JP2589039Y2 - 装軌式車両のギヤード操向装置、およびその制御装置 - Google Patents

装軌式車両のギヤード操向装置、およびその制御装置

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JP2589039Y2 JP1993006096U JP609693U JP2589039Y2 JP 2589039 Y2 JP2589039 Y2 JP 2589039Y2 JP 1993006096 U JP1993006096 U JP 1993006096U JP 609693 U JP609693 U JP 609693U JP 2589039 Y2 JP2589039 Y2 JP 2589039Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は装軌式車両の駆動装置、
特に車両を効率よく操向するために左右の駆動装置が選
択的に作動されるギヤード操向装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、装軌式車両のギヤード操向装置と
しては、「特表昭55−501139」がある。該従来
の技術における車両は図5において全体を1で示すよう
に、右側履帯2と左側履帯3からなる推進装置を有し、
該履帯2、3は図6における終減速機4のハブ5に装着
されるスプロケット6で駆動される。更に図5に示すよ
うに、前記車両1は内燃機関等による駆動装置7を有し
ており、該駆動装置7の動力は全体を8で示すギヤード
操向装置を介して左右の各終減速機4に結合される出力
軸10に伝動される。
【0003】前記ギヤード操向装置8をスケルトンで示
すと図12のようになるが、該ギヤード操向装置8の構
成における高速モード、低速モード、及び制動モードに
おける各作用について説明する。先ず高速モードでは、
ブレーキ11と低速度クラッチ12とは開放され、高速
度クラッチ13の係合によってハウジング14を駆動ハ
ブ15に結合する。従って、入力軸9がハウジング14
に直接ギヤー係合し、出力軸10がブレーキハブ22に
直接ギヤー係合するように構成されているため、図示し
ない原動機の動力はベベルギヤ23,24を介して入力
軸9によって出力軸10を直接駆動し、入力軸9の回転
は1対1の速度比で出力軸10に伝達される。また、低
速モードでは高速度クラッチ13と、ブレーキ11は開
放されるが、低速度クラッチ12の係合によってハブ1
6をハウジング17に固定することにより、サンギヤ1
8を固定し、遊星ギヤ19が入力ハウジング14に固定
されたリングギヤ20で駆動される際、サンギヤ18の
まわりを移動するようになる。これによって、キャリヤ
21が所定の減速比により減速されて回転するが、該キ
ャリヤ21に直結される駆動ハブ15を介して出力軸1
0が前記キャリヤ21と同一の回転数で回転する。次
に、制動モードにおいては高速度クラッチ13と、低速
度クラッチ12が開放されるため、入力軸9から出力軸
10へのトルクの伝達が遮断される。これと同時にブレ
ーキ11が係合されるため、出力軸10に直結されるブ
レーキハブ22を固定ハウジング17に連結し、これに
より出力軸10、更にはそれぞれの関連する履帯2,3
を制動する。
【0004】また、従来のクラッチ・ブレーキ式操向装
置を有する車両の制御装置としては、「特表平1−50
1054」があり、車両の旋回半径を操向レバーの操作
量によって決まる指令旋回半径とするために、左右の履
帯駆動軸の回転数をセンシングして前記指令旋回半径に
なるようにクラッチ、あるいはブレーキの油圧をフィー
ドバック制御する技術が開示されている。しかし、ギヤ
ード操向装置を有する車両の制御装置として、車両の旋
回半径を操向レバーの操作量によって決まる指令旋回半
径とするために、フィードバック制御する技術はまだ、
公開されていない。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】前記従来の技術におい
ては、所定のギヤ比により制動ロスなく、約10mの旋
回半径で旋回できる長所があり、またブレーキ11の操
作により従来公知のクラッチ・ブレーキ式旋回装置の機
能を有する。しかし、前記従来の技術では左右に高速度
クラッチ13と、低速度クラッチ12と、ブレーキ11
の3パックづつのディスクが左右計6個必要となり、ま
た油圧制御バルブも計6組必要になるため、装置が高価
になるという問題があった。ただし、前記従来の技術で
は左右にそれぞれ高速度クラッチ13と、低速度クラッ
チ12を持っているため、左右共に高速度段、あるいは
低速度段とすることも可能である。従って、トランスミ
ッションを3段とすれば前後進6段の変速が可能となる
が、トランスミッションを3段として前後進3段の変速
で充分な車両においては品質が過剰となっていた。
【0006】また、ギヤード操向装置8を有する車両の
制御装置として、車両の旋回半径を操向レバーの操作量
によって決まる指令旋回半径とするために、フィードバ
ック制御しないと、ブルドーザ等の車両に作用する負荷
の大小によってオペレータの操作とは逆の作動、つま
り、逆操向のような危険性が生じることがある。本考案
は前記従来の技術における課題を解決するためになされ
たものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1は、原動機の動
力を入力するための入力部と、一方の出力部と操向ブレ
ーキハブとに結合された第1ハウジングと、該第1ハウ
ジングと前記入力部とを係合・開放するための一方の直
結クラッチと、前記一方の操向ブレーキハブと固定ハウ
ジングとを係合・開放するための一方の操向ブレーキ
と、前記一方の出力軸と同一軸線上に配置された中心軸
と、該中心軸と、前記入力部と、前記第1ハウジングの
いずれかにサンギヤと、キャリヤと、リングギヤの何れ
かを設けた第1遊星列と、前記入力部に結合した第2ハ
ウジングと、他方の出力軸と操向ブレーキハブとに結合
された駆動ハブと、該駆動ハブと、前記中心軸のいずれ
かにサンギヤと、キャリヤと、リングギヤの何れかを設
けた第2遊星列と、該第2遊星列のキャリヤに結合され
た他方の直結クラッチハブと、該直結クラッチハブと前
記第2ハウジングとを係合・開放するための他方の直結
クラッチと、前記固定ハウジングに旋回クラッチを介し
て連結された旋回クラッチハブと、該旋回クラッチハブ
と前記第2ハウジングのいずれかにサンギヤと、キャリ
ヤと、リングギヤの何れかを設けた第3遊星列と、前記
第2遊星列のうち、中心軸と駆動ハブとに設けた要素以
外の要素と、前記第3遊星列の要素のうち、旋回クラッ
チハブと第2ハウジングとに設けた要素以外の要素とを
結合するようにした。請求項2は、前記第1遊星列の各
要素のうち、サンギヤを中心軸に、キャリヤを入力部
に、リングギヤを第1ハウジングに設け、前記第2遊星
列の各要素のうち、サンギヤを中心軸に、キャリヤを駆
動ハブに設け、前記第3遊星列の各要素のうち、サンギ
ヤを旋回クラッチハブに、リングギヤを第2ハウジング
に設け、前記第2遊星列のリングギヤと前記第3遊星列
のキャリヤとを結合した。
【0008】請求項3は、前記装軌式車両のギヤード操
向装置において、該ギヤード操向装置の入力軸回転数と
旋回クラッチ回転数とにより算出される実操向比と、操
作装置により入力される指令操向比とを比較し、前記実
操向比を指令操向比に近づけるための直結クラッチ、旋
回クラッチ、または操向ブレーキ制御油圧信号を、該直
結クラッチ、旋回クラッチ、または操向ブレーキ制御用
電磁バルブに出力すると共に、前記操作装置により入力
される操向方向と逆方向の直結クラッチに係合信号を出
力するコントローラにより装軌式車両のギヤード操向装
置の制御装置を構成した。
【0009】
【作用】請求項1は、直進状態では両方の操向ブレー
キ、および旋回クラッチがいずれも開放され、両方の直
結クラッチが係合されるため、両方の出力部は同一回転
数で回転する。次に、他方の出力部方向に操向操作し始
めると、係合していた他方の直結クラッチが滑り始め、
操向操作方向に旋回し始める。更に、他方の出力部方向
に操向操作すると、他方の直結クラッチが開放され、他
方の旋回クラッチが滑りながら係合し始め、操向操作方
向の旋回半径が小さくなる。更に、他方の出力部方向に
操向操作すると、他方の旋回クラッチが完全に係合して
ギヤード操向状態となり、操向ロスのない操向が行われ
る。更に、他方の出力部方向に操向操作すると、他方の
操向ブレーキが滑りながら係合し始め、操向操作方向の
旋回半径は更に小さくなる。更に、他方の出力部方向に
操向操作すると、他方の操向ブレーキは完全に係合して
信地旋回状態となる。なお、原動機の動力を入力するた
めの入力部から両出力部への各動力伝達については公知
のため、説明を省略する。また、一方の出力部方向に操
向操作する場合についても前記他方の出力部方向に操向
操作する場合と同様のため説明を省略する。請求項2
は、前記請求項1の一実施態様であるため特にその作用
の説明については省略する。
【0010】請求項3は、コントローラにおいて、前記
ギヤード操向装置の入力軸回転数と旋回クラッチ回転数
とにより算出される実操向比と、入力される操向操作装
置の指令値により算出される指令操向比とを比較し、前
記実操向比を指令操向比に近づけるための直結クラッ
チ、旋回クラッチ、または操向ブレーキ制御油圧信号
を、該直結クラッチ、旋回クラッチ、または操向ブレー
キ制御用電磁バルブに出力すると共に、前記操向操作装
置の操向方向と逆方向の直結クラッチに係合信号を出力
するため、操向操作装置の操向操作量に応じて前記直結
クラッチ、旋回クラッチ、または操向ブレーキのいずれ
かが制御され、前記実操向比を指令操向比に近づけるよ
うに制御される。
【0011】
【実施例】次に、本考案の各実施例を図面を参照して詳
述する。図1は本考案の第1実施例における装軌式車両
のギヤード操向装置30のギヤスケルトンを示す図で、
該ギヤード操向装置30は図6に示すように原動機の動
力を入力軸31より取り入れ、出力軸32,32より取
り出し、該出力軸32の動力を終減速機4のスプロケッ
ト6より取り出して、図5に示すような装軌式車両の左
右履帯2,3を駆動するように構成されている。図1に
おいて、原動機の動力を入力軸31よりベベルギヤを介
して入力するための入力部33と、右側出力軸32と右
側操向ブレーキハブ34とに結合された第1ハウジング
35と、該第1ハウジング35と前記入力部33とを係
合・開放するための右側直結クラッチ36と、前記右側
操向ブレーキハブ34と固定ハウジング37とを係合・
開放するための右側操向ブレーキ38と、前記右側出力
軸32と同一軸線上に配置された中心軸39と、該中心
軸39に結合されたサンギヤと、前記入力部33に結合
されたキャリヤと、前記第1ハウジング35に結合され
たリングギヤとにより第1遊星列40を構成し、前記入
力部33に結合した第2ハウジング41と、左側出力軸
32と左側操向ブレーキハブ34とに結合した駆動ハブ
42と、該駆動ハブ42に結合したキャリヤと前記中心
軸39に結合したサンギヤとを二要素とする第2遊星列
43を構成し、該第2遊星列43のキャリヤと結合する
と共に、前記第2ハウジング41に左側直結クラッチ4
4を介して連結された左側直結クラッチハブ45と、前
記固定ハウジング37に旋回クラッチ46を介して連結
した旋回クラッチハブ47と、該旋回クラッチハブ47
に結合したサンギヤと、前記第2ハウジング41に結合
したリングギヤを二要素とする第3遊星列48を構成
し、前記第2遊星列43のリングギヤと前記第3遊星列
48のキャリヤとを結合することにより前記ギヤード操
向装置30が構成されている。
【0012】次に、前記ギヤード操向装置30の作用に
ついて説明する。前記各クラッチ36,44,46、ブ
レーキ38の係合(ON)および開放(OFF)と、車
両の作動状態との関係を下記表に示す。
【表1】 直進状態では、左右両方の操向ブレーキ38,38と旋
回クラッチ46がいずれも開放され、両方の直結クラッ
チ36,44が係合されるため、左右両方の出力軸3
2,32は同一回転数により回転する。左緩旋回状態で
は、左右両方の操向ブレーキ38,38と左直結クラッ
チ44が開放され、旋回クラッチ46と右直結クラッチ
36が係合されるため、各遊星列のギヤ比によって決ま
る所定の速度比により左方向に緩旋回する。左信地旋回
状態では、旋回クラッチ46と左直結クラッチ44と右
操向ブレーキ38が開放され、左操向ブレーキ38と右
直結クラッチ36が係合されるため、左側の履帯が停止
し、右側の履帯が入力回転数と同じ回転数で回転するた
め、左方向に信地旋回する。右緩旋回状態、および右信
地旋回状態については前記左信地旋回状態、および右信
地旋回と同様のため説明を省略する。
【0013】図2に示すギヤード操向装置30は図1に
示すギヤード操向装置30のスケルトンに対応する構成
を示すもので、図1に対応する要素には同じ符号を付し
て構成と作用の説明は省略する。
【0014】図3は本考案の第2実施例における装軌式
車両のギヤード操向装置49のギヤスケルトンを示す図
であり、図1に示すギヤード操向装置30のスケルトン
と同様の要素には同じ符号を付して構成の説明は省略す
る。図3が図1と異なる構成は、第3遊星列48のキャ
リヤが第2ハウジング41に結合され、第2遊星列43
と第3遊星列48の各リングギヤ同志を結合したことで
ある。図3の作用については図1と同様のため説明を省
略する。
【0015】図4は本考案の第3実施例における装軌式
車両のギヤード操向装置50のギヤスケルトンを示す図
であり、図1に示すギヤード操向装置30のスケルトン
と同様の要素には同じ符号を付して構成の説明は省略す
る。図4が図1と異なる構成は、第2遊星列43のリン
グギヤを中心軸39に結合し、第2遊星列43のサンギ
ヤと第3遊星列48のキャリヤを結合したことである。
図4の作用については図1と同様のため説明を省略す
る。
【0016】前記ギヤード操向装置30,49,50の
制御装置について図7乃至図9により説明する。図7に
示すように、外側速度をvO 、内側速度をvi とする
と、操向比;ε=vO /vi であるから、 {(ε+1)/(ε−1)}・(B/2)=R・・・・・(1) と表すことができる。 また、例えば左側の固定操向比をεLOとし、遊星ギヤー
の歯数;Zの添字について、R はリングギヤ、S はサン
ギヤとし、2 は第2遊星列、3 は第3遊星列を表すもの
とすれば、任意のεは、 1/ε={ZR2/(ZR2+ZS2)}・{ZS3/(ZS3+ZR3)}・ρB ・ (旋回クラッチ回転数/トランスミッション出力回転数)+(1/εLO)・・・ ・・(2) と表すことができる。ただし、 1/εLO={ZR2/(ZR2+ZS2)}・〔{ZR3/(ZR3+Zs3)}+ ZS2/ZR2〕 ρB :トランスミッション出力軸から入力軸33までの減速比 つまり、旋回クラッチ回転数(NSCとおく)、およびト
ルクコンバータ出力回転数(NTOとおく)とトランスミ
ッションの速度段(kとおく)からトランスミッション
出力回転数(NMO)をセンシングすれば、前記(1)、
(2)より常に現状の車両旋回半径Rを検出できること
になる。従って、操向レバーを操作してオペレータの望
む旋回半径Ra になるように前記(1)式によりεa
計算し、該εa を用いて(2)により(旋回クラッチ回
転数/トランスミッション出力回転数)を計算し、該旋
回クラッチ回転数NSC/トランスミッション出力回転数
MOを目標値とし、該目標値になるように左右の直結ク
ラッチ36,44、旋回クラッチ46、操向ブレーキ3
8,38の油圧を制御することにより、オペレータの望
む旋回半径Ra が得られることになる。ここで、詳細な
説明は省略するが、本考案の特徴の一つは前記図1〜4
のギヤトレーンにより明らかなように、左右何れの旋回
においても前記vi は旋回クラッチ回転数NSCとトラン
スミッション出力回転数NMOの1次の線型の形で表さ
れ、前記vO はトランスミッション出力回転数NMOに比
