JP2585760Y2 - 携帯用丸鋸機のベース - Google Patents
携帯用丸鋸機のベースInfo
- Publication number
- JP2585760Y2 JP2585760Y2 JP8532192U JP8532192U JP2585760Y2 JP 2585760 Y2 JP2585760 Y2 JP 2585760Y2 JP 8532192 U JP8532192 U JP 8532192U JP 8532192 U JP8532192 U JP 8532192U JP 2585760 Y2 JP2585760 Y2 JP 2585760Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- base
- circular saw
- portable circular
- work material
- saw
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Sawing (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は携帯用丸鋸機のベースに
関するものである。
関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5〜図8を用いて従来の携帯用丸鋸機
を説明する。図7に示すように従来の携帯用丸鋸機は、
図示しないモータにより駆動される鋸刃1と、該鋸刃1
を覆うソーカバー2、前記モータを内蔵したハウジング
3と、該ハウジング3の下方に取り付けられ、被削材4
に突き当て、前記鋸刃1を案内するベース5により構成
されている。また鉄板等で形成されているベース5には
強度上の問題により、被削材底面面6の各部に、図5、
図6に示すような凹凸のリブ7を設けているものもある
が、基本的にはベース5底面は平面となっている。
を説明する。図7に示すように従来の携帯用丸鋸機は、
図示しないモータにより駆動される鋸刃1と、該鋸刃1
を覆うソーカバー2、前記モータを内蔵したハウジング
3と、該ハウジング3の下方に取り付けられ、被削材4
に突き当て、前記鋸刃1を案内するベース5により構成
されている。また鉄板等で形成されているベース5には
強度上の問題により、被削材底面面6の各部に、図5、
図6に示すような凹凸のリブ7を設けているものもある
が、基本的にはベース5底面は平面となっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】図8に示すように上記
のように構成された携帯用丸鋸機で矢印方向に被削材4
を切断すると、切断部上面にケバ立ちやバリが発生す
る。従来技術のベース5は、その底面6が平面のため、
発生した被削材4のケバ立ちやバリを押しつぶしてなが
ら切断する格好となる。この為、押しつぶされたところ
の被削材4やベース5底面6に多くの傷がつく、またベ
ース5が被削材4のケバ立ちやバリに引掛かり、作業性
を悪くするといった問題があった。特に被削材4が金属
の場合上記問題点が著しく発生していた。本考案の目的
は、上記した問題点をなくし、この種の携帯用丸鋸機の
作業性を向上することである。
のように構成された携帯用丸鋸機で矢印方向に被削材4
を切断すると、切断部上面にケバ立ちやバリが発生す
る。従来技術のベース5は、その底面6が平面のため、
発生した被削材4のケバ立ちやバリを押しつぶしてなが
ら切断する格好となる。この為、押しつぶされたところ
の被削材4やベース5底面6に多くの傷がつく、またベ
ース5が被削材4のケバ立ちやバリに引掛かり、作業性
を悪くするといった問題があった。特に被削材4が金属
の場合上記問題点が著しく発生していた。本考案の目的
は、上記した問題点をなくし、この種の携帯用丸鋸機の
作業性を向上することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的は、鋸刃の切断
方向後方であって、鋸刃の延長線上のベースの底面に鋸
刃の刃幅より広い幅の溝を設けることにより達成され
る。
方向後方であって、鋸刃の延長線上のベースの底面に鋸
刃の刃幅より広い幅の溝を設けることにより達成され
る。
【0005】
【作用】上記のように構成された携帯用丸鋸機は、切断
時被削材に発生したケバ立ちやバリに接触することはな
く、ケバ立ちやバリは必ずベース後端に設けた溝内を通
り抜ける。
時被削材に発生したケバ立ちやバリに接触することはな
く、ケバ立ちやバリは必ずベース後端に設けた溝内を通
り抜ける。
【0006】
【実施例】本考案の一実施例を図1〜図4を用いて説明
する。ベース5を除いた丸鋸機の他の構造は上記した従
来技術と同様なのでその説明を省略する。本考案丸鋸機
のベース5は、図1、図2に示すようにベース5底面6
上に刃口8の後端bからベース5の後端aにかけて、前
記鋸刃1の刃幅cよりも広い幅dの長溝9が設けられて
いる。上記のように構成された携帯用丸鋸機で、図4に
示すように矢印方向に被削材4を切断すると、切断部上
