JP2589314B2 - 車両定速走行装置 - Google Patents

車両定速走行装置

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は車両を定速走行させる自動車走行制御装置に
関する。
〔発明の概要〕
本発明においては誤動作の発生を確認することができ
る情報がメモリに記憶される。
〔背景技術〕
最近定速装置を装着した自動車が増加してきた。これ
は所定値以上の速度で走行中に設定スイッチを操作した
とき、そのときの速度を基準速度として設定し、以後は
アクセルペダルを操作しなくとも基準速度で車両を走行
させるようにしたものである。この装置は高速道路を走
る場合等に便利であるので最近急速に普及しつつある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら定速走行装置を有する自動車は、定速走
行装置がノイズ等により誤動作したとき暴走し、事故と
なる場合があった。また事故は、例えばアクセルペダル
とブレーキペダルの踏み間違い等、運転者の操作上のミ
スによっても発生する。従来事故が発生するとその原因
が装置の誤動作によるものであるか、又は運転上の操作
ミスによるものであるのか不明となることが多かった。
そこで本発明は誤動作の発生を確認することができる
情報を所定のメモリに記憶させるようにし、もって事故
の原因を明確にできるようにするものである。さらに、
誤動作を速やかに回復し、誤動作に起因する事故を防止
するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
第1の発明は、自動車走行制御装置において、所定の
基準速度を記憶する第1の記憶手段(例えば第1図のメ
モリ41)と、車両の速度を検出する検出手段(例えば第
1図の検出手段7)と、該基準速度と該車両の速度を比
較し、その比較結果に対応して該車両が定速走行するよ
うに制御する定速走行制御手段(例えば第1図のブロッ
ク8,9)と、該定速走行制御手段の誤動作を確認するこ
とができるように、該車両の定速走行が行われているこ
とを示す第1の情報、及び該定速走行が行われるための
条件に関する第2の情報、又は該第1の情報と該第2の
情報により生成される第3の情報を、その後読み出すこ
とができるように記憶する第2の記憶手段(例えば第1
のメモリ82)とを備えることを特徴とする。
第2の発明は、車両が定速走行するように、その走行
状態を制御する定速走行制御手段(例えば第1図のブロ
ック8,9)と、該車両の走行を制動するとき操作される
操作手段(例えば第1図のブレーキペダル11)と、該車
両の定速走行中における該操作手段の操作に対応して、
該定速走行制御手段への電力の供給を制御する電力供給
制御手段(例えば第1図のスイッチ101,102)とを備え
ることを特徴とする。
〔作用〕
第1の発明において、通常第1の検出手段が出力する
アクセルペダルのストロークに対応した第1の信号がア
クチュエータに供給され、例えば車両の燃料を調節する
スロットルが制御される。一方第1のメモリが設定され
た基準速度を記憶し、第2の検出手段が車両の速度を検
出し、比較回路が両者の差に対応した第2の信号を出力
する。定速走行時、第2の信号がスイッチを介して必要
に応じて第1の信号とともにアクチュエータに供給され
る。
第2のメモリは誤動作の発生を確認することができる
所定の情報を記憶する。誤動作の確認に必要な情報は第
1の情報と第2の情報、又はこれらにより生成される第
3の情報である。第1の情報は定速走行が行われている
ことを示す情報であり、例えば第1のメモリに基準速度
が記憶されているか否かの状態に関する情報、又はスイ
ッチの切り替え状態に関する情報である。第2の情報は
定速走行が行われるための条件に関する情報であり、例
えば車両の絶対的速度、相対的速度又はトランスミッシ
ョンのチェンジレバーのシフト位置に関する情報であ
る。第3の情報は例えば第1の情報と第2の情報が同時
に発生したか否かの情報、あるいはその発生回数に関す
る情報である。
第2のメモリに記憶された情報を後に読み出すことに
より、誤動作が発生したか否かを知ることができる。第
2の発明においては、ブレーキペダル11が所定値以上の
ストロークにわたって操作されたとき、スイッチ101,10
2がオフされ、ブロック8,9への電力の供給が遮断され、
その誤動作が回復される。
