JP2589109B2 - 自動製パン機 - Google Patents

自動製パン機

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JP2589109B2 JP30635487A JP30635487A JP2589109B2 JP 2589109 B2 JP2589109 B2 JP 2589109B2 JP 30635487 A JP30635487 A JP 30635487A JP 30635487 A JP30635487 A JP 30635487A JP 2589109 B2 JP2589109 B2 JP 2589109B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は温度過昇防止装置として温度ヒューズを有す
る自動製パン機に関するものである。
従来の技術 従来のこの種の自動製パン機は本体ケース内に中ケー
スを固定し、この中ケースの外側壁にファンケーシング
を固定し、前記外側壁とファンケーシングとで形成する
送風路にファンヒーターとファンを設け、またファンケ
ーシングに遮熱板を介し、ファンを駆動するファンモー
ターを遮熱板に固定したものである。また温度過昇防止
装置として温度ヒューズを中ケース側面下部に設けてい
た。
発明が解決しようとする問題点 上記構成によると、ファンケーシング内及び周辺部は
通常使用時であっても冷却が自然冷却であるため温度分
布が不安定であり、どうしても熱がファンケーシング内
にこもり、平常運転時でも異常に温度が高くなり、ファ
ンケーシングの周辺部に温度ヒューズを取付けても早切
れしてしまう等の問題があった。
問題点を解決するための手段 本発明は上記欠点を除くためになされたものであり、
遮熱板に設けた穴の近傍で、かつファンケーシングに接
触させて温度ヒューズを設け、またファンモーターに冷
却ファンを設け、平常運転時には冷却ファンにより冷気
を周囲から吸込み、ファンケーシングに接触した温度ヒ
ューズ部分を冷却し温度ヒューズの表示温度より低い温
度を維持しようとするものである。
作用 上記のように構成したことにより、平常運転時には温
度ヒューズ部は冷却ファンによる吸気のため冷却されて
いるので表示された動作温度よりも低くなっているた
め、早切れ等の誤動作がないものである。またファンモ
ーターがロック等の異常により止まったり、ファンヒー
ターが異常加熱等により温度ヒューズ部の冷却が成され
ずに温度ヒューズ部の温度が急上昇した場合、発火等に
至る前に動作して切れるものであり、発火等の異常の発
生を防止する。
実施例 以下本発明の一実施例を図面により説明する。
実施例の構成は第1図に示すとおりである。
図において、1は本体ケース、2は外ふた、3は内ふ
たであり、外ふた2を開いて本体ケース1上面を開口で
きる。4は透明のガラス窓で、外ふた2と内ふた3とで
挟んで固定してある。5は本体ケース1内に装着した中
ケースで、この中ケース5と内ふた3とで加熱室を構成
する。更に中ケース5の内部中央にはねり容器6が着脱
自在に載置されている。7はねり容器6底部中央に固定
した容器台である。8はねり容器6の側壁の穴32を貫通
して着脱自在に装着されたからみ棒である。9はシャフ
ト(上)であり、容器台7に回転自在に装着され、ねり
容器6底部を貫通し、ねり容器6内に突出している。10
はシャフト(上)9の上端部に着脱自在に嵌着した羽根
である。11はシャフト(上)9の下端部に固定されたカ
ップリング(上)であり、受台26に回転自在に装着され
たシャフト(下)27の上端部に固定されたカップリング
(下)12と着脱自在に嵌合する。13は下ヒーターで、ね
り容器6の下部に固定されている。14は生地温センサー
で、中ケース5底部よりバネ(図示せず)にて付勢し、
ねり容器6底部に押接されている。15は中ケース5の後
部側壁30に装着したファンヒーターで、ファンケーシン
グ16と中ケース5の後部側壁30とで囲まれた送風路16c
の吐出口16aの近傍に取付固定している。17はファンケ
ーシング16と後部側壁30とで形成する送風路16cの吸込
口16bに対応して、回転自在にファンモーター18のシャ
フトの先端部に固定したファンである。19はファンケー
シング16とファンモーター18間に設けた遮熱板である。
20は本体ケース1後部上方に載置した後カバーである。
21はメインモーターで、回転力をプーリー(小)23、ベ
ルト24、プーリー(大)25を介してシャフト(下)27に
伝達し羽根10に伝えるものである。28は操作パネルで、
スイッチ(図示せず)が設けてある。29は外ふた2に一
体に設けた把手である。31は吐出口16aに斜め上方に傾
斜させた整流板であり、複数個設けてある。33はねり容
器6の側壁の穴32の外方に固定されたブラケットであ
る。34は遮熱板19の上方に開口させた穴である。35はヒ
ューズ金具、36は温度ヒューズで、温度ヒューズ36を挾
んで固定するヒューズ金具35を遮熱板19に固定し、温度
ヒューズ36は上記穴34をくぐりファンケーシング16の側
面に接触している。なお前記穴34は温度ヒューズ36の周
囲に通気性が確保できるように大きめに開口するもので
ある。37は冷却ファンで、ファンモーター18の後部の反
出力軸側に設けたものである。38は排気口で、本体ケー
ス1の後背部に開設したものである。39は室温センサー
で、操作パネル28の下端部の最も温度変化の少ない部位
に設けたものである。
以上のようにして本体ケース1から吸気する冷気をフ
ァンケーシング16、遮熱板19、温度ヒューズ36及びファ
ンモーター18を経て本体ケース1外に排気するような風
路を形成したものである。
次に上記構成からなる本実施例の作用について説明す
る。
まず、ふたロック装置(図示せず)を解除して、外ふ
た2を開き、本体ケース1の外に取り出したねり容器6
内のシャフト9の上端に羽根10を嵌着する。更にからみ
棒8をブラケット33に挿入固定する。次に、パン作りに
必要な材料(小麦粉、イースト、塩、砂糖、スキムミル
ク、バター、水等)をねり容器6内に入れ、中ケース5
内に挿入し、ねり容器6底部の容器台7を受台26に嵌合
固定する。このとき、カップリング(上)11とカップリ
ング(下)12とが連結する。
次に外ふた2を閉じ操作パネル28のスイッチを入れる
と、ねり容器6底部に押接した生地温センサー14により
間接的に生地温を検知し、このときの検知温度が15℃以
下の低温の場合はマイコン(図示せず)制御により下ヒ
ーター13が入る。検知温度が15℃以上になるとメインモ
ーター21が運転され、このメインモーター21の動力はプ
ーリー(小)23、ベルト24、プーリー(大)25を介し
て、シャフト(下)27に伝達され、更にカップリング
(下)12、カップリング(上)11、シャフト(上)9、
羽根10に伝達され羽根10が回転する。この羽根10の回転
により容器6内に入れた材料が撹拌され、羽根1とから
み棒8との間で次第にパン生地にねり上る。この間ねり
上り時の生地温が30℃となるよう下ヒーター13、ファン
ヒーター15への通電及びファンモーター18、メインモー
ター21の動作はマイコンにより制御されている。また、
このとき室温センサー39により室温を検知しねり時間の
制御を行う。室温が低い場合はねり時間を長くし、また
室温が高い場合はねり時間を短くする。これは、生地温
を常に30℃に保つためになされるものである。また室温
が25℃以上の場合は、ねりによる温度上昇分のみで生地
温が30℃以上となってしまうので、下ヒーター13、ファ
ンヒーター15は投入せず、ファンモーター18のみ運転
し、ファン17による送風により気化熱を奪って、冷却し
30℃を保つ。しかし室温が30℃以上の場合は、冷却して
ねりによる温度上昇分の方が大きく、30℃以上の温度と
なってしまうので、ねり時間を短くして生地の発酵し過
ぎを防止するものである。
次の一時発酵の工程では、生地温の30℃を保つため下
ヒーター13をマイコン制御により入り切りする。この発
酵工程では生地の乾燥を防ぐためファンモーター18、フ
ァンヒーター15は入れない。またこのとき、室温センサ
ー39により、ねり工程の場合と同様に室温を検知するの
で30℃以上の場合は発酵時間を短く制御する。
次のガス抜き工程の場合は、メインモーター21が数秒
間運転され羽根10が回転するので、イーストの発生する
ガスにより膨らんでいた生地はねり工程同様にねられる
ので、つぶれてガスが抜ける。
更に次の仕上げ発酵の場合は、一時発酵の場合と同様
にマイコンにより制御される。
仕上げ発酵によりねり容器の上面以上に膨れ、次に焼
き工程に移る。
焼き工程では、ねり容器6内のパン表面の焼き不足を
補うのと、更に大きく膨らませる(かま伸びさせる)た
め、まず下ヒーター13を15分程度入れる。次にファンモ
ーター18、ファンヒーター15も投入して本焼きを30分行
い生地温センサー14が150℃を検知すると、パンの頭部
がこんがりときつね色に焼け全体に焼けむらなく焼き上
るものである。このとき、ファンヒーター15はファンケ
ーシング16と中ケース5の後部側壁30とで挾まれて形成
された送風路16c内の吐出口16a部に取付固定されている
ので、周囲への熱の逃げが少なく、効率良く温風や熱風
を中ケース5内に送り込むことができ、ねり容器6内の
生地やパンに有効的に熱を与えることができ、中ケース
5内の温度を速く目的の温度にすることができ、パンに
熱を与えた後の温風または熱風がファン17より吸込口16
bから吸込まれるので、ファンモーター18に与える熱的
影響が少ないものであり、効率良く温風または熱風を循
環することができるものである。ここで吐出口16aは斜
め上方に向けて、整流板31を複数個設けてあるので、吐
出口16aから吐出される熱風が上方の内ふた3に当た
り、反射されてパンの頭部全体に吹き付けられるので、
全体が均一に焼き上るものである。また、焼き方式が熱
風循環式のため加熱室全体の温度を均一にすることがで
きるのでねり容器内の部分もきれいに、しかも短時間の
うちに焼き上るものである。この焼き工程時にファンケ
ーシング16部の温度が最高の状態となっているがファン
モーター18が回っているときは冷却ファン37も回ってお
り、常にファンケーシング16、遮熱板19、ファンモータ
ー18等の周囲の冷気を引っ張って、本体ケース1の後部
の排気口38より排気し、また温度ヒューズ36部も穴34よ
り冷気が後部に引っ張られているので常に冷却されてお
り、通常の使用時(平常運転時)は温度ヒューズ36の設
定温度より低く保たれているので温度ヒューズ36は切れ
ず正常運転が可能となっている。万一ファンモーター18
がロック等により止まった場合は温度ヒューズ36は冷却
されなくなるるので、ファンヒーター15は異常過熱状態
となり、ファンケーシング16は過熱し温度ヒューズ36部
の温度が急上昇するので、発火等の異常状態になる前に
温度ヒューズ36が溶断するので安全が保たれる。
パンが焼き上ると直ちに、ファンモーター18を運転し
てファン17を回し冷却を30分行ない焼き上りを報知す
る。パンは冷却することにより約40℃程度まで冷まされ
るので、その後外ふた2を開き中ケース5からねり容器
6を取り出し、からみ棒8を抜いてからねり容器6を逆
さにしてパンをねり容器6から取り出す。このときパン
やねり容器6は十分に冷却されているので、ふきんやミ
トン等を使って取り出す必要がなく、またパンも食べ頃
の温度に冷えているのですぐ食することができるもので
ある。また、パン底部には羽根10が埋っているので、こ
の羽根10を取り出すと食パンのでき上りであり、すぐ食
することができるものである。このとき、羽根10も冷え
ているので素手で取り出すことができる。
発明の効果 以上本発明によれば、通常燃焼時(平常運転時)には
温度ヒューズが切られることなく、ファンモーターロッ
ク等の異常時には急激な温度上昇があっても温度ヒュー
ズが確実に溶断し安全が確保され発火等の異常の発生が
防止できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す自動製パン機の正面断
面図である。 1……本体ケース、16……ファンケーシング、 18……ファンモーター、19……遮熱板、 34……穴、36……温度ヒューズ、 37……冷却ファン。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体ケース内に固定した中ケースの外側壁
    に固定したファンケーシングと、外側壁とファンケーシ
    ングとで形成する送風路に設けたファンヒーターと、フ
    ァンケーシングに遮熱板を介しファンを駆動するファン
    モーターを有するコンベクション式の自動製パン機にお
    いて、前記遮熱板(19)に開設した穴(34)近傍で、か
    つファンケーシング(16)の側面に接触する温度ヒュー
    ズ(36)を遮熱板(19)に固定する一方、ファンモータ
    ー(18)の反出力側に冷却ファン(37)を設け、本体ケ
    ース(1)外から吸気する冷気をファンケーシング(1
    6)、遮熱板(19)、温度ヒューズ(36)及びファンモ
    ーター(18)を経て本体ケース(1)外に排気するよう
    な風路を形成したことを特徴とする自動製パン機。
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