JP2589624Y2 - ガスコック - Google Patents

ガスコック

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JP2589624Y2
JP2589624Y2 JP1992068278U JP6827892U JP2589624Y2 JP 2589624 Y2 JP2589624 Y2 JP 2589624Y2 JP 1992068278 U JP1992068278 U JP 1992068278U JP 6827892 U JP6827892 U JP 6827892U JP 2589624 Y2 JP2589624 Y2 JP 2589624Y2
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JP
Japan
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shaft
axial direction
valve
operating shaft
rotation
Prior art date
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JP1992068278U
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English (en)
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JPH0632848U (ja
Inventor
博恭 河村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Tottori Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
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  • Preventing Unauthorised Actuation Of Valves (AREA)
  • Feeding And Controlling Fuel (AREA)
  • Taps Or Cocks (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、操作軸の押し回し操作
により、コンロ用バーナ等の点滅操作を行うガスコック
に関する。
【0002】
【従来の技術】コンロ用バーナ等の点滅操作を行うガス
コックでは、例えば実公平2−27328号公報にて示
される様に、操作軸の押し操作によりパイロット弁を介
して電磁弁の弁体を開成操作すべく構成している為、操
作軸を確実に押し下げ操作しないと電磁弁が閉じて点火
操作を失敗するという問題がある。
【0003】一方ガスストーブ等のバーナを点滅操作す
るガスコックでは、例えば実公昭60−3418号公報
にて示される様に、操作軸の回転操作だけで電磁弁の開
成を行うべく、回転運動を軸方向への変位に変換する変
換機構を設けたものがあるが、この変換機構は操作軸の
回転操作の途中で回転操作を中止すると、ピン14と段部
15との係合が外れてピンが上昇する為、再び回転操作を
行ってもパイロット弁の軸方向への摺動操作が行えず、
操作軸を一度元に戻して点火操作を行う必要があり、操
作が煩わしいという問題がある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、操作軸の回
転操作で、確実に操作軸を押し回し操作し、電磁安全弁
を確実に開成セットする事を目的とする。
【0005】 本考案は、コック本体内に回転自在に収
納した閉子と、この閉子の略中心部に軸方向に摺動自在
に装着した弁軸と、閉子と同一軸線上の下方に装着され
弁軸にて開成操作される電磁安全弁と、閉子と同一軸線
上の上方にて回転自在でかつ軸方向に摺動自在に装着さ
れ、軸方向への摺動操作により弁軸を軸方向へ摺動操作
する操作軸と、この操作軸と閉子との間に装着され、こ
れらと常時一体的に回転しかつコック本体に形成したス
トッパーにより回転規制した継手から成り、この継手の
略中心部に操作軸の下部が係入する貫通穴を穿設すると
共に、この貫通穴内に操作軸の下部にて半径方向に突設
した突起が当接する傾斜壁を一体的に形成し、操作軸の
一方向への回転操作により少なくとも継手がストッパー
により回転停止すると、突起が傾斜壁に当接して操作軸
を強制的に軸方向に摺動させ、弁軸を介して電磁安全弁
を開成操作して成るものである。
【0006】
【作用】操作軸の点火操作による回転操作により、操作
軸の突起が継手の傾斜壁を摺動して操作軸を強制的に軸
方向に摺動操作し、操作軸にてパイロット弁軸を軸方向
に摺動操作して開成すると同時に、閉子を回転駆動して
開成操作し、バーナへガス供給を行う。
【0007】
【実施例】本考案による実施例を先ず図1に基づき説明
すると、(1)はコンロ用バーナの点滅操作を行うコック
本体で、周知の図示しない熱電対の起電力にて作動する
電磁安全弁(2)を収納する収納室(3)と、閉子(4)を回
転自在に収納する閉子室(5)とを同一軸線上に一体形成
していると共に、上記収納室(3)の側壁にガス入口(6)
を形成し、かつ収納室(3)と閉子室(5)との間に上記電
磁安全弁(2)の弁体(7)にて開閉する主弁孔(8)を形成
し、更に上記閉子室(5)の周壁には、閉子(4)に形成し
た連通孔(9)と連通して、閉子(4)の回転位置に応じて
開閉されるガス出口(10)を形成している。
【0008】(11)は上記閉子(4)の略中心部に軸方向に
摺動自在に装着された弁軸で、下端(12)を上記弁体(7)
に対向位置し、かつ上端(13)を上記閉子(4)の上部より
上方に突出し、更にスプリング(14)にて上記下端(12)が
弁体(7)より離れる方向に付勢している。
【0009】(15)は上記閉子(4)の上方で、これと同一
軸線上に装着した操作軸で、上記コック本体(1)にビス
止め固定したベース板(16)、及びこのベース板にビス止
めした支持板(17)にて押し回し自在に支持されている。
【0010】(18)は上記操作軸(15)と閉子(4)との間に
回転自在に装着した樹脂製の継手で、略中心部に上記弁
軸(11)の上端(13)、及び操作軸(15)の下端を挿入する貫
通穴(19)を形成していると共に、上記閉子(4)と一体的
に回転する様に閉子(4)の係入溝(20)に係入する突体(2
1)と、図2にて示す様に上記操作軸(15)の下端に半径方
向に一体に突出形成した一対の突起(22)(22)が係入する
縦溝(23)(23)とを一体に形成し、かつこの縦溝には、図
3にても示す様に操作軸(15)を点火操作方向(実施例で
は反時計方向)に回転操作すると、上記突起(22)(22)が
当接して操作軸(15)を強制的に下側に摺動する傾斜壁(2
4)(24)を一体に形成している。
【0011】(25)(26)は上記継手(18)の外周縁に所定間
隔を置いて一体に突設した規制片で、これの周囲に位置
してコック本体(1)に一体形成したストッパー(27)(28)
に当接して操作軸(15)の回転範囲を規制するものであ
る。
【0012】(29)は上記操作軸(15)の上記ベース板(16)
と支持板(17)との間に装着した点火板で、操作軸(15)の
所定回転位置で例えば圧電式の点火器(30)を作動する。
【0013】 而して、操作軸(15)を継手(18)の規制片
(26)がストッパー(28)に当る最終点火位置迄反時計方向
に回転して点火操作を行う事で、操作軸(15)の突起(22)
(22)が傾斜壁(24)(24)に当接して、操作軸(15)のわずか
な押し操作で操作軸(15)を軸方向に押し下げ操作し、図
4にて示す様に弁軸(11)により電磁安全弁(2)の弁体
(7)を開成セットすると共に、閉子(4)の連通孔(9)が
ガス出口(10)と連通し、ガス入口(6)から流入したガス
をガス出口(10)より図示しないバーナに向けて供給す
る。
【0014】又同時に点火板(29)にて点火器(30)を作動
してバーナの点火操作を行う。
【0015】 一方、上記操作軸(15)の回転操作の途中
で回転操作を中断した場合には、その位置より再び操作
軸(15)を継手(18)の規制片(26)がストッパー(28)に当る
最終点火位置迄回転操作する事で、突起(22)(22)が傾斜
壁(24)(24)に当接して操作軸(15)を軸方向に摺動して電
磁安全弁(2)の弁体(7)を開成セットする等、点火操作
をそのまま継続する事が出来る。
【0016】 尚、上記実施例においては、操作軸(15)
を回転操作する事で押し回し操作を行う様に構成してい
るが、子供の誤操作等を防止すべく、最初必ず操作軸(1
5)を押し下げ操作しないと操作軸(15)の回転操作が行え
ない様に構成しても良く、その場合にも、点火操作の途
中に回転操作を中断した場合には、その位置より再び操
作軸(15)を継手(18)の規制片(26)がストッパー(28)に当
る最終点火位置迄回転操作することで、上記実施例の場
合と同様に突起(22)(22)が傾斜壁(24)(24)に当接して操
作軸(15)を軸方向に摺動して電磁安全弁(2)の弁体(7)
を開成セットする事が出来るものである。
【0017】 本考案による構成により、比較的簡単な
構成にて、操作軸を最終点火位置迄回転操作すれば、操
作軸の回転操作により操作軸を確実に設定ストローク迄
押し下げ操作して電磁安全弁の開成操作を確実に行い、
操作軸の押し下げ不足による点火操作のミスを防止する
事が出来る。
【0018】 又本考案は、操作軸の点火操作の途中で
誤って回転操作を中断しても、再びその位置より最終点
火位置迄回転操作する事で、操作軸の下端に形成された
突起が継手に形成された傾斜壁に当接して操作軸を押し
下げ操作して点火操作を継続して行う事が出来、従来の
様に操作軸を止位置迄戻して点火操作を行う必要がな
く、操作性を向上出来るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の側面縦断面図である。
【図2】本考案の要部平面図である。
【図3】本考案の要部の側面拡大図である。
【図4】本考案の動作説明用の側面縦断面図である。
【符号の説明】
1 コック本体 2 電磁安全弁 4 閉子 11 弁軸 15 操作軸 18 継手 19 貫通穴 22 突起 24 傾斜壁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭53−36743(JP,A) 特開 昭54−5231(JP,A) 実開 昭56−143678(JP,U) 実開 昭53−111436(JP,U) 実開 昭52−35540(JP,U) 実公 昭50−15239(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F16K 5/00 - 5/08

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コック本体内に回転自在に収納した閉子
    と、この閉子の略中心部に軸方向に摺動自在に装着した
    弁軸と、上記閉子と同一軸線上の下方に装着され上記弁
    軸にて開成操作される電磁安全弁と、上記閉子と同一軸
    線上の上方にて回転自在でかつ軸方向に摺動自在に装着
    され、軸方向への摺動操作により上記弁軸を軸方向へ摺
    動操作する操作軸と、この操作軸と上記閉子との間に装
    着され、これらと常時一体的に回転しかつ上記コック本
    体に形成したストッパーにより回転規制した継手から成
    り、この継手の略中心部に上記操作軸の下部が係入する
    貫通穴を穿設すると共に、この貫通穴内に上記操作軸の
    下部にて半径方向に突設した突起が当接する傾斜壁を一
    体的に形成し、操作軸の一方向への回転操作により少な
    くとも上記継手がストッパーにより回転停止すると、上
    記突起が傾斜壁に当接して操作軸を強制的に軸方向に摺
    動させ、上記弁軸を介して電磁安全弁を開成操作して成
    るガスコック。
JP1992068278U 1992-09-30 1992-09-30 ガスコック Expired - Fee Related JP2589624Y2 (ja)

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JPH0632848U JPH0632848U (ja) 1994-04-28
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JPS6344678Y2 (ja) * 1980-03-29 1988-11-21

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JPH0632848U (ja) 1994-04-28

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