JP2589524Y2 - 電動式シャッターの巻取り装置 - Google Patents

電動式シャッターの巻取り装置

Info

Publication number
JP2589524Y2
JP2589524Y2 JP1993009507U JP950793U JP2589524Y2 JP 2589524 Y2 JP2589524 Y2 JP 2589524Y2 JP 1993009507 U JP1993009507 U JP 1993009507U JP 950793 U JP950793 U JP 950793U JP 2589524 Y2 JP2589524 Y2 JP 2589524Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
winding
cage
shutter
transmission system
electric motor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1993009507U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0667794U (ja
Inventor
浩一 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bunka Shutter Co Ltd
Original Assignee
Bunka Shutter Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Bunka Shutter Co Ltd filed Critical Bunka Shutter Co Ltd
Priority to JP1993009507U priority Critical patent/JP2589524Y2/ja
Publication of JPH0667794U publication Critical patent/JPH0667794U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2589524Y2 publication Critical patent/JP2589524Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、主として、電動モータ
ーを用いてスラットカーテンの開閉を行なう電動式シャ
ッターの巻取り装置に関し、特に、スラットカーテンの
巻取り領域内における電動モーターの取付け位置の改良
をした電動式シャッターの巻取り装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】この種の電動式シャッター巻取り装置で
は、図6および図7に示すように、巻取りケージ101
を駆動して、そこにスラットカーテン102を巻取るた
めの電動モーター103は、シャッターケース104内
で、巻取りケージ101と並列に配置され、適当な2軸
伝動系(例えば、チェン伝動系)105を介して、巻取
りケージ101を回転駆動するか(図6参照)、あるい
は、巻取りケージ101内側において、巻取りケージ1
01の支持軸106に、適当な伝動系105’と共に配
置され、上記巻取りケージ101を回転駆動している
(図7参照)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、電動モ
ーター103の前者の配置は、シャッターケース104
の幅が大きくなり、建物に対するシャッター装置の納ま
りが悪く、また、後者の配置は、巻取りケージ101内
において、支持軸106周りに、巻戻し用の捩りスプリ
ング107などが収納される関係で、特別に小型化し、
また、特別な形状に構成しなければならず、しかも、シ
ャッター装置の故障の際のメンテナンスがやりにくいと
いう欠点がある。
【0004】そこで、本出願人は、先に、スラットカー
テンの巻取り領域内の支持軸外周の一側に上記巻取りケ
ージを取付けた状態で、その巻取りケージ外における支
持軸外周の他側に、電動モーターおよびその電動モータ
ーの回転を巻取りケージに伝達する伝動系を装備した電
動式シャッターの巻取り装置を提唱した。この電動モー
ターおよび伝動系は、支持軸と同軸的に配置されるた
め、シャッターケースを、その幅方向に拡大することが
ないので、シャッター装置の取付けに際して、納まりが
良く、また、巻取りケージ外に位置するため、電動モー
ターやその伝動系を小型化し、特殊な構造、形状にする
必要がなく、コストを低減でき、メンテナンスも容易に
行なえる。
【0005】
【考案の目的】本考案は、上述のような改良構造のシャ
ッター巻取り装置において、更に、強度的な無理がな
く、しかも、シンプルな構造で、伝動系から巻取りケー
ジに対して、スムーズな回転駆動力が伝達できるように
工夫した電動式シャッターの巻取り装置を提供しようと
するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため、本考案の巻取
り装置では、図示の実施例にも明らかにしているよう
に、スラットカーテン1を、電動モーター7の駆動力を
かりて、シャッターケース3内の巻取りケージ5に巻取
るようにしたシャッターの巻取り装置において、スラッ
トカーテン1の巻取り領域内の支持軸6の外周の一側に
上記巻取りケージ5を取付けた状態で、その巻取りケー
ジ5外における支持軸6外周の他側に、電動モーター7
およびその回転を巻取りケージ5に伝達する伝動系8を
装備してなり、上記伝動系に対向して、巻取りケージ5
の端部支持部材を構成する巻取りホイール5Aに係合子
5Cを突設すると共に、上記伝動系8の伝動ホイール1
2に該伝動ホイール12の半径方向に対して該係合子5
Cの移動を許容するように形成した係合溝孔12Aに、
上記係合子5Cを、上記巻取りケージ5の回転方向に関
して係合した構成になっている。
【0007】この場合、上記係合子5Cの基端は、巻取
りケージ5を構成するために巻取りホイール5A間に架
設されたステー5B内に延出され、固定されていると良
い。また、上記係合溝孔12Aは、上記伝動ホイール1
2の半径方向に対して、上記係合子5Cの移動を許容す
るU字状に形成されていると良い。
【0008】
【作用】従って、電動モーター7および伝動系8は、支
持軸6と同軸的に配置されるため、シャッターケース3
を、その幅方向に拡大することがないので、シャッター
装置の取付けに際して、納まりが良く、また、巻取りケ
ージ外に位置するため、電動モーター7やその伝動系8
を小型化し、特殊な構造、形状にする必要がなく、コス
トを低減でき、メンテナンスも容易に行なえる。しか
も、伝動系8に向けて突設した係合子5Cを伝動ホイー
ル12に形成した係合溝孔12Aに係合する構造で、回
転駆動力を伝達するようにしたから、巻取りケージ5と
の相対位置を配慮しながら、支持軸6に対して、電動モ
ーター7や伝動系8を取付ける際、その取付け作業が容
易に行える。
【0009】また、上記係合子5Cをステー5B内に延
出し、これに固定することで、回転駆動力の伝達に際し
て、巻取りケージ5に対する上記係合子5Cの十分な取
付け強度を確保することができる。また、係合溝孔12
