JP2586805Y2 - ヒューズボックス - Google Patents
ヒューズボックスInfo
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- JP2586805Y2 JP2586805Y2 JP1522893U JP1522893U JP2586805Y2 JP 2586805 Y2 JP2586805 Y2 JP 2586805Y2 JP 1522893 U JP1522893 U JP 1522893U JP 1522893 U JP1522893 U JP 1522893U JP 2586805 Y2 JP2586805 Y2 JP 2586805Y2
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- terminal
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、ジョイントボックスと
しても機能し得るヒューズボックスに関するものであ
る。
しても機能し得るヒューズボックスに関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】従来のヒューズボックスは、電線を接続
した複数の接続端子をハウジング内に収容し、接続端子
にヒューズ素子を嵌挿することにより、ヒューズ回路を
形成するようになっている。一方、ジョイントボックス
は接続端子の先端にバスバーを嵌挿することにより接続
回路を形成すると同時に、各接続端子にヒューズ、ダイ
オード、抵抗、コンデンサ等の回路素子を取り付ける場
合が多い。
した複数の接続端子をハウジング内に収容し、接続端子
にヒューズ素子を嵌挿することにより、ヒューズ回路を
形成するようになっている。一方、ジョイントボックス
は接続端子の先端にバスバーを嵌挿することにより接続
回路を形成すると同時に、各接続端子にヒューズ、ダイ
オード、抵抗、コンデンサ等の回路素子を取り付ける場
合が多い。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら上述した
ヒューズボックスやジョイントボックスでは、専用のバ
スバーを設計製造したり、バスバーを取り付けたりする
手間が相当に掛かり、コストの上昇を招いている。ま
た、これらの接続端子の使用部位が固定されており、ヒ
ューズボックスではヒューズ素子のみしか嵌挿すること
ができず、使用しない接続端子は空き回路となって無駄
なものになっている。
ヒューズボックスやジョイントボックスでは、専用のバ
スバーを設計製造したり、バスバーを取り付けたりする
手間が相当に掛かり、コストの上昇を招いている。ま
た、これらの接続端子の使用部位が固定されており、ヒ
ューズボックスではヒューズ素子のみしか嵌挿すること
ができず、使用しない接続端子は空き回路となって無駄
なものになっている。
【０００４】本考案の目的は、上述した問題点を解消
し、ヒューズ素子のみならず、各種の回路素子を接続で
き、ジョイントコネクタの接触を兼ね備えた用途の広い
ヒューズボックスを提供することにある。
し、ヒューズ素子のみならず、各種の回路素子を接続で
き、ジョイントコネクタの接触を兼ね備えた用途の広い
ヒューズボックスを提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めの本考案に係るヒューズボックスは、筐体内に複数個
の接続端子を収容し、これらの接続端子に門型の両脚を
挿入平刃端子としたヒューズ素子を嵌挿し得るヒューズ
ボックスにおいて、前記接続端子を連結片により連結し
た状態で形成し、該連結片を回路構造に応じて切断して
前記筐体内に収容し、前記ヒューズ素子と同型の挿入平
刃端子を有する回路素子を回路構造に応じて前記接続端
子に嵌挿したものである。
めの本考案に係るヒューズボックスは、筐体内に複数個
の接続端子を収容し、これらの接続端子に門型の両脚を
挿入平刃端子としたヒューズ素子を嵌挿し得るヒューズ
ボックスにおいて、前記接続端子を連結片により連結し
た状態で形成し、該連結片を回路構造に応じて切断して
前記筐体内に収容し、前記ヒューズ素子と同型の挿入平
刃端子を有する回路素子を回路構造に応じて前記接続端
子に嵌挿したものである。
【０００６】
【作用】上述の構成を有するヒューズボックスは、連結
片を回路構造に応じて切断した接続端子を筐体内に収容
し、これらの接続端子に回路構造に応じた回路素子を嵌
挿する。
片を回路構造に応じて切断した接続端子を筐体内に収容
し、これらの接続端子に回路構造に応じた回路素子を嵌
挿する。
【０００７】
【実施例】本考案を図示の実施例に基づいて詳細に説明
する。図１は実施例の正面図、図２はＡ−Ａ線断面図、
図３は背面図であり、合成樹脂等の絶縁体から成るハウ
ジング１には、例えば上下２列に複数の端子収容孔２が
設けられ、これらの端子収容孔２の後側には、隣接する
接続端子３の連結片４を通すための切欠部５が設けられ
ている。接続端子３は１枚の導電金属板から一定の間隔
