JP2589446B2 - シャワーヘッド - Google Patents

シャワーヘッド

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JP2589446B2
JP2589446B2 JP5148147A JP14814793A JP2589446B2 JP 2589446 B2 JP2589446 B2 JP 2589446B2 JP 5148147 A JP5148147 A JP 5148147A JP 14814793 A JP14814793 A JP 14814793A JP 2589446 B2 JP2589446 B2 JP 2589446B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、浴室や洗面化粧台用又
はキッチン用等として用いられるシャワーヘッドに係
り、とくに整流吐水とスプレー吐水とに簡単に切替え操
作できるようにした装置構成に関する。
【0002】
【従来の技術】散水部の中央から流線の束を太くして放
出する整流吐水と、散水部の周縁部から多数の細い流線
として放出するスプレー吐水とに切り替える機構を備え
たシャワーヘッドとして、たとえば特公平4−5791
5号公報に記載されたものがある。
【0003】これは、給水側の流路と整流吐水側及びス
プレー吐水側の流路との間に分流板を固定配置し、この
分流板に対して切替えプレートを重ね合わせ、この切替
えプレートを外部からの操作によって回転させること
で、切替えプレートに開けた孔を分流板側に開けた整流
吐水及びスプレー吐水用のそれぞれの孔に合わせること
で、流路の切替えを可能としたものである。そして、切
替えプレートの操作は、プッシュ式のボタンを1回押す
度に切替えプレートが同じ方向へ回転できるようにした
機構を持つ。この機構は、ボタンの軸線方向の移動が回
転運動に変換される送りプレートをスプレーによって切
替えプレート側に付勢し、これらのプレートの重合面に
はカムを備えたものである。
【0004】この例のシャワーヘッドでは、ボタンを押
すと送りプレートによって切替えプレートが回転し、こ
のときカム機構によって回転する期間では分流板から離
れさせる動作が可能である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、ボタン側の
直線運動から回転運動への変換機構と送りプレートとを
別体に配置し、更に送りプレートと切替えプレートとの
間には凹凸形状のカムを備えることになるので、部品点
数も多くなり嵩も張る。このため、全体の小型化にも制
限を受け、掌に持ってボタンを操作するハンドシャワー
として使うのに適正を欠くことにもなる。
【0006】本発明において解決すべき課題は、より簡
単でよりコンパクトな構造で耐久性も高い切替え操作可
能なシャワーヘッドを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、流入部と流出
部及びこれらを接続する連通路を形成した本体を備え、
前記流出部に設ける散水板の直ぐ上流に流路を2系統に
分ける流入口を同心配置したセパレータを設け、これら
の流入口に選択的に整合する流路孔を開けた切替えプレ
ートを前記セパレータが上流側を向く面に沿って配置
し、プッシュ式の操作ボタンを前記切替えプレートに連
接したシャワーヘッドであって、前記操作ボタンを往復
動作可能とすると共にその往復ストロークを前記切替え
プレートの往復回動に変換可能に連接し、前記切替えプ
レートを前記セパレータ側に弾性付勢すると共にこれら
の切替えプレートとセパレータのそれぞれの連接点に前
記切替えプレートの回動姿勢を拘束するラックを備え、
前記操作ボタンと前記切替えプレートとの間にこの操作
ボタンのストロークエンドの位置を保持する保持機構を
備え、この保持機構は、前記操作ボタンと一体に動作す
るカムブロックと、本体側に一端を連結され他端を前記
カムブロックのカム溝に落とし込んだロックピンと、こ
のロックピンを前記カム溝に向けて付勢する板バネとか
らなり、前記保持機構による前記操作ボタンの保持位置
において前記切替えプレートとセパレータとの間の流路
を整合可能としてなることを特徴とする。
【0008】このような構成において、保持機構に備え
るカムブロックのカム溝は閉じたループを形成した形状
としてこの中にロックピンを落とし込むようにすること
で、操作ボタンの往復動作を切替えプレートの往復回動
に変換可能とする。
【0009】
【作用】操作ボタンはその操作方向に往復動作でき、こ
の操作ボタンに連接した切替えプレートも操作ボタンの
移動方向に従って回動を方向を変える。このため、セパ
レータの2種の流入口に対して切替えプレートの流路孔
が一方の流入口に整合し他方を閉じるような回動角度に
設定することによって、2系統の流路の切替えが可能と
なる。
【0010】また、保持機構はカムブロック,ロックピ
ン及び板バネの部材で構成されるだけであり、本体内で
の占有空間を小さくした設計が可能となる。
【0011】
【実施例】図1は本発明のシャワーヘッドの一実施例を
示す側面縦断面図であり、図2は図1のA−A線矢視に
よる縦断面図、図3は図1のB−B線矢視による横断面
図である。
【0012】図において、シャワーヘッドの本体1の正
面側には散水板2を設ける。この散水板2は、その中央
に整流吐水口2aを開け、その回りに多数のスプレー吐
水口2bを分布させたものであり、整流吐水口2aには
金属網を利用したメッシュフィルタ2cを組み込んでい
る。
【0013】本体1の内部には、散水板2と同軸上にフ
レーム3を組み込むと共にその下流であって散水板2と
の間には整流側及びスプレー側への流路を分岐させるセ
パレータ4を設ける。フレーム3には給水源側に連通す
る孔3aを開け、この孔3aによって連通するフレーム
3とセパレータ4によって区画された給水チャンバ1a
からの給水を整流吐水口2a及びスプレー吐水口2bに
切り替えるための切替えプレート5をセパレータに沿
って設ける。
【0014】図4はセパレータ4の平面図である。
【0015】セパレータ4には、整流吐水口2a及びス
プレー吐水口2bのそれぞれに連通する第1流入口4a
及び第2流入口4bを設ける。これらの第1,第2流入
口4a,4bはそれぞれ3か所に位置して同じ開口形状
を持ち、隣接し合う第1,第2流入口4a,4bの間の
中心角は60°である。
【0016】また、セパレータ4は、図1及び図3に示
すように、ほぼ二重管構造を持ちその内管側の先端を整
流吐水口2aを含む領域内で散水板2に結合し、外管側
は本体1に嵌合している。そして、第1流入口4aは整
流吐水口2aに連通し、第2流入口4bは環状断面の流
路によってスプレー吐水口2bに連通している。
【0017】図5は切替えプレート5の詳細であって、
同図の(a)はその平面図、同図の(b)は同図(a)
のC−C線矢視による縦断面図である。
【0018】切替えプレート5は、金属製の基板5aに
3個の流路孔5bを120°の中心角を持たせて配置
し、中央に取付け孔5cを設けたものである。流路孔5
bはセパレータ4の第1,第2流入口4a,4bと同じ
開口形状を持ち、図5の姿勢のときには図4の姿勢のセ
パレータ4に対してこれらの流路孔5bは第2流入口4
bに整合し、切替えプレート4を60°回転させれば第
1流入口4aに整合可能である。また、基板5aの上面
には流路孔5b及び取付け孔5cを包囲するゴムを素材
としたシール片5dを一体に設ける。このシール片5d
はセパレータ4の着座面4cに密着し、流路孔5bを通
過する給水をシールする。
【0019】切替えプレート5をその中心周りに60°
回転させるため、この切替えプレート5をフレーム3側
に回転自在に連接する。この連接構造は、図6に示すよ
うに支軸6,スプリング7,ジョイント8及びブッシン
グ9を組み合わせることによって構成する。
【0020】支軸6は図1に示すように、フレーム3と
セパレータ4との間に同軸上に架け渡して固定したもの
であり、ジョイント8及びブッシング9はこの支軸6周
りに回転自在に連接する。
【0021】ジョイント8は、図6に示すように、一端
のフランジの周縁部からロッド8aを軸線と平行に伸ば
して設け、他端側には四角形の横断面形状を持つ結合軸
8bを備えたものである。そして、フランジ側にはスプ
リング7を収める環状のスリット8cを形成し、結合軸
8bには切替えプレート5を嵌合してブッシング9との
間に保持する。
【0022】ブッシング9は、図7の詳細図に示すよう
に、一端側にジョイント8の結合軸8bが嵌合される結
合孔9aを備え、他端側にはカム歯9bを備えたもので
ある。カム歯9bは偏平な台形状であり、それぞれの中
心角が60°となるように合計6個配置したものであ
る。そして、ブッシング9はそのカム歯9bを設けた部
分をセパレータ4に設けた連接孔4dの中に回転自在に
収納され、連接孔4dの底面側にはカム歯9bに係合可
能なラック4eを設ける。
【0023】図8の(a)は連接孔4dの平面図、図8
の(b)は同図(a)のD−D線矢視方向にみたときの
ラック4eの形状を示す図である。
【0024】ラック4eは、ブッシング9側のカム歯9
bと同じ形状を持ち、それぞれが60°の中心角を造る
ように合計6か所に立ち上げて形成されている。したが
って、連接孔4dの中でブッシング9のカム歯9bがラ
ック4eの間に位置して噛み合っている状態からブッシ
ング9を60°回転させれば、ラック4eを一つ越えた
谷間にカム歯9bを噛み合わせることができる。
【0025】切替えプレート4の回転シフトのために、
本体1の上端にはプッシュ式の操作ボタン10を設け、
その直線動作をジョイント8のロッド8aを介して切替
えプレート4の回転運動に変換可能とする。そして、こ
の変換機構として、図9に示すように、ロッド11,カ
ムブロック12,固定ブロック13及びスライダ14を
組み込む。
【0026】操作ボタン10とカムブロック12はピン
11aによってロッド11に一体連結され、カムブロッ
ク12の一端面にはカム12aを備える。
【0027】固定ブロック13はビス13aによって本
体1内に固定され、カムブロック12との間にスプリン
グ13aを介装し、操作ボタン10を外側に付勢してい
る。また、固定ブロック13とカムブロック12のカム
12aとの間にはロックピン15を連接し、このロック
ピン15の一端を固定ブロック13に一体に連結する。
そして、固定ブロック13にはロックピン15に重なり
合う板バネ16の一端を固定し、その先端を自由端とし
て備える。
【0028】スライダ14はロッド11に一体連結さ
れ、フレーム3に形成した2条のガイド3bに案内さ
れ、図1において上下方向に移動可能としたものであ
る。スライダ14の底部にはジョイント8との連接座1
4aを設け、これにロッド8aを差し込む孔14bを開
ける。一方、フレーム3には、このようなロッド8aと
孔14bとの連結のために、円弧状のスリット3cを切
開する。
【0029】このように、スライダ14にはジョイント
8のロッド8aが連接され、このロッド8aはジョイン
ト8の中心から離れているので、操作ボタン10の操作
によってスライダ14が往復動するとき、これに連動し
てジョイント8も往復回動する。そして、スリット8c
の長さをジョイント8の回動角度が60°となるように
決めておけば、このジョイント8に連結した仕切プレー
ト4も60°の角度で往復回動し、図7及び図8で説明
したように、ブッシング9のカム歯9bがセパレータ4
のラック4eを一つ乗り越える動作が可能となる。
【0030】図10はカム12aの平面図である。
【0031】カム12aは平板状のブロックの上面にカ
ム溝12bをハート形に刻んだものであり、このカム溝
12bの中にロックピン15の先端が入り込み、固定ブ
ロック13との間が連接される。そして、ロックピン1
5は、図1に示すように板バネ16によってカム12a
側に付勢され、カム溝12bから抜け出ないように拘束
されている。
【0032】カム溝12bは、固定ブロック13から最
も離れた部分をスタート点Aとし、これから時計方向に
ロックピン15が順に巡ることができるように傾斜を付
けたものである。そして、スタート点Aと対向する位置
であって固定ブロック13側に偏る部分にはロック点B
を位置させる。スタート点Aからロック点B及びこのロ
ック点Bからスタート点Aに向かう経路には、ロック点
Bよりも固定ブロック13側に位置する第1,第2クリ
ヤ点C,Dをそれぞれ設ける。また、スタート点Aへの
入り側及び第1クリヤ点Cの入り側にはそれぞれ、これ
らのスタート点A及び第1クリヤ点Cのレベルが下がる
ように段差a,cをそれぞれ設ける。
【0033】ロックピン15の先端がスタート点Aに落
ち込んでいるときは、カム12aは固定ブロック13よ
りも最も離れた位置にあり、図1において操作ハンドル
10は一点鎖線の位置に設定され、この状態のときには
整流吐水口2a側の流路が連通するものとする。そし
て、操作ボタン10を押すとカム12aの移動によって
ロックピン15は図10の矢印方向に進み、段差cから
第1クリヤ点cに落ち込む。そして、操作ボタン10を
押す力を無くすと、スプリング13aの付勢力と段差c
によるガイドによって、ロックピン15はロック点Bに
移動して拘束される。これにより、ロッド11もストロ
ーク動作してスライダ14を図1において左側へ移動さ
せ、ジョイント8を図6の矢印方向に回転させ、切替え
プレート5に回転を伝達する。
【0034】このロックピン15がロック点Bにあると
きには、後述するように切替えプレート4によってスプ
レー吐水口2b側に流路が連通し、スプレー吐水が行わ
れる。そして、操作ボタン10をもう一度押すと、ロッ
クピン15は段差cが第1クリヤ点C側への移動を規制
するため、第2クリヤ点D側に逃げ、操作ボタン10の
押し付けを離すと、スプレー13aの復元によってロッ
クピン15はスタート点Aに戻る。この動作によるロッ
ド11の後退によって、ジョイント8は図6の矢印方向
と逆向きに回転し、切替えプレート5も逆転して元の姿
勢に帰り、整流吐水側へと切り替わる。
【0035】このように、操作ボタン10を押すことに
よって整流→スプレー→整流→スプレー・・・の順に流
路を切り替えることができ、この操作のときには切替え
プレート5は反転動作を繰り返す。
【0036】以上の構成において、図1では操作ボタン
10は押された位置にあり、スライダ14も同図におい
て左に移動した位置に停止している。そして、このとき
切替えプレート5の流路孔5bは、図3に示すようにセ
パレータ4の第1流入口4bに整合し、スプレー吐水口
2bからの吐水状態にある。
【0037】この初期状態では、図10で説明したよう
に、ロックピン15の先端はカム溝12bのロック点B
に位置している。ここで、操作ボタン5を押すと、ロッ
クピン15は第2クリヤ点D側に移動し、押し付け力を
無くすとスプリング13aの付勢力によってスタート点
Aへ戻り、カムブロック12が外側へ移動する。これに
より、ロッド11も図1において右側へ移動し、スライ
ダ14に連接したロッド8aによってジョイント8は図
6中の矢印方向と逆向きに回転する。そして、このとき
のジョイント8の回転角度は60°である。
【0038】このジョイント8の回転によって、切替え
プレート4及びブッシング9も一体に回転する。そし
て、ブッシング9はその端面のカム歯9bをセパレータ
4のラック4eに対向させているので、ブッシング9が
60°回転する間にカム歯9bはスプリング7を収縮さ
せながら一つのラック4eを乗り越え、スプリング7の
復元によって初期の状態から60°位相がずれた姿勢に
設定される。したがって、図4及び図5で説明した流路
孔5bと第1,第2流入口4a,4bの位置関係によ
り、流路孔5bは第1流入口4aと整合し、第2流入口
4bを閉じる。
【0039】以上により、第2流入口4b側から第1流
入口4a側に流路孔5bが切り替わり、整流吐水口2a
から整流吐水される。
【0040】次いで、この整流吐水への設定後に操作ボ
タン10(図1において一点鎖線で示す位置にある)を
もう一度押すと、ロックピン15は図10においてカム
溝12bのスタート点Aから第1クリヤ点Cを経由して
ロック点Bに到達する。これにより、ジョイント8は図
6の矢印方向に回転し、切替えプレート5も同じ方向に
回転する。このときも、スプリング7を収縮させながら
ブッシング9のカム歯9bは一つのラック4eを乗り越
えて移動し、初期のときと同じラック4eの間に停止す
る。
【0041】以上により、切替えプレート5の流路孔5
bは第1流入口4aから図3に示すように第2流入口4
b側に切り替わり、スプレー吐水口2bからのスプレー
吐水に切り替えることができる。
【0042】このように、本発明では、操作ボタン10
の往復動作を切替えプレート5の往復回動に変換し、こ
の往復回動を利用して整流側とスプレー側とに吐水形態
を切り替えることができる。そして、従来例のように、
送りプレート,切替えプレート及び分流プレートの3部
材の組合せとしたりこれらのそれぞれにカムを設ける等
の必要がなく、構造が簡単で嵩も小さく、組立てが簡単
になるほかコンパクト化され、掌に持って使うハンドシ
ャワーへの最適化が図られる。
【0043】
【発明の効果】本発明では、操作ボタンの直線往復動作
に連動して切替えプレートを往復回動させることができ
るので、部材の点数を減らすことができ、コンパクトな
シャワーヘッドの設計が可能となる。
【0044】また、操作ボタンのプッシュ動作を切替え
プレートの着座面からの移動,回転及び着座面への復帰
の動作に変換は、スライダに連接したブッシングとセパ
レータとの間の係合関係だけで済み、従来構造に比べる
と構造が簡単になりコンパクトな製品が得られる。
【0045】更に、保持機構はカムブロック,ロックピ
ン及び板バネの部材だけで構成されるので、本体内での
占有空間が小さくなり、コンパクト化も可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシャワーヘッドの一実施例を示す側面
縦断面図である。
【図2】図1のA−A線矢視による縦断面図である。
【図3】図1のB−B線矢視による横断面図である。
【図4】セパレータの平面図であって、第1流入口及び
第2流入口の配置及び形状を示す底面図である。
【図5】切替えプレートの詳細であって、同図の(a)
はその平面図、同図の(b)は同図(a)のC−C線矢
視による縦断面図である。
【図6】ジョイントからセパレータまでの部材を分解し
て示す斜視図である。
【図7】ブッシングの詳細であって、同図の(a)は切
欠正面図、同図の(b)は底面図である。
【図8】セパレータに設けるラックの配置及び形状を示
す図であって、同図の(a)はセパレータの連接孔の平
面図、同図の(b)は同図(a)のD−D線矢視であっ
てラックの形状を示す図である。
【図9】操作ボタンからスライダまでの部材を分解して
示す斜視図である。
【図10】カムブロックに備えるカムの平面図である。
【符号の説明】
1 本体 2 散水板 2a 整流吐水口 2b スプレー吐水口 3 フレーム 3a 孔 3c スリット 4 セパレータ 4a 第1流入口 4b 第2流入口 4c 着座面 4d 連接孔 4e ラック 5 切替えプレート 5b 流路孔 6 支軸 7 スプリング 8 ジョイント 8a ロッド 9 ブッシング 9b カム歯 10 操作ボタン 11 ロッド 12 カムブロック 12a カム 12b カム溝 13 固定ブロック 14 スライダ 15 ロックピン 16 板バネ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 塚本 暢弘 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番 1号 東陶機器株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−51674(JP,A) 特開 平4−11962(JP,A) 実開 平2−28742(JP,U) 実開 平3−66648(JP,U) 特公 平4−57915(JP,B2)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流入部と流出部及びこれらを接続する連
    通路を形成した本体を備え、前記流出部に設ける散水板
    の直ぐ上流に流路を2系統に分ける流入口を同心配置し
    たセパレータを設け、これらの流入口に選択的に整合す
    る流路孔を開けた切替えプレートを前記セパレータが上
    流側を向く面に沿って配置し、プッシュ式の操作ボタン
    を前記切替えプレートに連接したシャワーヘッドであっ
    て、前記操作ボタンを往復動作可能とすると共にその往
    復ストロークを前記切替えプレートの往復回動に変換可
    能に連接し、前記切替えプレートを前記セパレータ側に
    弾性付勢すると共にこれらの切替えプレートとセパレー
    タのそれぞれの連接点に前記切替えプレートの回動姿勢
    を拘束するラックを備え、前記操作ボタンと前記切替え
    プレートとの間にこの操作ボタンのストロークエンドの
    位置を保持する保持機構を備え、この保持機構は、前記
    操作ボタンと一体に動作するカムブロックと、本体側に
    一端を連結され他端を前記カムブロックのカム溝に落と
    し込んだロックピンと、このロックピンを前記カム溝に
    向けて付勢する板バネとからなり、前記保持機構による
    前記操作ボタンの保持位置において前記切替えプレート
    とセパレータとの間の流路を整合可能としてなるシャワ
    ーヘッド。
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