Aを、上記伝動ホイール12の半径方向に対して、上記
係合子5Cの移動を許容する形状に形成しているため、
たとえ、巻取りケージ5に対して巻取られたシャッター
・スラットの荷重により、支持軸6に撓みが生じても、
伝動系8と巻取りケージ5との間で、無理な負荷が掛か
ることがなく、回転駆動力の伝達がスムーズに行える。
【0010】
【実施例】以下、本考案を図1乃至図4の第1の実施例
に基いて具体的に説明する。図において、符号1は、シ
ャッターのスラットカーテンであり、ガイドレール2に
沿って昇降されるように構成され、また、ガイドレール
上端側に設けられたシャッターケース3内では、捩りス
プリング4の弾性力をかりて、巻取りケージ5に巻取ら
れるようになっている。巻取りケージ5は、左右一対の
巻取りホイール5Aとその間に架設された複数の管状ス
テー5Bとより構成されたもので、その巻取りホイール
5Aのボス部を支持軸6に回転自在に嵌合しており、そ
の外周部に、吊元(図示せず)を介して、上記スラット
カーテン1を巻き付け、保持している。
【0011】特に、この考案では、スラットカーテン1
の巻取り領域内の支持軸6外周の一側に巻取りケージ5
が取付けられ、その巻取りケージ5外における支持軸6
外周の他側には、電動モーター7およびその回転を巻取
りケージ5に伝達する伝動系8が装備されている。な
お、この実施例で採用されている伝動系8については、
その内部構造を図示していないが、内歯歯車を内側に装
備した円筒ケース状の回転部材8A内において、上記内
歯歯車に駆動ピニオン13を噛み合わせた構成で、上記
駆動ピニオン13は、ドッククラッチ9を介して、電動
モーター7の出力軸に連結され、また、回転部材8Aは
巻取りケージ5に連動連結されている。なお、図中、符
号10は電動モーター7の配線コードであり、符号11
は支持軸6をシャッターケース3の内側で支えるための
ブラッケットである。
【0012】また、巻取りケージ5は、伝動系8と対向
する側の巻取りホイール5Aに、伝動系8に向けて突出
するように、複数のピン状係合子5Cを突設している。
この実施例では、特に、係合子5Cの基端側をステー5
B内に延出し、カシメ付けなどの手段(符号5Dで示
す)で、これに固定している。また、巻取りケージ5の
一端に対向して、回転部材8Aには、円板状の伝動ホイ
ール12がボルト等の固定手段14で連結固定されてお
り、この伝動ホイール12の外周付近には、係合子5C
に対応する係合溝孔12Aが伝動ホイール12の外周面
に開口して形成されている。なお、この実施例では、係
合溝孔12Aは、伝動ホイール12の半径方向に対し
て、係合子5Cの移動を許容する形状又は大きさに、例
えば、伝動ホイール12の外周まで開放されたU字形の
溝孔の形に、形成されている。
【0013】このような構成では、電動モーター7およ
びその伝動系が、巻取りケージ5外の支持軸6の部分に
同軸的に装備されるので、シャッターケース3が、その
幅方向に拡大されるおそれがなく、シャッター装置を取
付ける際の納まりが良い。また、電動モーター7および
その伝動系8は、スラットカーテン巻取り領域内にある
が、巻取りケージ5の外に位置するので、それらを小型
化する必要がなく、また、特殊な構造、形状にする必要
がなく、コストを低減でき、メンテナンスも容易に行な
える。しかも、伝動系8に向けて突設した係合子5Cを
伝動ホイール12に形成した係合溝孔12Aに係合する
構造で、回転駆動力を伝達するようにしたから、巻取り
ケージ5との相対位置を配慮しながら、支持軸6に対し
て、電動モーター7や伝動系8を取付ける際、その取付
け作業が容易に行える。特に、この実施例では、係合子
5Cをステー5B内に延出し、これに固定することで、
回転駆動力の伝達に際して、巻取りケージ5に対する係
合子5Cの十分な取付け強度を確保することができる。
また、係合溝孔12Aを、上記伝動ホイール12の半径
方向に対して、上記係合子5Cの移動を許容する大きさ
に形成しているため、たとえ、巻取りケージ5に対して
巻取られたシャッター・スラットの荷重により、支持軸
6に撓みが生じ、係合子5Cが伝動ホイール12の半径
方向に位置ずれしても、係合子5Cが係合溝孔12A内
で移動でき、伝動系8と巻取りケージ5との間で、無理
な負荷が掛かることがなく、回転駆動力の伝達がスムー
ズに行える。
【0014】図5は、本考案の第2の実施例を示すもの
で、U字形の係合溝孔12Aの開口部の対向位置に突部
12B、12Bを設け、係合溝孔12Aの内部の幅bと
係合子5Cの直径aと突部12B、12B間の幅cを、
b>a>c、としたものである。このような構成とする
ことにより、支持軸6に撓みが生じ係合子5Cが伝動ホ
イール12の半径方向に大きく位置ずれした様な場合で
も、係合子5Cが係合溝孔12Aから抜け出すというこ
とがない。尚、係合子5Cは、ステー5Bの延長先端部
に形成する事も可能である。さらに、係合子5Cと係合
溝孔12Aは、伝動ホイール12の外周方向の複数位置
に形成する事も出来る。
【0015】
【考案の効果】本考案は、以上詳述したようになり、ス
ラットカーテンを、電動モーターの駆動力をかりて、シ
ャッターケース内の巻取りケージに巻取るようにしたシ
ャッターの巻取り装置において、スラットカーテンの巻
取り領域内の支持軸外周の一側に上記巻取りケージを取
付けた状態で、その巻取りケージ外における支持軸外周
の他側に、電動モーターおよびその回転を巻取りケージ
に伝達する伝動系を装備したので、シャッターケース3
が、その幅方向に拡大されるおそれがなく、シャッター
装置を取付ける際の納まりが良く、また、電動モーター
7およびその伝動系を、従来のように、小型化する必要
がなく、また、特殊な構造、形状にする必要がなく、コ
ストを低減でき、メンテナンスも容易に行なえるという
実用上の効果が得られる。また、上記伝動系に対向し
て、巻取りケージの端部支持部材を構成する巻取りホイ
ールに係合子を突設すると共に、上記伝動系の伝動ホイ
ールの外周に形成した係合溝孔に、上記係合子を、上記
巻取りケージの回転方向に関して係合したので、巻取り
ケージ5との相対位置を配慮しながら、支持軸6に対し
て、電動モーター7や伝動系8を取付ける際、その取付
け作業が容易に行える。さらに、支持軸6が電動モータ
ー7や伝動系8の重力によりたわんだ様な場合でも、係
合子5Cが係合溝孔12A内を伝動ホイール12の半径
方向に移動しつつ回転力の伝達を行なはせるので、その
伝達はスムーズである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施例を示す全体の概略正面図
である。
【図2】上記実施例の要部の正面図である。
【図3】図2のX−X線に沿う断面図である。
【図4】上記実施例の要部の拡大正面図である。
【図5】本考案の第2の実施例を示す要部の断面図であ
る。
【図6】従来例の要部の正面図である。
【図7】別の従来例の要部の正面図である。
【符号の説明】
1 シャッタースラット 2 ガイドレール 3 シャッターケース 4 捩りスプリング 5 巻取りケージ 5A 巻取りホイール 5B ステー 5C 係合子 5D カシメ 6 支持軸 7 電動モーター 8 伝動系 9 ドッククラッチ 12 伝動ホイール 12A 係合溝孔