をおいて連結片４によって連結された状態で製造され、
必要に応じて切断部４ａ〜４ｅで切断されて、例えば単
一の接続端子３から成る単端子６、３個の接続端子３か
ら成る連端子７、４個の接続端子３から成る連端子８と
されている。
する。図１は実施例の正面図、図２はＡ−Ａ線断面図、
図３は背面図であり、合成樹脂等の絶縁体から成るハウ
ジング１には、例えば上下２列に複数の端子収容孔２が
設けられ、これらの端子収容孔２の後側には、隣接する
接続端子３の連結片４を通すための切欠部５が設けられ
ている。接続端子３は１枚の導電金属板から一定の間隔
をおいて連結片４によって連結された状態で製造され、
必要に応じて切断部４ａ〜４ｅで切断されて、例えば単
一の接続端子３から成る単端子６、３個の接続端子３か
ら成る連端子７、４個の接続端子３から成る連端子８と
されている。
【０００８】また、接続端子３は角筒状の端子接続部３
ａと、略Ｕ字状の電線圧着部３ｂと、連結片４とから構
成され、電線圧着部３ｂには電線Ｗが必要に応じて接続
されている。この電線Ｗは、単端子６の場合はそれぞれ
単端子６ごとに接続され、連端子７、８の場合は何れか
１つの接続端子３に接続されている。
ａと、略Ｕ字状の電線圧着部３ｂと、連結片４とから構
成され、電線圧着部３ｂには電線Ｗが必要に応じて接続
されている。この電線Ｗは、単端子６の場合はそれぞれ
単端子６ごとに接続され、連端子７、８の場合は何れか
１つの接続端子３に接続されている。
【０００９】一方、端子接続部３ａには、例えば図４に
示すような門型のヒューズ素子９が嵌挿されている。こ
のヒューズ素子９は導電金属板を打ち抜いて形成した一
対の平刃状の接続端１０ａ、１０ｂをヒューズＦを介し
て接続し、これらを門型にしてモールド体Ｍでモールド
することにより製造されている。また、その他の端子接
続部３ａには、図５(a) 〜(d) に示すような回路素子１
１〜１４が必要に応じて嵌挿されるようになっている。
即ち、図５(a) は接続端１０ａ、１０ｂを同じ導電金属
板１０ｃで一体的に接続した短絡素子１１、(b) は接続
端１０ａ、１０ｂをダイオードＤで接続したダイオード
素子１２、(c) は接続端１０ａ、１０ｂを抵抗Ｒで接続
した抵抗素子１４、そして(d) は接続端１０ａ、１０ｂ
をコンデンサＣで接続したコンデンサ素子１３を示して
いる。
示すような門型のヒューズ素子９が嵌挿されている。こ
のヒューズ素子９は導電金属板を打ち抜いて形成した一
対の平刃状の接続端１０ａ、１０ｂをヒューズＦを介し
て接続し、これらを門型にしてモールド体Ｍでモールド
することにより製造されている。また、その他の端子接
続部３ａには、図５(a) 〜(d) に示すような回路素子１
１〜１４が必要に応じて嵌挿されるようになっている。
即ち、図５(a) は接続端１０ａ、１０ｂを同じ導電金属
板１０ｃで一体的に接続した短絡素子１１、(b) は接続
端１０ａ、１０ｂをダイオードＤで接続したダイオード
素子１２、(c) は接続端１０ａ、１０ｂを抵抗Ｒで接続
した抵抗素子１４、そして(d) は接続端１０ａ、１０ｂ
をコンデンサＣで接続したコンデンサ素子１３を示して
いる。
【００１０】なお、ヒューズ素子９のモールド部Ｍは回
路素子１１〜１４のそれらより大きく形成され、ヒュー
ズ素子９を接続端子３に嵌挿した際に、ヒューズ素子９
が他の回路素子１１〜１４から区別されるようになって
いる。
路素子１１〜１４のそれらより大きく形成され、ヒュー
ズ素子９を接続端子３に嵌挿した際に、ヒューズ素子９
が他の回路素子１１〜１４から区別されるようになって
いる。
【００１１】このように、回路素子１１〜１４を接続端
子３の端子接続部３ａに適宜嵌挿することにより、ヒュ
ーズ回路のみならず任意の回路構造を形成することがで
きる。
子３の端子接続部３ａに適宜嵌挿することにより、ヒュ
ーズ回路のみならず任意の回路構造を形成することがで
きる。
【００１２】また、図６に示すように全ての接続端子３
が単端子６である場合には、従来では図７の平面図及び
図８の正面図に示すように、接続端１５ａが連結片１５
ｂで連結されたバスバー１５を製造し、これらの接続端
１５ａをそれぞれの単端子６に嵌挿することによりジョ
イントボックスとしての機能を持たせていたが、本実施
例では接続端子３の後端が連結された図示しない連端子
を使用し、その先端に短絡素子１１を嵌挿することによ
り、ジョイントボックスとしての機能を持たせることが
できる。
が単端子６である場合には、従来では図７の平面図及び
図８の正面図に示すように、接続端１５ａが連結片１５
ｂで連結されたバスバー１５を製造し、これらの接続端
１５ａをそれぞれの単端子６に嵌挿することによりジョ
イントボックスとしての機能を持たせていたが、本実施
例では接続端子３の後端が連結された図示しない連端子
を使用し、その先端に短絡素子１１を嵌挿することによ
り、ジョイントボックスとしての機能を持たせることが
できる。
【００１３】
【考案の効果】以上説明したように本考案に係るヒュー
ズボックスは、接続端子の連結片を回路構造に応じて切
断して筺体内に収容し、これらの接続端子にヒューズ素
子や各種の回路素子を回路構造に応じて嵌挿することが
できるため、ヒューズボックスとしての本来の機能に加
えて、ジョイントボックスとしての機能を持たせること
ができる。また、回路毎の専用のバスバーを製造したり
取り付けたりする必要がないため、回路の組立や回路の
変更を容易に行うことができる。
ズボックスは、接続端子の連結片を回路構造に応じて切
断して筺体内に収容し、これらの接続端子にヒューズ素
子や各種の回路素子を回路構造に応じて嵌挿することが
できるため、ヒューズボックスとしての本来の機能に加
えて、ジョイントボックスとしての機能を持たせること
ができる。また、回路毎の専用のバスバーを製造したり
取り付けたりする必要がないため、回路の組立や回路の
変更を容易に行うことができる。
【図１】実施例の正面図である。
【図２】Ａ−Ａ線断面図である。
【図３】背面図である。
【図４】ヒューズ素子の平面図である。
【図５】回路素子の正面図である。
【図６】単端子のみから成るジョイントボックスの正面
図である。
図である。
【図７】バスバーの正面図である。
【図８】平面図である。
１ ハウジング ３ 接続端子 ４ 連結片 ５ 切欠部 ６ 単端子 ７、８ 連端子 ９ ヒューズ素子 １１〜１４ 回路素子
Claims (1)
- 【請求項１】 筐体内に複数個の接続端子を収容し、こ
れらの接続端子に門型の両脚を挿入平刃端子としたヒュ
ーズ素子を嵌挿し得るヒューズボックスにおいて、前記
接続端子を連結片により連結した状態で形成し、該連結
片を回路構造に応じて切断して前記筐体内に収容し、前
記ヒューズ素子と同型の挿入平刃端子を有する回路素子
を回路構造に応じて前記接続端子に嵌挿したことを特徴
とするヒューズボックス。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1522893U JP2586805Y2 (ja) | 1993-03-05 | 1993-03-05 | ヒューズボックス |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1522893U JP2586805Y2 (ja) | 1993-03-05 | 1993-03-05 | ヒューズボックス |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0668282U JPH0668282U (ja) | 1994-09-22 |
| JP2586805Y2 true JP2586805Y2 (ja) | 1998-12-14 |
Family
ID=11883013
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1522893U Expired - Fee Related JP2586805Y2 (ja) | 1993-03-05 | 1993-03-05 | ヒューズボックス |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2586805Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7476647B2 (ja) * | 2020-04-24 | 2024-05-01 | 住友電装株式会社 | 電気接続箱 |
-
1993
- 1993-03-05 JP JP1522893U patent/JP2586805Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0668282U (ja) | 1994-09-22 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323531 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
| S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323111 |
|
| R371 | Transfer withdrawn |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371 |
|
| S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323111 |
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| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
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| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |