JP2590336Y2 - ハンドル取付構造 - Google Patents

ハンドル取付構造

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JP2590336Y2
JP2590336Y2 JP1993047435U JP4743593U JP2590336Y2 JP 2590336 Y2 JP2590336 Y2 JP 2590336Y2 JP 1993047435 U JP1993047435 U JP 1993047435U JP 4743593 U JP4743593 U JP 4743593U JP 2590336 Y2 JP2590336 Y2 JP 2590336Y2
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JP
Japan
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handle
projection
mounting structure
protrusion
pedestal
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JPH0716725U (ja
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宣二 清水
和輝 浅井
恵美 山沢
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Tottori Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
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  • Thermally Insulated Containers For Foods (AREA)
  • Cookers (AREA)
  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ポットなどに適するハ
ンドル取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般のポットは、例えば図5に示すよう
に、ポット本体1と蓋2とからなり、本体1に回転自在
のハンドル3が設けられている。本体1は、筒状の容器
を収納した筒状フレーム4とその上下を挟み込む上下の
リング体5、6で構成され、上リング体5にハンドル3
が取り付けられている。このハンドル3の取り付け構造
は、例えば特開昭58−157425号公報などに示さ
れる。これについて図6を参照して説明すると、上リン
グ5には円孔7に上向きの切り欠き8を形成した一対の
鍵孔9、9が形成され、ハンドル3には、この鍵孔9、
9に対応した突起10付きの一対の回転軸11、11が
形成されている。そして、本体1を組み立てる前に、ハ
ンドル3を図6に示すように位置させて回転軸11、1
1を鍵孔9、9に挿入し、その後、ハンドル3を少し回
転させることによって突起10が切り欠き8からずれ、
上リング5の内側に引っ掛かることによって、ハンドル
3の抜け止めが行われる。そして、ポット本体1の組立
てが終了すると、ハンドル3は、図6に示す着脱状態に
は戻らないので、ハンドル3が抜けることはない。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、ホテル
などにおいて、一度に数個のポットを持ち運びする場合
は、図7(b)に示すように、ハンドル3を外側に開こ
うとする力が加わるため、垂直下向きの突起10に応力
が集中し、この突起10が破損してハンドル3の抜け止
めが外れ、ポット本体1がハンドル3から落下するとい
う問題があった。
【0004】そこで本考案は、突起10の破損に起因す
るポット本体1のハンドル3からの落下事故を防止する
と共にハンドルの回転を良好にしたことを課題とする。
【0005】本考案は、器体の側壁に設けたハンドル装
着用の一対の孔に、ハンドルの一対の回転軸を挿入し、
該回転軸に一体に突起部と台座を設け、前記突起部を前
記器体側壁の内側に係合させて前記ハンドルの抜け止め
を行ったハンドル取付構造において、前記突起部を、前
記ハンドルが垂直上向きに位置した状態のときに横方向
を向くように形成すると共に器体の側壁を前記突起部と
台座の間に嵌め込んだものである。
【0006】
【作用】本考案は、ハンドル抜け止め用の突起部を、ハ
ンドルが垂直上向きに位置した状態のときに横方向を向
くように形成すると共に、器体の側壁を突起部と台座の
間に嵌め込むようにしたので、複数のポットを同時に持
ち運ぶ際にハンドルに外側に開く力が作用しても、その
力が突起部に集中することを防止し、突起部の破損を防
止し、もってハンドルの抜け止めが外れることを防ぐと
共に、台座によってハンドルの回転がスムースとなる。
【0007】
【実施例】以下本考案の実施例を説明するが、従来と異
なる点を中心に説明する。尚、従来と同一部分には同一
符号を付している。図1(a)に示すように、上リング
体5に形成した鍵孔9、9は、切り欠き8、8を横向
き、しかもその切り欠きが同一方向を向くように形成し
ている。また、ハンドル3の回転軸11、11は、同図
(b)に示すように、ハンドル3を垂直下向きにした取
り付け状態のとき突起部10、10が前記切り欠き8、
8と同じく横方向を向いて形成されている。そして図1
に示す状態で、ハンドル3の両端を広げて上リング5の
両側に位置させ、回転軸11、11をその突起部10、
10を切り欠き8、8に位置合わせして鍵孔9、9に挿
入し、ハンドル3を少し回転させて、突起部10、10
と切り欠き8、8の位置をずらし、回転軸11、11の
抜け止めを行うことにより、ハンドル3が取り付けられ
る。その後ポット本体の組立てが終了すると、ハンドル
3は筒状フレームの存在によって突起部10、10と切
り欠き8、8の合致する位置に戻らないからハンドル3
の抜け止めが行なわれる。
【0008】そして、ハンドル3を垂直上向きの持ち運
び位置とすると、突起部10、10は切り欠き8、8の
反対側に位置する。従って、ハンドル3に外方向に開く
力が作用したとしても、その力の作用する方向、すなわ
ちハンドル3の左右を構成する部分の長手方向とずれた
(直交する)位置に突起部10、10が位置するので、
ハンドルに作用する力が突起部10、10に集中せず突
起部10、10の破損を防止することができる。
【0009】図2はハンドル3の一部を示すもので、同
図(a)はその正面図、同図(b)は側面図である。こ
の図に示すように、ハンドル3内側に円形の台座12が
一体形成され、それに回転軸11が一体形成されてい
る。回転軸11に一体形成した突起部10と台座12の
間には、ポット本体側壁、すなわち前記上リング5の側
壁より若干広い間隔13が形成されており、本体の側壁
を突起部と台座の間に嵌め込むようにしている。
【0010】図3は、他の実施例を示すもので、突起部
10と突起部10’の形状、及びそれに対応して切り欠
き8と切り欠き8’の形状をそれぞれ変えたものであ
り、点検修理時にハンドルを取り外した際、本体組立て
後のハンドル取り付けを防止するものである。同様に、
図4は他の実施例を示すもので、突起部10と突起部1
0の向き、及びそれに対応して切り欠き8と切り欠き8
の向きをそれぞれ反対にしたものであり、点検修理時に
ハンドルを取り外した際、本体組立て後のハンドル取り
付けを防止するものである。
【0011】
【考案の効果】以上のように本考案は、ハンドル抜け止
め用の突起部を、ハンドルが垂直上向きに位置した状態
のときに横方向を向くように形成したので、複数のポッ
トを同時に持ち運ぶ際にハンドルに外側に開く力が作用
しても、その力が突起部に集中することを防止し、突起
部の破損を防止し、もってハンドルの抜け止めが外れる
ことを防ぐと共に、台座によってハンドルの回動がスム
ースとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す、(a)は上リング
の、(b)はハンドルの斜視図である。
【図2】同実施例のハンドルの要部を示し、(a)はそ
の正面図、(b)はその側面図である。
【図3】本考案の他の実施例を示す、(a)は上リング
の、(b)はハンドルの斜視図である。
【図4】本考案の他の実施例を示す、(a)は上リング
の、(b)はハンドルの斜視図である。
【図5】一般ポットの背面図である。
【図6】従来例を示す、(a)は上リングの、(b)は
ハンドルの斜視図である。
【図7】従来例を示す、(a)(b)はハンドル要部の
断面図である。
【符号の説明】
3 ハンドル 9 鍵孔 10 突起 11 回転軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 山沢 恵美 鳥取県鳥取市南吉方3丁目201番地 鳥 取三洋電機株式会社内 (56)参考文献 実開 昭64−23452(JP,U) 実開 昭58−157425(JP,U) 実公 昭46−233(JP,Y1) 実公 昭39−27842(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A47J 27/21 101 A47J 27/21 102 A47J 41/00 301 B65D 25/32

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 器体の側壁に設けたハンドル装着用の一
    対の孔に、ハンドルの一対の回転軸を挿入し、該回転軸
    に一体に突起部と台座を設け、前記突起部を前記器体側
    壁の内側に係合させて前記ハンドルの抜け止めを行った
    ハンドル取付構造において、前記突起部を、前記ハンド
    ルが垂直上向きに位置した状態のときに横方向を向くよ
    うに形成すると共に器体の側壁を前記突起部と台座の間
    に嵌め込んだことを特徴とするハンドル取付構造。
JP1993047435U 1993-08-31 1993-08-31 ハンドル取付構造 Expired - Fee Related JP2590336Y2 (ja)

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JPH0716725U JPH0716725U (ja) 1995-03-20
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JP2011244890A (ja) * 2010-05-24 2011-12-08 Zojirushi Corp ハンドル取付構造

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KR101844113B1 (ko) * 2015-03-05 2018-05-14 주식회사 엘지화학 전지 팩
JP6041938B1 (ja) * 2015-07-10 2016-12-14 サーモス株式会社 着脱式把手のヒンジ構造及び携帯型飲料容器

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JPH0716725U (ja) 1995-03-20

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