〔実施例〕
第1図は本発明の車両定速走行装置のブロック図であ
る。車両からエンジンキー(図示せず)を引き抜き、あ
るいはオフしているとき、電源ブロック14の各スイッチ
101乃至110はオフされている。従って図示した各ブロッ
ク、手段等にバッテリ15からの電力が供給されない。そ
の結果ブロック4のアクチュエータ24はスロットル5を
駆動し得ない。
エンジンキーをオンし、エンジン(図示せず)をスタ
ートさせたとき、スイッチ103乃至110は図示せぬ駆動回
路によりオンされるが、スイッチ101及び102はオンされ
ない。
スイッチ103乃至110がオンされると、ブロック2乃至
4、6、7、10、12、13に所定の電力(電圧)V1乃至
V5、V8乃至V10が各々供給され、これらのブロックは動
作可能な状態になる。
アクセルペダル1を操作すると、その操作量(ストロ
ーク)がブロック2の検出手段21により検出される。検
出手段21はアクセルペダル1のストロークに対応した電
気信号を発生する。検出手段21の出力がブロック3の加
算回路22を介してブロック4の駆動回路23に入力され
る。駆動回路23は検出回路21からの信号に対応してアク
チュエータ24を駆動し、アクチュエータ24がスロットル
5を駆動する。スロットル5はエンジンに供給する燃料
(ガソリン)の量を調整する。このようにしてアクセル
ペダル1を操作することによりエンジンの回転、従って
車両の走行速度を制御することができる。
次に車両を定速走行させるとき先ずブロック6のスイ
ッチ54がオンされ、T型フリップフロップ55がトリガさ
れる。フリップフロップ55は電力が供給されたときリセ
ットされるように構成されているので、このトリガによ
りセットされる。フリップフロップ55より論理1の切り
替え制御信号が入力されると、ブロック14のスイッチ10
1、102がオンされる。その結果ブロック8と9に電力
(電圧)V6、V7が供給され、これらのブロックが動作可
能な状態になる。
運転者はアクセルペダル1を操作し、車両を定速走行
させたい速度(基準速度)まで加速する。車両の速度が
基準速度に達したとき、運転者はさらにスイッチ52をオ
ンする。ブロック7の検出手段56はタイヤ等の回転の速
度から車両の走行速度を検出し、速度に対応した信号を
出力する。ブロック8の検出手段46は検出手段56の出力
をモニタし、車両の速度が予め定めた最低速度(例えば
時速40Km)以上かつ最高速度(例えば時速100Km)以下
のとき論理1、最低速度未満のとき及び最高速度を超え
たとき論理0を出力する。その結果基準速度が最低速度
未満のとき又は最高速度を超えるとき、アンドゲート61
は導通せず、基準速度は設定されない。基準速度が最低
速度と最高速度の範囲内にある場合、スイッチ52をオン
したタイミングにおいてアンドゲート61が導通し、ブロ
ック9のオアゲート65を介してR−Sフリップフロップ
63がセットされる(フリップフロップ63は電力供給時リ
セットされるように構成されている)。その結果フリッ
プフロップ63から論理1の切り替え制御信号が出力さ
れ、スイッチ67がオンする。
一方アンドゲート61より出力されたパルスはメモリ41
に入力される。メモリ41はアンドゲート61よりパルスが
入力されたタイミングにおける検出手段56の出力、すな
わち基準速度を記憶する。比較回路42は検出手段56が出
力する車両の走行速度とメモリ41に記憶された基準速度
とを比較し、その誤差に対応した信号を出力する。この
信号が加算回路43、スイッチ67を介して加算回路22に入
力され、検出手段21の出力に加算される。この加算値が
駆動回路23に供給され、車両は基準速度で定速走行す
る。
定速走行中ブレーキペダル11が比較的軽く(比較的短
いストローク)操作されると、図示せぬ手段によりタイ
ヤの回転が制動されるとともに、ブロック10の検出手段
71がこれを検出する(検出手段72は短いストロークを検
出しない)。検出手段71が出力する検出パルスがオアゲ
ート64を介して入力されたときフリップフロップ63はリ
セットされる。従ってスイッチ67がオフし、定速走行は
中止される。以後車両は再びアクセルペダル1の操作に
対応して走行することになる。
しかしながらこのときメモリ41の基準速度は未だリセ
ットされていない。メモリ41は基準速度を記憶している
とき論理1、リセットされたとき論理0をアンドゲート
62に出力している。従って定速走行解除後、メモリ41の
基準速度がリセットされる前(後述するように車両の速
度が最低速度と最高速度の範囲外になる前、基準速度と
の差が所定値以上になる前又はブレーキペダル11が長い
ストローク操作される前)に、スイッチ53が操作される
と、アンドゲート62、オアゲート65を介してトリガパル
スが入力され、フリップフロップ63が再びセットされ
る。その結果スイッチ67がオンし、定速走行が再開され
る。
定速走行中の速度が最低速度未満になるか、最高速度
を超えたとき、検出手段46の出力が論理1から論理0に
なり、インバータ47の出力が論理0から論理1になる。
また定速走行中の速度と基準速度との差が予め設定した
所定値(例えば時速25Km)以上になったとき、比較回路
42の出力をモニタしている検出手段45は出力を論理0か
ら論理1に反転させる。インバータ47及び検出手段45か
ら論理1の出力がオアゲート64又は66を介して入力され
たとき、フリップフロップ63とメモリ41はリセットされ
る。その結果定速走行が解除されるとともに、メモリ41
の基準速度もクリアされるので、再度定速走行を行うと
きは、スイッチ52を再度操作して、新たな基準速度を設
定する必要がある。
定速走行中スイッチ51を中立位置から図中上側に操作
すると、操作している時間に対応した正の所定値が発生
回路44より出力される。また図中下側に操作すると操作
している時間に対応した負の所定値が同様に出力され
る。発生回路44の出力は加算回路43に入力され、比較回
路42の出力に加算される。すなわち車両の実際の速度と
基準速度の差に所定値が加算(減算)されるので、実際
の速度はその分だけ増加又は減少する。所望の速度に達
したときスイッチ51を中立位置に復帰させると、連動し
てスイッチ52がオンするようになっている。その結果そ
の時の車両の速度が新たな基準速度としてメモリ41に記
憶され、定速走行が継続される。
フリップフロップ63の出力はスイッチ67の切り替え状
態に対応しており、フリップフロップ63はスイッチ67の
切り替え状態を検出する検出手段としても機能してい
る。スイッチ67がオンしているとき(フリップフロップ
63の出力が論理1であるとき)、定速走行が行われてい
ることになる。上述したように最低速度未満の速度又は
最高速度より大きい速度で定速走行が行われることはな
い。またそのときの速度(絶対速度)と基準速度との差
(相対速度)が所定値以上である場合に定速走行が行わ
れることもない。さらに車両が停止又は後退している際
中に定速走行はできないようになされている。そこで検
出手段46(インバータ47)や検出手段45の出力がオアゲ
ート92を介してアンドゲート93に入力されている。また
ブロック12の検出手段81はトランスミッションのチェン
ジレバー(図示せず)のシフト位置を検出し、その位置
がパーク(P)位置、後退(R)位置、ニュートラル
(N)位置及びロー(L)位置にあるとき論理1を、ま
たドライブ(D)位置及びセカンド(2)位置にあると
き論理0を、各々出力するようになっており、この出力
もオアゲート92を介してアンドゲート93に入力されてい
る。そしてアンドゲート93の他方の入力にはフリップフ
ロップ63の出力が供給されている。すなわちアンドゲー
ト93が導通し、論理1を出力するのはブロック8又は9
が誤動作している場合であり、アンドゲート93は誤動作
を検出する検出手段を構成している。ブロック8が誤動
作した場合、検出手段46の出力は最早信頼性を失ってい
る。そこでブロック8とは別にブロック13の中に検出手
段91を設け、最低速度未満の速度又は最高速度より大き
い速度になったとき論理1を出力させ、オアゲート92を
介してアンドゲート93に入力させるようにすることがで
きる。
またメモリ41に所定の基準速度が記憶されているにも
拘らず、車両の速度が最低速度と最高速度の範囲外であ
ったり、相対速度が所定値以上であったり、さらに車両
が後退するようなことは誤動作の場合を除いてあり得な
い。従ってこのような場合を誤動作として検出するた
め、メモリ41の記憶状態に対応した出力とオアゲート92
の出力が検出手段としてのアンドゲート95に入力されて
いる。
アンドゲート93が出力する論理1の信号はオアゲート
94を介してフリップフロップ55のクリア端子に入力され
る。これによりフリップフロップ55はリセットされる。
その結果スイッチ101及びスイッチ102がオフされ、ブロ
ック8と9への電力の供給が遮断される。従ってスイッ
チ67はオフされる。
ブロック8及び9の少なくとも一部は、例えばマイク
ロコンピュータ等により構成することができるが、これ
らのブロックが誤動作したとき、所定の信号を入力する
等してその誤動作を速やかに停止させることは一般的に
困難である。その誤動作を停止させる最も有効かつ確実
な方法は電源(電力)の供給を遮断することである。静
電気、高周波ノイズ等により誤動作したコンピュータの
電源を一旦オフした後、再度電源を投入すると、すべて
の動作がイニシャライズされるので、以後正常な動作を
する確率が高い。
ブロック13により誤動作が電気的に検出され、誤動作
したブロックへの電力の供給が遮断されるので、誤動作
は発生すると直ちに解除される。しかしながら安全のた
めにさらにブロック10に検出手段72を設けることができ
る。
ブレーキペダル11が予め設定した所定値以上のストロ
ークにわたって操作されたとき(強く操作されたと
き)、検出手段72がこれを検出する。このようなブレー
キ操作は緊急の場合(例えば誤動作等に起因して車が暴
走した場合)に行われる。そこで検出手段72より論理1
が出力されたとき、前述した場合と同様にオアゲート94
を介してフリップフロップ55をクリアし、所定のブロッ
クへの電源の供給を遮断する。
オアゲート94より出力が発せられたときブロック2乃
至4への電力の供給も遮断することができる。しかしな
がらそのようにするとエンジンが停止してしまうおそれ
があるので、アクセルペダル1の操作に対応してストッ
トル5を制御するブロック2乃至4への電力は遮断しな
いようにするのが好ましい。
不幸にして車両が暴走し、事故が発生した場合、運転
者の操作上のミスによるものであるのか、装置の誤動作
によるものであるのか、その原因が必ずしも明確になら
ないことが多い。そこで検出手段21、71、72の出力を計
時動作を行うタイマ83の出力とともにメモリ82に入力
し、所定時間(例えば30分)だけ前の時刻から現在の時
刻までのこれらの出力を時刻に対応して順次更新記憶さ
せるようにすることができる。このようにすれば事故が
発生したときメモリ82の記憶データを読み出すことによ
り、アクセルペダル1とブレーキペダル11の誤動作であ
るのか否かを判別することが可能となる。
同様にフリップフロップ55、63の出力、アンドゲート
61、93、95の出力、メモリ41の記憶値又は記憶状態、検
出手段56(又は91)が出力する速度データ、スイッチ52
の操作出力等をメモリ82に記憶させるようにすることが
できる。
上述したようにアンドゲート93又は95より論理1が出
力されるのは、定速走行が禁止されている状態であるに
も拘らず、フリップフロップ63がセットされたか、又は
メモリ41に基準速度がセットされた場合であり、いずれ
も誤動作によるものである。従って上述した各回路、手
段等が出力する情報をメモリ82に記憶させておけば、後
でこれを読み出すことにより誤動作が発生したか否か、
また誤動作した回路、手段等がどれであるかを判定する
ことができる。
またアンド回路93と95の出力はオアゲート96を介して
カウンタ97に入力される。カウンタ97はオアゲート96か
ら信号が入力される回数(すなわち誤動作が発生した回
数)をカウントする。このカウント値もメモリ82に記憶
される。例えば6ケ月、1年毎等の定期点検時において
メモリ82の記憶データを読み出し、誤動作の発生回数が
多い装置は新しい装置と交換する等して事故の発生を未
然に防止するようにすることもできる。
第2図は本発明の他の実施例を示している。この実施
例においてはブロック6に1つのスイッチ52だけが設け
られ、このスイッチ52を基準速度において操作するとフ
リップフロップ55がセットされ、スイッチ101、102がオ
ンし、ブロック8と9に電力が供給される。同時にアン
ドゲート61から出力されるパルスがフリップフロップ63
をセットし、またメモリ41に基準速度を記憶させる。
ブレーキペダル11が操作されたとき検出手段71がこれ
を検出する。検出手段71の出力はオアゲート64、66を介
してフリップフロップ63とメモリ41をリセットさせると
ともに、オアゲート94を介してフリップフロップ55をリ
セット(クリア)させる。従ってこの実施例においては
ブレーキペダル11をわずかでも操作すると定速走行が解