面に発生した被削材4のケバ立ちやバリは前記ベース5
の長溝9内を必然的に通り抜ける格好となり、ベース5
に押しつぶされたりすることはない。このため被削材4
のケバたちやバリを押しつぶして発生する被削材4やベ
ース5の底面6への傷や、ベース5の引掛かりを防止で
きる。これは、被削材4が金属であっても同様の効果が
得られる。
する。ベース5を除いた丸鋸機の他の構造は上記した従
来技術と同様なのでその説明を省略する。本考案丸鋸機
のベース5は、図1、図2に示すようにベース5底面6
上に刃口8の後端bからベース5の後端aにかけて、前
記鋸刃1の刃幅cよりも広い幅dの長溝9が設けられて
いる。上記のように構成された携帯用丸鋸機で、図4に
示すように矢印方向に被削材4を切断すると、切断部上
面に発生した被削材4のケバ立ちやバリは前記ベース5
の長溝9内を必然的に通り抜ける格好となり、ベース5
に押しつぶされたりすることはない。このため被削材4
のケバたちやバリを押しつぶして発生する被削材4やベ
ース5の底面6への傷や、ベース5の引掛かりを防止で
きる。これは、被削材4が金属であっても同様の効果が
得られる。
【0007】
【考案の効果】本考案によれば、切断時に発生したケバ
立ちやバリはベースに押しつぶされることなく、必ずベ
ースの長溝内を通りぬけるので、被削材やベース底面へ
の傷やベースのひっかかりが防止出来、切断作業性が向
上する。
立ちやバリはベースに押しつぶされることなく、必ずベ
ースの長溝内を通りぬけるので、被削材やベース底面へ
の傷やベースのひっかかりが防止出来、切断作業性が向
上する。
【図1】 本考案の一実施例を示すベースの底面図。
【図2】 図1のA−A線断面図。
【図3】 本考案なるベースを備えた携帯用丸鋸機の斜
視図。
視図。
【図4】 図3の部分平面図。
【図5】 従来技術の一例を示す鉄板ベースの底面図。
【図6】 図5のB−B線断面図。
【図7】 従来技術の携帯用丸鋸機の一例を示す斜視
図。
図。
【図8】 図7の部分平面図。
1は鋸刃、2はソーカバー、3はハウジング、4は被削
材、5はベース、6はベース5の底面、7はリブ、8は
刃口、9は長溝である。
材、5はベース、6はベース5の底面、7はリブ、8は
刃口、9は長溝である。
Claims (1)
- 【請求項1】 被削材上をスライドして案内するベース
から下方に突出した鋸刃によって切断する携帯用丸鋸に
おいて、 前記鋸刃の切断方向後方であって、鋸刃の延長線上のベ
ース底面に、鋸刃の刃幅より広い幅の溝を設けたことを
特徴とする携帯用丸鋸機のベース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8532192U JP2585760Y2 (ja) | 1992-12-11 | 1992-12-11 | 携帯用丸鋸機のベース |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8532192U JP2585760Y2 (ja) | 1992-12-11 | 1992-12-11 | 携帯用丸鋸機のベース |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0646903U JPH0646903U (ja) | 1994-06-28 |
JP2585760Y2 true JP2585760Y2 (ja) | 1998-11-25 |
Family
ID=13855360
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8532192U Expired - Lifetime JP2585760Y2 (ja) | 1992-12-11 | 1992-12-11 | 携帯用丸鋸機のベース |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2585760Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4614080B2 (ja) * | 2004-06-14 | 2011-01-19 | 日立工機株式会社 | 電動工具 |
JP6295128B2 (ja) * | 2013-06-20 | 2018-03-14 | 株式会社マキタ | ジグソー |
-
1992
- 1992-12-11 JP JP8532192U patent/JP2585760Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0646903U (ja) | 1994-06-28 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19980818 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
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