JP2589786Y2 - プロジェクションテレビにおける投射装置 - Google Patents

プロジェクションテレビにおける投射装置

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JP2589786Y2 JP1994013876U JP1387694U JP2589786Y2 JP 2589786 Y2 JP2589786 Y2 JP 2589786Y2 JP 1994013876 U JP1994013876 U JP 1994013876U JP 1387694 U JP1387694 U JP 1387694U JP 2589786 Y2 JP2589786 Y2 JP 2589786Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本考案は、プロジェクションテレ
ビにおいて、冷却液を封入した封入空間の冷却液圧の調
圧機構に改良を施したプロジェクションテレビにおける
投射装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来におけるプロジェクションテレビの
投射装置の概略を図7と共に説明する。図中、21は投
射管、22は段部22aを有する熱伝導良好な材料によ
るフレームにして、前記段部22aの一方に接着剤23
を介して前記投射管21の投射面に固定されている。2
4はレンズにして、その鍔部24aが前記フレーム22
における段部22aの他方にパッキン25を介して載置
されている。26は前記フレーム22の端縁にネジ27
にて固定されている押え板にして、ネジ27を締め付け
ることにより、レンズ24はパッキン25を押し潰すよ
うにしてフレーム22の段部に固定される。 【0003】また、フレーム22の段部22aの一部に
は調圧機構を構成する調圧室22bが形成されており、
この調圧室22bにはダイヤフラム28が被せられ、こ
の内周面は接着剤により調圧室22bの外周部に接着固
定されている。なお、Aは投射管21の投射面とレンズ
24との空間に充填された冷却液である。 【0004】 【考案が解決しようとする課題】かかる従来の投射装置
においては、ダイヤフラム28は、その調圧室22bと
反対側の面が外部に対して露出しているため、この面に
埃などが付着しやすく、ダイヤフラム28が十分に伸縮
しなくなることがある。また、ダイヤフラム28は弾性
部材で構成されており、外部からの応力で破損しやすい
ため、プロジェクションテレビの組立作業時に誤ってダ
イヤフラム28のこの面に応力が加わると、破損するこ
とがある。 【0005】そこで本考案の目的とするところは、ダイ
ヤフラムの調圧室と反対側の面に埃などが付着しにく
く、また、組立作業時などにおいてこの面が外部からの
応力で破損されないようにしたプロジェクションテレビ
における投射装置を提供せんとするにある。 【0006】 【課題を解決するための手段】前記した課題を解決する
ために成された本考案のプロジェクションテレビにおけ
る投射装置は、図1、図2において、投射管(1)と、
その前面側のレンズ1(11)との間に冷却作用を有す
る部材で構成されたフレーム(2)を配設し、該フレー
ム(2)により投射管(1)とレンズ(11)を取り付
けると共に、前記投射管(1)とレンズ(11)間に冷
却液封入空間(2d)を形成し、該冷却液封入空間(2
d)に冷却液(A)を封入すると共に、前記フレーム
(2)の一部に前記冷却液(A)が充填される調圧室
(2g)を設けて調圧機構を構成し、前記投射管(1)
から発生した熱を前記冷却液(A)と調圧室(2g)を
含むフレーム(2)により冷却し、かつ前記調圧機構に
より冷却液(A)の前記投射管(1)から発生した熱に
よる膨脹を吸収するようにしたプロジェクションテレビ
における投射装置において、前記調圧室(2g)は外部
と連通する開口部が形成され、前記調圧機構は、前記調
圧室(2g)の開口部に被せられ前記冷却液(A)の膨
脹を吸引するダイヤフラム(15)と、前記ダイヤフラ
ム(15)の調圧室(2g)と反対側の面の上方に設置
されたカバー(16、17)とを備え、前記ダイヤフラ
ム(15)は、その周縁部が調圧室(2g)側に湾曲さ
れて形成されていることを特徴とする。 【0007】 【作用】フレーム(2)の一部に設けられた調圧室(2
g)の開口部にダイヤフラム(15)が被せられ、投射
管(1)から発生する熱による冷却液(A)の膨脹を吸
引する。また、ダイヤフラム(15)の調圧室(2g)
と反対側の面の上方に設置されたカバー(16、17)
により、該反対側の面を保護し、埃などの付着や外部か
らの応力による破損を防止する。 【0008】 【実施例】以下、本考案の実施例を図に基づいて説明す
る。図示のものはプロジェクションテレビを構成する3
つの単色投射管のうちの1つを示すものである。図中、
1は投射管であり、蛍光面に近接した側縁外周にはX線
の放出を遮蔽するための金属製帯体1aが固着されてい
る。また、フレーム2の中央には段部2bが形成されて
いて、該段部2bによって区切られる大径室側は前記投
射管1が挿入される投射管室2cが、小径室側は後述す
る冷却液Aが封入される冷却室2dが形成される。そし
て、投射管室2cを構成する側壁の内側4隅には前記投
射管1の側縁外周と当接し、フレーム2に対する投射管
1の位置決めを行うための突条2eが形成されている。 【0009】一方、冷却室2dを構成する側壁の端面4
隅には後述するレンズ11の小突起11dと当接し、フ
レーム2に対するレンズ11の位置決めを行うための突
起2fが形成されている。従って、フレーム2に対し投
射管1とレンズ11とが位置決めされるため、投射管1
とレンズ11との中心線は一致することとなる。また、
フレーム2には冷却室2dを構成する側壁の下面内側に
一端が開口され、他端が投射管室2cの外壁に形成され
た調圧室2gに開口する連通孔2hが形成されている。
さらに、冷却室2dを構成する側壁の上面は中央に向っ
てテーパ状になっており、その中央には冷却液注入口2
iが形成されると共に、この注入口2iの下面は該注入
口2iに向ってテーパ面2jとなっている。従って、上
壁面は2段のテーパ面となっている。そして、注入口2
iの上面は大径孔2kとなっていて、ここにパッキン3
が嵌合されている。 【0010】4は内周縁に断面柱状の膨大部4aが形成
さた薄板状の角型パッキンにして、前記フレーム2にお
ける段部2bの内面に形成された溝2b1に前記膨大部
4aが配置されている。5は投射管1の背面より挿入さ
れる金属製の押え板にして、投射管1をフレーム2に固
定させるためのものである。 【0011】而して、投射管1はフレーム2の投射管室
2c側に投射面側を対向して挿入される。この時、フレ
ーム2における段部2bの溝2b1にはパッキン4が配
置されているので、投射管1の投射面はパッキン4に当
接する。次いで、投射管1の背面より押え板5を挿入
し、該押え板5の孔5aよりネジ6を挿入してフレーム
2の取付用脚注部21に螺合して固定するものである
が、ここで、投射管1の背面に突出形成された支持部1
bに弾性材7を介して押え板5が当接するので、ネジ6
の締め付け(4隅において)によって投射管1はパッキ
ン4を押し潰した状態で取付けられる。 【0012】ところで、この取付けにおいて、投射管1
のパッキン4に対する押圧力を全体に亘って均一に行わ
ないと、部分的に僅かながらも隙間のできることがあ
り、後述する冷却液の漏れが生じることがある。そこ
で、押え板5のフレーム1に対する締め付け力を均一に
行う必要があるので、本実施例にあっては、押え板5の
孔5aを介して一端がフレーム2の脚注部21に当接す
るようにカラー8を挿入すると共に該カラー8の外周に
スプリング9を一端が押え板5に当接するように挿入す
る。 【0013】さらに、ワッシャ10に挿通したネジ6を
カラー8を介してフレーム2の脚注部21にネジ込み、
ワッシャ10がカラー8の他端に当接するまで締め付
け、スプリング9を撓ませる。これにより、押え板5は
4か所においてスプリング9のばね力で投射管1を押圧
するので、該投射管1は均等な押圧力でパッキン4に押
し付けられ、フレーム2の段部2bと投射管1の投射面
との間に隙間が生じるようなことはない。 【0014】11はアクリル樹脂等によるレンズにし