Claims (4)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スラットカーテンを、電動モーターの駆
    動力をかりて、シャッターケース内の巻取りケージに巻
    取るようにした電動式シャッターの巻取り装置におい
    て、スラットカーテンの巻取り領域内の支持軸の外周の
    一側に巻取りケージを取付けた状態で、その巻取りケー
    ジ外における支持軸の外周の側に、電動モーターおよ
    びその電動モーターの回転を巻取りケージに伝達する伝
    動系を装備してなり、上記伝動系に対向して、巻取りケ
    ージの端部支持部材を構成する巻取りホイールに係合子
    を突設すると共に、上記伝動系の伝動ホイールに該伝動
    ホイールの半径方向に対して係合子の移動を許容するよ
    うに形成した係合溝孔に、上記係合子を、上記巻取りケ
    ージの回転方向に関して係合して挿入したことを特徴と
    する電動式シャッターの巻取り装置。
  2. 【請求項2】 上記係合子の基端は、巻取りケージを構
    成するために巻取りホイール間に架設されたステー内に
    延出され、固定されていることを特徴とする請求項1に
    記載の電動式シャッターの巻取り装置。
  3. 【請求項3】 上記係合子は、巻取りケージを構成する
    ために巻取りホイール間に架設されたステーの延長先端
    部により形成されていることを特徴とする請求項1に記
    載の電動式シャッターの巻取り装置。
  4. 【請求項4】 上記係合溝孔は、上記伝動ホイールの外
    周面に開口するU字形の孔により形成されていることを
    特徴とする請求項1に記載の電動式シャッターの巻取り
    装置。
JP1993009507U 1993-03-08 1993-03-08 電動式シャッターの巻取り装置 Expired - Fee Related JP2589524Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993009507U JP2589524Y2 (ja) 1993-03-08 1993-03-08 電動式シャッターの巻取り装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993009507U JP2589524Y2 (ja) 1993-03-08 1993-03-08 電動式シャッターの巻取り装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0667794U JPH0667794U (ja) 1994-09-22
JP2589524Y2 true JP2589524Y2 (ja) 1999-01-27

Family

ID=18529135

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1993009507U Expired - Fee Related JP2589524Y2 (ja) 1993-03-08 1993-03-08 電動式シャッターの巻取り装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2589524Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0667794U (ja) 1994-09-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0329954B2 (ja)
US5199310A (en) Driving device for cable type window regulator
JPS6227478Y2 (ja)
US7360576B2 (en) Electric transmission module for module for window curtains having winding wheel
US4646888A (en) One-directional drive apparatus
JP2589524Y2 (ja) 電動式シャッターの巻取り装置
JP2004257063A (ja) 建築用開閉装置の巻取り装置
JP2589525Y2 (ja) 電動式シャッターの巻取り装置
KR200445039Y1 (ko) 롤 블라인드
JP2919770B2 (ja) 窓ガラスの昇降装置
JP3558612B2 (ja) ケーブル式ウインドレギュレータ用駆動装置
JP3219260B2 (ja) ロールスクリーン装置
JP2697541B2 (ja) 電動式シャッターの巻取り装置
JP2536715B2 (ja) 電動式シャッタ―の巻取装置
JP2606691Y2 (ja) 車両用サンシェード装置
JP2699857B2 (ja) シャッター等の駆動装置
KR101001776B1 (ko) 좌석벨트 리트랙터
JP2503359Y2 (ja) 車両のウインドレギュレ―タ
JPH0739665U (ja) 左右兼用型の嵌込み部材
JP3249180B2 (ja) 電動ウインチ
JP3117510U (ja) ウインドレギュレータ駆動部組立構造体
JP3285969B2 (ja) ケーブル式ウインドレギュレータ用駆動装置
KR200254701Y1 (ko) 블라인드의 어저스터
JPS603259Y2 (ja) 自動車用テ−プ式ウインドレギユレ−タのテ−プ装着装置
JP2000297584A (ja) 電動シャッターの障害物感知装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees