JP2578458Y2 - 蓋の開閉装置 - Google Patents
蓋の開閉装置Info
- Publication number
- JP2578458Y2 JP2578458Y2 JP1992043946U JP4394692U JP2578458Y2 JP 2578458 Y2 JP2578458 Y2 JP 2578458Y2 JP 1992043946 U JP1992043946 U JP 1992043946U JP 4394692 U JP4394692 U JP 4394692U JP 2578458 Y2 JP2578458 Y2 JP 2578458Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lid
- upper edge
- opening frame
- view
- opening
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Underground Structures, Protecting, Testing And Restoring Foundations (AREA)
- Hinges (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、床下収納庫のようなも
のの開口枠に開閉自在に取付ける蓋の開閉装置に関する
ものである。
のの開口枠に開閉自在に取付ける蓋の開閉装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、開口枠1に蓋2を開閉自在に取付
けるには図9、図10に示すように開口枠1を閉塞自在
とした蓋2の一端部両側に設けた軸受け部3を開口枠1
の対向する側面の一端部付近に突設した枢支軸4に回動
自在に枢支していた。図10において、14は蓋2の外
周部に取着した蓋枠であり、16は切り欠き19を有す
る切り欠き板であり、この切り欠き板18の切り欠き1
9と平板25の内面と蓋2の蓋枠14のフランジ片15
下面とで軸受け部3が形成してある。
けるには図9、図10に示すように開口枠1を閉塞自在
とした蓋2の一端部両側に設けた軸受け部3を開口枠1
の対向する側面の一端部付近に突設した枢支軸4に回動
自在に枢支していた。図10において、14は蓋2の外
周部に取着した蓋枠であり、16は切り欠き19を有す
る切り欠き板であり、この切り欠き板18の切り欠き1
9と平板25の内面と蓋2の蓋枠14のフランジ片15
下面とで軸受け部3が形成してある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところが、上記の実施
例においては、枢支軸4を中心に蓋2が回動するには図
9のイで示す部分の隙間を蓋2の回動に支障がない程度
にあける必要があり、このため、蓋2を閉じた状態では
イで示す部分の隙間が目立つという問題があった。
例においては、枢支軸4を中心に蓋2が回動するには図
9のイで示す部分の隙間を蓋2の回動に支障がない程度
にあける必要があり、このため、蓋2を閉じた状態では
イで示す部分の隙間が目立つという問題があった。
【0004】本考案は上記の従来例の問題点に鑑みて考
案したものであって、その目的とするところは、蓋の端
部上面と開口枠の上縁との間の隙間をできるだけ狭くで
きる蓋の開閉装置を提供するにある。
案したものであって、その目的とするところは、蓋の端
部上面と開口枠の上縁との間の隙間をできるだけ狭くで
きる蓋の開閉装置を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案の蓋の開閉装置
は、開口枠1を閉塞自在とした蓋2の一端部両側に設け
た軸受け部3を開口枠1の対向する側面の一端部付近に
突設した枢支軸4に回動自在に枢支し、蓋2の一端部側
の上縁5とこれと対向する開口枠1の上縁6とを近接さ
せると共に該開口枠1の上縁6に続く内面を蓋2の一端
部側の上縁5の描く回動軌跡とほぼ同じ円弧状の凹曲面
7として成るものであって、このような構成を採用する
ことで、上記した従来例の問題点を解決して本考案の目
的を達成したものである。
は、開口枠1を閉塞自在とした蓋2の一端部両側に設け
た軸受け部3を開口枠1の対向する側面の一端部付近に
突設した枢支軸4に回動自在に枢支し、蓋2の一端部側
の上縁5とこれと対向する開口枠1の上縁6とを近接さ
せると共に該開口枠1の上縁6に続く内面を蓋2の一端
部側の上縁5の描く回動軌跡とほぼ同じ円弧状の凹曲面
7として成るものであって、このような構成を採用する
ことで、上記した従来例の問題点を解決して本考案の目
的を達成したものである。
【0006】
【作用】しかして、上記のような構成の本考案によれ
ば、蓋2の一端部側の上縁5とこれと対向する開口枠1
の上縁6とを近接させると共に該開口枠1の上縁6に続
く内面を蓋2の一端部側の上縁5の描く回動軌跡とほぼ
同じ円弧状の凹曲面7としてあることで、できるだけ蓋
2の一端部側の上縁5とこれと対向する開口枠1の上縁
6とを近接させることは可能となったものである。
ば、蓋2の一端部側の上縁5とこれと対向する開口枠1
の上縁6とを近接させると共に該開口枠1の上縁6に続
く内面を蓋2の一端部側の上縁5の描く回動軌跡とほぼ
同じ円弧状の凹曲面7としてあることで、できるだけ蓋
2の一端部側の上縁5とこれと対向する開口枠1の上縁
6とを近接させることは可能となったものである。
【0007】
【実施例】本考案を以下添付図面に示す実施例に基づい
て詳述する。添付図面は図2に示すように床下収納庫の
実施例が示してあり、床8の開口部に開口枠1がはめ込
んで取付けてある。開口枠1は縦枠片部9の下端部に蓋
載置用横片部10を連設し、蓋載置用横片部10の先端
部に段部11を介して収納容器13の鍔部13aを載置
するための載置片部12が連設してある。開口枠1を閉
塞自在とした蓋2の外周部には蓋枠14が取付けてあ
る。蓋枠14の上端面は外方に突出するフランジ片15
となっている。
て詳述する。添付図面は図2に示すように床下収納庫の
実施例が示してあり、床8の開口部に開口枠1がはめ込
んで取付けてある。開口枠1は縦枠片部9の下端部に蓋
載置用横片部10を連設し、蓋載置用横片部10の先端
部に段部11を介して収納容器13の鍔部13aを載置
するための載置片部12が連設してある。開口枠1を閉
塞自在とした蓋2の外周部には蓋枠14が取付けてあ
る。蓋枠14の上端面は外方に突出するフランジ片15
となっている。
【0008】この蓋2の一端部両側には軸受け部3が形
成してある。蓋枠14の一端部両側のコーナをはさんで
隣合う2辺に図6、図7に示すような切り欠き板16と
屈曲板17とをそれぞれねじ21で図4、図5のように
固着して取付けることにより軸受け部3が形成してあ
る。すなわち、切り欠き板16は先端に切り欠き19が
設けてあり、屈曲板17には先端に屈曲部18が設けて
あり、この屈曲部18の内面と切り欠き19とフランジ
片15の下面とで囲まれた部分が軸受け部3となってい
る。一方、開口枠1の対向する側面の一端部付近には図
8に示すような軸受け金具23が図3に示すように取付
けてあって、軸受け金具23から枢支軸4が突設してあ
り、この枢支軸4に軸受け部3が回動自在に枢支してあ
る。このように屈曲部17を設けることで、軸受け部3
と蓋2の一端部側の上縁5(すなわち、蓋枠14の一端
部側の上縁5)までの距離を短くでき、その分、蓋2を
回動した場合における蓋2の一端部側の上縁5の回動半
径を短くできるようにしてある。
成してある。蓋枠14の一端部両側のコーナをはさんで
隣合う2辺に図6、図7に示すような切り欠き板16と
屈曲板17とをそれぞれねじ21で図4、図5のように
固着して取付けることにより軸受け部3が形成してあ
る。すなわち、切り欠き板16は先端に切り欠き19が
設けてあり、屈曲板17には先端に屈曲部18が設けて
あり、この屈曲部18の内面と切り欠き19とフランジ
片15の下面とで囲まれた部分が軸受け部3となってい
る。一方、開口枠1の対向する側面の一端部付近には図
8に示すような軸受け金具23が図3に示すように取付
けてあって、軸受け金具23から枢支軸4が突設してあ
り、この枢支軸4に軸受け部3が回動自在に枢支してあ
る。このように屈曲部17を設けることで、軸受け部3
と蓋2の一端部側の上縁5(すなわち、蓋枠14の一端
部側の上縁5)までの距離を短くでき、その分、蓋2を
回動した場合における蓋2の一端部側の上縁5の回動半
径を短くできるようにしてある。
【0009】一方、蓋2の一端部側の上縁5と対向する
開口枠1の上縁6に続く開口枠1の内面は図1に示すよ
うに蓋2の一端部側の上縁5の描く回動軌跡とほぼ同じ
円弧状の凹曲面7としてあり、この結果、蓋2の一端部
側の上縁5とこれと対向する開口枠1の上縁6とを近接
させても蓋2の回動に支障がないようになっている。
開口枠1の上縁6に続く開口枠1の内面は図1に示すよ
うに蓋2の一端部側の上縁5の描く回動軌跡とほぼ同じ
円弧状の凹曲面7としてあり、この結果、蓋2の一端部
側の上縁5とこれと対向する開口枠1の上縁6とを近接
させても蓋2の回動に支障がないようになっている。
【0010】
【考案の効果】本考案にあっては、上述のように、開口
枠を閉塞自在とした蓋の一端部両側に設けた軸受け部を
開口枠の対向する側面の一端部付近に突設した枢支軸に
回動自在に枢支し、蓋の一端部側の上縁とこれと対向す
る開口枠の上縁とを近接させると共に該開口枠の上縁に
続く内面を蓋の一端部側の上縁の描く回動軌跡とほぼ同
じ円弧状の凹曲面としたので、回動時及び閉蓋時のいず
れの場合もできるだけ蓋の一端部側の上縁とこれと対向
する開口枠の上縁とを近接させることが可能となり、こ
の結果、蓋と開口枠との隙間を狭くして外観が良くなる
という利点があるものである。
枠を閉塞自在とした蓋の一端部両側に設けた軸受け部を
開口枠の対向する側面の一端部付近に突設した枢支軸に
回動自在に枢支し、蓋の一端部側の上縁とこれと対向す
る開口枠の上縁とを近接させると共に該開口枠の上縁に
続く内面を蓋の一端部側の上縁の描く回動軌跡とほぼ同
じ円弧状の凹曲面としたので、回動時及び閉蓋時のいず
れの場合もできるだけ蓋の一端部側の上縁とこれと対向
する開口枠の上縁とを近接させることが可能となり、こ
の結果、蓋と開口枠との隙間を狭くして外観が良くなる
という利点があるものである。
【図1】本考案の断面図である。
【図2】同上の収納容器を支持している状態の断面図で
ある。
ある。
【図3】同上の開口枠の枢支軸を取付けた部分を示し、
(a)は平面図であり、(b)は側面図であり、(c)
は正面図である。
(a)は平面図であり、(b)は側面図であり、(c)
は正面図である。
【図4】同上の蓋の軸受け部部分及び開口枠の枢支軸部
分の分解斜視図である。
分の分解斜視図である。
【図5】同上の平断面図である。
【図6】同上に用いる切り欠き板を示す図面で、(a)
は平面図であり、(b)は正面図である。
は平面図であり、(b)は正面図である。
【図7】同上に用いる屈曲板を示す図面で、(a)は平
面図であり、(b)は正面図である。
面図であり、(b)は正面図である。
【図8】同上に用いる枢支軸金具を示す図面で、(a)
は平面図であり、(b)は側面図であり、(b)は正面
図である。
は平面図であり、(b)は側面図であり、(b)は正面
図である。
【図9】従来例の断面図である。
【図10】従来例の蓋を示す軸受け部分を示す図面で、
(a)は斜視図であり、(b)は平断面図である。
(a)は斜視図であり、(b)は平断面図である。
1 開口枠 2 蓋 3 軸受け部 4 枢支軸 5 上縁 6 上縁 7 凹曲面
Claims (1)
- 【請求項1】 開口枠を閉塞自在とした蓋の一端部両側
に設けた軸受け部を開口枠の対向する側面の一端部付近
に突設した枢支軸に回動自在に枢支し、蓋の一端部側の
上縁とこれと対向する開口枠の上縁とを近接させると共
に該開口枠の上縁に続く内面を蓋の一端部側の上縁の描
く回動軌跡とほぼ同じ円弧状の凹曲面として成る蓋の開
閉装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992043946U JP2578458Y2 (ja) | 1992-06-25 | 1992-06-25 | 蓋の開閉装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992043946U JP2578458Y2 (ja) | 1992-06-25 | 1992-06-25 | 蓋の開閉装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH068591U JPH068591U (ja) | 1994-02-04 |
JP2578458Y2 true JP2578458Y2 (ja) | 1998-08-13 |
Family
ID=12677877
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992043946U Expired - Fee Related JP2578458Y2 (ja) | 1992-06-25 | 1992-06-25 | 蓋の開閉装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2578458Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS502269U (ja) * | 1973-05-08 | 1975-01-10 |
-
1992
- 1992-06-25 JP JP1992043946U patent/JP2578458Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH068591U (ja) | 1994-02-04 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19980512 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |