JP2589206B2 - 燃焼制御装置 - Google Patents

燃焼制御装置

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Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この発明は石油やガスを燃料とするファンヒータ、温
風暖房機、給湯機等に利用される燃焼制御装置に関す
る。
(ロ)従来の技術 出願人はこの種の液体燃料燃焼装置として、燃焼制御
データの書き込み、及び消去が電気的に可能なプログラ
ムメモリ(EEPROM)を内蔵するマイクロコンピュータ
と、このマイクロコンピュータの入力側に設けられた運
転スイッチ及び設定用操作手段と、マイクロコンピュー
タの出力側に設けられた燃焼駆動手段とを備え、マイク
ロコンピュータに記憶されたプログラムの実行によって
燃焼装置の燃焼を制御するようにした燃焼制御装置を提
案している(特願平1−155109号)。
この燃焼制御装置では、燃焼制御に必要なデータや燃
焼に関係するデータをEEPROMに電気的に書き込んだり、
呼び出したりでき、しかも、電源が切られても、これら
のデータが失われることがないので、使い勝手に優れ、
サービス性に富んでいると共に、精度のよい燃焼制御を
期待できる利点がある。
(ハ)発明が解決しようとする課題 上述した燃焼制御装置では、EEPROMへの初期データの
書き込みはもちろんのこと、データの消去や書き換えは
データ設定ボードから通信でマイクロコンピュータに信
号を送って行わなければならず、燃焼制御データの変更
が簡単にできない欠点があった。
この発明は上述した事実に鑑みてなされたものであ
り、燃焼制御データを簡単に、かつ、誤りなく変更でき
るようにすることを目的とする。
(ニ)課題を解決するための手段 この発明は、燃焼制御データの書き込み、及び消去が
電気的に可能なプログラムメモリ(EEPROM)を内蔵する
マイクロコンピュータと、このマイクロコンピュータの
入力側に設けられた運転スイッチ、設定用操作手段及び
特定操作手段と、マイクロコンピュータの出力側に設け
られた燃焼駆動手段とを備え、マイクロコンピュータに
記憶されたプログラムの実行によって燃焼装置の燃焼を
制御するようにしたものにおいて、運転スイッチが投入
され、かつ、特定操作手段が操作されたとき、EEPROMに
記憶された燃焼制御データが設定用操作手段の操作に基
づいて変更されるように構成されているものである。
(ホ)作用 このように構成すると、運転スイッチを投入し、特定
操作手段を操作するだけで、通常は時刻や温度等の設定
に使用する設定用操作手段を用いて燃焼制御データを変
更することができ、いつでも、どこでも、燃焼制御デー
タを任意の値に変更可能である。また、運転スイッチが
投入されているので、燃焼状態を見ながら最適な燃焼制
御データを設定でき、特定操作手段の操作を必要とする
ので、誤って燃焼制御データが変更される心配もない。
(ヘ)実施例 以下、この発明を石油ファンヒータに適用した実施例
について説明する。
第5図はこの発明を適用した石油ファンヒータ(1)
を示すものであり、前面中央部に温風吹出口(2)、背
面に空気吸込口(図示せず)を有する外装ケース(3)
内にバーナ(4)と、温風ファン(5)と、出し入れ自
在の給油タンク(6)(7)等とが収納されている。ま
た、外装ケース(3)の天面前部には操作パネル(8)
が設けられている。
この操作パネル(8)には第6図に示すように、運転
スイッチ(9)と、3時間延長スイッチ(10)と、おは
ようタイマースイッチ(11)と、秒速点火スイッチ(1
2)と、畳数セレクトスイッチ(13)と、温度設定用の
アップキー(14)及びダウンキー(15)と、タイマー時
刻設定用のプラスキー(16)及びマイナスキー(17)
と、現在時刻設定用のプラスキー(18)及びマイナスキ
ー(19)と、表示部(20)とが設けられている。また、
表示部(20)には4桁の液晶式デジタル表示部(21)
と、「現在時刻」、「タイマー時刻」、「現在温度」、
「希望温度」等の文字や「6」,「8」及び「10」の畳
数を示す数字を必要に応じて浮かび上がらせる液晶式メ
ッセージ表示部(22)とが設けられている。また、運転
スイッチ(9)には1回目の押圧時にオンとなり、2回
目の押圧時(再操作時)にオフとなる入切スイッチが使
用され、他のスイッチやキーには押圧時にのみオンとな
るタクトスイッチ等が使用されている。
第1図は石油ファンヒータの燃焼制御装置を示すもの
である。
第1図において、(23)は中央処理装置(CPU)、プ
ログラムメモリ(ROM)、データメモリ(RAM)等を内蔵
するとともに、時計機能、タイマー機能等を有するマイ
クロコンピュータ(以下、マイコンという)であり、マ
イコン(23)の入力側には上述した運転スイッチ(9)
やスイッチ、キー等の設定用操作手段の他に室温センサ
(24)、バーナサーミスタ(25)、フレームロッド(2
6)等が設けられている。また、マイコン(23)の出力
側には温風ファン(5)、バーナモータ(27)、点火プ
ラグ(28)、燃料ポンプ(29)、気化ヒータ(30)、表
示部(20)等が設けられている。
マイコン(23)は運転スイッチ(9)が投入される
と、プログラムメモリ(ROM)に記憶されたプログラム
を実行し、予め定めたシーケンスに基づいてバーナ
(4)に燃焼を開始させるとともに、温風ファン(5)
を運転させる。また、温度設定用のアップキー(14)及
びダウンキー(15)によって設定された温度(例えば、
10℃〜30℃)のデータをデータメモリ(RAM)に記憶し
ており、この温度と室温センサ(24)にて検出された室
温との差温を求め、差温に応じてバーナ(4)での燃焼
量を調整する。この暖房運転は自動的に3時間で打切ら
れ、3時間経過する前に3時間延長スイッチ(10)を押
圧操作すれば、その時点から3時間延長される。また、
おはようタイマースイッチ(11)が押圧操作されると、
暖房運転は一旦停止された後、タイマー時刻設定用のプ
ラスキー(16)及びマイナスキー(17)によって予め設
定され、データメモリに記憶されている時刻に再開す
る。秒速点火スイッチ(12)は運転スイッチ(9)が切
られているときでも気化ヒータ(30)でバーナ(4)を
適度な温度に予熱しておき、運転スイッチ(9)の投入
直後に灯油をガス化燃焼させるためのものであり、畳数
セレクトスイッチ(13)は部屋に適した最大燃焼量を設
定するためのものである。この最大燃焼量の選択はメッ
セージ表示部(22)の「10」又は「8」又は「6」の畳
数表示を見ながら行うことができる。
マイコン(23)にはデータの書き込み、及び消去が可
能なプログラムメモリ(EEPROM)が設けられている。ま
た、マイコン(23)の入力側には、EEPROMにデータを入
力させたり、EEPROMのデータを呼び出し、デジタル表示
部(21)に表示させたりするための複数のスイッチ(3
1)(32)と特定スイッチ(特定操作手段)(33)とを
有するメモリ入出力装置(34)が設けられている。この
メモリ入出力装置(34)は人目につきにくいように外装
ケース(3)内に内蔵されている。また、EEPROMにはメ
モリ入出力装置(34)とデータ設定ボード(35)とを用
いて種々のデータが記憶されている。
すなわち、バーナモータ(27)の最大回転数及び最小
回転数、温風ファン(5)の最大回転数及び最小回転
数、燃料ポンプ(29)の最大周波数及び最小周波数、フ
レームロッド(26)の電流値と比較される警報設定値及
び断火設定値、バーナサーミスタ(25)の検出温度と比
較されるヒータオン設定温度及びヒータオフ設定温度等
の燃焼制御データはメモリ入出力装置(34)のスイッチ
(31)を操作することにより、データ設定ボード(35)
から通信でマイクロコンピュータ(23)へ送られ、EEPR
OMに記憶される。このため、マイコン(23)の外部に抵
抗マトリクス回路を設ける必要がなく、制御装置の回路
基板をコンパクトにすることができる。また、第2図及
び第3図に示すように、室温センサ(24)の検出温度と
アップキー(14)及びダウンキー(15)による設定温度
との差温に対する燃焼量特性や、燃焼量特性に対する温
風量特性を得るためのデータ入力作業がデジタル的に簡
単かつ正確に行うことができ、フレームロッド(26)の
電流による燃焼状態の監視や気化ヒータ(30)の制御を
緻密に、かつ精度良く行うことができる。
また、マイコン(23)は運転スイッチ(9)の投入中
にその時間を計数するとともに、燃焼中にはその時間を
計数し、これらの計数時間を積算してEEPROMに記憶させ
るようにしてある。また、プログラムの実行中にエラー
が発生した場合、その発生回数を積算して記憶させてい
る。EEPROMのデータは停電になっても消えないので、例
えばスイッチ(32)を操作して通算使用時間、通算燃焼
時間等のデータを呼び出し、これをデジタル表示部(2
1)に表示させることができる。
また、プログラムメモリ(ROM)には第4図に示すプ
ログラムが記憶されており、運転スイッチ(9)の投入
中に入出力装置(34)の特定スイッチ(33)を押圧操作
してオンにすることにより、マイコン(23)は次のよう
な処理を行う。
すなわち、運転スイッチ(9)が投入され、燃焼が行
われているときに特定スイッチ(33)がオン操作される
と、マイコン(23)は特定モードでの処理を行う。今、
設定温度と室温との差温が大きく、バーナ(4)での燃
焼量が最大になっているものとすると、現在時刻設定用
のプラスキー(18)又はマイナスキー(19)を1回押す
ごとにEEPROMに記憶されている燃料ポンプ(29)の最大
周波数データが0.1Hzずつ増減され、新たなデータとし
て記憶される。同様に、設定温度と室温との差温が小さ
く、バーナ(4)での燃焼量が最小になっているものと
すると、プラスキー(18)又はマイナスキー(19)を1
回押すごとにEEPROMに記憶されている最小周波数データ
が0.1Hzずつ増減され、新たなデータとして記憶され
る。また、特定モード設定中はこれらのデータがデジタ
ル表示部(21)に表示されている。このような特定モー
ドを解除するには運転スイッチ(9)を切るか、特定ス
イッチ(33)を再度オン操作すれば良い。
本実施例によれば、運転スイッチ(9)の投入中に特
定スイッチ(33)を操作するだけで、現在時刻設定用の
プラスキー(18)のマイナスキー(19)とを用いてEEPR
OMに記憶されている最大周波数及び最小周波数データを
書き換えることができ、これらの燃焼制御データの変更
をいつでも、どこでも行うことができ、サービス性に富
んでいる。また、運転スイッチ(9)の投入により燃焼
が行われているので、燃焼状態を見ながら最適な燃焼制
御データを設定することができる。もちろん、特定スイ
ッチ(33)は人目につきにくいように、石油ファンヒー
タ(1)の外装ケース(3)内(例えば回路基板上)に
あるので、特定スイッチ(33)が誤って操作され、燃焼
制御データがむやみに変更される心配はない。
尚、上述した実施例ではEEPROMに記憶されている種々
の燃焼制御データのうち、燃料ポンプ(29)の最大周波
数及び最小周波数のデータを特定操作によって随時変更
できるようにしたが、他の燃焼制御データも随時変更で
きるようにしても良い。この場合、設定用の他のスイッ
チやキーをそれぞれの燃焼制御データに割振って使用す
れば良い。
(ト)発明の効果 この発明は以上のように構成されているので、燃焼制
御データをEEPROMに電気的に書き込んだり、消去できる
ばかりでなく、いつでも、どこでも、燃焼制御データを
変更することができ、使い勝手とサービス性を向上でき
るものである。また、燃焼状態を見ながら最適な燃焼制
御データを設定できるので、例えば、出荷時の調整や標
高、酸素濃度に応じた現地での空燃費調整が簡単に行え
るようになり、燃焼制御データの変更には特定操作手段
の操作を必要とするので、誤操作を防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
図はこの発明の燃焼制御装置を石油ファンヒータに適用
した実施例に関するものであり、第1図は石油ファンヒ
ータの燃焼制御装置のブロック図、第2図は差温と燃焼
量の関係を示す特性説明図、第3図は燃焼量と温風量の
関係を示す特性説明図、第4図はマイクロコンピュータ
に記憶されたプログラムの一例を示すフローチャート、
第5図は石油ファンヒータの斜視図、第6図は操作部の
拡大説明図である。 (4)……バーナ(燃焼装置)、(9)……運転スイッ
チ、(10)〜(13)……スイッチ(設定用操作手段)、
(14)〜(19)……キー(設定用操作手段)、(S)…
…特定スイッチ(特定操作手段)、(23)……マイクロ
コンピュータ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大澤 岳史 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 吉澤 勇一 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−310229(JP,A) 特開 昭63−127021(JP,A) 実公 平1−16932(JP,Y2)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】燃焼制御データの書き込み、及び消去が電
    気的に可能なプログラムメモリ(EEPROM)を内蔵するマ
    イクロコンピュータと、このマイクロコンピュータの入
    力側に設けられた運転スイッチ、設定用操作手段及び特
    定操作手段と、マイクロコンピュータの出力側に設けら
    れた燃焼駆動手段とを備え、マイクロコンピュータに記
    憶されたプログラムの実行によって燃焼装置の燃焼を制
    御するようにしたものにおいて、運転スイッチが投入さ
    れ、かつ、特定操作手段が操作されたとき、EEPROMに記
    憶された燃焼制御データが設定用操作手段の操作に基づ
    いて変更されるように構成されていることを特徴とする
    燃焼制御装置。
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