て、一面にのみ一定の曲率半径をもって湾曲された湾曲
面11aが形成されると共に、四辺が直角に切り落とさ
れて平面形状において長方形に形成されている。そし
て、切り落とされた各辺には垂直壁部11bが形成され
ると共に、全周に亘って鍔部11cが一体的に形成され
ている。 【0015】なお、本実施例では湾曲面11aの四隅が
アールをもって形成されているが、これは湾曲面11a
に圧力が加わった時に隅部に亀裂が生じたりしないよう
にするためであり、必ずしもアールを付ける必要はな
い。また。前記鍔部11cの隅部には小突起11dが形
成されていて、これが前記フレーム2の突起2fに当接
する。 【0016】12は断面丸状のパッキンにして、レンズ
11の鍔部11c上に嵌合されている。13は金属製の
レンズにして、前記レンズ11の鍔部11cを囲むよう
な形状に形成されると共に、レンズ11の垂直壁部11
bの内面と重ね合わされる遮光板部13aが一体に形成
されている。また、レンズ11の鍔部11cと重なる部
分には段部13bが形成されている。 【0017】而して、フレーム2における冷却室2dを
構成する側壁の端面に湾曲面11aを内側にしてレンズ
11aを配置する。この時、レンズ11の鍔部11cと
側壁の端面との間にはパッキン12が介在される。ま
た、レンズ11の小突起11dがフレーム2の突起2f
の側壁に当接するので、レンズ11はフレーム2に対し
位置決めされる。次いで、レンズ取付板13をレンズ1
1の鍔部11cを覆うように配置すると共に、レンズ取
付板13の4隅に形成された孔13cよりネジ14を挿
通し、フレーム2における突起2fの上面に形成された
ネジ孔2f1にネジ込み締め付けることによりレンズ1
1をフレーム2に固定する。この時、レンズ取付板13
の段部13bとパッキン12とでレンズ11の鍔部11
cを両面から挟み込むようにして取付けたので、鍔部1
1cに曲げ応力が加わるようなことがなく、圧縮応力し
か加わらないようにした。 【0018】なお、本実施例にあっては、レンズ取付板
13に段部13bを形成したものを示したが、該段部1
3bに変え、レンズ11の鍔部11cにおけるレンズ取
付板13との接触面側に突条を設けてもよい。また、レ
ンズ取付板13の少なくとも遮光板部13aを黒色等で
無反射状態とすることにより、レンズ11を通過した光
がレンズ取付板13で反射されるようなことはない。 【0019】15は前記フレーム2の調圧室2gに被覆
されたダイヤフラムにして、その周縁部15aに締着リ
ング16が嵌合され、ネジにてフレーム2に固定されて
いる。したがって、ダイヤフラム15は締着リング16
によってフレーム2の調圧室2gの開口部に固定され
る。なお、17は、締着リング16の開口部に被せられ
るキャップであり、締着リング16とキャップ17によ
りカバーを構成する。また、ダイヤフラム15はその周
縁部が調圧室2g側に湾曲されて形成されている。 【0020】次に前記した構成に基いて作用を説明す
る。先ず、フィン2aを有するフレーム2の投射管室2
cに投射管1を取付けるのであるが、この時、段部2b
の溝2b1にパッキン4を配置し、投射管1の投射面を
パッキン4に当接させる。この状態において投射管1の
四隅はフレーム2の投射管室2cの四隅内面に突出され
た突条2eに当接し、従って、フレーム2に対する投射
管1の位置決めが行われる。次いで、投射管1の背面よ
り押え板5を挿入し、投射管1の背面に形成された支持
部1bに弾性材7を介して載置する。ここで、押え板5
の孔5aよりネジ6にワッシャ10、スプリング9、ス
ペーサ8を順次挿通したものを挿入し、ネジ6を締め付
けると、ネジ6はフレーム2の取付用脚注部21にネジ
込まれる。そして、ネジ6を締め付けワッシャ10がス
ペーサ8に当接するまで行うと、押え板5とフレーム2
はスプリング9のばね力で固定されたことになる。 【0021】すなわち、投射管1はパッキン4を介し
て、その四隅がスプリング9のばね力で押圧されること
となる。したがって、投射管1はフレーム2の段部2b
に均一な力で密封状態で固定される。また、パッキン4
はその膨大部4aがフレーム2における段部2bの溝2
b1内に入っているので、該パッキン4のフレーム2に
対する位置決めが容易に行えると共に、膨大部4aと偏
平部4bとが投射管1と接触するので、両者の接触面積
が大きくなり、しかも膨大部4aが投射管1に押圧され
たときにこの部分が主に押し潰されるので、投射管1と
フレーム2の段部2bとの間を水密に保持できるという
効果を有する。 【0022】次に、レンズ11をフレーム2に取付ける
のであるが、先ず、レンズ11の鍔部11cにパッキン
12を嵌合し、このパッキン12側をフレーム2の開口
部に、レンズ11の湾曲部側をレンズ室2dに入れるよ
うにして載置する。この時、レンズ11の四隅に形成さ
れた小突起11dがフレーム2の突起2fに当接するの
で、フレーム2に対するレンズ11の位置決めされた投
射管1とレンズ11とはつねに一定の位置関係に保持さ
れる。 【0023】次いで、レンズ取付板13をレンズ11に
被せネジ14によってフレーム2の突起2fに締め付け
ることによって、レンズ11をフレーム2に取付ける。
このレンズ取付板13によるレンズ11の取付時におい
て、レンズ11の鍔部11cはその両面の対応する位置
にパッキン12とレンズ取付板13の段部13bとが対
向し、この状態で両面から挟み込まれるので、レンズ1
1の鍔部11cは全体が均一な力で圧縮され、従って鍔
部11cに曲げ応力が加わることなく折損したりするこ
とはない。また、レンズ11は円形の四辺の直角に切り
落とした平面形状で長方形としたことにより、大きな曲
率半径をもったレンズであっても小型化が図れ、従って
隣接する投射管1を近接することができ、各投射管の光
軸長を同じ長さに近ずけて色調の強さを均一化できると
いう効果を有する。 【0024】さらに、レンズ11を前記した如く四角形
とすることにより、レンズ11に垂直壁部11bが形成
され、投射管1よりの投射光がここで反射し干渉する可
能性が生じる。そこで、本実施例においてはレンズ取付
板13に前記垂直壁部11bと略同じ大きさの、しかも
無反射処理を行った遮光板部13aを形成し、この遮光
板部13aをレンズ11の垂直壁部11bの内面に重
ね、これにより投射光が反射することのないようにし、
光干渉がないようにした。 【0025】次に、ダイヤフラム15をフレーム2の調
圧室2gに嵌着すると共に、締着リング16をフレーム
2にネジ止めすることにより、ダイヤフラム15を固定
し、さらに締着リング16の開口部にキャップ17を取
付ける。この締着リング16とキャップ17によりなる
カバーは、図示のようにダイヤフラム15の調圧室2g
と反対側の面の上方に設置され、該ダイヤフラム面を保
護し、埃の付着や外部応力による破損を防止している。 【0026】次いで、フレーム2の注入口2iより冷却
液Aを注入し、ダイヤフラム15および投射管1の投射
面とレンズ11の湾曲面との間に形成された空間に充填
する。この充填において冷却液Aが満たされると空気が
前記空間の上面に残る可能性がある。そこで本考案にお
いては、注入口2iの下面にテーパ面2jを形成し、前
記空気がテーパ面2jに沿って注入口2iより排出され
るようにした。これによって、空間内に空気が残るよう
なことはなく、冷却液Aによって満たされることにな
る。そして、注入口2iにパッキン3がネジ3aによっ
て取付けられるので、冷却液Aは封入される。 【0027】なお、注入口2iの封止において本実施例
ではパッキン3とネジ3aとによって行っているが、他
の封止手段として、フランジ付きの中空ゴム部材を注入
口2iに挿入すると共に、この中空ゴム部材の中空部に
ステンレス、アルミ合金、真鍮等の軸状栓を嵌入するこ
とにより行うこともできる。この場合、中空ゴム部材の
注入口2iの下面より突出する部分の内周に膨出部を形
成すれば、軸状栓を中空部に嵌入した時に該膨出部が外
方に拡開され、注入口2iの下面を密封し、より封止状
態の向上が図れる。 【0028】この冷却液Aが封入された状態で、投射管
1に信号が印加され、該投射管1が加熱されると、冷却
液Aは膨脹するが、この膨脹した分だけはダイヤフラム
15にて吸引され、投射管1やレンズ11に余分な圧力
が加わるようなことがないと共に、冷却液Aは空間内で
対流し、かつフレーム2によって冷却されて一定温度以
上には上昇することはない。なお、締着リング16とキ
ャップ17はこのダイヤフラム15の吸引時にダイヤフ
ラム15に対して接触などの支障がないように配置され
ている。 【0029】また、冷却液Aの温度上昇に伴ってレンズ
11も加熱され膨脹し、その四隅がフレーム2の突片2
fに当接し、レンズ11に応力が加わり破損の虞れがあ
るが、本実施例にあっては、レンズ11の四隅に小突起
11dを形成し、この小突起11dを潰すことでレンズ
11への応力を逃げ、破損を防止している。 【0030】 【考案の効果】以上のように、本考案によれば、ダイヤ
フラムの調圧室と反対側の面に埃などが付着されるのを
防止でき、また、組立作業時などにおいてこの面が外部
からの応力で破損されるのを防止できるので、ダイヤフ
ラムによる調圧作用を円滑に行うことができる。また、
投射管とレンズとを調圧室が形成されているフレームに
取り付け、このフレームと冷却液により冷却するように
したので、十分な冷却効果が得られ、かつ投射管とレン
ズの取り付けも容易となる。さらに、ダイヤフラムはそ
の周縁部が調圧室側に湾曲されて形成されているので、
冷却液の膨脹によりダイヤフラムが伸長するときに、ダ
イヤフラムが開口部から大きく突出するのを防止でき
る。したがって、カバーの設置高さを低くすることがで
き、投射装置における突出部を少なくすることができる
ので、例えばRGBの3管式投射装置に適用した場合に
は、投射装置の大きさをコンパクトにすることができ
る。
【図面の簡単な説明】 【図1】本考案の実施例にかかる全体の分解斜視図を示
す図である。 【図2】図1の組立状態断面図を示す図である。 【図3】フレーム部分の断面斜視図を示す図である。 【図4】フレームにレンズを取付けた状態の正面図を示
す図である。 【図5】図2における一部分の各大断面図を示す図であ
る。 【図6】図2における一部分の各大断面図を図を示す図
である。 【図7】従来例の概略の断面図を示す図である。 【符号の説明】 1 投射管 2 フレーム 2d 冷却室 2g 調圧室 11 レンズ 15 ダイヤフラム 16 締着リング 17 キャップ A 冷却液
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G02B 9/00 - 17/08 G02B 21/02 - 21/04 G02B 25/00 - 25/04 H04N 5/66 - 5/74

Claims (1)

  1. (57)【実用新案登録請求の範囲】 1.投射管(1)と、その前面側のレンズ(11)との
    間に冷却作用を有する部材で構成されたフレーム(2)
    を配設し、該フレーム(2)により投射管(1)とレン
    ズ(11)を取り付けると共に、前記投射管(1)とレ
    ンズ(11)間に冷却液封入空間(2d)を形成し、該
    冷却液封入空間(2d)に冷却液(A)を封入すると共
    に、前記フレーム(2)の一部に前記冷却液(A)が充
    填される調圧室(2g)を設けて調圧機構を構成し、前
    記投射管(1)から発生した熱を前記冷却液(A)と調
    圧室(2g)を含むフレーム(2)により冷却し、かつ
    前記調圧機構により冷却液(A)の前記投射管(1)か
    ら発生した熱による膨脹を吸引するようにしたプロジェ
    クションテレビにおける投射装置において、 前記調圧室(2g)は外部と連通する開口部が形成さ
    れ、 前記調圧機構は、前記調圧室(2g)の開口部に被せら
    れ前記冷却液(A)の膨脹を吸引するダイヤフラム(1
    5)と、 前記ダイヤフラム(15)の調圧室(2g)と反対側の
    面の上方に設置されたカバー(16、17)とを備え 前記ダイヤフラム(15)は、その周縁部が調圧室(2
    g)側に湾曲されて形成されているこ とを特徴とするプ
    ロジェクションテレビにおける投射装置。
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