除され、以後再び定速走行を開始させるときは再度スイ
ッチ52を操作し、新たな基準速度を記憶させることが必
要となる。
尚以上においてはスイッチ54(又は52)をフリップフ
ロップ55により電気的に保持するようにしたが、機械的
に保持するようにすることもできる。この場合オアゲー
ト94の出力によりこの機械的な保持を解除するようにす
る。
〔効果〕
以上の如く第1の発明は、定速走行が行われているこ
とを示す第1の情報と、定速走行が行われるための条件
に関する第2の情報(又はこれらにより生成される第3
の情報)を記憶させるようにしたので、後にこれらの情
報を読み出すことにより誤動作が発生したか否かを確認
することができる。従って事故が発生した場合その原
因、責任を明確にすることができるばかりでなく、事故
が発生しなくとも誤動作が比較的多く発生する装置にお
いてはこれを他の装置と交換する等の措置を施すことが
可能となり、事故の発生を未然に防止することができ
る。第2の発明によれば、操作手段の操作に対応して定
速走行制御手段への電力の供給を遮断するようにしたの
で、定速走行制御手段が誤動作したとしても、これを確
実に回復することができ、誤動作に起因する事故を未然
に防止することができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の定速走行装置のブロック図、第2図は
その他の実施例のブロック図である。 1……アクセルペダル 2乃至4……ブロック 5……スロットル 6乃至10……ブロック 11……ブレーキペダル 12,13,14……ブロック 15……バッテリ 21……検出手段 22……加算回路 23……駆動回路 24……アクチュエータ 41……メモリ 42……比較回路 43……加算回路 44……発生回路 45,46……検出手段 47……インバータ 51乃至54……スイッチ 55……T型フリップフロップ 56……検出手段 61,62……アンドゲート 63……R−Sフリップフロップ 64乃至66……アンドゲート 67……スイッチ 71,72……検出手段 81……検出手段 82……メモリ 83……タイマ 91……検出手段 92……オアゲート 93……アンドゲート 94……オアゲート 95……アンドゲート 96……オアゲート 97……カウンタ 101乃至110……スイッチ

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の基準速度を記憶する第1の記憶手段
    と、 車両の速度を検出する検出手段と、 該基準速度と該車両の速度を比較し、その比較結果に対
    応して該車両が定速走行するように制御する定速走行制
    御手段と、 該定速走行制御手段の誤動作を確認することができるよ
    うに、該車両の定速走行が行われていることを示す第1
    の情報、及び該定速走行が行われるための条件に関する
    第2の情報、又は該第1の情報と該第2の情報により生
    成される第3の情報を、その後読み出すことができるよ
    うに記憶する第2の記憶手段と を備えることを特徴とする自動車走行制御装置。
  2. 【請求項2】該第1の情報は該第1の記憶手段の該基準
    速度の記憶状態に関する情報であり、 該第2の情報は該車両の絶対的若しくは相対的な速度又
    は該車両のトランスミッションのチェンジレバーのシフ
    ト位置のうち少なくとも1つに関する情報である ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の自動車走
    行制御装置。
  3. 【請求項3】車両が定速走行するように、その走行状態
    を制御する定速走行制御手段と、 該車両の走行を移動するとき操作される操作手段と、 該車両の定速走行中における該操作手段の操作に対応し
    て、該定速走行制御手段への電力の供給を制御する電力
    供給制御手段と を備えることを特徴とする自動車走行制御装置。
  4. 【請求項4】該定速走行制御手段の誤動作を検出する誤
    動作検出手段をさらに備え、 該電力供給制御手段は、さらに、該誤動作検出手段の出
    力に対応して、該定速走行制御手段への電力の供給を制
    御する ことを特徴とする特許請求の範囲第3項記載の自動車走
    行制御装置。
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