が設けられ、該排水路41の
末端には図示しない排水栓が設けられている。
【0027】尚、追焚き回路4に設けた自吸型ポンプ2
1は前記開閉弁19が閉じられているときに前記圧力セ
ンサ7の出力値の上昇が検出された場合に駆動するもの
である。
【0028】浴槽1への落とし込み給湯は、給湯回路3
から追焚き回路4、背側流路33及び足側流路34を通
って浴槽1内に湯水が給湯されることにより行われる。
この場合、水位センサ7は浴槽水位が泡噴出器35の位
置より以上になるかを検出したり、最終的に所定水位ま
で落とし込まれたかを検出する役割をなす。
【0029】浴槽1の追焚きは、浴槽水が循環回路2を
循環され、その途中で風呂用熱交換器6に循環され、流
路33、34を通って浴槽に循環されることにより行わ
れる。
【0030】泡運転は、エア弁37の開閉を繰り返し、
空気混入回路36から流路33、34内の湯水に空気が
混入され、空気混入水が泡噴出器35から浴槽1へ噴出
されることにより行われる。
【0031】次に、泡運転を行いつつ、浴槽湯温を下げ
る動作であるぬるめジェットシ−ケンスについて図2の
フロ−チャ−トを用いて説明する。図1に示されるぬる
めジェットスイッチ72がONされると、大ポンプ5お
よび小ポンプ21がONする(S1)と共に、図4に示
されるように三方弁16、三方弁25、三方弁26が逆
洗方向に向くと共に開閉弁19がONし(S2)て弁を
開き、給湯用バ−ナ60のガス弁61を閉じ(S3)、
ぬるめジェットを初回使用かどうかを判定し(S4)、
初回使用であれば一定時間(t時間)逆洗を行い(S
5)、初回使用でなければ一定時間(t+α時間)逆洗
を行い(S6)、該逆洗時に濾過槽22に、市水からの
冷水が給湯回路3および逆洗回路30を通って満たされ
るのである。逆洗動作終了後は、開閉弁19をOFFし
て弁を閉にすると共に図5に示されるように三方弁16
を落とし込み方向にし、三方弁25、三方弁26を濾過
方向にして濾過動作に入り(S7)、濾過動作を一定時
間(β時間)行い(S8)、該濾過時において、前記逆
洗時に濾過槽22に満たされた冷水が濾過槽22より下
流側の循環回路2を通って大ポンプ5を経て泡噴出器3
5を介して浴槽1内に放出されて浴槽内の湯温を下げる
ぬるめの機能が得られる。尚、この時に、開閉弁19は
OFFとなっており、給湯回路3と循環回路2とは一切
遮断されており、水道法における泡運転時において給湯
回路と循環回路を遮断しなければならないという規制は
クリアしている。
【0032】該濾過動作終了後、ポンプ5およびポンプ
21がON(SI)してからの経過時間が15分経過し
たかどうかの判定モ−ドにはいり(S9)、該経過時間
が15分に満たない場合には再びS1に戻り、該経過時
間が15分を越えると全負荷をOFFしてぬるめジェッ
トシ−ケンスは終了する。
【0033】このように、本提案のぬるめジェットシ−
ケンスでは、泡運転を行いながら濾過槽内に満たした冷
水を浴槽に放出すると共に、該放出時には給湯回路と循
環回路を遮断するように開閉弁19を閉としたので、泡
運転とぬるめ機能とを同時に行いながらも給湯回路と循
環回路を遮断して水道法の基準を満たすことができる。
【0034】次に、浴槽湯温の上昇と低下を交互に行い
つつ泡運転を行う冷温ジェットシ−ケンスについて図3
を用いて説明する。図1に示されるリモコン70内の冷
温ジェットスイッチ73がONされると、ポンプ5およ
びポンプ21がONとなり(S10)、風呂用バ−ナ6
2のガス弁63を開にし(S11)て浴槽水を焚き上げ
る風呂燃焼が始まり、開閉弁19をONにすると共に図
4に示されるように三方弁16、三方弁25、三方弁2
6を逆洗方向にして(S12)、給湯用バ−ナ60のガ
ス弁61を閉じ(S13)る。
【0035】次に冷温ジェットを初回使用かどうかを判
定し(S14)、初回使用であれば一定時間(t時間)
逆洗動作を行い(S15)、初回使用でなければ一定時
間(t+α時間)逆洗動作を行い(S16)、該逆洗時
に濾過槽22に市水からの冷水が給湯回路3および逆洗
回路30を通って満たされるのである。一定時間の逆洗
動作終了後は風呂用バ−ナ62のガス弁61を閉じて
(S17)風呂燃焼を停止させ、開閉弁19をOFFす
ると共に図5に示されるように三方弁16を濾過方向に
し三方弁25および三方弁26を濾過方向にして(S1
8)、濾過動作を一定時間(β時間)行い(S19)、
該濾過時において前記逆洗時に濾過槽22に満たされた
冷水が濾過槽22より下流側の循環回路2を通ってポン
プ5を経て泡噴出器35を介して浴槽1内に放出され
て、浴槽内湯温を下げるぬるめの機能が得られる。尚、
この時に、開閉弁19は閉となっており、給湯回路3と
循環回路2とは一切遮断されており、水道法における、
泡運転時において給湯回路と循環回路を遮断しなければ
ならないという規制はクリアしている。
【0036】該濾過動作終了後、ポンプ5および、ポン
プ21がON(S10)してからの経過時間が15分経
過したかどうかの判定モ−ドにはいり(S20)、該経
過時間が15分に満たないのであれば、最初のステップ
(S10)に戻り、該経過時間が15分を越えると全負
荷をOFFして冷温ジェットシ−ケンスは終了する。
【0037】このように、本提案の冷温ジェットシ−ケ
ンスにおいては、泡運転と風呂燃焼の同時運転及び泡運
転とぬるめ機能の同時運転がそれぞれ交互に行われるの
で、給湯回路を循環回路から遮断して、水道法の規制を
満足しつつ、浴槽内湯温を上昇および下降させることを
くり返すことができる。
【0038】
【発明の効果】本発明は、以上の構成、作用よりなり、
請求項1に記載の濾過機能付湯水循環装置において、逆
洗中は濾過槽内を市水からの冷水で満たし、その後濾過
動作に移った時に、該濾過槽内の冷水を浴槽内に放出す
るようにしたので、泡運転とぬるめ運転を同時に行える
ようになった。また、泡運転とぬるめ運転を同時に行い
ながらも給湯回路と循環回路は遮断されているので、水
道法の規制、つまり浴槽内の湯水の雑水が市水側に混入
してはならないとする基準を満たしている。運転スイッ
チ投入後の逆洗動作が2回目以降の場合は、逆洗動作時
間を運転スイッチ投入後における初回逆洗動作時間より
も長くしたので、濾過ビ−ズの洗浄が確実に行われる。
【0039】また、特許請求の範囲第2項に記載の濾過
機能付湯水循環装置においては、特許請求の範囲第1項
に記載の濾過機能付湯水循環装置における利点に加え
て、浴槽内の湯温を上昇および下降させることをくり返
して行うことができて実使用上快適な使用感を得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す濾過機能付湯水循環装置
の全体図である。
【図2】本発明の実施例の内容を示す「ぬるめジェット
シ−ケンス」のフロ−チャ−トである。
【図3】本発明の実施例の内容を示す「冷温ジェットシ
−ケンス」のフロ−チャ−トである。
【図4】逆洗時における三方弁16、三方弁25、三方
弁26の管路切替方向を示した図である。
【図5】濾過時における三方弁16、三方弁25、三方
弁26の管路切替方向を示した図である。
【図6】従来の濾過機能付湯水循環装置の構成図を示し
たものである。
【符号の説明】
2 循環回路 3 給湯回路 4 追い焚き回路 16 管路切替手段 19 開閉弁 22 濾過槽 23 濾過回路 24 逆洗用排水回路 25 管路切替手段 26 管路切替手段 30 逆洗回路 62 風呂用バ−ナ 63 ガス弁 70 リモコン 71 運転スイッチ 72 ぬるめジェットスイッチ 73 冷温ジェットスイッチ 74 シ−ケンスコントロ−ラ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浴槽の湯を循環させる循環回路と、前記
    循環回路内に空気を混入する空気混入回路と、浴槽の湯
    を濾過する濾過槽を備え、前記循環回路に並列に接続さ
    れる濾過回路と、濾過槽を逆洗した後の水を排水するた
    め濾過槽よりも上流側の濾過回路から管路切替手段を介
    して分岐される逆洗用排水回路と、濾過槽よりも下流側
    の濾過回路から管路切替手段を介して分岐され、市水か
    らの冷水を濾過槽へ導く逆洗回路とを備え、前記2つの
    管路切替手段によって濾過回路側と逆洗回路側とを切替
    可能とした濾過機能付湯水循環装置において、逆洗回路
    から導かれる冷水で濾過槽を満たした後、前記2つの管
    路切替手段により、濾過回路側へ管路を切替え、濾過槽
    の冷水を濾過回路から前記循環路を経由して浴槽へ吐出
    させる制御手段を設けたことを特徴とする濾過機能付湯
    水循環装置。
  2. 【請求項2】 逆洗動作中のみ浴槽水を焚き上げる風呂
    燃焼を行わせることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載の濾過機能付湯水循環装置。
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