例することである。即ち、どの操向ブレーキ38,38
やクラッチ36,44,46を半係合させても、必ずそ
の変化は旋回クラッチ回転数NSCとトランスミッション
出力回転数NMOに変化量となって現れてくるため、該旋
回クラッチ回転数NSCとトランスミッション出力回転数
MOを検出することによって、前記(2)式によりεを
算出すれば、前記(1)式によってRを求めることがで
きる。
【0017】図8は本考案のギヤード操向装置における
一実施例の制御装置を示す図で、51はエンジン、52
は該エンジン51によって駆動されるトルクコンバータ
(以下、トルコンと記す)、53は該トルコン52によ
って駆動されるミッション、30は該ミッション53に
よって駆動されるギヤード操向装置、4は左右の終減速
機、6は該各終減速機4に固着されたスプロケットであ
る。また、54は速度段切換バルブ、55は該速度段切
換バルブ54の油圧検出器、56はコントローラ、57
は操向レバー、58はトルコン出力軸回転センサー、5
9は前記ギヤード操向装置30を構成する旋回クラッチ
38のハブ34の回転センサー、60は左操向ブレーキ
の電磁弁、61は旋回クラツチの電磁弁、62は左直結
クラツチの電磁弁、63は右直結クラツチの電磁弁、6
4は右操向ブレーキの電磁弁、65は左操向ブレーキの
油圧バルブ、66は旋回クラツチの油圧バルブ、67は
左直結クラツチの油圧バルブ、68は右直結クラツチの
油圧バルブ、69は右操向ブレーキの油圧バルブであ
る。
【0018】次に、図8におけるコントローラ56の詳
細な構成を図9について説明する。コントローラ56は
回転センサー58により検出されるトルコン出力回転数
TOと、油圧検出器55によって検出されるトランスミ
ッションの速度段kとの両信号をミッション出力回転数
演算器70に入力することによって、トランスミッショ
ン出力回転数NMOを算出する。また、トランスミッショ
ン出力回転数NMOと旋回クラッチハブ回転数NSCとの両
信号を操向比演算器71に入力することによって、実操
向比;εを算出し、該ε信号は比較器72に出力され
る。一方、図8に示す操向操作レバー57より指令旋回
半径Ra 信号を操向方向判別器73が入力すると、該操
向方向判別器73から操向方向信号が逆操向方向直結ク
ラッチON信号発生器74に出力されると、該逆操向方
向直結クラッチON信号発生器74から逆操向方向直結
クラッチの電磁弁75に係合信号iccを出力する。ま
た、前記操向方向判別器73から指令操向比演算器76
に指令旋回半径Ra 信号を出力すると、該指令操向比演
算器76において指令操向比;εa を算出し、該指令操
向比;εa 信号を前記比較器72に出力する。すると、
該比較器72において実操向比;εと指令操向比;εa
が比較され、操向比偏差信号Δεが油圧バルブ制御信号
発生器77に出力されるが、操向方向の直結クラッチ、
旋回クラッチ、操向ブレーキの各電磁弁78,79,8
0の各油圧バルブの油圧信号を油圧/電気信号変換器8
1において電気信号に変換して制御バルブ判定器82に
出力することにより、前記油圧バルブ制御信号発生器7
7より出力される、操向比偏差信号Δεを0にすべき油
圧バルブ制御信号iCBが、前記制御バルブ判定器82に
より指定された電磁弁78,79,80のソレノイドに
出力される。
【0019】次に、前記装軌式車両のギヤード操向装置
30の代表的な二つの作業の制御について図10と図1
1により説明する。なお、前記装軌式車両のギヤード操
向装置49,50については同様のため説明を省略す
る。 (1)ブルドーザの押土作業等のない、走行負荷のみが
作用する場合。 図10に示すように、先ず操向レバーを中立から左側に
操作すると、履帯駆動力To,Tiは図11の右側から
左側に移動して、Rを小さくしたいというオペレータの
意志が伝達される。前記操向レバー57を中立から左側
に操作するとき、先ず、左直結クラッチ44を滑らし始
めるが、内側履帯駆動力;Ti<0のためこの状態では
旋回しない。更に大きく左直結クラッチ44を滑らせて
も旋回せずに、ついには左直結クラッチ44はOFFと
なり、続いて旋回クラッチ46を係合し始めることによ
り、その滑り量に応じて車両が旋回し始める。更に、操
向レバー57を左側に操作すると、旋回クラッチ46は
完全に係合され、ギヤード操向状態となる。更に、操向
レバー57を左側に操作すると、左操向ブレーキ38が
係合し始め、最終的には左操向ブレーキ38が完全に係
合され、左信地旋回となる。
【0020】 (2)ブルドーザの押土作業のように大きい走行負荷が
作用する場合。 図11に示すように、先ず操向レバー57を中立から左
側に操作すると、履帯駆動力To,Tiは図11の右側
から左側に移動して、Rを小さくしたいというオペレー
タの意志が伝達される。前記操向レバー57を中立から
左側に操作するとき、先ず、左直結クラッチ44を滑ら
し始めるが、内側履帯駆動力;Ti>0のため、車両は
旋回し始める。更に、操向レバー57を左側に操作する
と、左直結クラッチ44はOFFとなり、旋回クラッチ
46は完全に係合されるのでギヤード操向状態となる。
更に、操向レバー57を左側に操作すると、旋回クラッ
チ46はOFFとなり、再び、左直結クラッチ44を滑
らせて旋回状態となる。更に、前記操作レバー57を左
側に操作すると、左直結クラッチ44はOFFとなり、
左操向ブレーキ38が係合し始め、最終的には左操向ブ
レーキ38が完全に係合されて左信地旋回となる。
【0021】
【考案の効果】以上詳述したように本考案によるときは
次のような効果を得ることができる。 (1)従来の技術において6個であったクラッチ、およ
びブレーキのパック数を5個にすることができるため、
ギヤード操向装置をコンパクトに構成できる。 (2)従来の技術において二つ必要とした低速度クラッ
チに相当し、最も制動頻度の多い制御が行われる旋回ク
ラッチが一つであるため、そのための油圧制御バルブが
安価になると共に、旋回制御を左右のバラツキなくスム
ーズに行うことができる。 (3)ギヤード操向装置の旋回制御はクラッチ・ブレー
キ式操向装置の制御に対して極めて制動ロス馬力の少な
い優れた特徴を持つが、このギヤード操向装置のギヤー
ド操向以外の制御領域においても自動制御することによ
って操向制御の操作性を向上させた。 (4)ギヤード操向装置の制御装置はそのギヤトレーン
の構成によって、入力軸回転数と、旋回クラッチ回転数
だけにより操向比を検出できるため制御装置が簡素化さ
れる。従って、制御装置が安価になると共に、高精度の
制御を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例におけるギヤード操向装置
のギヤスケルトンを示す図である。
【図2】図1のギヤスケルトンに対応するギヤード操向
装置の構成を示す図である。
【図3】本考案の第2実施例におけるギヤード操向装置
のギヤスケルトンを示す図である。
【図4】本考案の第3実施例におけるギヤード操向装置
のギヤスケルトンを示す図である。
【図5】一般の装軌式車両の外観側面図である。
【図6】本考案の装軌式車両のギヤード操向装置に連結
される終減速装置の一例を示す断面図である。
【図7】装軌式車両の旋回状態を示す図である。
【図8】装軌式車両のギヤード操向装置に関する制御装
置を示す図である。
【図9】図8におけるコントローラの詳細図である。
【図10】ブルドーザの押土作業等のない、走行負荷の
みが作用する場合における、履帯駆動力と旋回半径の関
係を示す図である。
【図11】ブルドーザの押土作業のように大きい走行負
荷が作用する場合における、履帯駆動力と旋回半径の関
係を示す図である。
【図12】装軌式車両のギヤード操向装置に関する従来
技術のギヤスケルトンを示す図である。
【符号の説明】
30,49,50・・・ギヤード操向装置 31・・・入力軸 32・・・出力軸 33・・・入力部 34・・・右側操向ブレーキハブ 35・・・第1ハウジング 36・・・右側直結クラッチ 37・・・固定ハウジング 38・・・右側操向ブレーキ 39・・・中心軸 40・・・第1遊星列 41・・・第2ハウジング 42・・・駆動ハブ 43・・・第2遊星列 44・・・左側直結クラッチ 45・・・左側直結クラッチハブ 46・・・旋回クラッチ 47・・・旋回クラッチハブ 48・・・第3遊星列 51・・・エンジン 52・・・トルクコンバータ 53・・・ミッション 54・・・速度段切換バルブ 55・・・油圧検出器 56・・・コントローラ 57・・・操向レバー 58・・・トルコン出力軸回転センサー 59・・・回転センサー 60〜64・・・電磁弁 65〜69・・・油圧バルブ 70・・・ミッション出力回転数演算器に 71・・・操向比演算器 72・・・比較器 73・・・操向方向判別器 74・・・逆操向方向直結クラッチON信号発生器 75・・・電磁弁 76・・・指令操向比演算器 77・・・油圧バルブ制御信号発生器 78,79,80・・・電磁弁 81・・・油圧/電気信号変換器 82・・・制御バルブ判定器

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原動機の動力を入力するための入力部
    と、一方の出力部と操向ブレーキハブとに結合された第
    1ハウジングと、該第1ハウジングと前記入力部とを係
    合・開放するための一方の直結クラッチと、前記一方の
    操向ブレーキハブと固定ハウジングとを係合・開放する
    ための一方の操向ブレーキと、前記一方の出力軸と同一
    軸線上に配置された中心軸と、該中心軸と、前記入力部
    と、前記第1ハウジングのいずれかにサンギヤと、キャ
    リヤと、リングギヤの何れかを設けた第1遊星列と、前
    記入力部に結合した第2ハウジングと、他方の出力軸と
    操向ブレーキハブとに結合された駆動ハブと、該駆動ハ
    ブと、前記中心軸のいずれかにサンギヤと、キャリヤ
    と、リングギヤの何れかを設けた第2遊星列と、該第2
    遊星列のキャリヤに結合された他方の直結クラッチハブ
    と、該直結クラッチハブと前記第2ハウジングとを係合
    ・開放するための他方の直結クラッチと、前記固定ハウ
    ジングに旋回クラッチを介して連結された旋回クラッチ
    ハブと、該旋回クラッチハブと前記第2ハウジングのい
    ずれかにサンギヤと、キャリヤと、リングギヤの何れか
    を設けた第3遊星列と、前記第2遊星列のうち、中心軸
    と駆動ハブとに設けた要素以外の要素と、前記第3遊星
    列の要素のうち、旋回クラッチハブと第2ハウジングと
    に設けた要素以外の要素とを結合することを特徴とする
    装軌式車両のギヤード操向装置。
  2. 【請求項2】 前記第1遊星列の各要素のうち、サンギ
    ヤを中心軸に、キャリヤを入力部に、リングギヤを第1
    ハウジングに設け、前記第2遊星列の各要素のうち、サ
    ンギヤを中心軸に、キャリヤを駆動ハブに設け、前記第
    3遊星列の各要素のうち、サンギヤを旋回クラッチハブ
    に、リングギヤを第2ハウジングに設け、前記第2遊星
    列のリングギヤと前記第3遊星列のキャリヤとを結合す
    ることを特徴とする請求項1の装軌式車両のギヤード操
    向装置。
  3. 【請求項3】前記装軌式車両のギヤード操向装置におい
    て、該ギヤード操向装置の入力軸回転数と旋回クラッチ
    回転数とにより算出される実操向比と、操作装置により
    入力される指令操向比とを比較し、前記実操向比を指令
    操向比に近づけるための直結クラッチ、旋回クラッチ、
    または操向ブレーキ制御油圧信号を、該直結クラッチ、
    旋回クラッチ、または操向ブレーキ制御用電磁バルブに
    出力すると共に、前記操作装置により入力される操向方
    向と逆方向の直結クラッチに係合信号を出力するコント
    ローラによりなることを特徴とする装軌式車両のギヤー
    ド操向装置の制御装置。
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